自平成十七年正月二十四日第二千百三十一号
至平成十七年二月四日第二千百六十号
元夏迪師匠、愚妻様。
ボルドーの大家邸の針鼠は少し大きめの段ボール箱の中で飼われていました。
思っていたよりも小さかった覚えがあります。短足か、と言われれば確かにそんな気も。
猫が5匹いる家でしたので、庭に放し飼いにすると猫と喧嘩をして困る、のだとか。
針鼠はけっこう大食らいで、庭のカタツムリを一掃してくれるようです。
ビールを深皿に入れ、匂いにつられてやってきたカタツムリを溺死させる「ビール罠」
という駆除方法は、死骸の処理に後味の悪さがあるので、針鼠は重宝される、とのこと。
> 『北斗の拳』
ボルドーでの散髪のBGMに使っていました(笑)。
最初にリクエストされたのは、『デビルマン』と『バビル2世』だったのですが、
ついでに『北斗の拳』『ガッチャマン』等々の往年のアニソンを入手
(『ガンダム』の歌もありました)。
フランス人に受けが良いのは『マジンガーZ』『ドラゴンボール』『聖闘士星矢』でした。
『キャンディ・キャンディ』の原曲はフランスの歌だと主張するフランス人もいましたが、
真相はいかに?
金子薫園「書翰講義:文語體と口語體との關係」を読む。候文の含
蓄を説く一文である。理解の及ばぬ敬意の機微を論い、明治人の礼
儀を知るに恰好の作である。
その一方で、正調の候文に認めた用件には、かなり図々しいものが
ある。洋楽に誘って貰い嬉しいが、自分にはその方面に趣味がない
から、次は一つ義太夫に誘って欲しい。言葉に込める敬意とは懸け
離れた、一見厚かましい遣り取りに、やはり明治人の機微を見つけ
て、彼我の違いに思いを致す。
それだけ社会が変わり、風儀が変わったということなのだろう。
元師匠:
>本歌も声音を二色使うという事で
まさか夫婦で声の高い方と低い方のパートに分けてハモっていたのではないでしょうね?
ケンブリッジで北斗の拳をハモる夫婦をもう一度想像してみる。
見てみたくなった。
Η ΜΑΝΑ ΣΟΥ ΕΙΝΑΙ ΠΑΧΙΑ
です。ΜΑΝΑはトルコ語起源とも言われるも、詳細は不明だそうです。「母」です。
より正式にはΜΗΤΕΡΑ(ミーテラ)を使います。999のメーテル様の語源です(笑)。
それ以外は全部古代語にありますよね(ΠΑΧΙΑ デブ はΠΑΧΕΙΑの詰まった形)。
ΕΙΝΑΙは、現代語ではΕΙΜΙ(be動詞)の三人称単数現在。
> 『Youはshock』
今更ですが、「愛で空が落ちてくる」って何なんでしょう?全体的に謎の多い歌です。
意味不明な歌詞をいかに情感たっぷり歌うかが、歌手としては腕前の見せ所なんでしょう。
ヒロチさん
> まさか元師匠と一緒に
案外私の方がレパートリーが豊富だったりするのです(笑)。
キプロス人君は加藤登紀子の『知床旅情』を好み、折々に歌うよう
せっつかれた。キプロスはトロオゾス山塊群に分け入った時、剣橋
の同君宅で酒盛りをした時。本朝の歌の旋律に、独特の情緒を見出
したのだそうだ。
歌意をざっと訳して聞かせ、本人も暫くは諳誦に努めていたが、流
石に邦語の知識が足りず、ある時から別の歌をつけて唸るようになっ
た。
「♪しれーとこーのみーさーきーにー」まではハミングか、適当な
唸り声をあげる。
「♪はーまなーすーのさーくーころー」でイーマーナースーウイネー
パヒャーと力み、細君の方に向き直る。時々大仰に手を広げ、恭謙
の意を表する。細君は「まったそんなことを言って」と叱りつける。
「イ・マーナ・ス・イーネ・パヒャ」−御前の母ちゃんはデブだな。
そりゃ細君も叱ろうと言うものである。
大学同窓から寒中見舞いを頂戴する。
封書を開けると、同学の書信に、娘御(むすめご)二人からの手紙
を一通ずつ添えてある。幼い手を嬉しく眺める。
裏には色鉛筆で絵を描く。歌舞の発表会の様子と、餅搗きの光景だ。
大きく輝く日輪に一家の幸福を見る。卒業以来会う機会のない同学
の姿も描き込んである。当時の面影を見出す。
アナログ通信もよいものだ。
−ヒロチさん−
scripsisti> ケンブリッジで北斗の拳を歌う夫婦を想像してみる。
本歌も声音を二色使うという事で、御賢察を賜れば幸いと申してお
きましょうか。
愚妻師匠:
>歌がスラスラ歌えてしまった自分に愕然としている今日この頃です。
まさか元師匠と一緒に北斗の拳を歌っていたのではないでしょうね?
