一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十七年正月六日第二千百一号
平成十七年正月二十四日第二千百三十号

本郷グルメ道 (?) 投稿者:謨磐堂  投稿日: 1月24日(月)15時30分46秒

こちらに書き込むのはどれぐらいぶりでせうか。先刻ようやく初講義 (全26回) が終了
しまして、本当に久しぶりにリラックスしながら研究室で茶をしばきつつ書き込んでお
ります。(>真面目に仕事しろ)

本郷のフランス料理と言えば、ここ数ヶ月のあいだ講義の準備がどうしても切羽詰まっ
たときや、講義前日に遅くまで用事があり翌朝は2限から講義というときなど、しばし
ばフォーレスト本郷に泊まり込んでおりました。そして朝目覚めると、1階のフランス
料理店でバイキングを食するわけですが (コンビニのパンではなくこういう選択をする
ようになってしまった私はつくづく反動ブルジョワ化したもんです。笑)、ここのクロワ
ッサンの類 (何種類かある) やポタージュは非常に美味しく、食べ過ぎて一時期太ってし
まったほどであります (苦笑)。泊まっていなくても朝食だけでも可のやうですので、朝
早く本郷に来た方にはオススメかなぁ……と思っております。

という私はこれから学部のゼミがあり、終了後の打ち上げは本郷三丁目駅近くの中華料
理屋「美味縁」です。2800円の食い放題コースが魅力 (飢えた学生サンよ、たんと食え
よ……と。笑)

あと、最近夜遅くまで研究室にこもる場合の夜食として愛用しているのは、「バンビ」
のちょっと南寄りにあるラーメン「破天」。特に塩ラーメンがうまい。餃子も250円で
デカいのが5つ乗っかっていてグー。ただ、スープが相当濃いため、うまいうまいと言
って全部飲んでしまうと、後でトイレに入ったとき「かなり健康に悪いな〜」と実感で
きます (苦笑)。この店のもう一つの良いところは「全面禁煙」!

というわけで、ヨタ話大変失礼しました。そのうちどこか雪見に逝ってきます。


服装 投稿者:まこと  投稿日: 1月24日(月)09時41分3秒

愚妻様

フレンチを食す時に服装にまで気を遣われるあたり、さすがは紳士淑女の国イギリス。
ちなみに先日の会食では、仕事帰りのF君はスーツ、私はいちおうジャケット着用。
主役のアベ君とスポンサーのヒロチ様は、近所のバルに行くようないたってラフな装い。
留学先のお国柄が反映されたのかも知れません、いや元から変わってないか...(笑)
「水晶ドクロ贋作事件」の詳しいお話は分かりますか?
『ギャラリー・フェイク』というマンガによれば、ドイツの小都市Idar-Obersteinで、
作られたという説があるらしいので、ちょっと興味があります。

のっぼさん

『ビューティフル・マインド』は、『グラディエーター』のラッセル・クロウが主演していたので、
「指導教官の横暴な仕打ちに耐えかね、全てを捨てて闘う若き研究者」、
を描いたスペクタクル巨編だと思っていたら、ぜんぜん違いました(笑)。
名古屋大学のS先生が集中講義に来て、昼食の時にこの映画の話をされたのですが、
その場にいませんでしたか?
S先生がプリンストン大学の学食に行った時に、優れた研究者に敬意を表して万年筆を
捧げるというこの映画のシーンを思い出し、「しまった!高い万年筆を持ってきちゃった」
と心配された、という話でした(笑)。
私も向こうの大学で15頁の学位論文を見つけ、「この程度で良いのか」と安心しましたが、
考えてみたら大論文だったのかも。たしか、古代ギリシャ史でしたよ(笑)。


散髪 投稿者:のっぼ  投稿日: 1月24日(月)08時45分34秒

元様、愚妻様、ロンドン観光、楽しめたみたいですね。
ストーンヘンジからの予定変更、きっと良かっただろうと思いますよ。
当地で考古学を学ぶ友人Mによると、
遠くから眺めるしかできず、近くには何もなく(下手をするとゴミの山)、
訪ねて行って、最もがっかりする場所の代表だそうです。
もちろん、経験そのものは大事ではありましょうが。
(と言って、実はその内こっそり?行ってみようと思っています)

