自平成十七年四月九日第二千二百五十一号
至平成十七年五月二十二日第二千二百八十号
7ポンドということは1400円位だから、2715杯ラーメンを我慢するだけで、絨毯が買えますよ。
一万杯に較べれば楽勝!がんばりましょう。
きっと、多くの人が愚妻さんの書き込みを見て、
「(その商業行為を通じて)幸せになるのは一体誰だろう」
と思ったに違いありません(笑)。
ラーメン390円、ということは2ポンド弱。いいなあ。この前友人と初めて
日本食レストランWAGAMAMAに入り、ラーメン一杯に7ポンド以上取られ、
まあ、ロンドンだから、と割り切って食べてきたところです・・・。
ちなみに昨日は奮発して、エビ、イカ、ムール貝を刻んだニンニクと炒め、
パスタと和えていただきました。一部を除き魚介は高いので、たまの御馳走です。
こちらに来て強く心惹かれた花は春の黄色い水仙です。
色もとても鮮やかで、自己主張の強い黄色です。
暗〜い冬の終わりを告げるからでしょうか?
今日はタダ券を頂いたので、近所で開催中の「国際バラとガーデニングショウ」に散歩。美しい花をのんびり
鑑賞、との予想とは異なり、芋洗いの中次々に襲いかかるガーデニングファンから身を守るという趣向。しかし
かつての御近所で、よく散歩させていただいた園芸店が出展、優秀賞をもらっているのを発見して嬉しい。
会場には中年のオジ様オバ様の物欲を刺激しそうなグッズ販売店目白押し。春慶塗ダイニングセット150万円
など。ペルシャ絨毯380万円を買うなら幸せになれますと中国人セールスマンのおじさんが親切に教えてくれて
また嬉しい。ラーメン390円を食べて帰宅。ラーメン1万杯我慢すれば絨毯を買って幸せになれるのに。
本当に面倒くさいじゃ。
昨日は書類にハンコを貰いに大学へ行った訳だがよく見てみると必要だったのは私本人のハンコだったりして無駄足だったかと思いきや、てっちゃんがいたので西宮から足をのばしたのかと声をかけたらば針鼠氏の見間違いであって、メトロへ行き珈琲とケーキのセット180円を注文。珈琲が飲める味になっていて驚く。微妙に充実した一日であった。
キプロス人君夫妻に長子誕生。
御連絡が遅くなってごめんなさい。今回は東京に数年はいる予定です。遊んでね。今度の住まいもまた玉川上水沿いになりそうです。大川さんの呪いかしらん。また連絡します。
本日、兵庫は西宮に出没中。
肌寒いです。
見掛けた方は、声をお掛け下さい(笑)
元夏迪様、愚妻様お帰りなさい。今どこにいらっしゃるのか分からないので、勝手ながらこちらの掲示板に書き込みさせていただいています。今回は何時ごろまで東京にいらっしゃるのでしょう?剣橋で散々飲み食いさせていただいたのに、何もお返しできておらず心苦しく思っています。お時間あるときにでも是非お会いしたいです。
元様、愚妻様
新居探しは順調ですか?