ケンブリッジで北斗の拳を歌う夫婦を想像してみる。
それこそショッキングな光景だ。
てっちゃんさん
お久しぶりです。『北斗の拳』なんてくだらない番組は見てなかった筈なんですが、歌がスラスラ歌えて
しまった自分に愕然としている今日この頃です。弟が見てたのが無意識にインプットされた模様。でもあ
の秘孔術?を応用すれば肩凝だって速攻で治せるんじゃないかとやや真剣に考えたりもしました。
まことさん、
針鼠はカタツムリを食べるものなのですね。針鼠飼いがいるとは知りませんでした。衝撃。ついでに芸を
仕込んだりしないんでしょうか。そういえば吉祥寺の井の頭公園にある動物園で針鼠を見たことがあるけ
どあれは随分巨大だったなー、豚より大きかったよなーと思ってよく考えたらヤマアラシであった。
今日読書していると、とあるギリシャ神話上の子供が蜂蜜の壷に落ちて溺れ死ぬという話があって、そん
な苦しそうな死に方はしたくないものだと思った。ギリシャの蜂蜜は異様に粘度が高い。ではお休みなさい。
侯孝賢監督の映画『珈琲時光』、もうDVDになるそうですね。以前
ここに書き留めたきり、見る機会もなく、まして上映の報を知るこ
ともなく消光していましたから、嬉しい驚きです。御覧になった方
はいますか。
路上観察者さんと本郷辺を歩く日に思いを繞らせつつ、手許の地図
帳を展げて見ました。
文京区本郷を含む山手線の内側は、大阪で言えば南北は天神橋から
杉本町、東西は弁天町から平野ぐらいの範囲に相当します。山手線
域東に広がる幕政期以来の江戸下町は、御地の環状線の内側ぐらい
になりましょうか。
倫敦に当て嵌めてみると、東西はパディントンからシティ、南北は
アーチウェイからウォンズウォースWandsworth辺りまでの地域が、
山手線の内側に収まります。
#倫敦の方はさっぱり実感のない不佞です。
scripsisti> 年賀状書かねばあの世と噂され
でも、
年賀状書いたら書いたで噂され
年賀状書いたらまだかと罵られ
なぞだと、もう立つ瀬がない感じですよね……。ブラッキーではあっ
ても、その辺はやっぱり川柳のうまさだと思いますわ。
聞けば当地の針鼠は脚が短く(友人氏はそう言いながら、右手の拇
と人指し指とで八粍米程の隙間を作ってみせた)、その短足をちょ
ちょこまかちょこまか必死に動かすのだが、なかなか前に進まずに
健気であるとか。哀れ路上でペシャンコになっていることも多かっ
たそうな。ペシャンコはあれですが、是非その短足ちょこまかを見
たいと思ったのですが、なかなか。まことさんがボルドーで見たの
はどんな感じですか。野良ではないとすると、civilisé?