今日は散髪してきました。約5ヶ月ぶりです。
年末から気になっていたのですが、機会を逸してしまっており、
また、かつてのまことさんのように、
髪を切ってくれるような女性が僕の周りにはいないので
(人徳?フェロモン?の差でしょうか(笑))
ずいぶんと長くなっていました。
長い方がいいよと言ってくれる友人もありましたが、
目や肌にも悪いそうなので、意を決して散髪に行って参りました。
「意を決して」と言いますのは
髪の質が違うから、丸刈りにされかねない、という噂を聞かされたり
理髪店ではなく、ヘアーサロンに行った方がいい、と聞かされていた一方、
そうしたところは散髪のみで25〜30ポンドもするところばかり。
日本では1000円で済ませていた僕としてはすっかり尻込みしていたのです。
そうしたところ、今日、何と5ポンドで
「どんな髪型にも応じます」と看板を掲げた理髪店を発見。
中をのぞくとアジア系(恐らくチャイニーズ系)の女性スタッフがいるのが見えます。
アジア系なら、髪質とか何とかも大丈夫だろうし、
何と言っても、あそこまで看板に書いてあるからには、大丈夫だろう、
客が少ないのは気になるが(中心街で午後2時くらいなのに先客は1人だけ)、
5ポンドなら少々不格好でも我慢しよう、などと考えながら入店しました。
自分の番が来たところで、何と伝えていいか分からず
「前は眉毛の上くらいで、脇と後ろはこのくらい・・・」と身振り手振りで説明。
何とか伝わったようで、お姉さんはバリカンでばっさばっさと刈って行きます。
なんだか羊になったような気分です。
結局心配したような事は何もなく、普通に、日本で言う刈り上げに仕上がりました。
今日は、午前中に選択も済ませ、部屋の掃除もしたので、
なんだかとってもすっきりした気分です。
天気もすっきりとした晴天が、一日続きました。
散髪後は、Covent Garden近くのCafe NEROで、
4世紀のスパルタの盛衰に関する論文を読みながら、
モカ(小)一杯で2時間ほど粘り、近くのTESCOによって帰宅しました。


本朝を支える技師 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月24日(月)00時12分52秒

稍年嵩と同年輩の技師の二人が一線で活躍する話を身近に聞き、衒
耀衒鬻の欠片もない風情に意を強くし、怖じ気もなく国外に出てく
る意気に感じるところがあった。我が身を振り返り、恥じ入るばか
りである。己の業界に不平を喞つ前に、精確な仕事を積み重ねてい
きたい。

先端技術の解説に耳を傾けつつ、その話は別の文脈でかつて親父に
聞いた憶えがあることを想い出す。門前習わぬ経を読む技師の倅が
そこにいた。可笑しなものである。Design Museumでは吸い込まれ
るように展観を眺め飽かしたのも、その血のなせる業であろうか。


水晶ドクロ 投稿者:愚妻  投稿日: 1月23日(日)22時42分50秒

ヒロチさん、まことさん、オ・デリス本郷の詳細なご報告有難うございます。本格的なお店なんですね。
男性四人でフランス料理というのはなんとも本郷らしい光景かも(笑)。ちゃんとしたご飯食べとなる
と着るものとか荷物とか色々面倒なので、大学で用事足した帰りにちょっと寄るという状況があるかど
うか微妙ですが(むしろ並びのマッサージ屋に吸い寄せられてしまう気が)、何かの機会に使えるいい
お店があるというのは心強い限りです。

昨日は大学時代の友人とその同僚の方と四人でロンドン観光をしました。最初はストーンヘンジの予定
だったのが諸般の事情から急遽ロンドンに。初めてウェストミンスター寺院とか国会議事堂に行ったり、
Designer's Museumなる工業デザイン製品の博物館に行ったりして、とても楽しかったです。自分では
行かないであろう場所がたくさん見られて、人の観光につきあうというのはなかなか楽しいものだと思
いました。期待していたロンドンアイ(観覧車)は残念ながらメンテ中。しかしエンジニアの友人とそ
の同僚は側で構造をじっくり観察できていたく感心した模様。それから元考古学研究者でもある友人が
是非と希望した大英博物館所蔵のマヤ文明「水晶ドクロ」、見当たらないので係のおじさんに訊いてみ
たら、「最近贋作と判ったから展示から外したんだよ」という衝撃のオチ。友人呆然。調べてみたら、
今月の七日にそういう結論が公表されたばかりなんだそうです。

