一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十六年正月三日第一千五百六十一号
平成十六年正月二十日第一千五百九十号

疲れが出る前に 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月20日(火)08時20分5秒

昨十八日、無理矢理昼夜逆転状態を矯正したら、今日は一日眠くて
眠くて。二十三時を過ぎたばかりですが、失礼して休むことに致し
ます。小雨混じりの中、郵便局にも行ったし、雑貨屋Maceで一枚
二十円もするコピーを九枚も取ったし、そのうち一枚は失敗したし、
本を読んでも転寝ばかりだし、まあ色々なことをやったから、良し
としましょう。


こころ 投稿者:針鼠  投稿日: 1月18日(日)14時16分5秒

こんにちは。企画書のみなさまご苦労様です。
一昨日昼に時間があったので散歩をしました。2時にパパスカレーで昼食を済ませた後、
大気が爽やかだったので歩いてみたのです。本郷館など左手に見ながら言問通りに出て、
そこを渡り、まっすぐ西片に入ってみました。歩いていくと前から学校帰りのこどもた
ちが親に連れられてばらばらとやってきて、見ると誠之小学校があります。誠之小学校
は野上弥生子の『真知子』の主人公が通った学校で(真知子ははじめ共産党員に引かれ
るのだが最後はやはり誠之小学校を出たお金持ちのもとに走る)気になっていたので、
場所が分かってよかった。その辺から右手に折れて横丁をじぐざぐ曲がりながら本郷通り
まで出て、学校の方に戻ろうとするうち甘いものが食べたくなってきたので、喫茶店に
入ることにした。せっかくだから前から気になってた「こころ」に入ることにした。営業
してるのかどうかも分からないドアを思い切ってあけてみると、中はかなりオールドスタ
イルで、とくに一段へこんだ壁に鏡がはめてあり、その前に白いプラスチック板をたてて
青い模様など書いて、裏から電球で照らし出しているのが非常によかった。ケーキはない
というのでホットケーキと紅茶を頼み、店の息子がウェイター、お母さんがカウンターの
中でレンジでケーキを焼いてくれるのを眺め、息子がもってきてくれたケーキにバターを
塗ってはちみつ出されただけ全部かけて、至福のときを味わったことであった。


うっ 投稿者:のっぼ  投稿日: 1月17日(土)18時52分47秒

元さま、もう企画書を提出なされたのですね...。
閉め切りを勝手に「今週末までに届けばいいもの」と勝手に解釈し
もう一晩浅漬けに調味料を加えてから、
試食用に上澄みを一さじ提出するつもりでいます。
センター試験で図書館が使えないのがちょっといたいところです。
雪ははらはら舞うのを一時目にしたほど、
今のところ都心部にはさして支障はないようですよ。


やれやれ 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月17日(土)16時51分49秒

うー漸く企画書みたようなものを発送。付け焼き刃の詰め込み勉強
の成果は殆ど書かず。スペースが足りない。どこかに書いておかな
いと忘れそうだヨ


太郎を眠らせ 投稿者:左ききのコジカ  投稿日: 1月16日(金)23時58分22秒

北海道は大雪だそうで。

昨日の献立
きのこたくさんのすき焼き風豚鍋
芽ひじきの鉄骨サラダ
くだき長芋with ポン酢しょう油とわさび
これを肴に「黒牛 純米」をいただきました。

さて、なにやら、美味しそうな話がいろいろ出ていますね。
えーと、まず、酒呑猫さん、はじめまして。
ご指摘の通り、ツボルクはデンマークでした。失礼しました。

>試したことがなければランビックという自然発酵ビール
>を試すとまた面白いかと。

ランビック!そうですよねぇ。最近、田村功『ベルギービールという
芸術』(光文社新書)なるものを読み、ランビックに魅力を感じてい
ます。野生酵母をつかうなんて、まるで日本酒の山廃じゃないです
か。その手の店に行ったときには挑戦してみようと思っています。

