一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十七年十二月十日第二千四百六十一号
平成十八年正月十二日第二千四百九十号

あらららら 投稿者:愚妻  投稿日: 1月12日(木)10時22分22秒

てっちゃんさん

初日の出、残念でしたね…。しかもお風邪迄。「恒例の風邪」とのことですが、
もしや「恒例の(?)チャット」に起因するのではないかと、少々心配してお
ります…。

武蔵野の元旦は曇り空でした。二十年ぶりのアトピーは幸い薬で治まり、現在
は凄まじい乾燥と格闘中です。憶えばイギリスの冬は、湿気が結構あったんだ
なー、カビとの戦いだったものなー、と。こんなに乾燥したのは生まれて初め
てのような気がします。もちろん加齢という要因も無視できないお年頃なんで
すが…。

昨日はキャベツと豚肉が特売だったので、回鍋肉に。しかしフライパンが小さ
すぎて、手間取っているうちにキャベツがシナシナに…。今年の目標に中華鍋
購入を追加。邪魔だから後回しにしてたんです。あとオーブンレンジ。今だに
置き場に悩んでます。


 投稿者:てっちゃん  投稿日: 1月10日(火)22時55分18秒

短い時間でしたが、チャット楽しかったですよ。
ときに師匠さま、『目糞』は取れましたか?(笑
愚妻さま、アトピーはどうですか?
あの後、そのまま布団に潜り込んだのは良かった
のですが、目が覚めると雲一つ無く快晴!
予報では曇りと云っていたのに・・・
晴れるのだったら、数年ぶりに初日の出を拝めた
かもと、悔し涙。

その上、連休最終日に恒例の風邪にかかってしま
い、結局は五日間寝ていました。
何とも間の悪い事で、新年早々運勢下降気味?

さて、明日からようやく初仕事になります。結
構なまっているだろうと、ちょっと心配。

本年も何卒宜敷御願い申し上げます。


雷神に文祺を祈る初詣 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月 7日(土)23時30分8秒

お越しの皆さん、明けましておめでとうございます。チャットにい
らした針鼠さん、てっちゃんのっぼさん、お疲れ様でした。

年末年始は目糞で視界が霞み、起床時に瞼の上で目糞が山盛りの状
態で、目を開くにも難儀という塩梅でした。チャット中に目糞目糞
と連発して、失礼を致しました。

過日ケンブリッジの指導教授をお連れするまで、湯島天神には行っ
たことがありませんでしたけれども、なかなか感じのよい境内です
ね。十一月の下旬、平日の夕方だというのに、勤め人風や学生が、
ちょっと立ち寄ってお参りをして行く光景に、昔の江戸の面影を見
る思いがしました。

変則入試が増えたとはいえ、入学試験はこれからが本番です。湯島
天神も書き入れ時を迎えつつあるのでしょう。


湯島天満宮 投稿者:のっぼ  投稿日: 1月 7日(土)21時40分34秒

このところ気分も滅入りがちだったので、気分転換に
湯島で下車、男坂をあがって、天満宮をお参りしてき
ました。もう7日だというのに、結構な人手で、はて
今日は特別な祭日かしら?と考えてしまいました。華
やいだ風情の人々に混じって、僕も僅かばかりの賽銭
を投じ、神頼みをして参りました。兎も角も、こうし
て外を歩くと(仕事は進みませんが)、心も少しは落
ち着きます。それも御利益というものでしょうか。