夕食は結局テートモダン美術館七階に入っているレストランにしました。真っ正面のセントポール寺院
を始め、ロンドンの夜景が一望できてとても良かったです。ご飯もおいしかったし(種類がちょっと少
ないけど)喜んでもらえて一安心。


映画知らず 投稿者:のっぼ  投稿日: 1月22日(土)09時46分39秒

まことさん、お久しぶりです。映画知らずなもので、
かつてフランス語教室で「映画通」でならしていたというまことさんに
教えて差し上げられるようなものはないのですが、
この前見たA Beautiful Mind(2001年の映画なのでちょっと古いですが)について
ちょっと調べていたら、ある事にびっくりしてしまいました。
言うまでもなくJohn Nashというゲーム理論の生みの親のような人の人生を元に
作られた、半分実話、半分フィクションの映画なのですが、
何とこの世界的に評価された数学者の博論、27頁なんですって。
本当かどうか定かではありませんが、
また、分野及び時代の差はあるにせよ、
なんだか、いろいろな意味ですごいですね。


補足 投稿者:まこと  投稿日: 1月21日(金)10時35分10秒

ヒロチ様がすでに報告してくださっていますので、若干の補足。

会食の参加者はヒロチ様、私、アベ君とスイス帰りのF君の4名。
食前酒はバリエーションが少なかったのでやむなくシェリーにしましたが、あんなものでしょう。
コースはアベ君以外がサーモンのコンフィをアントレ、鴨のローストをメインに、
アベ君はキッシュをオードブル、フォワグラの鴨包みのアントレ、仔牛のテールの煮込みをメインに、選びました。
また、わたくしめがワインのチョイスを任されたので、ソムリエの方と相談し、
こちらで味のイメージが付け易いボルドー近辺から二本、すなわち、
アントレ用にアントル・ドゥ・メールの2003年(白)、メイン用にカスティヨンの1997年(赤)を頼みました。
アントレをヒロチ様が絶賛していますが、私も同感。
メインは身の締まって脂身の少ないフランス産のマグレ鴨をイメージしていたら、
まだ若くて肉質の比較的柔らかい和鴨が出てきました。
ただし、赤ワインは、メドックよりは軽めのアン・テミリオンに近いものを選んでいたので、
料理がワインの味に負けることなく、結果的に上手く合わせることができました。
で、映画『アメリ』にも出てきたクレーム・ド・ブリュレ、エスプレッソとプチ・フルールと来て終了。

事前にフランス近世史のF先生から、ワインの品揃えは「フォレスト本郷」の方が上、
と聞かされていましたが、実際に行った感じでは、ワインリストの書き換えも定期的にしていて、
ソムリエの方の対応も適切な印象を受けました。私からもお勧めのお店です。

最後に、勘定のほとんどを気前よく負担されたヒロチ様に感謝申し上げたいと思います。
ご馳走さまでした。


会食 投稿者:ヒロチ  投稿日: 1月21日(金)04時05分22秒

西洋史学科の後輩でバルセロナに留学中のアベ君が戻ってきていたので、一緒に食事をしました。麦の斜め前にあるオ・デリス・本郷というレストランです。

http://www.de-hongo.com/index.html

とてもおいしかったです。食前酒のシェリー酒はちょっと品質が落ちているような感じでいまいちでしたが、2003年ものの(フランスのカステ・・・の)白ワインはすっきりとしているしフルーティーなのだが決して印象は軽くないしっかりした味で気に入りました。前菜に合うワインを勧めてくれたソムリエらしき兄さんの説明もまた的確でした。次に飲んだ赤ワインはふつうでしたが。

料理もとてもきれいに盛り付けてあるし、前菜のサーモンは、とくに添えつけの野菜とそれにかかったオリーブ油がよかった。コースで頼んだのですが、安くはないけど内容を考えれば充分にもとが取れる値段だと思います。ここはお勧めです。一度は行ってみましょう。