>時々パブに行くと頼んでみますが、それ以外は麦酒をやりません。
>瓶や缶ではうまくありませんしね。

ゴー氏。じつはそうでもないのです。私も上掲の本で知ったことです
が、ベルギービールなどは、酵母が生きたまま瓶詰めし、ものによっ
ては、瓶内熟成の計算までして瓶詰めしているものもあるとか。だか
ら、むしろ、買って暫くおいておいた方が美味しくなったりなったり
するんだとか。

scripsisti> ヒューガルデンの「禁断の果実」というのを飲みまし

ヒューガルデン(白)という有名なビールがあるのですが、それの
別銘柄です。私も初めてでした。ラベルにはアダムとイブらしき絵。

愚妻さん。
>以前、「加工食品を再加工するのは許し難い」として「磯部揚げ」批判を展開していた
>知人がいた気がしますが、「じゃこ天入りの切り干し大根」はとても美味しそうですね
>(笑)。いつか御馳走してください。出前大歓迎!

(爆笑)10点!いやいや、磯部揚げとは似て非なりなのです。さて、ご馳走したいのは、やまやまですが気持ちは「チェルシー、あなたにもあげたい」ってところでしょうか。それにしても、美味しそうなものを食べておられますねぇ。

>最近無性に食べたいのが「ニシン漬」という北海道の漬物で、身欠きニシンと人参、大
>根、それに白菜だったりキャベツだったりが入っています。

こういうので一杯やりたいもんですなぁ。

>スルメの塩辛

初耳。美味しそうですなぁ。こういうので・・

>白子あたりは不佞も食べます。先日函館で食べたタチポンはうまかっ
>た。しかし知らない食材が目につきます。「ばくらい」「酒盗」な
>ぞは想像もつきませんね。

「酒盗」は、カツオの塩辛、「ばくらい」(莫久来じゃなかったか?)はホヤの塩辛です。酒盗は桃屋の瓶詰めも売ってたと思いますが、しよっぱすぎ。この手のものは、もっぱら、その手の飲み屋に行ったときの楽しみです。イカの塩辛ぐらい家で作れなくもないでしょうが、食材の鮮度の問題と肴オンリーのものを作る気力がありません。そこいくと、酒呑猫さんはレバーなど、細かな手をかけた料理をなさいますね。私の料理は手抜き専門で。

あ、最後にも一つ訂正。愚妻さん、ハギスはご指摘の通り、スコティッシュ。それは知っていたのですが、お店を勘違い。ハギスを食べたのは、新宿の某スコッティッシュ・パブ。やはり新宿の別の店アイリッシュ・パブと混同しました。


やれやれ 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月16日(金)03時18分33秒

停電だ。ノートパソコンで良かった。通信出来るのは不思議。隣で
も電話が鳴っているし。

しかし久振りの停電。渡英初年度は矢鱈と停電して「ここは拉薩並
だなあ」と思ったものですが。

と書いていたら、復旧しました。


図書館 投稿者:愚妻  投稿日: 1月15日(木)21時50分56秒

図書館に行ったら今日は休日なのでやたら人がたくさんいて、若い夫婦プラス子供の家
族連れやら、普段は見かけない少年少女で賑わしく、落ち着かない。最初はまあそれも
いいかと思っていたのだけれど、余りに人が多すぎて、ゆっくり本を探すどころか書
架と書架の間を通り抜けるのも困難な状態。挙げ句の果てにちびっ子がゴムボールで
キャッキャいって遊んでいる。非常にうるさく迷惑。そうこうしているうちに、外でバ
シャバシャいう水の音がして、何事かと思いきや今日は天気がいいのでプール開きなの
だという。それで家族連れが多いらしい。成程皆なんとなくそわそわしているのはその
せいか。それにしても一月なのにプール開きができるなんて、やはり暖かいのだなあ。
と納得したり感心していたら、夢でした。


