一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十八年四月九日第二千五百八十一号
平成十八年五月十日第二千六百十号

通勤通学 投稿者:のっぼ  投稿日: 5月10日(水)07時53分58秒

かつては池袋−本郷間を散歩しながら、通学することがしばしばありました。
この頃は気持ちの余裕に欠け、そうしたこともめっきりしなくなっておりま
した。先週の金曜日、本郷の図書館でギリシア語を読んだ後、久しぶりに、
散歩でもすることにし、以前にハリネズミさんに教わった、農学部入り口の
すぐ先から入る小道を少しばかり散策してみました。由緒ある西教寺も興味
深く、また何と形容してよいものか、古さをたたえつつ、伝統の重みは欠片
もない風情の建物なども、面白いものでした。そのまま進むと日本医科大学
にぶつかり、そこから坂を下ると根津神社の裏口に出ます。つつじ祭り最終
日が終わったところで、おじさんおばさんたちが露店の後始末に追われてお
りました。涼しい日が続く所為か、つつじはむしろ、今が見頃、といった感
じでした。その日はそのまま、千駄木まで歩き、そこから地下鉄を利用しま
した。
昨日は、散歩ではないのですが、通勤途中で見事な薔薇をあしらった家屋を
発見しました。善福寺にある大学のはす向かいに、はちみつを専門に扱うお
店があり、その脇道を入り、ややすすむと、色とりどりの、大輪の薔薇の花
が、そのお宅の壁面を艶やかに飾っておりました。もしかすると、お店なの
かも知れません。散歩もめっきりしなくなった最近では、あれだけ見事な薔
薇は久しぶりにお目にかかりました。


渋谷道玄坂方面 投稿者:元夏迪  投稿日: 5月 9日(火)18時38分31秒

六日土曜、研究会の前に渋谷の東急本店で「ポンペイの輝き」とい
う展観を見る。会場の設営が不味く、見物客の多さと相俟って、廻
るのにも骨が折れたが、まず見応えはあった。

これでまともな解説がついていれば言うことなし、とは無い物ねだ
りであろうか。モノ系の学者(学生?)の仕事にありがちな混乱と
晦渋、誤解と誤訳が目につく。

道玄坂方面は久振りである。渋谷(に群れる人々)が嫌いで、余程
のことがない限り足を踏み入れないことにしている。それでも十五
年ばかり前、毎日歩いた道筋が懐かしくなり、神泉駅を使わずに渋
谷駅で下車して歩く。歩いてみて驚いた。玉久のボロ屋がない。美
美薬局がサトちゃんごと消滅して、更地になっている。薬局の壁に
掛かっていた恋文横丁の看板もないし、もと横丁の汚い路地は赤っ
ぽい地面を剥き出しにして、燦々と五月の太陽を浴びているではな
いか。

変わらないのは街に集う若人のばかりである。否、若人が街に集う
ことばかりである。帰路は蒼惶として駅に向かう。否、雑沓が厭わ
しく、路地に入って近道をした足取りは寧ろ、蹌踉としていたに相
違ない。


ビバ酒 投稿者:元夏迪  投稿日: 5月 9日(火)00時19分21秒

ほう、それは楽しみですね。陽気の定まらぬ昨今ですが、暑ければ
麦酒、涼しければ清酒(等)と、自由自在です。是非鯨飲馬食、じゃ
なくて、痛飲して憂さを晴らしてきて下さい。愉快な宵になります
ように。


今度の水曜に 投稿者:のっぼ  投稿日: 5月 8日(月)09時35分42秒

今度の水曜日の仕事帰りに、コジカさんの地元での呑みを決行します。
仕事がなければ、近隣の観光でもするのですけれどねえ。


(無題) 投稿者:元夏迪  投稿日: 5月 3日(水)00時53分12秒

てっちゃん、よう御越し。脚、まだ痛みますか。早く全快するとよ
いですね。それでも気候の変動で痛みがぶり返したりするのでしょ
うけど。

#不佞も気候の激変時に、左中足骨が痛みます。

今はどちらですか。

九十九パーセント、不佞は苦手です。舌に残る感触がちょっと。何
と言えばよいのか、そう、まるでプラスチックを舐めた後のような、
そんな感じがして。そんな不佞は、でん六のピーナツチョコを力強
く推薦します。甘うございますよ。


