自平成十六年三月十五日第一千七百十一号
至平成十六年四月十一日第一千七百四十号

＞博多の言葉も教えて下さい。

「猪は旨いっちゃけんね！」
牡丹鍋敢行に際しては、臑に疵持つ身にならないよう気を付けます。

李世普さん、よう御越し。その名前は「華人」歌星、中島美雪の歌
に因むものでしょうか（笑）。

「華人」歌星、中島美雪の英語名はNakajima Miyukiというそうです。
素晴らしい。

のっぼさん、よう御越し。

scripsisti> 体罰、僕らも結構ありました。

なんだか皆さん、大変ですね。不佞の小中学校時分にも尻をはたか
れたり、ゲンコを喰らったり、梅干しギリギリやられたり、耳朶引
き（「耳」と称した）などはありましたが、忘れ物如きではちょっ
と考えられませんね。校内暴力盛んなりし頃だったのが、関係して
いるのでしょうか。どうかなあ。

陸軍上がりにもそんな滅茶苦茶をやる御仁はいませんでしたねえ。
一人はリベラル左翼だったんでしょうなあ。ラジオニュースを聞く
のが趣味の方でした。今一人は「ガン鉄」と畏れられた方。寅さん
に出てくるタコ社長にそっくりでした。

「元君、おめえ何やってんだ？　ちっといらっしゃい。いーから、
そこでイヤイヤなんかしてねえで、ちとここにいらっしゃい」

と二十糎ばかりの竹の棒（指示棒）で手招き、御指名。恭しく教卓
まで出向くと「今何してた」と訊問。「ハイ教科書に落書きをして
遊んでいました」「こーの野郎。耳をお見舞いしてやりますから、
みなの方向きなさい」。で「あー」という変な掛け声と一緒に耳朶
をクネクネされるのです。痛かった（苦笑）。クネクネしながら、
耳朶を上に引っ張ると、こちらも爪先立ちに伸び上がるのです。

時々冤罪で耳を頂戴しましたが、ガン鉄の言い草がいい。先生、誤
解です。冤罪です。と言うと、折角御足労戴いたから、手ぶらで返
すのもなんだ、一つ耳でも貰ってけと言って、また「あー」。可愛
がられていたのかな？　冤罪耳の方が多かった（泣）。

高等学校は海軍系で規律も厳しいところでした。格技（剣道）の師
範が真剣を振るようなところでもありましたが、忘れ物でどうこう、
なんてのは、やはりありませんでしたね。喫煙を見つけた名物教師
（生物）が「あーてーめーなーにやってんだコラ。ちょっとそこで
待っていやがれ」と言うや否や、四階の生物室から飛び降りて、骨
折しながらも辛うじて着地、生徒に跳び蹴りと鉄拳を喰らわせたと
いうような話は残っていましたが。

不佞は高等学校で折檻を受けた記憶がありません。

博多娘さん、よう御越し。

scripsisti> ここに来ると、皆さんお元気なんだなあと心強く
scripsisti> （？）思ってます。

本当に。不佞も常々そう思っています。地球の裏側にいても、簡単
に遣り取りができるというのは、実に凄いことです。

scripsisti> 今やすっかり山里住まいです。庭の紅葉が日に日に手
scripsisti> の平を広げるのを楽しみにしています。

今後博多便りを楽しみにしています。愚妻さんも書いていますが、
博多の言葉も教えて下さい。

お国言葉の書き込みは随時大募集です。＞御覧の皆様

scripsisti> 合宿行きたかったです。

九州でやるという手もありますなあ。台湾もいいかな。

イラクの事態に戦後民主主義の徒花（精華？）を見る想いです。困っ
たものです。各方面の情報を漁って消光しています。困ったもので
す。気分を変えるために、書き込みをしています。

左ききのコジカさん、よう御越し。

−三月二十四日−
scripsisti> いや、文字通りなんだけど。こんなんでいいのかしら？
scripsisti> という。まぁ、とりあえず、そんなお茶濁しにしとき
scripsisti> ます。