新年おめでとうございます 投稿者:愚妻  投稿日: 1月 6日(金)09時20分36秒

昨朝洗濯物を片付けていたら、布団の中で起床体制を整えつつある元夏迪が語りだす。自分が
たった今見た夢について。何でも、喫茶店のアルバイトをする事になり、12時のシフトに入っ
たそうだ。愚妻が「夜?」と訊いたら、「違うよ。昼の12時だよ」とムキになる。で、そのた
めに9時半に起床する訳だけれど、(普段は早くても10時半過ぎなので)「やはりちゃんと予
定が入っていれば、自分も早起き(!)できるのだ」と夢の中で気を良くしたそうである。と
ころがこの夢にはオチがあって、店には12時に行けば良かったのに、間違えて9時に行ってし
まったのである、と笑う。愚妻が思わず「どうして9時半に起きたのに、9時に店に行けるの?」
と尋ねると、しばらく考えた後に「…分からない…」とつぶやく。更に「他に何か深刻な問題が
あったように思うんだけど、それが何だったか忘れてしまった」と言うので、いい加減さっさと
洗濯物の片付けを終えたい愚妻は「じゃあ思い出したら教えて下さい」と部屋を出る。十五分後
にまた用事を足しに寝室に戻った際、相変わらず起床体制を整え中の元夏迪に「忘れてた事思い
出した?」と訊いてみると、「俺が折角自分の夢について熱く語ったのに、君が忘れてしまって
非常に悲しい」と今度は怒りだす。「忘れた」の言葉に反応しているらしい。「忘れたのは私で
はなくあなたです」と答えれば、「そうだっけ?」と言う。結局何を忘れたのか思い出せないま
ま。11時頃起床完了。試しに夜寝る前にもう一度、朝の夢について訊いてみれば、夢を見た事す
ら全く覚えていなかった。「12時のシフトに入ったんだって」と言えば「夜の?」と訊く。「9時
半に起きて、12時のシフトに入ればいいのに間違えて9時に行っちゃったんだって」と教えたら
ば、可笑しかったらしくげらげら笑う。取りあえず、朝起きられない事に多少罪悪感を覚えている
事はよく分かりました。今年の目標は早寝早起に決定。


詠進 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月 1日(日)02時58分0秒

ふゆのひにまちひともろともこごむれどゑまふかれ枝(え)にはる
はきにけり


唯今 投稿者:元夏迪  投稿日:12月31日(土)21時47分57秒

性懲りもなくログインしております。御暇な方はどうぞ。余り熱心
に画面を見ているわけではないので、反応がない時にはちょっと叫
んで見て下さい。


さっきまた地震がありましたよ 投稿者:愚妻  投稿日:12月29日(木)00時57分2秒

てっちゃんさん、お久しぶりです!ちょっとアトピーが悪化しそうになってヒヤヒヤしましたが、
御陰さまで私も生きてます。この冬は紀州の柿をたくさん食べて大満足です。やっぱり美味しいです。
久々に運転なさったとの事、道路の凍結にはくれぐれも気をつけて下さいね。ご無理なさいませんよう。

先日は立川で『男たちの大和』を見てきました。俄海軍マニヤの愚妻は中々満足。そして久々に陳健一
さんの麻婆豆腐を食べて参りました。これも満足。海軍ついでに小泉信三『海軍主計大尉小泉信吉』を
読みました。歳のせいか最近涙腺が緩くなって困ります。


今日は地震が二回 投稿者:元夏迪  投稿日:12月28日(水)22時44分32秒

謨磐堂進士、よう御越し。相変わらず愉快な旅行をお続けですね。
今回も十八切符? 不佞は会津方面にはとんと御無沙汰で。久振り
に言ってみたいのですが、腰が重くなってしまったようで。ええ、
比喩的にも、物理的にも。

雍正帝の上諭の精神を歴史の中において眺める時、その気高さに感
銘を受けるとともに、空しさがこみあげてくるのもまた否めません。
彼の王朝の命運、その後の支那の動静に想いを馳せ、以て他山の石
とすべきではないでしょうか。

てっちゃん、よう御越し。

scripsisti> 三ヶ月に渡り、殆ど仕事らしい仕事はしておらず、
scripsisti> ただ時間ばかりを消して過ごしておりますが、年始
scripsisti> には何とか復活出来そうで安堵している今日この頃。

それは何かと大変でした。復帰を控えて、新年が楽しみですね。


生存の証明 投稿者:てっちゃん  投稿日:12月26日(月)01時28分14秒

愚妻さま、師匠さまお元気ですか?(れでえーふぁーすとと云う事で)