アベとはたいした話はしてません。いつものことですが。はたして太ったのか痩せたのか、体脂肪率はどちらが少ないか、などです。ともだちにはドイツ人が多いそうです。前から思っていたのですが、日本人とドイツ人は気が合いやすいのではないでしょうか。

あとはまこと師匠が報告してくれるでしょう。


お久しぶりです! 投稿者:愚妻  投稿日: 1月20日(木)00時21分8秒

まことさん、お久しぶりです。

御嬢様大学ですね。<某大学 
以前、女子大で非常勤していた知り合いが酔っぱらって
「女子大っていうのは、匂いからして違うんですよムフー!」と力説してました。
普段は無口な人なのに。本当かどうか判ったら教えてください。

ヒロチさんにどうぞ宜しく!フレンチレストランのレポートも御待ちしています。


今年もよろしくお願いいたします 投稿者:まこと  投稿日: 1月19日(水)21時07分21秒

元夏迪師匠、愚妻様、常連の皆様

時々、ROMってはいましたが、書き込みは約1年ぶりでしょうか。
永のご無沙汰、失礼しました。
師匠から丁寧な賀状メールをいただき、「つげ義春ネタ」でも、
と機会をうかがっていましたが、他にも面白そうな話があるので少々。

ダブリン生まれでも、マードックは、やっぱり「イギリスを代表する知識人」
ということになっているんでしょうね(笑)。>のっぼさん
テリー・イーグルトンの『とびきり可笑しなアイルランド百科』に、
「『イギリス』文学の偉大な名前は、その多くが実はアイルランド人であるが、
この事実は忘れられることがある。イングランド人は自分たちの気に入る
アイルランド人なら養子に迎えるが、そうでなければゴミのごとく捨てる」
(小林章夫訳)とあるのを思い出し、可笑しくなりました。
他にもおもしろそうな映画がありましたら、ご教示下さい。

某H先生の葬儀の下働きの関係で、たまたま我が研究室でM笠宮殿下をお迎えする
機会がありました。その話を師匠や針鼠様のご学友で現在ロンドン大学に留学中の
T田さんにした際に、『ミカドの肖像』にも話が及びました。>愚妻様
戦後は宮様も大変でしたよね。ツツミの毒牙を免れた某K爾宮家のお屋敷跡に
キャンパスを建てた某大学に、来年度からお世話になることになりました。

明日は、本郷に新しくできたフレンチ・レストランでヒロチ様と会食です。


開明情報 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月19日(水)13時45分49秒

昨十八日火曜、隣室は夜更けまで開明していた。例になく騒々しかっ
た。ひょっとすると巡礼シーズンの到来を祝っていたのだろうか。

実に賑やかであった。


標本 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月18日(火)11時49分43秒

ヒストン路郵便局兼雑貨店で採集したアクセント。

○イ・ジャス・ボイ・ア・ローリポ?
 You just buy an lollypop?
○ワ・ッヂュ・ライク?
 What would you like?

What do you likeならワッ・ヂュ・ライク(「ッ」の位置が違う)
となるのだろうか。自分でも判らないところで聞き分けているらし
い。

インフォーマントは十代後半から二十代前半のアングロサクソン婦
人二名。多分に町方の口調で話す。


イギリスを知らぬ身を歎く 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月17日(月)01時59分27秒

のっぼさん、針鼠さん、情報をお寄せ戴き有難うございます。……
全然地名が判らない己に愕然としましたです(苦笑)。


有難うございます 投稿者:愚妻  投稿日: 1月17日(月)01時21分45秒

早速の情報、本当に有難うございます。さすが都会、色々ありますね。

最終的にはお客様の要望とその日の進行を勘案しつつ決めることになると思いますが、選択肢がたくさん
できて安心しました。大変助かりました。よく考えてみればロンドンには用事足しでしか行った事がなく、
観光らしい観光はしたことがないのでした。当然タワーブリッジ(のっぼさんのご指摘通り、間違えまし
た)も視界に入っただけ…。案内、と称して観覧車にも乗ってみようかな(笑)。

ロンドン情報と言えば、Korean Guest Housesというジャンルの宿泊施設があるんだそうで、朝食&夕
食付きで20ポンド前後なんだそうです。で、賄いも韓国料理なので概して大変美味しいそうです。ただ
し知人が泊まった時にはチャレンジャーな女将さんが何を思ったかバナナフリッターキムチ丼を作って
くれたりして、ちょっと困ったそうですが。韓国の人なら部屋も清潔そうです。


