自平成十六年正月二十一日第一千五百九十一号
至平成十六年二月四日第一千六百二十号
へちおさん、お気になさらず。
scripsisti> 元先生にお尋ねになった方は,
左様です。でもまあ、そうでない場合の推薦図書などもお伺いして
おきたいような気もしますね。当地にいる限り、誰がいつ何時、そ
んな質問をするとも判りませんから。訊かれたら判る範囲で答える
のが、本朝文化の宣伝にも役立つでしょうし。
元先生とそーとー閣下のやり取りを読む限り,どうも的外れな意見のようですね.
下の投稿はご放念のほどを.
念のために確認しておきたいのですが,元先生にお尋ねになった方は,日本語が不自由なく使え,普通の漢和辞典や国語辞典もすでに所有しており,そのうえで明治の文章を読みこなすための漢和辞典を探している方と理解してよいのでしょうか?
もしそうではなく,例えば外国語として日本語を学んだ方であれば,答えもまた違ってくると思います.
公用のカナ漢字文と候文で使われる漢字表記に注目すれば,読解上の問題は以下のようなものでしょう.
1. 漢字で表記される語彙に和語の当て字と漢語が混在する
2. 定着しなかった新造語が使用される
3. 表記の揺れが大きい
日本語が一定程度使える人間であれば上記の問題についても勘が働くので,漢和辞典と国語辞典を引き分けたり,字面から意味を推量できるでしょうが,そうでない方の場合,漢和辞典の良し悪しでは解決できない問題のような気もします.
# 例えば,「矢鱈六ヶ敷キ舎密学」のような表現は,字面から漢和辞典を引いてもお手上げでしょう
×御照会→○御紹介
最近変換ミスが目立ちます。
今日のギリシア語の稽古は中止。指南役が体調不良です。本朝でも
インフルエンザが流行していると聞きますから、皆さん何卒御大事
に。
そーとーさん、よう御越し。このハンドルではお初ですね。
早速の御教示、有難うございます。雜談室で御願いした甲斐があっ
た。
scripsisti> 明治期の漢語だと、明治期に出た辞書を探すのがいい
scripsisti> のでしょうかね。
この御指摘には目から鱗の落ちる思いが致しました。御説の通りで
す。
#とはいえ、明治期の字引といえば、康煕字典しか持っていなかっ
#たりします。表紙は絹張り!
張って戴いた鏈接を覘くことは出来ませんでした。不佞だけでしょ
うか。ひょっとしてログインなさった状態で検索なさったのかな。
ちょっと鍵語が判らないので、自分で同じ結果は出せません。御暇
な折に再掲を御願いしても宜しいでしょうか。
scripsisti> 大槻『大言海』なのでしょうが、漢語についてはあま
scripsisti> り強くない気がします。
名著の呼び声が高い作品ですね。不勉強で、開けてみたことがない。
scripsisti> 候文、変体漢文、明治漢語文はそれぞれに違うので、
scripsisti> 辞書もそれぞれにあたらないと万全は期しがたいと思
scripsisti> います。なんか思いついたらまた書きます。
明治期の文書を読む際の悩みでもあり、楽しみでもあり。各々定番
と目すべきものがあれば、是非御照会下さい。
普通は大槻『大言海』なのでしょうが、漢語についてはあまり強くない気がします。
候文、変体漢文、明治漢語文はそれぞれに違うので、辞書もそれぞれにあたらないと
万全は期しがたいと思います。
なんか思いついたらまた書きます。
明治期の漢語だと、明治期に出た辞書を探すのがいいのでしょうかね。
以下はアマゾンの検索結果です。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-3033138-5433929
変体漢文に強い辞書があれば(あるのか?)、助かるかも知れませ
ん。
へちおさん、よう御越し。早速の御教示痛み入ります。
scripsisti> 明治期独特の漢語を多く採録している辞典でしょう
scripsisti> か?