北風ピープー 投稿者:左ききのコジカ  投稿日: 1月15日(木)19時48分55秒

どうも。

元夏迪氏、周敦頤の「愛蓮之説」、わざわざ挙げてくださってありがとう
ございました。私には、漢詩を味わう学も感性もないのですが、とりあえ
ず、大雑把に読んでみるに、確かにあまり面白くないかな。漢詩として、
どうこうというより、蓮の花が好きなら、他の人の趣味との比較はどうで
ええだろう・・と。まぁ、この辺もスタイルの制約とかあるのかもしれま
せんけど。
花と言えば、白木蓮なんかが好きですねぇ。庭にもありますが、つぼみが
だんだんと大きくなり、春に咲くのが楽しみですし、蕾を持った枝振りを
みても、なんか宇宙を感じますねぇ。
エリアーデは、結構読みまして(ざるのように抜け落ちて)、全集もそこ
そこ揃えているのですが、ヨーガ関係の2冊だったかはとばしておりまし
て、皆目分かりません。小説も幻想小説のジャンルに入れられるものが多
ように、小説だけ読んでもまた、さっぱりかも知れません。奇特なことに
最近、エ氏の小説全集の刊行が作品社より始まりました。

>末木文美士(すえきふみひこ)氏の『日本仏教史』

まだ、買えるかな。宗教に関心があるとかいっておいて、そういうことには
てんでなもので。仏像を見たりするのは結構好きなんですけど。そういや、
この間、上野でやっていた「アレクサンダー大王と東西文明の交流展」では、
ヘルメス->大黒天、テュケー->鬼子母神と、アトリビュートの変遷などか
ら説明されていて、ほんまかいねと思わなくもないものの、結構おもしろか
ったです。

郵便のお話は、ちょっとびっくりしました。
食い物系のレスなどは、別にします。


雪! 投稿者:愚妻  投稿日: 1月14日(水)21時22分19秒

今日も温かいなあ、と思っていたらみぞれ混じりの雪が降っています(苦笑)。この冬
初めてのはずです。先日は13度もあったので、ちょっと驚きです。どうせなら粉雪がガ
ンガン降ればいいのに。それにしても暖房なしでも平気のは、有り難いことです。不思
議ー。


レスは改めてまた 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月14日(水)14時26分34秒

一週間以内に企画書を出せと言われ、畑違いの書物を濫読というか、
斜め読み。大体指令が出てから書物を仕入れに街に出たくらいの泥
縄で、事は首尾よく運ぶのだろうか。甚だ心配。その一方で締切に
追われながら大車輪(でもないか……)で知識を詰め込むのも悪く
ありません。たまにはこんな時間が必要なんでしょう。


男子厨房に入るべし 投稿者:酒呑猫  投稿日: 1月14日(水)06時40分55秒

1.レバならしばし牛乳に漬けるなどして血抜きをする。
小さくなりすぎない程度に切り分けて、横着をしたくないなら中の血合いも楊枝などで抜く。
砂肝ならこの辺の手間がないので気楽ナリ。

2.鍋に切り分けた肝を入れて、ひたひたのオリーブオイル、唐辛子、ニンニク、塩、その他
好みの調味料を好みの量入れる。

3.油温が90度を超えないよう、温度計など差しながら気長に二、三時間とろ火にかけるか、
110度くらいにあたためたオーブンなどに。

4.食べる直前に油を切って、はい、食卓へ。残った油はパンにつけるなりパスタをあえるなり、
サラダに使うなりする。

ほんとは事前に塩漬けするとか、もっと穏やかなハーブを使うとか、油ではなく脂で煮るとか
あるわけですが、男子たるものこのくらいは自作するのです(笑)


と書き込んでみたら 投稿者:愚妻  投稿日: 1月14日(水)02時55分49秒

今日届いたと連絡がありました。良かったー。イギリスと日本のどちらで遅れが生じた
のか謎ですが、もしかしたらここを覗いてるんでしょうか?取りあえず安心しました。
女王様、疑って御免なさい。