いやあ報告者の実名と、報告の問題点などを巨細に亘って伺う心算
であったのですが（笑）。

予備報告というか、中間報告であれば、色々と意見を出して、報告
の質の向上に貢献できたのでは。こちらのセミナーや学会には、そ
んな空気が濃厚です。よい習慣だと思っています。それに引き替え、
日本の某学会などは、気持が狭い狭い。

そうは言っても、報告には最低限の形が備わっていて欲しいもので
すね。

−四月二日−
scripsisti> どうも。遅まきながら合宿の様子を。

御報告、有難うございました。施設の紹介をつらつら眺め、宿選び
に心を砕くコジカさんの様子が偲ばれました。何はともあれ、上首
尾に終わってよかったですね。

ピアノの詩人さん、よう御越し。モントリオールって、よく考える
と「王丘」ですね。商代、周代の支那のようです。カッコイイ。

scripsisti> 顔が痛いという現象を味わいました。この味わいはケ
scripsisti> バブ以上です。

不佞は先日のドイツ詣での際、機中で顔が痛くなりました。気圧の
関係で鼻が詰まったかなんだか、事情はよく判りませんでしたが、
とにかく顔面が痛いの何の。ケルン・ボン空港が見えてきた頃には、
心中でさっさと下ろしてくれーっと叫んでいました。降りたら軽快
しました。恐るべしGermanwings（謎）。

モレアールに何か美味いものはありましたか。

御無沙汰してます。
香港の女子卓球選手に「柳絮飛」という選手がいるんですが、狙って付けたんでしょうねえ？

博多娘ちゃん、こんにちは！山里暮らし、素敵です。いいなぁ。
博多の言葉には慣れましたか。いつか披露して下さいまし。

でも猪というのはちょっと怖いかも。追いかけられたりしないでね。
猪を見つけたら車でひき殺しておかずゲット！というのは誰でしたっけ。

実はたまにこっそり覗き見してたのですが、挨拶もしようかと顔を出してみました。お邪魔します。博多で弛んでる者です。ここに来ると、皆さんお元気なんだなあと心強く（？）思ってます。
最近引越をしましたら、お隣さん曰く冬には猪が訪ねてきたことがあるそうです。二年前に九州島に越したときには何て田舎に来たのかしら！と思ったものですが、今やすっかり山里住まいです。庭の紅葉が日に日に手の平を広げるのを楽しみにしています。

＞コジカさん
合宿行きたかったです。私が参加するときには、今回の大好評宿を凌ぐお宿を見つけて下さいね。ところで、、合宿にもお菓子は持参されるのでしょうか。

昨晩キングスコレッジの前を通ったら、キツネがウロウロしていました。
一応「シティーセンター」なので、ちょっと驚きです。
情けない様子でトボトボ歩いてました。お腹が減っていたのかな。

今日はキプロス人の御誕生日パーティーに行って来ました。

ギリシャ人×６人、ちょっと疲れました……そのうちの姉妹の御家族と、
私の学部時代の指導教授先生の御家族がお友達だったりするのも、驚き。
それから御馳走の一つがテサロニキ（北方ギリシャ）のおかずで、なんと
ズッキーニの天麩羅でした！食べたかったので嬉しかった！天麩羅と違う
のは、衣に水ではなくビールを使うことです。そうすると衣がパフパフに
なるそうです。同じ衣でフェタチーズ（山羊乳）を揚げたりもするとか。
美味しそ〜。要領は天麩羅と同じなので、是非お試しを。ズッキーニは
薄目の輪切りにするのがコツだそうです。

なお来週は復活祭なので、ギリシャ正教の皆さんは肉、玉子、乳製品断ち中
なので、食事は野菜＆米が中心でした。皆さん結構真面目に守っている模様。
ではお休みなさい。

この一週間、またウイルスで参る。一日十通近く来る日もあり。サー
バ管理者の腰は重く、それがまた癪に障る。

感染源は、またしても大学に勤める御仁。困ったものである。駆除
までは一週間ほどの余裕を見て欲しい、と遅ればせながら届いたプ
ロバイダからのメイルに、再び歎息。督促三度にしてこの言い草。
週明けを控えて憂鬱ばかりが募る。