三ヶ月に渡り、殆ど仕事らしい仕事はしておらず、
ただ時間ばかりを消して過ごしておりますが、
年始には何とか復活出来そうで安堵している今日この頃。
今日、久しぶりに愛車の運転をしました。
運転方法を忘れているのじゃないかとドキドキものでした。
しかし短距離なら何とか乗れるようで、これも一安心。

最近は自宅療養といっても、半分仕事みたいなもので、
これがまた不便でなりません。
寒い思いはしなくていいので楽ですけどね。


秘密結社甘友会 投稿者:謨磐堂  投稿日:12月25日(日)14時17分49秒

 冬学期もようやく冬休みに突入しました。年賀状のプリントは終了しましたが、宛名書きはまだです (汗)。
 そういえば昨日は秘密結社甘粛省友の会の創立記念日でしたね。もちろんこの日の例会は、バブルへのアンチテーゼとして

*都内の超オンボロ駒場寮に投宿し
*チープな鍋膳を誂え (しかしせめて日本酒だけは、ほどほどの値段で美味なものを)
*分相応な革命歌遊びに興じる風

に染まっていたのを思い出します。やはりコマ寮がなくなり、東京以外在住の結社員
が増えてしまったのが大きかったでしょうか。

 しかし奴才は決して毒気に中てられることはなく、昨日は豪雪の南会津を逍遥し、
美味な蕎麦と電車内雪見ビールに興じて来ました。
 これからも、浮薄を廃した質朴の気風がある限り、甘友会精神は不滅でせう。
 (何だか雍正帝の上諭みたいだな、こりゃ)

 といふわけで、良い新年をお迎え下さいませ。


創立記念日と予祝 投稿者:元夏迪  投稿日:12月24日(土)01時28分44秒

本日二十四日は秘密結社甘肅省友の会の創立記念日です。世界各地
の諸方面に潜伏する会員各位と共に、この日を言祝ぎたいと思いま
す。

この日に例会を開く慣例が廃れて既に数年を閲します。十二月二十
四日の会に躊躇する向きもあったように記憶しますが、それがなぜ
なのか、今以て判りません。

バブル経済真っ盛りの頃、この日の晩に都内の高級旅館に投宿し、
高価な膳を誂え、分不相応な遊びに興じる風がありました。その毒
気に当てられたのでしょうか。

不佞ども夫婦は、本日も都内で研究会に参加します。

耶蘇教徒の方々に耶誕の佳節の御慶びを申し上げます。


痴呆 投稿者:元夏迪  投稿日:12月22日(木)14時54分3秒

二年前に読んで箚記を作成した論文を、そうとは知らずにまた読ん
で、またまた箚記を付けて保存するまで気が付かなかった己の老人
力ときたら。箚の中身がほぼ同じという知能低成長時代を迎えて、
「喪われた十年」の到来に怯える平成十七年の歳の暮。


コロンブスの卵 投稿者:元夏迪  投稿日:12月22日(木)12時15分54秒

のっぼさん、書誌情報有難う。早速アマゾンのウィッシュリストに
入れておきました(笑)。面白そうですが、梗概を見るに、少し危
うい議論かな。それもまたお楽しみのうちということで。


刀狩り 投稿者:のっぼ  投稿日:12月21日(水)21時55分39秒

この前「麦」でお話ししたのは
藤木久志『刀狩りー武器を封印した民衆ー』岩波新書、2005年
でした。以前、同氏の別の作品を人の薦めで読んでみて、面白
かった記憶があったので、気にとめていた次第です。(ちなみ
にカウンター、51000番目でした)