メール設定が上手くいっていないとの事。
例の「退官記念出版」企画について、元様からの返事がないと、
先日取りまとめ役をしているMさんからのメールにありましたよ。
念のため、お知らせ申し上げます。
昨日の収穫。
○河田宏『内なる祖国へ ある朝鮮人学徒兵の死』(東京、原書房、
二千五年)
○加賀乙彦『宣告 上巻』(新潮文庫、文字拡大版、二千三年)
○『クリオ』第十九号(東京、クリオの会、二千五年)
河田氏は喫茶店麦の旧主で現代史に著作の多い御仁。前作『満州建
国大学物語 時代を引き受けようとした若者たち』(東京、原書房、
二千四年)に続く大東亜戦争に纏わる著作。尻切れ蜻蛉の憾みを否
めぬ前作ではあれ、筆に勁あり、東亜の青年の熱情を描き、向後東
亜の融和と繁栄とを再び若人に託そうとする河田マスターの思い切
なるものがある。今回の作品もまたその思いは深いようだ。本体価
格は外税で千八百円だが、麦店内で購入すると合計千五百円。
『クリオ』は西洋史を学ぶ同人研究誌。十年前に編集を担当した際
に設計した紙面が今だに踏襲されていることに気づき、感慨を新た
にすると同時に、面映ゆくもあった。掲載論文を繙く機会を愉しみ
としたい。
加賀氏の作物は死刑囚の心情を描き切った大作として名高い。
○加藤典洋『敗戦後論』(東京、講談社、千九百九十七年)
入手には及ばなかったものの、こういう書物の存在を教わったのは
麦ゼミの収穫である。終戦を敗戦と呼び改めることで、終戦を終戦
たらしめた論理に目を瞑り、戦後をどこか胡乱なものにした風潮を
苦々しく思い続けてきた身には、洵に気になる仕事である。宮台真
司『亜細亜主義の顛末に学べ 宮台真司の反グローバライゼーショ
ン・ガイド』(蕨、実践社、二千四年)と読み比べたい。 宮台氏の
師、廣松渉氏の「近代の超克」批判は、池袋西武リブロポートで無
念の売り切れ。加藤氏の著述共々、他日を期す。
○末廣拉麺こってり(東京本郷、末廣)
カロリー不足の虞があり、珍しく九州系の拉麺屋に這入る。濃厚な
一品を啜る。六百五十円。
○フルーツパヘ(東京本郷、麦)
麦初めで奮発。こんなものを頼むのは何年ぶりだろう。七年は堅い。
やはりプリンが定番である。
愉快な小父さんが管を巻いているのが新鮮であった。
仕事を上げそびれたまま、好天の昨日、事務関係で上京、出校。渝
らぬ自分と渝った自分とを見付ける半日を消す。二人の自分の間に
置かれた滞剣四年半を実感する半日でもあった。井上靖『天平の甍』
の普照、同『僧行賀の涙』の行賀が脳裏を掠める。今後そうした機
会は増えて行くのであろう。
てっちゃんさんお久しぶりです。携帯電話の文字入力、まどろっこしいものですね。といいつつも結構
日々進歩しつつあるんですが…(笑)。まだまだ若いかも?と自分を見直している今日この頃です。
真田祭ってどんなお祭りなんでしょう。何か写真は撮りましたか?
帰国してそろそろ半月、段々馴れてきました。でも田舎生活が長かったので、街の生活は大変です。
今日も電車に乗り間違えて知らない街に行ってしまいました。それから、念願のウニの軍艦を食べたら
すっかり満足してしまったのか、思いのほかイギリスの食べ物が恋しくなっています。繊維質な赤身の
肉とか、スカスカじゃないパンとかゆるゆるじゃないヨーグルトが食べたい…。
事務連絡:
なかなかネット接続ができない上に、なぜかメーラーの設定が旨く行かず、メール送信ができません。
ご連絡できないままの皆様、申し訳ありません。
何か君らが携帯でこしょこしょやってると思ったら、
これだったのか。
麦です。針鼠氏をかこんでゼミ中。
今日は総選挙の投票日でした。
どういう訳か僕にも投票権があるらしく、
しばらく前に投票の案内が届いていたのです。
間もなくこの土地を離れる訳で、投票結果に責任が持てる訳でもないので
投票するつもりはなかったのですが、投票場の様子なんか、見物してもいいかな、
と思っていたのですが、このところ考え事が煮詰まっていて、
すっかり忘れてしまいました。
日本だと、必ずといっていい程「政治とカネ」が選挙の争点の一つになるのに、
こちらではあまり話題に上らないようです。何故なのでしょうね?
面倒ですね、携帯からの書き込み。
今日は眞田祭でした。
結構の人出にびっくり!