子安宣邦『本居宣長』（岩波現代文庫）読了。さて為事。

クレムダンジュ改め、鯡そば。

これだけじゃなんなので。体罰。
愚妻さん、のっぽさん、お二人とも結構ひどい環境で
過ごされたのですね。僕も皆無じゃなかったけど、そ
んなに酷くなかったな。

小学校の時に教員が算数で使うＴ型定規を頭の高さから
自由落下で頭に落とす、唐竹割みたいな罰があり、それ
が記憶に残る一番の恐怖かな。
中学では、一部あったかもしれないけど、直接被害にあわず、
高校では、放任主義だったので、皆無でしたね。

小、とりわけ中学では、アホな先生には事欠かないのですが。
体育会系でないというのも一つのポイントかもしれません。
デッサンが甘いといっては、ビンタ。パースが狂ってると言
ってはビンタ。・・こんな美術部は嫌。

>指導教官の「破壊的助言」も良い反面教師になっています。

むぅ・・・

どうも。遅まきながら合宿の様子を。

２、３日間から二人ほどキャンセルがでて、さらに当日も
一人キャンセル。皆、体調不良とのことで、それは致し方
ないのだけれど、他の人はちゃんと揃うか心配になる。
が、宿に着いてみれば、全員時間通りに到着。

宿は、↓です。
http://www.heights-nakagawa.com/top.html

利用したのは、ハイツの方です。和室の部屋には、
トイレはないけど、洗面台があり、電気式湯沸かし
ポット、ティッシューなどの備品も揃っていました。
そんなに新しい建物ではないのですが、お風呂をはじめ
館内清掃が行き届き清潔感がありました。また、布団の
上げ下げもしてくれサービスも行き届いていました。

１泊３食７０００円の合宿プランというのを利用しましたが、
食事はなかなかよかったです。２日目は1500円足して食事を
ランクアップして、猪肉の焙烙蒸しを食べました。
温泉は、屋内の大浴場スタイル。結構熱めの源泉だったと思
います。

勉強の方は、昼間は会議室を利用し、イスとテーブルでよい
環境。初学者も結構おり、初歩文法の確認的なことにも時間
を割いたにしては、梗概と１３節と、まぁすすんだほうでは
ないかと。但し、会議室の予約とかしてあったせいもあり、
全然あそびませんでした。

だから、愚妻さん。
>酔っぱらい中年ボーリング大会の後、信玄の隠し湯を美女とウハウハ堪能した
>コジカさん、若返ってらっしゃいましたか。

ということはなかったのですよ。それに美女軍団は隠されてた
みたいで、生憎お目通り適いませんでした。とはいえ、夜には
上手い純米酒などをいただきながら酒宴をいたしました。

お陰様で、参加者の方々からも合格点をいただけたようで、
ほっとしているところです。　そんなところです。

最後に、「クレームダンジュ」

知り合いの子が
「鴨はかわいくって、おいしくって、えらいねえ」と
かわいらしい事を言っていたのに刺戟され、
夕べは鴨を炙って、
醤油、バルサミコ、わさびでいただきました。
うま〜。

体罰、僕らも結構ありました。
中学の音楽の先生は、チョークで汚れた黒板消しで
生徒の頭を殴ってCCBとか言っていましたし、
剣道部の顧問の社会の先生は竹刀を常に片手に、事あるごとにそれを・・・。
高校１、２年のときの担任は、忘れ物や遅刻等々に
「歯を食いしばれ〜」とかいいながら平手でしたなあ。
バスケ部の顧問は、やっぱりミスやなんかで、殴る、蹴る。
生徒とこじれて、練習ボイコット、和解交渉なんてやりましたっけ。
自分自身は、いい子ちゃんだったので、被害は少なかったのですけれど、
結局、論理や情を尽くさない様子に、
生徒も暴力の裏の一時的な感情の昂りを見透かしたりして、
反面教師という以外に、教育効果はてんでなかったのではないでしょうかね。
指導教官の「破壊的助言」も良い反面教師になっています。