100%はないのか? 投稿者:てっちゃん  投稿日: 5月 1日(月)23時29分46秒

「CACAO99%」結構いけます。
苦いもの好き。
だけど薬は嫌い

ゴールデンウィークは・・・
予定がありません。
歩くと痛いし(><


その同級生の方に 投稿者:愚妻  投稿日: 4月30日(日)18時41分36秒

是非「痩せた方がいいな」とも勧めて頂きたい。


代赭石 投稿者:元夏迪  投稿日: 4月30日(日)16時42分15秒

暇になると畳に寝ころんで希語文献を読むのを愉楽とする。本日の
如く初夏の風が頬に清々しい時には、金石文が床しい。仰臥して眼
前に選集を拡げ、開いた頁を読む。誤字が多く、余計な英訳にも問
題山積ではありながら、各地の碑文を種々収めたROが面白い。著者
の顔を想い出しながら、ニヤリとすることも少なくない。

先程開いた頁には、アテーナイが隣の島の代赭石を独占的に輸入す
るという不思議な法文が載っている。なぜ代赭石なのだろうか。思
いがけない世界をまた一つ脳裏の片隅に留め置く。その積み重ねが
活字の読解に深みを与えるという信念は、幼い日、下に紹介した石
田幹之助の書物を読んで育んだものである。


どれだ! 投稿者:元夏迪  投稿日: 4月30日(日)03時38分23秒

いや、不佞なんぞが口を開いたら、それこそ女子学生は怯えてしま
うかも知れませんよ(苦笑)。希臘史はハードルが高いから、閑古
鳥が啼くのも致し方のないことです。そのハードルを自覚せずに専
攻すれば、当人を不幸にするだけですしね。希臘史よりもハードル
が高いのは羅馬史なのに、昨今の風潮で気軽に手を出す人が増え、
あらゆる意味で不幸なことだと歎いています。


それだ! 投稿者:ぷち  投稿日: 4月30日(日)03時29分32秒

元夏迪氏のような有能な人が話をしないで
俺みたいな頭の悪いヤツが話をしているから
ギリシア史はダメだ、と思われて後輩が入らないんだ!
・・・特に女の子。入らないよね〜。


無言の行 投稿者:元夏迪  投稿日: 4月30日(日)03時08分43秒

「お前は学部生と口をきかない方がいいな」という同級生の勧めで、
平成八年から今日に至るまで会話をせずに来た。先日酒席で指導教
授に告げたら、流石に驚かれた。

十年。自分でも改めて驚く次第である。その間に大学院の風儀も変
わったようだし、学部の方もやはり変わったことだろう。研究会で
後輩と会う度に、今昔の思いが胸に去来する。

しかしなぜ自分が学部生との絶交を薦められたのか、十年経った今
でもよく判らないままである。その忠告を守りおおせて一区切りし
たことを書き記すのみである。


花と木 投稿者:元夏迪  投稿日: 4月29日(土)16時54分59秒

買い物に出て、露地に咲く罌粟の花を見ると、随分赤味が勝ってい
る。隣の愚妻さんにそう言うと、これでも大分オレンジだと。罌粟
の花も色々である。

近所の御宅の玄関に、手入れの行き届いた高野槇が枝振りも面白く
植わっているのを発見。関東ではなかなか目にしないので、僥倖で
ある。先日某老に話を聞けば、剪定するほどに葉が詰んで、生籬に
恰好の樹木だとの由。

姥目樫も好みの樹である。こちらも武州辺ではなかなか見ることが
出来ない。粘り強くうねる幹に太い枝、樹皮の深い皺に映える潤ん
だ葉の味わいは深い。炭に焼くのが惜しい位だ。そのうちにどこか
で見付けることが出来るだろうか。


稜威 投稿者:元夏迪  投稿日: 4月28日(金)00時19分6秒

中学三年間、活字ばかりの雑誌『ムー』(学習研究社)を高級評論
誌と勘違いして定期購読していたから、という訳ではないのですが
(購読期間中、松本智津夫氏の「空中浮揚」が紙面を飾りました)。