スクラップ 投稿者:元夏迪  投稿日:12月21日(水)13時06分48秒

進化論の是非を繞って英米の耶蘇教界に温度差があることは周知の
事実ですが、その背後には輿論の差が潜んでいることを如実に示す
議論です。


地図と衛星画像 投稿者:元夏迪  投稿日:12月20日(火)18時32分28秒

ロプノールの姿が鮮明に見えます。便利な世の中になりました。

地図に切り替えたら、白地図以下の情報量。さすが中共(?)。


望むらくは名文 投稿者:元夏迪  投稿日:12月19日(月)13時38分26秒

へちおさん、早速の答案を忝なく拝読。お見事です。他にもメイル
で御教示下さった方がいて、ほぼ同じ理解でした。

名文家の誉れ高い吉田健一氏の書き物であることは、癖のある文体
からお判りのことでしょう。名文でしょうか。

某所で「望むらくは安らかな死でした」という文を見て、異様なま
での違和感を覚え、網上に検索してみれば、「望むらく」と「望む
べく」を混同した例が見つかり、益々もって困惑しています。筆頭
には東京大学大学院総合文化研究科・教養学部が位するのを見て、
教養とは何であろうかと自問自答する次第です。


今朝目が醒めると 投稿者:愚妻  投稿日:12月18日(日)23時48分33秒

虫にはなってなかったけど、顔に違和感を感じて鏡を見れば、お岩さんみたいに
はれぼったくなっていて、やたらかゆい。いかにもなにかに当たったような感じ。
今日はやっと出来上がった眼鏡を受け取りに行ったけれど、眼の周りが腫れてし
まって、眼鏡が見えるのだか見えないのだかもよくわからない。心当たりを一日
考えて得た結論としては、寝るまえに飲んだ風邪薬に当たった可能性が高い。
見れば注意書きに「過敏反応の症状」として発疹、発赤、じんましん、とある。
泣きっ面に蜂とはこのことだなあ、と感心していて思い出すに、そういえば今年
は本厄だったのでした。鯖にもあたったし。歳もさることながら、まだ身体が
日本に順応していないのかもしれません。イギリスの持ち帰った風邪薬がつい
になくなって切り替えたらこの始末なので。lemsip欲しいー。


答案 投稿者:へちお  投稿日:12月17日(土)18時48分37秒

ご無沙汰しています

解読:
> それは誰でもさうであるのに違ひないが
> 言葉といふもの(、この場合は日本語)を
> (その反対に少数の専門家が研究に用ゐる材料と考へて)他のものが知つたことでないとする時に
> (例へば国語審議会のやうな)話にならない機関が設けられることになる。

コメント:
「その反対に」は「考へて」にかかって,考え違いをするということなのでしょうが,今日では珍しい言い回しだと思います.構文解析システムの例題に使うと面白いでしょうね


解読依頼 投稿者:元夏迪  投稿日:12月17日(土)12時42分31秒

達識の読者に下の解読と賞析とを御願い致します。可能であればパ
ラフレイズを。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それは誰でもさうであるのに違ひないが言葉といふもの、この場合
は日本語をその反対に少数の専門家が研究に用ゐる材料と考へて他
のものが知つたことでないとする時に例へば国語審議会のやうな話
にならない機関が設けられることになる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さる文章の第二文で、引用中「その反対に」の「その」は前文を受け
るものではありません。


大馬鹿続報 投稿者:愚妻  投稿日:12月16日(金)00時11分33秒

↓を書いた時には、「そのうち出てくるさ」と高をくくってたんですが、まだ出てきません…。
夜寝る時には確かにあって、朝起きたらなかったので、家にある筈なんですが。
冷蔵庫の中も洗濯機の中も、グリルの中まで確認したけど、ないんです。
ひょっとしてひょっとするとゴミと一緒に捨ててしまったのではないかと危惧。
結局新しい眼鏡を作りに行きました。予定外の出費でかなりショック。
仕上る迄古い眼鏡で凌いでますが、ちっとも合ってないので眼の廻りがパンダ状態です。