はい、これです。
scripsisti> 総じて漢和辞典よりも国語辞典
不佞も賛成です。実は知人から受けた相談でして。不佞も答と呼ぶ
には程遠い回答しか出来なかったものですから、是非各位のお知恵
を拝借したいと考えた次第なんですよ。
#不佞の不得要領の回答は後日掲載します。
あ、出来れば一冊本だと言うことなしです。
お詳しい方のご教示に俟つのが得策と思いますが,元先生がお探しなのは明治期独特の漢語を多く採録している辞典でしょうか?
# 固有名詞の漢字表記や変な当て字,異体字や略字といった表記,もしくはいわゆる変体漢文の文法ではなく,単純に語義を調べるための辞典か,ということです
近代日本で使われた漢語に限って言えば,総じて漢和辞典よりも国語辞典(『日本国語大辞典』までいかなくても,それなりに大部のもの)の方が採録語彙は豊富なような気がします.
突然ですが、明治時代の文書、公文書、書翰の類を読みこなすのに
適していると思われる漢和辞典はどれでしょうか。
凄い区切り方でしたね、下の投稿。
それはそうと、昨夜愚妻さん特製、菊芋(ジェルサレム・アーティ
チョーク)のクリームあえを食したせいか、不佞、本日放屁が已み
ません。甘蔗を喰らっても屁でもないのに、菊芋だと覿面です。凄
い。
……尾籠な話、失礼致しました。
scripsisti> 「中域圏」をどのような視点からとらえるべきかとい
scripsisti> うもの。
東欧を中欧と呼び替えたりするようなものでしょうか。何か納得の
ゆく視座は見出せましたか。
scripsisti> 真のイスラームと過激な原理主義は区別されなければ
scripsisti> ならない
「原理主義」ってキリスト教社会の言葉ですよね。ムスリム側はそ
んな言葉で括られるのを嫌うようです。ムスリムからの又聞きです
が。もし「穏健ムスリムと原理主義ムスリム」という対立軸で議論
するムスリムがいるとしたら、すっかり合衆国あたりの見方に取り
込まれてしまっているのかも。アラビア語の読めない自分が歯痒い。
中国ムスリムの動向は、どう捉えるべきなのでしょう。人民共和国
内部の事情を大分参酌しなくては行けないようにも思うのですが、
それは不佞がムスリム圏に暗いという制約を裏返しに表現しただけ
のような気もして。
scripsisti> カフカース事情のめちゃくちゃぶりも……。
こんな網站は御存知ですか。
オフ会の件は実に愉快。行った甲斐がありましたね(笑)。呑まな
かったんですか。ま御二人とも付き合いで御忙しかったのでしょう
かね。
scripsisti> 西洋史学科内部事情を私は元先生から聞かされており
scripsisti> ませんもので ^^;)
まあ学科内部事情(あるのか?)は兎も角、網站に関する情報とも
なれば、一応の守秘義務はあるでしょうし。というわけですから、
皆さん、街に出たら「あの人はひょっとして」と疑ってみるのも一
興かと(笑)。とまれ御二人がお会いになれたのは、管理人として
も嬉しいニュースです。
#誰か不佞ともオフ会……。
scripsisti> 札幌では早朝と夜間の自由時間を使って交通機関を乗
scripsisti> り回し、
何をなさっているのやら(笑)。「乗り回し」に爆笑です。
scripsisti> 味といえばそうそう、北大内レストラン「エルム」の
scripsisti> 「クラークカレー」(1200元) も激しくウマいので、是
scripsisti> 非おためしあれ。
またブルジョワ疑惑が(笑)。北海道で牛関係に千二百円も出せば、
大御馳走ですよ。不味いはずがありません。不佞が高等学校時分に
よく通ったカレー屋も「エルム」と言いました。高田馬場駅地下、
ケーキ屋なんかが入っているビル(芳林堂の入るF1ビル隣)の直
下に当たります。生卵カレー三百三十円でした。美味しかった。二
十円増しのポークカレーには、八ミリ四方に切った豚肉のカスが三、
四個入っていたように思います。食べたことはありません。まして
やカツカレーなんて(ウェーン)。是非一度お運びを。