−四月一日、愚妻さん−
scripsit> 伊勢神宮は確かに神様のいそうな所でした。

不佞もその場におりました。内宮の方に参詣したのですが、五十鈴
川を越えた辺りから肌が敏感になったような感触を覚え、正殿の千
木が見える頃になると、鼓膜に圧迫感がありました。それに伴い、
周囲の熱鬧がほんのり遠のき、キーンという音が聞こえました。潜
水遊泳すると脳内に響く、あの音です。『リング 二』で主人公の
婦人が中央線のガード下にいる幻覚に襲われる情景のような、不思
議な感覚です。

翌日、運良く時間が取れたので、徴古館と農業館を見学してから、
再度内宮に詣でてみました。やはり同じ感覚に襲われました。土産
に求めた大麻の方を見ると、今も微かにその感触が伝わってきます。

これまでにも、時々そんな感じを受けることはありました。キプロ
スのアポッローン・ヒューラーテース(アポロナス・イラーティス)
神殿址に立ち、地面に散らばる不思議な窪みを目にした時などは強
烈でした。高野山の山上でも所により感じます。甲州で、また信州
で幽霊のようなものを目撃した時にも似たような感じがありました
(こちらは「出る」前に気温も下がったような気がしました)。

今回内宮ではかなり鮮明に感じました。西行法師の「何事のおはし
ますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」は、言い得て妙だ
と思います。古人はそんな感触に霊威(霊異)を見たのでしょうか。


二十一世紀の三強敵の一人から 投稿者:元夏迪  投稿日: 4月27日(木)23時21分57秒

二十世紀だと誰でしょうか。


死を賭して なお悔いず!の巻 投稿者:針鼠  投稿日: 4月27日(木)23時14分22秒

こばわ。

まず僕がいいたいのは、ちらほら見ゆる誤字云々とあるけれど、もともとの
暗号がそうなっていたのだから、仕方がないということです。でも元夏迪君
が暗号製作者、最愛の妻である愚妻を難詰できなかったのもよく分かります。
だから僕は喜んで批判の刃をこの胸に受け止めて、漢として死んでいきたい
と思います。21世紀、オレが愛し尊敬する三人の強敵(おとこ)は小泉純
一郎、ホリエモン、そして元夏迪です。


caca99% 投稿者:愚妻  投稿日: 4月26日(水)10時38分21秒

針鼠さん、大体正解です。99%くらい。つまり、cacaというのはラテン語で
うんこであるから、残り1%ではなくて99%かもしれない、「ちょっと少なめ」
どころかかなり贅沢な配合では、と言いたかったのです。

先日その話題のcacao99%を買ってみました。苦くて以外と美味しいです。
かなり好きかも!


その一パーセント 投稿者:元夏迪  投稿日: 4月23日(日)22時33分34秒

とは、ちらほら見ゆる誤字の謂に候はんか。呵々。


愛の1% 投稿者:針鼠  投稿日: 4月23日(日)22時24分44秒

こんにちは!のっぼさんのいう1%はたしかに気持ちがわるいですね。
私はやっぱり愚妻さんのアイデアを買います。それはさておき、暗号
ですが、ずばり、読みます。

大恩今日主の秋の月は、涅槃の雲に隠れ、生死長夜の永き夢、驚かすべき人もなし。
爰に中頃帝おはします。御名を聖武皇帝と申し奉る。最愛の夫人に別れ、恋慕の情や
み難く、涕泣眼に荒く、涙玉を貫ね乾くいとまなし。故に上求菩提の為、盧遮那仏を
建立し給う。然るに、去んじ寿永の頃焼亡し畢んぬ。かかる霊場の絶えなん事を欺き、
俊乗坊重源勅令の蒙って、無情の観門に涙を落とし、上下の真俗を勧めて、かの霊場
を再建せんと諸国に勧進す。一紙半銭報賽の輩は現世にては無比の楽に誇り、当来に
ては数千蓮華の上に坐せん。帰命稽首、敬って白す。

これで、間違い、なし!(天も響けと読み上げたり)


つつじ 投稿者:のっぼ  投稿日: 4月23日(日)18時57分18秒

昨日、大学に行く途中、根津神社に立ち寄ってきました。
好天の休日ということで、午前中から割合と多くの人で
賑わっていました。つつじ祭りの華やかな時期も悪くあ
りませんけれど、根津神社は、何もない時の落ち着いた
感じの方が、良いような気もします。両面とも、神社と
いう空間がもちあわせる性格を表しているのでしょうけ
れど。
ちなみに「残り1パーセント」は「作る人の愛情です」
とか、書いてあったら気味が悪いでしょうね。