ロンドン 投稿者:針鼠  投稿日: 1月16日(日)12時21分45秒

ポートベローに行って安食堂から通りの景色を眺めるのもありだ。


矢の如きロンドン観光 投稿者:のっぼ  投稿日: 1月16日(日)09時46分48秒

どれだけ時間がないのか分かりかねますが、遠くから見るだけでもいいなら、
(僕がいつも渡っている)ウォータールーブリッジからは、
国会議事堂やロンドン・アイ、反対側にはセントポールなど
「名所」を眺める事ができますので、悪くないと思います
(多分隣の橋だって変わらないでしょうが)。
すぐ近くにコウ゛ェントガーデンがあり、
観光ガイドに載っているようなお店もあるでしょうし、
劇場街なので、お得なプレシアター、
アフターシアターメニューを提供するレストランが数多く軒を連ねています。
残念ながら、殆ど外食をしていないので、いろいろお勧め出来ませんが
以前に友人と行ったBERGOなるベルギー料理店は
ベルギービールとムール貝がとても美味でした。
実は、ちょっと歩くと中華街なので
その辺りで良いところを探すのもいいかも知れませんね。
この前行ったMr.Kongは安くて、味も割と良かったと思いました。
ロンドンブリッジ周辺はよく分かりませんが
(タワーブリッジ?いずれにしても知らないので同じ事ですが)、
バラマーケットBorough Marketの中に食事ができるところがあります。
またマーケットを通り抜けたところにあるFish!というレストランは
まともな魚料理を食べさせてくれます
(日本の指導教授にご馳走していただきました)。


質問(緊急) 投稿者:愚妻  投稿日: 1月16日(日)07時16分48秒

日本から一週間後に知り合いが来ます。ロンドンで食事をする事になっておるのですが、ロンドン観光
の時間があまり取れないらしいので、「ロンドンらしい景色」(ってロンドンブリッジみたいな感じ?)
と「食べられる料理」を両立させる事が可能な店を探しております。ご存知の方いらっしゃいませんか。
ジャンルは問わないそうです。お知恵を拝借できれば幸いです。


ティーターン 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月16日(日)02時56分38秒

タイタンの地表を見て慄然。『銀河鉄道九九九』よりもミクロマン
の世界ですなあ。

暗い。液体の流れた痕跡があるというのも不気味。


戦後の歌会 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月14日(金)13時36分25秒

昭和二十二年以降の歌会始の一覧を見れば、時代時代の哀歓を辿る
ことが出来そうだ。歌の素人なりに勉強をしてみようと思う。


御製拝誦 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月14日(金)13時29分38秒

待望の歌会始で歌を眺める。上手な歌がある。面白い歌がある。首
を傾げたくなる作もある。

昨年の御製は祝詞の如き鷹揚さがあった。さて今年の御製はと拝見
する。

戦なき世を歩みきて思ひ出づかの難き日を生きし人々

簡勁な調べにしんみりとする。帝王には帝王の歌があるものだと思
う。

来年の御題は「笑み」だ。


母音交替 投稿者:愚妻  投稿日: 1月12日(水)01時24分58秒

shitの活用はshit, shit(ted), shit(ted)だと思っていたら、より正しくはshit, shat, shatだという事を知った。

それだけ。


彼とともに去りぬ 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月10日(月)08時22分54秒

アナトリアに行く前、バス停で離英、帰国するキプロス人君を見送っ
た。荷運び、見送りは我々二人だけだった。

当地で最初に会い、友人になった同君を、最後に見送るのも我々だ
というのも因縁であろうか。

同君が姿を消し、それとともに自分の中の剣橋時代が終わったこと
を痛感した。同君の幸いを祈る。


シシケバブ 投稿者:愚妻  投稿日: 1月10日(月)06時53分42秒

のっぼさん、Mikado情報有難うございます。それは行かねば!と調べてみたら、どうもイギリス風の
演出らしいんです。皇族やら侍やらが出てくる代わりに、イギリス人がクリケットをしたりするらしい。
それはそれで『不思議の国のアリス』風で面白そうな気もするけれど(ミカドが首切りラヴァーなとこ
ろなんかアリスの女王様に似てませんか)、どうせならジャポニズム全開の演出をサヴォイ劇場で観た
い気も。路上観察者さんがケンブリッジで観たのはどんな演出でしたか?