謨磐堂進士、よう御越し。北行の収穫は色々とあったようですね。
scripsisti> 日本や韓国のような小中華思想がギラギラしているこ
scripsisti> とを思い知らされたこと。
なるほど。しかし日韓には同族意識に基づく主導権争いのようなも
のは見出しがたいようにも思うのですが。小中華思想の定義の問題
になるのかな? この辺至極不案内なもので(汗)。
到達点と目すべき西欧文明と、正教社会との整合性などは検討の爼
上に上っているんでしょうかね。それともス魂洋才かな。インフラ
部分はさておき、社会規範なんかも噛んでくると、厄介な問題が目
白押し。抑も規範たるべき西欧文明とは何か、とか。うーむ、書い
ていて自分も行けばよかった! という心持ちになってきましたよ。
ロシア語、全然ダメですけれど。
を踏んでしまいました……。不覚。狙っていた方々、申し訳ありま
せん。
ここのところ「畫譜」へ投稿してばかりで、一筆箋の方は久しぶりでございます。
さて、先週の後半は雪景色の札幌に行って参りました。
基本的な訪問名目は、北大ス○研主催のシンポジウムに参加するため。もちろん、ここ
が主催するシンポジウムであるからには、対象地域はかつてソ連であった国々であり、テ
ーマも旧ソ連の各地に形成されつつある「中域圏」をどのような視点からとらえるべきか
というもの。そして何と、旧ソ連各国からのゲストをしこたま呼ぶため、報告と討論はす
べて英語かロシア語といふゴツさ。そんなところに何故私のような東アジア・内陸アジア
屋が行ったかというと、近代化に乗り遅れた帝国&社会主義体制を経た国家・地域におけ
る民族問題という研究テーマの共通性から、ス○研から「如何っすか」というありがたい
お招きを受けたといふ次第。もっとも、参加した3日間は、ひたすらゲストやスラブ屋さ
ん達の熱い議論に圧倒されて刺激されっぱなし (○国研究はこれに比べたらはるかにタブ
ーが多いなぁ……という嘆息も) でありましたが、めっちゃ収穫であったのは、スラブ各
国において「ウチこそは全スラブ人を西欧文明に導くエラい存在である」という、まるで
日本や韓国のような小中華思想がギラギラしていることを思い知らされたこと。それに、
ムスリムはムスリムで、「真のイスラームと過激な原理主義は区別されなければならない」
と強調している点で、まるで中国の穏健なムスリムと同じ発想が見られることも印象に残
りました。さらに、カフカース事情のめちゃくちゃぶりも……。
そんな中、ひょんなきっかけで、針鼠さんとのオフ会が実現しました。その顛末は……
シンポジウムの席に座ってみると、自分のすぐそばには、グレー系のコーディネートで
決めた、若き碩学そうな士が。それだけだったらごくありふれた学会の風景ですが、休み
時間にその人物からいきなり「インターネットに投稿された写真、お上手ですね」と話し
かけられました。
私は、ここ以外のどんなHPや掲示板にも自分で撮影した画像を投稿したことはないの
で、「へ? ネットに自分の本名で投稿したことはないんですが……。某写真雑誌ならあ
りますけど」と、かなりドギマギ。
しかし碩学の士曰く「いや、ありますよ! 元先生の掲示板!」
そこで私は初めて、この碩学の士が西洋史学科の人で、針鼠さんでおられることを知っ
たのでした。(いやはやお恥ずかしい。西洋史学科内部事情を私は元先生から聞かされて
おりませんもので ^^;)
というわけで、シンポジウム中の休み時間と帰りの新千歳空港の計2回、針鼠さんと
初めて談笑したのでした。今後とも宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m
その他にも、札幌では早朝と夜間の自由時間を使って交通機関を乗り回し、ジモティー
ライフを満喫したほか、北大や旧道庁の雪景色を激賞したり、スラ研の知人オススメのラ
ーメン屋で食べた海鮮ラーメンの怒濤のような海鮮てんこ盛りに驚喜したり……と、超充
実の3日間を過ごしました。
味といえばそうそう、北大内レストラン「エルム」の「クラークカレー」(1200元) も