暗号です 投稿者:愚妻  投稿日: 4月22日(土)11時39分8秒

下は、私から針鼠さん宛の暗号です。解読宜しくお願いします。


鐃緒申鐃盾k署\鐃緒申鐃ス 投稿者:鐃緒申鐃ス  投稿日: 4月22日(土)11時35分4秒

鐃緒申鐃スe鐃緒申鐃緒申鐃スcaca鐃銃り^緒申鐃緒申ホり^緒申?アでり^緒申鐃緒申鐃スA鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃スcacao99鐃スp鐃ス[鐃スZ
鐃緒申鐃スg鐃銃り^緒申鐃緒申フは碑^緒申ノ崎^緒申Z鐃スx鐃重り^緒申鐃渋能鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃重り^緒申B

鐃緒申鐃縮敬鐃緒申鐃緒申鐃初垂署\?器申q鐃醇遂申フ定^緒申鐃緒申ノり^緒申ホ、鐃緒申鐃緒申鐃縮り^緒申鐃スI鐃准に際り^緒申V鐃スY鐃スV
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鐃旬り^緒申ワり^緒申w鐃峻べり^緒申鐃縮り^緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申?り^縮り^緒申ニ願^緒申鐃夙り^旬り^緒申i鐃スw鐃緒申鐃緒申o鐃緒申鐃スx鐃スj鐃スB


黄金伝説 投稿者:針鼠  投稿日: 4月21日(金)23時54分7秒

愚妻さん今日は!いつも楽しい書き込みワクワクしながら読ませてもらっています。
うんこは解釈が難しいですよね。そういえばのっぼさんの「残り1パーセント」っ
てのは、これのことなんじゃないでしょうか?ちょっと少なめですよね。


アリストパネス『平和』 投稿者:愚妻  投稿日: 4月21日(金)22時31分44秒

今年はギリシャの喜劇、アリストパネスの『平和』をゼミで読むというので
御邪魔しています。しょっぱなからうんこ、うんこの連発で、そんな事は最
初から分かっていた筈なんだけれど、いざゼミでうんこ話が続くとやっぱり
不思議な気持ちになります。うんこは誰がどうやって捏ねているのか、素手
なのか道具を使っているのか、今日も活発な議論が交わされました。某政治
家がうんこを食べている件では、写本の読みのキラリと光る修正案があった
りして、学問っていいなあと思いました。


訂正 投稿者:針鼠  投稿日: 4月17日(月)01時43分29秒

沿ドニエプル共和国→沿ドニエストル共和国
ドニエプル河の町→ドニエストル河の町

恥ずかしい限りだ。


残り1%は何? 投稿者:愚妻  投稿日: 4月16日(日)15時45分18秒

のっぼさん、昨日の研究会は近年稀に見るダルな集まりで、うっかり出席
してしまったことを心から後悔、ああ、チョコレートでもやけ食いしたい
なー買ってくれば良かったなー、と鬱々としていたのですよー(涙)。
久々の参加者がいたりするから楽しみにしてたんですけどね。99パーセン
トチョコ、チョコ好きの元夏迪さんにぴったりだと思うので、今度買って
みます。

針鼠さん、ルノアールいいですよね。吉祥寺の井の頭公園口のルノアール
は本当におすすめです。内装もとっても素敵。スターバックスみたいに子
供の溜り場になっていなくて、大変落ち着きます。


愚妻さんハロー 投稿者:針鼠  投稿日: 4月16日(日)01時57分6秒

愚妻さん今日は。いつも書き込み楽しく読ませてもらっています。
早くお友達が20人集まって人間国宝の陶芸家サンのフィルムを
見せてもらえるといいですね!