大馬鹿 投稿者:愚妻  投稿日:12月12日(月)11時42分11秒

午前中いっぱい眼鏡を探していますが出てきません(涙)。
酷い頭痛、目眩、吐気と戦いながら探索中。
せめて眼鏡があればもっとよく見えるのに…(嘆息)。


呆然 投稿者:元夏迪  投稿日:12月11日(日)22時51分30秒

新シルクロード』で日本放送協会は何か大切なものを喪ったよう
な気がしてならない。気のせいであることを願う。


後学のためにスクラップ 投稿者:元夏迪  投稿日:12月11日(日)14時09分2秒

マスコミと物書きとについて考える資料を一つ


ある日の散策続 投稿者:元夏迪  投稿日:12月10日(土)23時03分12秒

馬場駅の側まで来ると店舗もかなり入れ替わり、時々本を見に行っ
た書店等はもちろんない。インド大使館は昔ながらの佇まいである。
インド料理マラバールという店は、昔来たことがあるような気がす
る。

十五時十五分馬場駅周辺到着。文具のChikuhoは健在。ノートの揃
えは平凡。大手メーカーの物を網羅。システム手帳のバイブル版リ
フィルは貧弱。原稿紙はコクヨとライフのみ。別館が出来ており、
紙、印刷、を扱う。名刺用にケント紙(220g/m^2)を四枚。一枚三
十円。

名店ビル地下食堂街からカレーのエルムが消滅。中華新華と云う拉
麺店が一軒のみ。地上階菓子店に出た階段は健在なるも地上店舗の
配置と構成が変わり、廊下のようなところと繋がっている。淋しき
限り。

F1ビル二階プラモ屋、中華の揚子江は健在。芳林堂が三階から五階
までを占める。五階にまで広がったのを初めて知る(昔は三階が芳
林堂、四階が洋書ビブロス)。前は事務所がいくつか入っていたは
ず。芳林堂文具コーナーは駄目になっていた。場所は移り、ロディ
が大きな顔をしている。ノートもおざなり。なにもかにも中途半
端。店の売りを喪ってしまった。五階に申し訳程度の洋書。四階の
歯科は健在。二階の「ぽてじゅう」はロシア料理店に。一階は東急
リバブル。前は証券屋か何かだったのでは。変な雑貨店はあれど、
毒が抜けている。店が変わったのか。サンジェルマン麺麭店は旧の
まま。

ビッグボックスの三省堂の没落は云うまでもなし。昔はビッグボッ
クス二階は殆ど全て書店なりしものを。文具も悲惨。なお西武の大
好きなキャンドゥも店子に。

十六時二十二分パピエなる麺麭屋兼珈琲店で一服。アイスコーヒー
の大が二百八十円。十七時二分ビッグボックス改札口に到着、待ち
合わせた友人を待つ。歩行距離およそ九キロ。


ある日の散策 投稿者:元夏迪  投稿日:12月10日(土)22時57分14秒

先月十九日日曜、午前中四谷の上智大学で学会に出て、その後好天
を利して高田馬場まで歩く。古い友人と待ち合わせがあった。高等
学校時分、高田馬場にある学校から、時々千代田区まで散歩をした
のを懐かしみながら、逆のルートを歩く。四谷から堀端を歩き、市ヶ
谷を掠め、飯田橋で寄り道をする辺りから、手許のメモを抜粋。

十三時四十分、靖国社前濠北方面戦没者慰霊碑。九段高校前にあっ
た木造三階建ての家はなくなっていた。早稲田通りを北上して戻り、
神楽坂を経て早稲田、馬場方面に向かう。

山田紙店。独自の稿紙数種。マルゴノートの揃え多し。Pilotのルー
ズリーフ(B5, A5)もあり。クリーム色隅丸、B5はタイトル罫あり、
上一段目にインデント目印。罫線は端まで。角穴、二穴対応。

相馬屋も独自稿。BU (Bungu Union)ノートなる大学ノートの揃え。
中紙白、見出し行は青。

十四時十七分早稲田通りに寒風。ビルの上の空が明るくあわい雲。
ビルの谷間の暗さと対照的なり。神楽坂通りを直進。右手に立派な
社あり。どこの神社か。

地蔵坂。『砂子の残月』曰「地蔵坂 酒井修理大夫屋敷脇。天神町
へ下る坂」。由来不明--案内柱より。茲と云い、紀尾井町と云い、
大名屋敷は斜面を使う例も多かったらしい。驚き。