激しくウマいので、是非おためしあれ。(牛の問題が最近かまびすしいですが、ここの牛肉
は全て北大の牧場で育てたもので、品質はサイコーです)
↓の書き込みを終えて安心したか、仕事にかかったら眠気に襲われ、
ほんの少しの昼寝のつもりが真夜中の零時まで眠り込んでしまった。
何をやっているのやら。
外は大風。嵐の風情。春が近づいているのであろうか。
のっぼさん、よう御越し。
scripsisti> 元さま、もう企画書を提出なされたのですね...。
scripsisti> 閉め切りを勝手に「今週末までに届けばいいもの」と
scripsisti> 勝手に解釈しもう一晩浅漬けに調味料を加えてから、
scripsisti> 試食用に上澄みを一さじ提出するつもりでいます。
その節は色々と御教示、有難うございました。大いに助かりました。
こちらには情報がきちんと回って来ない上に、期日の指定が日本時
間なのか、イギリス時間なのか、いまいち判らずに不安です。その
ために早目、早目の動きとなりました。ひょっとしてそのせいで、
企画書の練り直しをする羽目になったのかも。
あ、そろそろまた畫譜の方に戴いた写真を貼りますので。多分、こ
のあとすぐ。
針鼠さん、よう御越し。新作の散歩記、有難う。
scripsisti> 本郷館など左手に見ながら言問通りに出て、そこを渡
scripsisti> り、まっすぐ西片に入ってみました。
あの辺の宿に是非一泊したい。味のある宿がおおいじゃありません
か。針鼠さんは宿泊済み?
scripsisti> 真知子ははじめ共産党員に引かれるのだが最後はやは
scripsisti> り誠之小学校を出たお金持ちのもとに走る
時代を感じます。随分と昔のことになりました。誠之小学校とはよ
い名前です。命名者や創建の謂われは御存知ですか。元は福山藩士
の学校だったようですけれど。
scripsisti> 喫茶店に入ることにした。せっかくだから前から気に
scripsisti> なってた「こころ」に入ることにした。
不佞も気になっていた。
scripsisti> レンジでケーキを焼いてくれるのを眺め
これ、随分と変わった調理法だね。普通のホットケーキなの?
scripsisti> ケーキにバターを塗ってはちみつ出されただけ全部か
scripsisti> けて、至福のときを味わったことであった。
うむ、読むだに至福だ。
エリアーデ。
scripsisti> 小説も幻想小説のジャンルに入れられるものが多よう
scripsisti> に、小説だけ読んでもまた、さっぱりかも知れません。
scripsisti> 奇特なことに最近、エ氏の小説全集の刊行が作品社よ
scripsisti> り始まりました。
あ、そうですか。作品社のもので読めるんですね。あの出版社であ
れば、不思議はありません。後は工作社あたりですかね、勇気のあ
る(笑)出版事業を敢行するのは。
scripsisti> >末木文美士(すえきふみひこ)氏の『日本仏教史』
scripsisti> まだ、買えるかな。宗教に関心があるとかいっておい
scripsisti> て、そういうことにはてんでなもので。仏像を見たり
scripsisti> するのは結構好きなんですけど。
買えると思えますよ。是非御一読をお薦めしますです。
仏像が好きという方は多いようですね。不佞も小学生の時分から、
図鑑なんかを拡げてよく眺めていました。飽きません。昔留学前の
友人が「是非その前に広隆寺の弥勒菩薩像を見たい」と言い、一緒
に見物に行き、その姿の美しさに感動を新にしたものです。その後
は極力機会を捉えるようにしています。
教学の方は不佞もとんと不案内ですが、啓蒙書レベルのものは折を
見て繙くようにしています。子供時分に諳誦した般若心経を思い返
しながら、字句の解釈やその背後の思索に考えを潜めたりもします。
以前書の手習いに唐太宗の聖教序を臨書した縁もあり、何かと心経
には思い入れがあります。漢文、漢語を習い覚えてから玄奘三蔵訳
を読み返し、法師の学力に驚いたことも屡々。辞書もないのにどう