豚足。

お客さんが見えたりしてバタバタしていました。皆様お変わりございませんか。
お客様は日本女性だったのですが、やはり件の工事現場のおじさんに毎朝挨拶
されたそうです。趣味なのかな。私だけでなくて良かったと、安心。

夕食時のお喋りで判明したのですが、私は義務教育時代、元夏迪君と較べて遙
に沢山体罰を受けていたようです。宿題を忘れたと云ってビンタ、教科書や各
種学習用具を忘れたと云ってビンタ、それじゃ忘れないように学校に置いて帰
れば、「ジャンピング・パンチ」と称して教科書を束ねたもので教壇の上から
教師（男性）が力任せに跳び蹴りならぬ跳び殴り（これは一度ならず脳震とう
を起こしかけました。大体パンチじゃないし）。バレーボールの試合ではサー
ブミスする度にこれまたビンタ。この間に身を以て学んだことは、忘れ物や失
敗には、体罰は全く効果がないことです（笑）。とても野蛮な子供時代を過ご
したようで、元夏迪君に驚かれました。私は小・中学校というのはそんなもん
だと思っていたので、驚かれることに驚きました。皆さんはいかがでしたか？

てっちゃんさん、ズッキーニの天麩羅、美味しいですよ！強いて喩えるなら、
なすびの天麩羅に似てるかなあ。フワフワしててジューシーで甘みがあって、
お薦めです。野菜の天麩羅ではアスパラも好きです。あとは椎茸。でも今なら
フキノトウやタラの芽でしょうか。きす天もいいなあ……お腹減ってきた。

ピアノさんそろそろカリホルニヤに戻られましたか。モントリオールって何が
美味しいですか？なんかあちこち痛そうですが、どうぞお大事に。

酔っぱらい中年ボーリング大会の後、信玄の隠し湯を美女とウハウハ堪能した
コジカさん、若返ってらっしゃいましたか。

まだ見てませんが調理法ありがとうございます。
ただいまカナダのモントリオールです。ヨーロッパの
影響がアメリカ西海岸より全然強いですね。食い物も
なかなかです。色んな人に会い、楽しんでおります。
でも寒い。顔が痛いという現象を味わいました。
この味わいはケバブ以上です。（わけわかりませんね）
モデムなので短レスで・・・。失礼＆御礼

どうも

愚妻さん。「ウィルスじゃなくって」という語感を勘違いしました。
しかし、愚妻さんのところはご託宣がすごいのですね。お祈り・・。
なんて？しかし、そんだけご託宣の雨霰なら、いっそ集めて、クレス
モロゴスにでもなれそうですね。

また、元氏が解説してくれましたが（ありがとうございます）、差し出し
人を騙るウィルスメールは知ってましたが、メーラー・デーモンを利用
して送りつけられたのは、はじめてで戸惑いました。

化調さん。ネットでははじめまして。いろいろ、トラブル続きのようで
すね。常時接続はやっぱこわいなぁ。

元氏。
>−三月七日−
scripsisti> ちょっと、ホント、どうかと思う。

>詳細を希望します。え？　ちょっとまずい？　メイルも大歓迎です。

いや、文字通りなんだけど。こんなんでいいのかしら？という。まぁ、
とりあえず、そんなお茶濁しにしときます。

>あくまでも自称しているだけですから（笑）。でも面白そうな企画
>ですね。高等学校時分に大ボ大会（大ボウリング大会の略称）と唱
>えて、部活の仲間と十ゲーム勝負をやったりしていました。

先日、学部時代の友人二人と飲む。友人A曰く、「この後はラーメン
だが、お腹が未だすいてないから、ボウリングしよう」。２合強は
飲んでいるのにやりましたよ。しかも、２ゲームでゲーム代かけて。
いやぁ、殺伐としたゲームになりました(^^;)。かろうじて、２位で
自己負担のみで済みましたが。２ゲーム目なんて100いかなかった。
やっぱりストライクが出て、続かないとダメですね。