こんにちは。昨日近所を散歩して高くて不味いたこ焼とガリガリ君ソーダ味を食べました。初めての携帯から初投稿。結構面倒ですね。
というけじめのない日を消すようになって数年。年中無休の哀歓は
骨の髄まで。
雑用雑用また雑用というだらしのない日を消すようになって数年。
はかどらぬ仕事の悲惨も骨の髄まで。
なんだ文化交流って(怒 ボツ論文をそのまま出したろかい(笑
帰朝しました。
ここ数年、GWだからといって、特別に何かしたり、出掛けた記憶もありません。
実際、休日以外も休日みたいなもので、休日も勉強はできる、
という環境だったのですから、人ごみが苦手な僕としては、まあ当然と言えば当然。
こちらでも、日本のGW程ではありませんが、5月末に連休があります
(そもそも長期休暇がたっぷりあるので、働いている人たちにとっても、
ありがたみが少ないでしょうけれど)。
日本と違って(?)、図書館も閉まってしまうので、
報告も5月上旬にひとまず済んでしまう事ですし、
折角ですから何処かに出掛けるのも悪くないと思っております。
報告、それに博論を抱えているのに、
全く違うテーマのものを要求されます。去年もされました。
エッセイ程度のものなら、まあ、まだ理解もできるのですけれど。
誰が書くとか、考えて話が進んでいるとは思えないトピックに、
再び頭を悩ます今日この頃です。
自分の能力不足と言われればそれまでですけどね。
今日は午後から授業に行ってきます。
こちらの(若しくはうちの)大学は三学期は大抵ほぼ授業がありません。
テストやレポートの期間という訳です。
三学期に授業を繰り越すと、学生たちがブーブー言います。
それでいて休暇もたっぷりあり、年間で15週程しか授業がない訳です。
羨ましい点、疑問な点いろいろある中、
ともかくも学費とのバランスを考えると、ブーブー言っている場合ではないかと。
特にEU外の学生さんはものすごい額を払っている訳ですから。
(博士課程は授業等関係ありませんけれど)。
という訳で、外出します。
元様、もしご覧になりましたら、適宜携帯の方にご連絡くださいませ。
一応4時まで授業がある予定ですので、
それ以降は常時携帯をとれる状態にしておきます。
ギリシアから戻って数日経ちます。昨日まではなんとか図書館で勉強しました。
今日は天気がよく、午前中に掃除と洗濯を済ませ、午後は部屋で研究書に目を通すことにしたのですが、春の陽気の所為か、旅行の疲れの所為か、はたまた部屋の空気の巡りが悪いせいか、すっかり眠りこんでしまいました(多分三番目と思われる)。
もう午後六時・・・。
結局TeXは、日本語TeXのunicode対応と論文完成とどちらが先か微妙なので(どちらも遠い将来…?)、
今回は見送ることに。やっぱりギリシャ語がBeta codeだと、スペルチェックもない以上、辛いので。
現在論文作成に特化したワープロ Mellelを試用中。独特のアウトライン機能など、痒い所に手が届く嬉しい
機能が豊富です。5000ワードの文書をいじっている分にはそこそこ軽快(NisusもOmniOutlinerもMSWord
並の重さで辟易中)。難しげだけれど馴れれば使いやすいかも?39ドル。Educational Licenseなら29ドル。
イスラエル製だからか、非ローマ圏の人間に優しい仕様っぽい。使ってる方いらっしゃいますか。
漢字ばかりの文書が読みにくいようならば、せめてローマ字の勅を
お読み戴きたいものです。
昨夜は二時半頃呼び鈴が…(涙)。さすがにこれには出ずに呼び鈴をオフにする。
なんかもう、クイズに答えてハワイに行きたくなってくる。
このアパートでは17号室(拙宅)の呼び鈴を鳴らせば入り口のオートロックを解除してもらえると評判なのか
なにかしらないけれど、「鍵を忘れた」「鍵が壊れた」といってうちの呼び鈴を鳴らす人がやたら多い。私も
阿呆なのでつい気の毒になって「はいはい」と開けてしまってから、何かあったら困るからこれで最後にしよ
うと後悔する。せめて部屋番号と名前は確認するようになったけれど。先日のインド人だって最初は「鍵が壊
れた」といって正面玄関を開けさせた癖に、後になって「友達のとこに遊びにきたんだけど部屋番号が判らな
いから電話をかけて呼んで欲しい」という話になって(その時点で自称「鍵が壊れた住人」と同一人物である
事に気づいていない私も馬鹿だが)、実際に電話をかけてみれば先方は友達なんかじゃなくて不動産屋のおじ
さんで、賃貸物件の下見絡みで面倒な事になっているところに、事情を全く理解していない元夏迪さんが電話
をかけたもんだから、恐ろしく頓珍漢な遣り取りが繰り広げられ、おじさんには「あなたは一体誰ですか」な