てっちゃん、不佞もずだだーんだだだだーん、しゃあ!(但し再放
送)に狂喜した方で、日曜日などは早起きをし、遠くの模型店まで
チャリ(じてこ)を漕いで、配給数の限られたガンプラ目当てに行
列をした口なのです。ケンシロウは漫画がメインで、テレビになっ
た頃には大分冷ややかでした。ふーはー(←気合い)ゴゴゴゴゴゴ
(←効果音)地面の岩石が空中を浮遊(←迸る闘気の表象)で二十
分少々の齣を埋める技法に首を傾げていましたよ。その割によく憶
えているのですが(苦笑)。
scripsisti> ああ!師匠様のイメージと現実のギャップがぁ!!(^^;;
ぶよぶよ〜んも加味しておいて下さいね。
#しかし不佞はどんなイメージを撒き散らしているのやら。
愚妻様。ボルドーの大家さんが、カタツムリ駆除のために針鼠を一匹飼っていました。
ガーデニング業界では一般的らしく、イギリスやニュージーランドでは、
「野良針鼠」が多いとのことでしたが。
針鼠はフランス語でherisson(eにアクサン・テギュがつきます)と言うのですが、
恥ずかしながら最初に聞いた時にこの単語を知らなかった私に大家マダムの説明。
「英語で言うとエッジオッグよ」。ますますわからなくなりました...(笑)。
>まさか「YouはShock」だったとは。
ほぅあぁぁぁ〜・・・あたたたたたたたたたた!・・・あちゃぁ!・・・の世代ですか?
ああ!師匠様のイメージと現実のギャップがぁ!!(^^;;
私は・・・
燃え上がれ〜燃え上がれ〜・・・の方が記憶に残っています。
『ごめんよララァ、僕には帰るところがあるんだ・・・・』
まさに萌えてました(笑)
突然思い出しました。先日の友人は実は十数年前に夏期語学研修でケンブリッジに来たんだが、街中至
る所に(やや誇張癖あり)針鼠がウロウロしていたのが忘れられないのだそうです。そういえば休み明
けに針鼠の可愛さについて熱弁してるのを聞いたような気もする。愚鈍で、足でコロンとひっくり返す
とジタバタする姿が実に健気でキュートなんだとか(それって虐待なんじゃ…)。私たちは残念ながら
未見です。まだcity centreにも生息しているんだろうか。どなたか見た事あります?
針鼠つながりで、マトリョーシカちゃんとテルミンが合体した「マトリョミン」…。最近流行ってるん
ですか?
http://www.asahi.com/offtime/music/TKY200501140225.html
見沢知廉『天皇ごっこ』を読了。少々畑違いの研究書に倦み、疲れ、
つい脱線。
昭和五十年代後半のヒーロー。いつぞやここでも話題になった『ス
クールウォーズ』の泣き虫先生、『魁! 男塾』の江田島平八塾長
など、色々思い浮かぶ中で、やはり外せないのが『北斗の拳』のケ
ンシロウ。テレビにも登場した。
その主題歌が最近また売り出されたとか。ふとしたはずみに網上で
その情報に接し、ついでに音楽ファイルと歌詞を手に入れる。……
衝撃。今の今まであのシャウトはYou are shocked!だと思っていた
のに、まさか「YouはShock」だったとは。
天才を目の当たりにした思い頻りである。
今日は先日日本からお土産として頂いた(というかリクエストした)ハウスのザ・カリーを夕食に
頂きました。日本人カレー、やっぱり美味しい。これに彼が社食から大量にガメてきてくれた同じ
くハウスの「カレーホット」(非売品)をかける。もっと辛くなって美味しい。持つべきものは友
ですな。
水晶ドクロが偽物でも、イエスの聖骸布はやっぱり本物かもしれないという話しになってるようで
す。1300から3000年くらい前のものだとか。そうすると今年は西紀何年になるんでしょう。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/4210369.stm
路上観察者さん、本郷&根津・谷中散策、是非ご一緒しましょう。看板建築めぐりや下宿屋めぐり
ができますよ。アド街で出た店では、万定フルーツパーラーがいいよ。まずいコーヒーを出すいい
感じの喫茶店もたくさんあります。名曲喫茶「麦」とか(笑)。
内輪ネタで恐縮ですが、のっぼさんにストーンヘンジの良さを語っていらしたご友人Mさんは、以
前路上観察者さんと一緒にどこだかの遺跡にいらした方のはずです。覚えてる?世の中狭いもので
すね。
の歴史をメモ。
水晶ドクロの話、面白いですね。
でも、その時代にない筈の技術で作られているということが
一つの売りだったような気がしていたのですが、勘違いでしょうか?