さて、明日から合宿です。とりあえず、信玄の隠し湯とやらに行って
参ります。今回の合宿、１泊7000円3食付の合宿プランなのですが、
２日目は料金をプラスして食事のランクアップをしています。
元氏の逞しすぎる想像のようなことはないでしょうが、後日、レポート
したいと思います。（写真はあいにく撮れないと思いますが。）

晴、雨、霰、晴。凄い天気だ……。掃除、洗濯、契約更改。買い物
に行って、為事をしよう。

いっそのこと、文字コードを振り分けの基準にして、弾いてしまう
のはどんなものでしょうか。忘れる前に書き留めておきます。

来客と愉しく消光。昼間は仕事に精を出しています。そろそろ締切
も近づいてくるし、自分の仕事の方にももっと時間を割かねばなり
ませんし。幸い昔から（なぜか）春には矢鱈と為事や文事が捗る質
なので、この波を逃す手はありません。

てっちゃん、よう御越し。横レスですが、

scripsisti> そうなんですか？
scripsisti> 通話代凄いんだろうなぁ。

いや本当に洒落にならないんですよ、これが（苦笑）。素でも話が
長い人たちですから。

>てっちゃーん、そろそろ出番ですよー。

呼びました？

針鼠先生、お久しぶりですー
モスクワですか？
観光なのかな？
気をつけて行ってらっしゃい。


時に愚妻さま、ズッキーニの天麩羅ってどんなお味？

>ギリシャ人に携帯を持たせると一日中電話で喋ってる・・・
そうなんですか？
通話代凄いんだろうなぁ。

デーモン警告メールや、偽装ウィルス＆ウィルス警告メールは、
届いた事はありませんが、ＤＭは山ほど来ます。
２日ほどチェックせずに放っておくと、
２００通は超えますね。
その殆どが、海外からのＨＴＭＬ文書でのメイル
読めねーっうの！！

どうにかならないものでしょうか？
妙案を、お持ちの方、御教授下さい。

忘れていた（汗

ウイルスの話が出ていますね。

−三月十二日、のっぼさん−
scripsisti> よく考えたら、ウィルス駆除の指示をわざわざ添付
scripsisti> ファイルで送るなんて変なのかもしれませんけれど。

−三月十二日、コジカさん−
scripsisti> Mailer Daemonの偽装あるいは、利用したウィルス
scripsisti> メールらしいという結論に至りました。

感染者が差出人アドレスを詐称することは容易です。職場のメイル
アドレスを表示させ、実は自宅から私用プロバイダで送信するとい
うのも、今では普通に見ることです。そうすれば、先方から返信が
職場に届きます。感染機の場合は他人のアドレスを騙っているだけ
のことです。アドレス帳から引っこ抜いたものか、最近閲覧した網
站に記載されていたアドレスをキャッシュから掏摸るのでしょう。

そこから誰かに感染メイルを送る。送られた側のプロバイダが反応
する。メイルにウイルスがありますとか、こんなアドレスは存在し
ません（感染機は架空のアドレスにウイルスを送りつけもします）。
その報告は、全部差出人アドレスに届きます。元夏迪アドレスを騙
る機械が送ったメイルの報告は、元夏迪アドレスに来る。

サーバによってはウイルスを削除した上で、その残骸と、警告文書
の二通を送ってきます。ところがウイルスを添付したままの状態で
送りつけてくるサーバが案外多いのです。そこまで考えて作られた
ウイルスであれば、サーバを利用した汚染の拡大と言えますし、そ
こまで考えていないウイルスでも、サーバを媒介に増殖をする可能
性はあるのです。

化調さん、よう御越し。

scripsisti> 変なアクセスが昨日昼に集中してみられました。

何でしょうね。行きつけの網站からのpingじゃないとすると……。

不佞もファイアウォールを入れたいのですが、フリーのものってな
いんですね。クラッシク環境は色々な面で見捨てられていますが、
Xでも見当たらないのはあまりに寂しい。