今日はお気に入りのトルコ料理屋Anatoliaで久々に食事。一階にも店舗を拡張、店員さんも増えて雰囲
気が随分変わったんですが(トルコ美女が増えていい感じ)、なんか付け合わせのご飯も減ったしお気
に入りだった酢漬け紫キャベツが消えたりしてややショック。しかしメインのシシケバブが今まで食べ
た中でもぶっちぎりに美味しくて、とっても満足。肉のマリネ加減が絶妙なタイミングだったんでしょ
う。久々に赤身の肉をガツガツ喰らってご機嫌。メゼもうまかったです。お腹がきつくてヴァクラヴァ
が一口しか入らなかった事だけが悔やまれる。


トマトスープ 投稿者:のっぼ  投稿日: 1月 9日(日)04時34分26秒

今晩のメニューは海老と野菜の焼きそば、それからトマトスープでした。
トマトスープラーメン、いけそうじゃないですか。
濃度とか、味付け具合によって、変わりそうですけれど。
カップ麺ではその手のものがあったのじゃないかしら?

蛍光灯は無事、即日つきました。
ああ、もう真っ暗になっちゃうよ〜という、間際くらいに
がたいのいいおじさんがやってきて、ささっと交換して行きました。
真っ暗な部屋で一晩過ごさずに済みました。
(作業としては誰でもできるんだから、やらせてくれればいいのに)
なんだか部屋に籠っていた方が体調が悪化してしまうようだったので
翌日から図書館通い再開です。

MIKADのチラシは寮にも入っていました。
2月12日までやっているそうですよ。
平日のマチネだと6ポンド。
そんな値段なんですね〜。


やれとんやれとんやれな 投稿者:愚妻  投稿日: 1月 9日(日)01時52分48秒

アイリスさん
やっぱり「フライパンに脱糞」というお約束は当然実践してるんでしょうか?うへえ。外国人同士で集ま
ると土着の人の悪口になりがちなのはどこも同じなのかと思うんですが、イギリスの場合それが「汚い」と
いう話に収斂していく事が多い気がします。女同士だと特に。あと仕事が雑という話。ところで蛍光灯は
ちゃんと付けてもらえましたか?

路上観察者さん
トマトスープラーメンってうまいんですか。なんかカレッジ食堂のフルーツカレーリゾットを彷彿として
生理的に拒否反応が起きそうなんですが、大阪ならやっぱり美味しいのかしら。Mikado、ケンブリッジ
でもやってたんですね。また近々こないかしらん。鴎外先生もドイツで観たらしいですよ。

今日は博論を提出して帰郷する友人に御餞別で日本のガイドブックを買おうと思って本屋をうろついていた
ら、同じく日本のガイドを品定めしているおじさんがいたので「日本にお出かけですか?」と声をかけたら
(かけて欲しそうにしていた)札幌に行くという。日本語もすごーく上手で、以前にいらした事があるんで
すかと訊いたら「東京にいました」っていうから色々話してたら、実は家が超ご近所だった事が判明。まさ
にbikkuri shakkuri to! 雪祭りが楽しみだそうです。


明けましておめでとうございます 投稿者:路上観察者  投稿日: 1月 8日(土)22時30分4秒

年が明けて一週間もたって、いまさら新年の挨拶もないですが、2005年初めての投稿なので、一応…明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
お正月は家でだらだらとしていました。かなり長いお休みでした。だらだら生活がたたり、2キロも太ってしまいました。ああ、再ダイエット・・・。
へちおさん宅のお雑煮の作り方には感動しました。今回、うちの年越しそばは(最近大阪ではやりつつあるものを主人がまねして作った)トマトスープラーメンだったので、ちょっと転用できませんが、次回は素敵なレシピを覚えておきたいと思います。ちなみにトマトスープラーメンも絶品でした。
愚妻さん、ケンブリッジでミカドのオペラを見ました。くだらなくて面白かったのを覚えています。DVDといえば、うちでは今、「北の国から」が大流行です。少しずつ買い貯めて
いるのですが、ちょうどクリスマスにはクリスマス、お正月にはお正月のストーリーを見ることができました。五郎さんと蛍の様子をみながら、毎回心が表れたような気持ちになり、日々の自分を反省しております(苦笑)。