僕も、ムーではありませんが、かつてTVでそんな関係の番組を見ましたよ。
偽造なら偽造で、19世紀のヨーロッパ人のコレクションなんかのコーナーで
解説付きで展示すれば、洒落が聞いているのに。
アド街HP見ました。
本郷界隈はずいぶん歩いた筈なのに、まだまだ知らないところがありますね。
(ヒロチさんを見習って勉強しろ、との突っ込みは置いておくとして)
甲冑屋、以前入店したことがあるのですけど、
新品でピカピカの甲冑が不思議な感じを醸し出していました。
いろいろ眺めていていて、なんだかいろいろと記憶が蘇ってきました。
東大教授の通うお店の紹介を見ていて思い出したのですが、
まことさんの言う通り、名古屋のS先生の万年筆談、
僕も確かに聞いていたかも知れません。
記憶の偽造でなければ、ですけれど。
私もチラッと見ました、アド街。
偶然テレビをつけたらやっていました。
でも、ネギマの串を刺しながら見ていたので、
結局あんまり内容は覚えていません。
(おまけに、勢いあまって薬指のツメの間に串が刺さりました…涙。)
でも、本郷周辺本当に素敵そうでした。
元夏迪ご夫婦が帰国された折には、ぜひ案内していただこうと目論んでおります。
先日、ロンドンからハーフの姉妹とインド人と在日の友人が大阪に遊びに来ました。
焼き鳥→てっちり→カラオケ、と遊んで帰っていきました。
大阪を満喫(満腹?)して帰ったようです。
話は飛びますが、まことさんの書き込みに引用されていた小林章夫さん、
一時、ケンブリッジ近くのノーリッチにいらっしゃいました。
お名前が目に留まり、懐かしく思いました。
それから、愚妻さん。
ミカドの演出はあんまりもう覚えていないのですが(苦笑)、
何かあるごとに絶妙のタイミングで、「パッ!」と
ミカドの顔の横で扇が開く、という演出がすバカらしくおかしかったです。
あと、オーケストラがあまりうまくなかったのが忘れられません。
それから、歌会始の上品な作品群には遠く及びませんが、
年末に新聞で取り上げられていた川柳で、めちゃくちゃウケたのがありました。
サラリーマン川柳が一時巷で流行したようですが、
それは、シルバー川柳なるもので、かなりブラッキーだったのですが、
私と妹はバカウケでした。
年賀状書かねばあの世と噂され …
レベルの低いお話ですいません(苦笑)。
イーグルトン氏の仕事を総覧するに便利な一覧を貼る。
亀レスですが、のっぼさんが紹介してくださった「イギリスを代表する知識人」マードックと
は、イーグルトンに所謂England代表なんではなくBritain代表なのではないかと思いましたが
どうなんでしょう。経歴を見る限りイングランドを代表させたって全然OKな気もしますが、
この辺は本人&利害の一致する皆さんの気持ちの問題なのでしょう。
今日はロバート・バーンズを御祝いするBurn's Nightでスコットランド名物Haggisをあちこ
ちで見かけました。要は各種内蔵を切り刻んでソーセージにしたもの(内蔵苦手な私でもま
あまあ美味しい)なんですが、ベジタリアンハギスまで売っていて驚いた次第。そこまでし
て食べなければならないものなのか。かくいう我が家の夕食は鱈の水炊き。久々に美味し
かった。ここ二三日、雪がちらついたりして寒いので。
今日は元夏迪氏の縄跳び(また切れた)を買うべくスポーツ用品店へ。skipping ropeを下さ