ちょっと話はずれますが、合衆国ライコスに間借りスペースを開い
た直後に、日本の業者が勝手にトップページを書き換えて、自分の
網站に転送する中継地にしてしまいました。気がついてすぐに削除
してからは、特に異状は見られないのですが、気味が悪いので使っ
ていません。

scripsisti> 見たことのないIPアドレス

ちょっと監視した方がいいですよ、そのアドレスや接続ルート。

歯がハガガハのピアノの詩人さん、よう御越し。

scripsisti> Zwiebelrostbratenで良いかと思います。と突然すみま
scripsisti> せん。おいしいですよ、と言いつつ、その作り方を知
scripsisti> らない自分がはがゆい。しかも本当に歯が欠けました
scripsisti> ・・。ああ、でも食べたい。

調理法を発見しました。挑戦してみては如何でしょう。

歯は最近欠けたんですか。それともこの料理を食べて？　治療をし
ていないなら、すぐに歯医者に行った方がいいですよ。イングラン
ドとは違って、合衆国の歯科医技術は進んでいるのでしょうし。保
険もきくのかな？

scripsisti> 私はといえばショパンのプレリュードをよく弾いてま
scripsisti> す。

御忙しいでしょうに、時間の使い方がうまいんですかね。見習わな
きゃ。

scripsisti> 尊敬していたピアニストが同じ曲を弾いてくれて。再
scripsisti> び感動したような、そんな若い頃の自分が戻ってまし
scripsisti> た。

判ります、判ります。再び全てが新鮮に見えるのも、そんな瞬間で
すね。不佞はサクラカラーの橙色の箱を思い出す度に「写真を撮ろ
う！」と思った頃の心持ちに帰ります。

生まれて初めて撮った写真は、親父に連れられて京王線の電車を見
に行き、構えていた方角とは反対側から来た車両を振り向きざまに
パシャリ。もちろんボケボケのブレブレでした。親父にも叱られた
し（苦笑）。

ピアノさんが尊敬するピアノストの手に習って弾くプレリュードを
お聞かせ下さい。

左ききのコジカさん、よう御越し。

−三月七日−
scripsisti> ちょっと、ホント、どうかと思う。

詳細を希望します。え？　ちょっとまずい？　メイルも大歓迎です。

＃もちろん真に受けなくて結構です。

そういえば最近、研究報告を聴く機会がありません。家に籠もりき
り。

scripsisti> （なんか確信犯的に白を切られている気が）。つま
scripsisti> り、信玄公が美人を隠し湯に囲って・・ホヤホヤ〜。
scripsisti> ま、そういうこと。ね。

なんだコジカさんは絡んでこないのですか。不佞はまたてっきり、
信玄公と囲われた美人ゴッコであんなことや、こんなことをして御
愉しみという妄想を逞しうなさっているのかとばかり思っておりま
したが。え？　妄想が過ぎるのはお前だって？　いやいやなかなか。

scripsisti> 元氏が、ボウリング得意とは知りませんでした。愚妻
scripsisti> さんは苦手と言うことですから、帰国後にチーム戦に
scripsisti> したらどうでしょう。夜は、ビール片手に卓球。

あくまでも自称しているだけですから（笑）。でも面白そうな企画
ですね。高等学校時分に大ボ大会（大ボウリング大会の略称）と唱
えて、部活の仲間と十ゲーム勝負をやったりしていました。池袋に
一ゲーム百円というところがあったので、大奮発すれば何とかなっ
たのです。

＃で財布には五円玉が一枚、という日もあったんだよなあ。

scripsisti> 私でよければ、働かせていただきますよ。でも、とり
scripsisti> あえず、今度の宿もハズレなら、辞退するかも。

出番ですか（笑）。

scripsisti> 宿の選択基準は、誰とどういう状況なので変わります
scripsisti> し。車よりは、電車で、ぼーっと行くっていうのはい
scripsisti> いかもしれません。

では「信玄公と囲っておいた美人ゴッコ」をするというための宿、
ということでシミュレーションをお願いします。

電車でボーは同意ですね。

のっぼさん、よう御越し。

−三月三日−
scripsisti> 僕の方は、桜葉は外して、桜餅の控えめな甘さとお茶
scripsisti> の渋さだけで楽しみました。というか、これまであの
scripsisti> 塩漬け桜葉を食べた記憶がなく、そういう習慣だった
scripsisti> だけなのですけれど。