やってあんな見事な文章に訳せたものか。とまあ、そんな感じの素
人です。せめて自宗の教学の大凡には通じたいと思ってはいるので
すが。
−正月十六日−
scripsisti> 昨日の献立
色々と並びましたね。ちょっとモダンな居酒屋の品書きを髣髴しま
す。「やるき茶屋」あたりかな。あまりやる気のない目白「ユンヌ」
はどうなっているだろう。
scripsisti> 黒牛
うー紀州の酒ですね。呑んだことがない。呑みたいな。そういえば、
先日の客人に「純米大吟醸 玉乃光」を戴きました。召し上がった
ことはありますか。不佞も開封を楽しみにしています。
scripsisti> ベルギービールなどは、酵母が生きたまま瓶詰めし、
scripsisti> ものによっては、瓶内熟成の計算までして瓶詰めして
scripsisti> いるものもあるとか。だから、むしろ、買って暫くお
scripsisti> いておいた方が美味しくなったりなったりするんだと
scripsisti> か。
へー。凄いな。いや呑んでみたくなりました。該当する銘柄は何か
御存知? ひょっとするとその辺の酒屋で買えるかも知れない。ウ
チの傍に酒屋が何軒かあるもので。生協あたりでも結構品揃えが凄
い。
scripsisti> この手のものは、もっぱら、その手の飲み屋に行った
scripsisti> ときの楽しみです。
今度お供をさせて下さい。予算は……千円(泣)。
左ききのコジカさん、よう御越し。
−正月十五日、コジカさん−
scripsisti> 確かにあまり面白くないかな。……この辺もスタイル
scripsisti> の制約とかあるのかもしれませんけど。
いやあ、やっぱりあれは面白いとか素晴らしいとか言うものじゃな
いですよね!? そんなことを言ったら叱られちゃうのかな。でも
コジカさんに一票、ガッテンガッテン。
対比のスタイルにはギリシア語文なんかと同じ傾向がありますね。
三つになっているあたりは古文ぽさを出しているのかも知れません
けど、仰る通り、対比の必要は余りないような気がしますし。
しかも文末「宜乎衆矣」なんかは、ちょっと嫌らしいような気も。
「牡丹好きというのは、まあ、大衆にありがちなところでしょうか
ね」といった語気が籠もっているように思います。「矣」は何かに
気がついたり、仮定に基づく結論を述べたり、状態の変化を表す字
だからかも知れません。
他の方の鑑賞も伺いたいところです。いや、あれは名文である、な
んとなれば……といった方は大歓迎。
scripsisti> 花と言えば、白木蓮なんかが好きですねぇ。
不佞も好みます。実家の近所にある古刹には大きな木蓮があって、
花の自分にはよく眺めに行きました。英語ではmagnoliaと申します。
狼子黌には珍しい花木を多く集めた庭があり、満開の時節に門衛長
ルアーズ氏が教えてくれた単語です。
他にも好きな花木は色々とあります。花水木や凌霄花、鉄線などは、
殊に。スイトピーなども好きですが、清酒「酔人日」(すいとぴー)
のお味の方は分かりません。花の姿は判りませんが、姥目樫の枝ぶ
りや葉の形なども大好きです。この樫は和歌山の県木に指定されて
います。
酒呑猫さん、よう御越し。レシピ、有難うございます。自作して味
見をすると偏見を抱きそうな虞があります。本物を口にする機会を
待って挑戦したいと思います。
scripsisti> ほんとは事前に塩漬けするとか、もっと穏やかなハー
scripsisti> ブを使うとか、油ではなく脂で煮るとかあるわけです
scripsisti> が、男子たるものこのくらいは自作するのです(笑)
ハーブの使い方は難しそう。どうしたものか、ハーブを多用した料
理の味が判らなくなるのです。嗅覚が味覚を邪魔するのかな? そ
んな次第で、なかなか自分では使えません。酒呑猫さんはその道に
も明るいようですね。お気に入りのハーブ(や組み合わせ)などは
ありましょうか。
ピアノの詩人さん、よう御越し。激励、痛み入ります。かたみに励
むと致しましょう。最近は御忙しい?