いと言ったらば、若いお姉さんに「それはjumping ropeというのよ」とただされる。じゃあ
それ下さいと言ったらちびっ子用縄跳びを寄越すので、「こういうやつじゃなくてスポーツ用
のが欲しい」と言うと、「それはspeed ropeといってまた別のものなのよ」と延々と解説し
てくれる。なんかよくわかんないけどなるほどーと程よく感心。しかし品切れ。仕方なく別の
店に行ってspeed rope下さいと言ったらば、品のいいおじさんに「つまりそれはskipping
ropeのことでありますね」とまたなおされて一周した訳だけど、結局品切れで買えなかった。
先程電話。人違いらしい。所番地や電話番号はあっている。受話器
をおいて数分後に、あれは自分宛の電話だったのではないかという
不安に襲われる。
慥に先方の訛は凄かったが、受け答えは可能であった。その訛の中
に織り交ぜた人物名をぼんやり想い出してみると、少なくとも子音
だけは己の姓名のものと合致するのである(子音の並び方はかなり
ずれている)。
渡英以来、不佞の名は一度として正しく発音された例はなく、しか
も人ごとに勝手な読み方をするから難儀する。母音や子音の位置は
自由に移動する。パッと目にして脳に伝達したスペルで発音してい
るのだろう。元夏迪を頁大油と見間違えてコーダイユと呼ぶような
ものである。
読み方ばかりではない。ブロック体で認めた我が名や、果ては印字
して提出したものですら、原形を留めずに崩れてしまうことも多い。
剣橋住民税課税台帳に登録した名前は特に凄まじかった。
しかしあの電話、取引先の古書店からだったのではあるまいな。や
れやれだ。
皆さん、よう御越し。レスは追って差し上げます。
ヒロチさん御紹介のリストを眺めると、流石に見知ったところが殆
どでしたが、やはり意外な発見はあるものですね。彼のオカモトが
本郷に隠れていたとは不覚。
金魚坂はとてもよい界隈です。是非足を運んでみて下さい。
↓ここ
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/index.html
本郷編の15位の金魚屋のヨコにあるらしい金魚坂っていう喫茶店のこと誰かご存知ですか?
いちど行ってみたいので誰か一緒に行きましょう!!
ロンドン留学中のT(ときどきGLAY風に髪をおっ立ててる北海道出身の男)が一度戻ってくるらしいから、彼を引き連れて行ってみようかな。
http://www.kingyozaka.com/
先週のアド街を見て衝撃を受けました。何が衝撃的って、あそこで紹介された三十箇所のうち、たったの四っつ(赤門、東大構内を含めて)しか知らなかったことが。たまに学校に行っても眼一杯調べものをしてるので、本郷周辺をふらつく暇がありませんでした。
録画したから見てない人がいたら貸しますよ。(DVD)
愚妻さん:
まこと師匠の言ってる「ルリスダンラバレ」こそ、正装しなければ行けないような場所でした。
針鼠どの:
というわけで、本郷ツアーの企画を頼む。
愚妻様
迅速な情報、ありがとうございました。
水晶ドクロに使われた円形にカットする技術はマヤ・アステカ文明にはない、
というのは何かで読んだことがありました。『ムー』でだったかな...(笑)。
謨磐堂先生
初めまして。横から失礼します。「ぼばんどう」とお読みするのでしょうか?
愚妻様の投稿にある古物商のお店と関係があるのでしょうか??