同志と呼ばせて下さい。長じて葉を喰らうことを覚えましたが、や
はりまだ慣れません。

scripsisti> 飛鳥山周辺は、以前大学へ行く途中、遠回りをして歩
scripsisti> いたことがありますが（遠回りし過ぎ？）周辺散策に
scripsisti> は至りませんでしたので、今度行ってみたいと思いま
scripsisti> す。

是非是非。あの一帯は知る人ぞ知る「コンビニの定着しない街」。
昔ながらの商店街が機能する地帯なのです。犬も歩けばじゃないけ
れど、どこにもかしこにも商店街が潜んでいます。その筋のマニヤ
には応えられません。家並みや景観、住人の行動に、二十年以上昔
の東京を偲ぶことが出来ます。

てっちゃん、よう御越し。

−三月五日−
scripsisti> >流石に紙を電線で送るわけには行きませんでした。
scripsisti> いや、お師匠さまなら出来るかもしれません（笑）

では一つ挑戦を（謎）。

scripsisti> >十万号の折にはもう少し奮発したいと思います。
scripsisti> 期待しております。

せめて文字数だけでも増やします。……大分みみっちい話になって
きました（笑）。その頃に不佞はどこで何をしているのだろう……。
その状況によっては、この間ものよりも悪化する虞があることをお
含みおき下さい。

scripsisti> 充電器というのがあるのぢゃがのう（−−

御自宅で充電した電力が、御帰宅まで持続するということでしょう
か。それとも出先にも充電器を持ち運び、そこでも電源を補給する
のかな。携帯に無知なもので、電力の消費量もピンと来ないのです
（苦笑）。行けませんね。

眠ってしまいました↓

今日は徹夜（徹昼）。昼夜の逆転を正し、客人を迎えねばなりませ
ん。溜まりに溜まった箚記の作成や、読むべき史料で時間潰しの材
料には事欠きませんから、安心です。眠くなってしまうのだけが気
懸りです。

ちょっとだけ。と思い手に取った船曳建夫氏の『「日本人論」再考』
（日本放送出版協会、平成十五年）を一気に読了。パワーブックの
バッテリが御陀仏に。今は予備を差しています。古い奴は放電中。
本当に御釈迦になったかどうか、あとで確かめてみます。バッテリ
調整に限って言えば、G3は5300時代よりも退化しているような。

追ってレスを差し上げます。

曇天、小雨、時に霙、そして雨また曇。寂しい春の宵に書見、役務
に備え、本業を想います。今朝方にはIan Morris, 'Archaeology and
Archaic Greek History', in: Fisher, N./van Wees, H., edd., Archaic
Greece: New Approaches and New Evidence, London: Duckworth/The
Classical Press of Wales, 1998, 1-92を読了。

文中にスノッドグラス教授を批判する件があり、それで想い出した
のが、ス教授の報告。演習の席上、担当教員であったス教授が率先
垂範とばかりに研究報告をなさった折に、詳細な批判を試みていた
のが、このモリス氏でした。演習に遅れること三年、モリス氏の仕
事の上梓から実に六年にして、ようやく話の全体像が見えた次第で
す。実のある批判で互いに向上を続ける様子は羨ましくもあります。

ス教授と並んで演習を担当した教員が、キース・ホプキンズ教授で
した。先日さる方に書き送ったメイルの全文を引き、回向に代えた
いと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホプキンズ教授には渡英初年度の修士演習で小さくなっているとこ
ろを、色々と気遣っていただきました。

「報告者、も少しゆっくり喋ってくれんかね。老人にはきついなあ」
とおどけたのも、不佞を含め、イギリス英語に慣れない外国人に配
慮して下さったのでしょうし、「報告者は前日までにペーパーを人
数分複写して、参加者全員に読ませること」というのも同断です。

「どんなことでもいいから、一人一回は質問をしよう」といって、
一人一人指名したのは、議論の輪に入れなかった不佞を慮って下さっ
たからに相違ありません。「アルヤンのポリュビオス解釈はおかし
い、このギリシア語はそんな意味には読めない」とオランダ人に質
した時には、吃驚したような、愉快そうな顔をしていらっしゃいま
した。