scripsisti> ツヴィーベルローストブラアテンも食べたい。
ああ、ああ、あれね、ツヴィーベルローストブラアテン。いいです
よね、ツヴィーベルローストブラアテンはやっぱり。不佞もツヴィー
ベルローストブラアテン食べたい。……て何ですか。知らずに騒ぎ、
字数の無駄遣い。Zwiebelrostbratenでいいのかな? 「玉葱炙肉」
と言うのは、焼き肉の玉葱添え(あえ)? レシピを希望、します。
scripsisti> ドイツ、オーストリア恋しや。(そのうち嫌われそう
scripsisti> ですね・・すみません)
いやあ。懐かしの料理、美味しい料理をどんどん並べて行って下さ
い。そうでもしないかぎり、こちらの知識も増えないし。そうだ、
独逸の料理って御菓子っぽいというか、スナックっぽいというか、
うーん、そんな感じはしませんか、味付け。不佞の口にしたものが
その手のものであったのかも知れませんが。
ケルンの市街には不思議なオブジェが多かったのも印象深い。全般
に現代芸術を好む人々なのでしょうか。不佞には味解の術がなく、
ただ眺めるばかりでした。
二十七日火曜の晩と、二十八日水曜の朝、当地では雪が降りました。
この二日は放射冷却も相俟って、大変冷え込みました。冬らしい日
よりでした。水曜の晩にはギリシア語の稽古から帰宅する途中、足
を滑らした不佞に愚妻さんが巻き添えとなる一幕もありました。
数カ月ぶりに帰剣した友人を自宅に迎え、愉しい二晩を過ごした後
で、また日常が戻って来ました。近所の生協やアイスランド、アル
ディといった雑貨屋で買い物をしたり、郵便局に赴き用を足したり
しています。昨夜は黒澤明監督の『生きる』を見、造り込んだ構成
や、大胆なカメラワークを存分に堪能しました。
#愚妻さんは作中、朝鮮語を記した手拭いの吊ってある一齣に気が
#つきました。その含意を探ろうと網上に検索を試みましたが、は
#かばかしい成果は上がりません。御意見をお持ちの方の御教示に
#俟ちたいと思います。
件の企画で大童という状態は一段落。業者の方で一応の了承が出た
らしい。これに絡み、常とは毛色の違う書物を繙く日々に、何とか
自分の肥やしにしようと思う一方、本業や改稿中の仕事が渋滞する
現状に焦りや不安を抱くことも一切ではありません。時間をうまく
使うように心がけたいと願っています。
いま黒澤『生きる』を見終わりました。いいですね。
週末にボーッとして気力が戻りました。昨夜からは御客人。
今日は学部に行って街に行ってと、これまた件の企画書絡みの仕事
が主ではありますが、早起きもしたことだし、精々気張ろうと思い
ます。夜にはレスを差し上げられると思います。
畫譜の方にも動きがあります。皆さん是非御覧下さい。
送信。間に合ったかなー。また無駄に徹夜をしました。トホホ。
一日遅れですが、旧正月の御祝いを申し上げます。
あー企画書の練り直し。憂鬱。企画者(業者)の意図が見えず。間
に立つ編者がきりきり舞いで、気の毒な限り。
済みません、レスもう少し遅れますです。
健康的なお色気たっぷりでいい女でした。科白が少ない分、表情による演技の質の高さが
目立っていた気がするのは、美人に弱い私の贔屓でしょうか。背が高く顔が小さいのに和
服が似合うのも、不思議です。どうやったらああいう風に着こなせるのか、研究の余地が
ありそうです。
小雪はどうだった?
『ラスト・サムライ』観てきました。久々にチャンバラを大画面で堪能できて感激です。
バカにしてましたが、トム・クルーズの演技の迫力に驚きました。渡辺謙ばかり目立って
はやはり可哀想。サイエントロジーも侮れません。ではお休みなさい。