英語学習? 投稿者:のっぼ  投稿日: 1月 8日(土)19時21分39秒

何度かここに書き込んでいますが、英語学習と称して、DVDを見ます。
最近(でもありませんが)気づいたのですが、
聞き取れない所は英語の字幕を見てもはっきりとは聞き取れない。
特に長くて早い台詞回しは、おおよそしか分からない。
下手をすると否定辞が聞き取れず、逆の意味にとっていたり。
やたらと耳に残るのは短いフレーズ
副詞での受け答えabusolutely、lovely、exactlyや
bugger offとかfire awayとかbollocks、あとは書くのもどうかと言うものばかり。
しかも使う機会も無さそうなものばかり・・・。
ロンドンを舞台にしたラヴコメばかり見ているからでしょうか。
さるHPでイギリスを舞台にした映画を網羅的に?あげてくれていたので
オックスブリッジの大学を舞台にしたものでもないかと探してみました。
そこで『アイリスIris』という映画を発見。
イギリスのことをよく知らない僕は、当然の如く初耳なのですが、
主人公のアイリス・マードックはイギリスを代表する知識人だったそうな。
なるほど、これは英語の勉強になるかしら、と解説を読みすすめていくと、
彼女たちの住んでいた家が
「一度も掃除をしたことがなく恐ろしく散らかっていたことで有名」であったという
ミニ情報を発見。
う〜ん、汚さでイギリスで有名になるとは、想像を絶します。
元日にケンブリッジのお宅で盛り上がっていた話題を思い出しました。


レーザープリンターの 投稿者:愚妻  投稿日: 1月 8日(土)01時28分56秒

トナーが薄くなって来たので通販で注文。ほんとに届くかな、と疑っていたら三日で着いて驚く。早速
開けてみれば頼んだものとは違うっぽい。なんなんだこの国は!と怒りつつ、色々調べてみたら、100%
私の間違であった事が判明。電話で返品届けをしたらおじさんがとても親切で心温まりました。25%の
返品料を取られる以外は。それにしてもLaser Toner Drumっていうのは感光体(でも正式にはphoto
conductor unit)で、トナーはLaser Toner Cartridgeです、っていうのはちょっと紛らわしい。次か
らちゃんと調べてから注文しようと思った次第。トホホ。


Mikado 投稿者:愚妻  投稿日: 1月 6日(木)20時46分23秒

昨年遅ればせながら猪瀬直樹の『ミカドの肖像』を読んだら大変面白かったので、その延長でギルバー
ト&サリバンのミュージカル「Mikado」を是非観ようと思ってDVDを購入。15ポンド。ちょっと覗い
ただけだけど、かなり阿呆っぽくて楽しい。ハマりそうです。ロンドンで観たいなー。


字を書く 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月 6日(木)04時28分30秒

備品の食卓を仕事に使っている。食事には兎も角、物を書くには些
か高い。

路上観察者さんから頂戴した椅子の方で高さを調整しようにも、事
務用の椅子では限界がある。椅子の問題ではない。卓子が高すぎる
のである。抑も当地の執務机はかなり低い。椅子はそちらに合わせ
て作ってある。

姿勢を正し、握卵にペンを構え、まともな文字を認めようとすると、
どうしても肩が凝ってくる。腹周りの贅肉が肩にぶら下がり、腕を
吊り、そのせいで余計に肩が、などと妄想を逞しくする。単なる妄
想と笑って済ますことの出来ぬ肩凝りが、我が身にはある。

おまけに目がしょぼしょぼする。歳のせいもあるだろう。たまに認
めると呼べるような筆勢で文字を書くと、焦点がぼやけてくるよう
な心持ちがする。机上灯を右手に置かざるを得ず、その黄色い光が
常に視界を襲い、目を潤ませている。目が潤むだけではなく、視覚
中枢が刺戟され、疲労し、それが気分にも影響を及ぼす。

毎年懲りもせずに同じことを思う。今、年賀状を書いているのだ。


一筆箋/御歸り/御問合

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