「報告には必ず冗談を入れて、聴くものを愉しませてくれねば困る
よ」という教えには添えませんでしたが、それでも笑って聴いて下
さいました。不佞の報告を聴いて「言説と神話との語義が混乱しな
いようにしなけりゃ」というお叱りを下さいました。不佞の所論を
擁護して立ったドイツ人と丁々発止の議論をしながら「これだから
ユリアとやり合うのはゴメンだよ」という含みのある笑顔でウィン
ク。

「君の英語の文体は随分と堅いね、まるで役場の通達のような流れ
る文体だ」。咄嗟に真意を測りかねた不佞が「仰る意味がちょっと」
と訊くと、横からスノッドグラス教授が「キースの皮肉だから、ま
ともに取り合わんでよろしい」。言われたホ教授はニヤニヤなさっ
たり。一方でス教授他考古学者数名が「古代ギリシア人が神話を真
に受けていた証拠は」と始めると「何を言っているんだお前ら、もっ
と奇天烈な奴を二千年も後生大事にしている癖に」。神学部との合
同演習では、不佞の欠席した会に一悶着を起こしたこともあったよ
うです。

お教え戴く期間は二月と、あまり御縁のない方でしたが、こうして
書き始めると、次から次へと思い出されることばかりです。皮肉屋
で厳しい方なのに、不佞にはやさしく接して下さいました。嗄れ声
で聞き難い御自分の英語を知ってか知らずか、或いは香港大学での
体験の故にか、いつもゆっくりと微笑みながら話しかけて下さいま
した。○○先生、××先生［編集註：このメイルの名宛人でホ教授
の御友人］に御厄介になっている者だとは、ややしばらく口にしま
せんでしたし（機会がありませんでしたので）、東京で一度お目に
掛かったことがあると告げた時にも、失念していらっしゃいました
から、叮嚀に接して下さったのは、恐らく教授御自身が元々そうい
う方だったのだろうと思っています。

辛うじて英語が使えるようになってからは、研究会でお目に掛かる
ことも叶わず、御礼を申し上げる機会を逃し続けて永訣の日を迎え
てしまいました。「暴れん坊キース（同僚にはbaby Keithと呼ぶ人
もいました）は退職してこんなところに恋々とするような御仁では
ないのかな」と思ってみた自分が浅ましく思われます。

つい先日、人伝に「キースが危ない、死の床についているらしい、
ここ数年は病で病院と自宅の間を行ったり来たりだ、今度はもう駄
目だ」と聞いたばかりでした。噂好きが仕入れた情報の真贋も確か
めず、人の生き死にを御地に報ずべきかどうか逡巡していた矢先に
訃報が届き、暗澹たる思いに打ちひしがれております。精々御厄介
になったことを忘れずに、自分の出来ることをやって行こうと思う
ばかりです。

プラトンの『饗宴』は、とある宴会でソクラテスがある巫女から聞いた話を披露した、
という随分昔の話の又聞きの又聞きの又聞きくらいの話を二人の登場人物がする話で、
しかもソクラテスの話というのが「エロスとは何か」なもんだから「エロスについて
の語りの自己増殖が『饗宴』のテーマ。そもそも語りというものは「聞きたい、話し
たい」という欲望を喚起することによって自己増殖していくエロティックなものなん
だけれど、プラトンという人はこの性質に非常に自覚的な物書きなんです（←デリダ
のlogocentrisme批判の批判）」的な分析をしたハルパリンさんというゲイの学者がい
ます。相当好きな論文なんですが、今思うにコンピューター・ウィルスやhoaxとも重
なる部分がありますね。ギリシャ人は昔からこの手のものに弱いと言えるでしょうか（笑）？『リング』の「呪いのビデオ」も似たところがありますが、これと『饗宴』
を比較した論文なんて誰か書いてないのかしらん……って安易に過ぎますか。

化調さん、それは異界からの交信なのでは？


Halperin, David M. (1992) 'Plato and the Erotics of Narrativity',
in Innovations of Antiquity, Princeton UP.