今日は私は研究会で久しぶりに大学に行ってきました。その後、
飲み会を始めるにはまだ時間があるのでお茶でも飲みましょう
ということになり、どこで休むのかしらん高いのイヤンと思っ
ていたらおじさんたちはぞろぞろルノアールに入ってゆくので
何でよりによってそんな高級な所を選ぶのと少しくがっくしし
てしまいました。1997年以来のルノアールは天井がとても
高くてシャンデリヤがきれいでびっくししました。レモンティ
を注文したら440円で二杯飲めたのでお得な気分がしました。

今日得た知識。沿ドニエプル共和国の首都チラスポリは、ドニ
エプル河の町の意。


99% 投稿者:のっぼ  投稿日: 4月16日(日)00時52分39秒

今日、勉強会に参加するにあたり、こっそりお菓子を持っていきましたが、
他に用意されたお菓子が立派だったこともあり、買ったお菓子も冗談半分
に手にしたものでしたので、出さずじまいで、家に持ち帰りました。今、
帰宅してちょっと齧ってみたのですが、出さなくて正解だったと思います、
この「チョコレート効果CACAO99%」。「同86%」はまだお菓子として十二分
に成立していますが、99%は甘みゼロ。「!非常に苦いチョコレートです。
お口で少しずつ溶かしながら、又は甘い飲み物と一緒に召し上がることを
お勧めします」と注意書きがあるのも伊達ではありませんでした。


偶然にも 投稿者:愚妻  投稿日: 4月11日(火)09時31分28秒

その茶わん坂のおばあちゃんに三十分間に100回くらい勧められたのが、その
ポーラ美術館です。なんでも某人間国宝の陶芸家の仕事の様子を記録したフィ
ルムを所蔵してるんで、それが素晴らしいのだそうです。二十人くらいで事前
に予約すれば見せてもらえますから是非行ってきて下さいね、とのことでした。
ちょ、ちょっと面倒かも?!金平糖と茶団子と一緒に出して下さったお抹茶も、
その陶芸家のお茶碗で頂いたのですが、まだ若い頃の作品をおばあちゃんが四
十年以上大事に大事に育ててきた結果すっかりいい味が出てました。今度の個
展に貸し出し予定だとか。


キプロスではないかしら? 投稿者:のっぼ  投稿日: 4月 9日(日)20時44分10秒

オレンジーナ、アテネで一緒に居た時には、見た記憶がないので
キプロスかも知れませんね、ぷちさん。ところで、お師匠さんか
らメールが来てますよ、きっと。

僕は、先週、ロンドンから遊びにきている台湾人とポルトガル人
の友達を連れて、浅草上野見物をして参りました。とは言え、あ
いにくの大雨。お昼頃までは浅草寺近辺を観光しました。人力車
の勧誘を、日本語が話せない振りをして通り過ぎ、仲店のもろも
ろ、お寺周りのもろもろを、もはや口をついて出て来ないたどた
どしい英語で解説しながら、廻りました。お昼は、朝から天丼の
口になっていたのですが、台湾の子のすすめで、吉牛で。まあ、
確かに大事な日本文化ですけれどね。午後は雨が酷かったので
(と言う訳でもないのですが)国立博物館で、夕方まで、のんび
り見学しました。何度か行っているのですが、なかなか全て見尽
くすことは難しく、今回も、休憩を入れて、説明をしながらだっ
たこともあり、だいぶ端折りながらの見学でした。夕飯は、やは
り台湾のこのすすめで、居酒屋で(無難なチェーン店ですけれど)。
英語が出て来ないことを再確認し、多少残念でもありましたけれ
ど、なんだかとても懐かしくて、またあんな日々がこないかしら、
といつまでも大人になれない願望を抱く32歳の春でした。


オレンジーナ 投稿者:ぷち  投稿日: 4月 9日(日)16時07分53秒

元夏迪さま
「長安の春」というと、以前教えていただいた
科挙に受かって長安中をドタバタ走り回るという漢詩を思い出します。
私も博論を出して東京中をドタバタ走り回りたいものです。いつになるやら。

さて金曜、土曜と友人と箱根へ行ってきました。
露天貸切風呂などというものに入ったりしてきたのですが
ポーラ美術館とガラスの森にも行ってきました。
ガラスの森は以前に某弁論合宿で行ったことがあり
観光地のくせに意外にマトモだということは知っていたのですが
ポーラもなかなかでした。ピカソとかカンディンスキーとかありました。
なんかえっちな絵があって「これ欲しい!」と言っていたら
実は黒田清輝の絵だったのでした。
疲れたので美術館内の喫茶店で「オレンジーナ」というのを頼みました。
オレンジ果汁のソーダだというので生ジュースを炭酸で割ったものを期待したのですが
出てきたのはビンに入った既製品。徳利に似たビンのフォルムを見て
ギリシアかキプロスの博物館で飲んだものと同じだと気づきました。がっくり。


一筆箋/御歸り/御問合

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