山吹町交差点左折、並木道に。西向き。早大通り某邸の古さ、石造
の倉。

再び早稲田通り。馬場に向かう。西早稲田交差点から北方に超高層
マンション。大分空の見え方が変わった。馬場に通じる道の篠懸並
木。未知の街に来たような錯覚が懐かしさの中に混じる。街全体が
みすぼらしく小さく見えるせいであろうか。木造鶴亀屋(蕎麦屋)
がよい感じ。カツ丼八百円也の字のみ見ゆ。


講義表 投稿者:元夏迪  投稿日:12月10日(土)22時54分48秒

十月末から外賓の来朝で忙しい日々を消した。記録と紀念のために
出席した講義、演習を摘記する。接伴、随行の類は省く。また外賓
とは関係のない学会、研究会や報告なども多々あったが、ここに収
めない。

十月二十五日火曜晴乎東京大学本郷法文一号館百十一号室
Paul Cartledge (Faculty of Classics, University of Cambridge),
‘Spartan Ways of Death’


十一月一日火曜快晴乎東京大学本郷法文一号館百十一号室
Joseph Manning (Department of Classics, Stanford University),
‘State Formation and Development in Ptolemaic Egypt ― An
Institutional Approach’
Walter Scheidel (Department of Classics, Stanford University),
‘The Nature of Money in Ancient Rome and China’


十一月七日月曜快晴乎東京大学本郷法文一号館三百十四号室
John North (University College, London), ‘Priests and Law in
Republican Rome’


十一月九日水曜晴乎東京大学本郷法文一号館二百十四号室
John North, ‘Cicero and Republican Divination’

十一月十一日金曜曇乎東京大学本郷法文一号館二百十四号室
John North, ‘Caesar and Lupercalia of 44 BC’

十一月十四日月曜曇乎東京大学本郷法文一号館二百十四号室
John North, ‘The Underground Basilica at the Porta Maggiore’

十一月十七日水曜晴乎東京大学本郷法文一号館二百十五号室
John North, ‘Choice, Chance and Change in the History of Pagan
Religion’


十一月二十一日月曜晴乎千葉商科大学図書館L1会議室
Peter Rhodes (University of Durham), ‘How to Study Athenian
History’


十一月二十三日水曜晴乎東京大学本郷山上会館二百一号室
Peter Rhodes, ‘“Classical” and “Hellenistic” in Athenian History’

十一月二十五日金曜晴乎東京大学文学部西洋史学科別室
Peter Rhodes, ‘Democracy and Its Opponents in Fourth Century
Athens’
(大学院演習)

十一月二十五日土曜曇乎東京大学本郷山上会館二百一号室
Peter Rhodes, ‘Aristophanes and His World’

十一月二十八日月曜晴乎慶應義塾大学(三田東宝ビル八階)
Elizabeth Craik (Univesity of St. Andrews), ‘The Text of the Hippo-
cratic Treatise On The Eye


他にも来朝した方はあったが、流石に日常の用務と疲労とに鑑みて
出席は見合わせた。


net 投稿者:のっぼ  投稿日:12月10日(土)15時19分21秒

i-bookも入手し、バッテリも交換し、ネットもきちんとつながりました。
(見あたらなかった書類を発見。大事にしまいこみ過ぎだってば...。)
意味不明なほど起動に時間がかかるのは気にはなりますが、これで後は
遅れを取り戻すべく、ばりばりやるだけ...。いやともかく、頑張るだけ
です。喉が痛むのも気になるけれど、風邪ではないと思いこんでやるだ
けです。情報、ご助言、ありがとうございました。


バタバタバタ 投稿者:愚妻  投稿日:12月10日(土)12時12分51秒

博多娘さん、有り難うございます(涙)。

昨日は緒方竹虎氏の御子息に昼飯ゴチになってきましたyo! 感無量。


一筆箋/御歸り/御問合

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