フォレスト本郷には外国人や集中講義で招かれた先生が泊まるのだと思っていましたが、
けっこう普通に利用される先生方もいらっしゃるんですね。
併設されているレストラン"Lever Son Verre"は、学生の分際ではおいそれとは行けず、
フランスから先生が来た時に、F先生のお供をして何度か行ったことがあります。
店名の"Lever Son Verre"=「コップを掲げよ」を文字って、"Laver Son Verre"
=「(お金が払えないなら)コップを洗え」と密かに呼んでいます。
そう言えば、ここでもヒロチ様にご馳走になりました。ここはパンが美味しいですね。
パンに感心したレストランには、根津のMannebichesがあります。ここは別にパン屋を開いたそうです。
本郷のフレンチで一度行ってみたいのは、「ルリスダンラバレ」です。
先日の「出没!アド街ック天国」で第7位。明治時代の帝大教授の邸宅跡をお店にしたとか。
呪文みたいな店名は、しばらく考えて、文豪バルザックの"Le lis dans la vallee"
=『谷間の百合』じゃないかと見当をつけました(真偽は不明)。
ぜひ、針鼠様のレストラン・ウェディングの会場にしてください(笑)。
下の投稿は私です。
のっぼさん
散髪が無事に済んでよかったですね。実は私はイギリスで髪を切る時はロンドンの日系サロンに行きます。
って年に一度か二度なんですけど(汗)。ケンブリッジで切ると十日もカットが持たない癖に値段ばかり
高いので、結局安上がりなのです。で、その日系サロンには色んな人がくるんだけど、「今まで20ポンド
払って奥さんに切ってもらっていた」という人が「あとちょっと出せばプロに切ってもらえるから」と来
るようになったという話しを聞きましたよ元夏迪さん。
まことさん
水晶ドクロ、あまり詳しい事は判らないのですが、どうもブラジルの水晶をヨーロッパで加工したという
見方が有力なようです(二つ目の記事には「ドイツ」とあります)。大英博物館はニューヨークの古物商
から1890年代に買っているんだが、これはフランス人の古物商Eugene Boban氏から買ったものだそう
で、この人はパリのMusee de l'Hommeにも水晶ドクロを売りつけたんだそうです。怪しすぎる(笑)。
第一名前が怪しい(笑)。世界には13個の水晶ドクロがあって、これを全部揃えると人類の歴史の行く
末が判るという事です。
http://icwales.icnetwork.co.uk/0100news/0200wales/tm_objectid=15050983&method=full&siteid=50082&headline=-aztec--crystal-skull--likely-to-be-fake--name_page.html
http://www.artdaily.com/section/news/index.asp?int_sec="2"&int_new=12240&int_modo=1
謨磐堂先生お久しぶりです。お忙しそうですね。本郷情報有難うございます。食い放題は元が取れるか
どうか微妙ですが、塩ラーメンにとても興味があります。全面禁煙って良いですね。フォーレスト本郷
も良さそうですが、しかしたまには鴎外温泉宿泊プランなどいかがでしょうか(←しつこい)。
ピアノ奏者のConsuelo Velazquez氏の訃報に多少の感慨なきを得な
い。氏の「いっぱいチュウしてBesame mucho」はキプロス出身者
の愛唱歌であった。
誌上に訃報を見つけ、驚いてキプロス人君に報じる。おい、乃公た
ちのベラスケスが死んだぞ。折り返しレフコシーアからの返事に接
する。曰く悲報だと。さらに曰く、氏を偲んで彼の歌を一節唸りた
いのだが、それも我が国では叶わずに無念であると。
ベサメ・ムーチョ−−キプロスのギリシア語ではとても卑猥な意味
になってしまうのである。キプロスの友人たちが目尻を下げ、鼻の
下を伸ばしつつ喜んで歌っていたわけである。さぞや開放感があっ
たことであろう。
ここに訳語を記すのは控えたい。それにしても妙なギリシア語ばか
り身についたものである。
昨夜来雪、霙。今は晴れたが、風がある。空は明るい。しかし油断
をしているとまた降りそうだ。春は近いようである。