どと怪しまれた挙句(そりゃそうだ)、大恥をかいた。大胆にもインド人は次の日も来て電話を使わせろとま
で言いやがったけど、さすがにこれは門前払い。
今日はその後「ピザの配達でーす」というのが来て、「ピザなんか頼んでません」と答えたら、「えー、困っ
たなー、じゃあ別の部屋かなー、後一分以内に配達しないといけないので入れてもらえませんか」と言うから
つい入れちゃったんだけど、ピザの宅配にしてはガキっぽい声なので怪しいと思って念のため廊下に出てみた
ら、案の定アングロサクソンの子供が数人でキャッキャと遊んでいる。「あんたたちがピザの宅配に来たのか」
と訊いたら、「えっと、今友達が配達中なんです」と最初は言い訳してたけど、そのうち「えっと、野球ボー
ルが入っちゃって…」と白状?しながら逃げてった。野球ボールが入るような構造の建物ではないような気も
するけど、そうならそうと最初から言えばいいのに。なんでみんな不必要な嘘をつくんだろう。
新品未使用の不要品が各種あったので、欲しい人がいればと思い、箱に入れてアパートの廊下に出しておい
たら誰か持って行ってくれた。良かった良かったと満足していたのだけれど、今日外出する際、自転車置き
場にその残骸がぶちまけてあるのを発見。要するに箱ごと持ち去った後、要るものだけ取って要らないもの
はその辺に捨てたらしい。返すなりゴミ箱に入れるなりすればいいのに。非常に腹が立つも、行きがかり上
やむを得ずこれを回収してきて、もう使えなくなっているので今度こそ廃棄処分する。私がナイーブである
と言えばそれまでだけれど、こちらが善意だからというだけの理由で見知らぬ相手に常識とか良心とかいっ
たものを一方的に期待すると、不愉快な思いをするだけならまだしも、場合によっては第三者にも迷惑をか
けかねないのであると再確認し大いに反省。先日も怪しげなインド人がなぜか我が家にやってきて、困って
いる風情だったので電話をかけるなど色々協力するも、嘘八百を並べ立てていいように利用されただけで
あったと後に判明し、げんなりしたばかりであった。私の所為でテロによる死者が出たりしたらとても困る。
他にも「あげます」広告に応じて連絡を下さる皆さん(日本人含む)に「???」なのが多くて、こんなこ
となら最初から捨てれば良かったと泣けてくる。
機嫌を直すべく「サクラ」を導入。デスクトップに桜吹雪が舞うソフト。機嫌がやや直りましたが、ずっと
眺めているとそれこそ乗り物酔いになります(笑)。同じ作者の「レトロプレーヤー」もお気に入りです。
こんばんは。考えてみればここに参上するのは非常に久しぶりでした (^^;
今日は一日、商売柄とはいえ中韓両国問題をめぐるネット上での思想調査を集中的に
行い、ほとほと気分的に疲れました。
そういうとき、雨に濡れる本郷の新緑の瑞々しさだけが救いですなあ。
音威子府。もちろん私もその絶品駅蕎麦ゆえに知っておりますが、個人的な北海道の
最北端は今のところ旭川なもので (ヌタクカムウシュペ=大雪山の登山口)、未だその味
を究めるには至っていないのが残念です。
ときに、ニシタップペトツルヤポンヌプリって北海道のどのへんでしたっけ?
なお、音威子府を「日本人の常識」としますと、最近日本国内でひっそりと流行って
いるマンガ『鉄子の旅』の主人公であるトラベル・ライター (=実態は鉄道ヲタク) 氏の
ように、奥羽線の峠駅で売っている「峠の力餅」を日本人の常識と思いこんでいながら、
あろうことか仙台名物「萩の月」を知らずに失笑を買うという事態にもなりかねません
ので (笑)、まあこの種の「日本人の常識論」はほどほどに楽しむのが無難でせうね。
それはさておき、私の場合はたとえ揺れに揺れて酔いまくろうが何だろうが、基本的
に船バンザイであります。何故なら……移動に時間をかけ、ゆっくりと景色が変わって
行くのを楽しむこと自体が浪漫だからであります。飛行機は、時間の節約のためにやむ
を得ず乗るもの、という認識です。
ちなみに、生まれて初めて飛行機に乗ったのは、香港→バンコク間でした (何故そん
なところで……笑)。周りは全員フォーリナーズで、「怖い!」と内心をふと口走って
も誰も理解などしてくれるはずもなく、啓徳空港の滑走路をゴロゴロと転がる飛行機の
乗り心地に、これから死刑台に向かうかのような気分を感じて冷や汗ビッショリになっ
たものです。
雪が降って参りました。4月になって雪は、初めてのパターンです。明日のRoyal WeddingはWhite Wedding
になるのでしょうか。新郎新婦が純白の雪の中、永遠の愛を誓い合うのか。あるいはDianaの祟りでしょうか。