郵便といえば 投稿者:愚妻  投稿日: 1月12日(月)20時34分52秒

愚妻が愚妻妹に12/31に送ったエアメールがまだ届かないそうです。ショック。前に愚
妻弟に御誕生日に贈ったTシャツもとうとう届きませんでした。手紙だとそんなことは
ないのに、小包だと届かないことが時々あって、人間不信になります。前に郵便物の照
会をしたときには、
  差出人がRoyal Mailに照会
 →Royal Mailが日本の郵便局に照会
 →郵便局、宛先人に照会
 →宛先人、受け取ってないと返答
 →郵便局、Royal Mailに届いてないと返答
 →Royal Mail、差出人に届いてないと報告
という手続きを二ヶ月くらいかけてやってました。そんなの聞かなくても知ってます。
でも日本を出る前にケンブリッジ大学から書類が中国経由で来たりしたこともあるの
で(何故?)、そのうち届くのかもしれません。一生届かないのかも知れません。なん
てロイヤル。


元夏迪氏、仕事互いにがんばりましょう! 投稿者:ピアノの詩人  投稿日: 1月12日(月)18時06分0秒

Knoedelの回答すっかり忘れてました。酒呑猫さん、ありがとうございます。
Leberknoedelですね。ああ、ツヴィーベルローストブラアテンも食べたい。
ああ、ドイツ、オーストリア恋しや。(そのうち嫌われそうですね・・
すみません)


好物 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月12日(月)06時29分4秒

昨日は胡麻豆腐も食したのでした。白胡麻をふんだんに使った、高
野山の胡麻豆腐。角濱の商品は保存が利き、こんな外地にあっても
高野の味を堪能できるから素晴らしい。子供の頃には帰省した時に
しか口に出来なかったし、その後も日持ちがしないという理由で、
配送できる地域が限られていた。便利な世の中になりました。黒胡
麻を使う永平寺の豆腐は黒蜜をかけて戴くそうです。こちらもいつ
かそのうちに。高野山真言宗と永平寺とは史上初の修好を結んだば
かりですし、これも何かの御縁でしょうか。

今晩は鶏ガラの雑炊。当地は昨今、さほど冷え込みもありませんが、
やっぱりこういうものを口にすると、ホッとします。冬の愉しみと
申せましょう。


払暁に 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月11日(日)15時07分27秒

昨夜愚妻さんが作ってくれた東坡肉で赤葡萄酒を一杯。ほろ酔い加
減で夜鍋にかかる。

例によって独語である。呻吟するのは御免なので、まず英語の作物
に目を通す。頭が印欧語に切り替わる。多少は独語を読む速度も上
がる。

ほろ酔い加減が醒める丑三つ時に仕事のメイルが一件。殺生なスケ
ジュールで仕事をこなすことになりそうだ。来週の慌ただしさを想
うと、ゲンナリすると同時にやる気も起きる。

寒々とした室内には白熱灯が点り、書物を照らす。光の照らす辺り
は暖かい。今晩は隣室フォキン君も徹宵らしい。午前六時、客を送
り出した寂しさを紛らわせるためか、お気に入りのディスコ音楽を
掛ける。こちらまですっかり節回しを憶えてしまった。

読書も一区切りしたので、そろそろ就寝。東坡肉、うまかったな。


団子汁の明晰さ 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月11日(日)09時31分31秒

酒呑猫さん、よう御越し。お久し振りです。

scripsisti> 新年早々知人の葬儀でバタバタしておりました

網站で拝見しておりました。大変でしたね。寂しい新年の幕開けと
なってしまいましたが、今年も一つ宜敷御願いします。

scripsisti> Knoedelです。

Danke! では不佞も手許の字引の記載を。「南部、オーストリア方言。
Kloss。料理用語。(すいとん風の)団子(スープに入れたり、煮込
み肉に添えたりして供する)……(中略)……einen Knödel im Hals
haben
(比喩)(悲しみなどで)のどの詰まる感じがする、声がく
ぐもる(以下略)」(独和大辞典)。語源は古高地独語のknodo
現代語で言えばKnotenに当たる語だそうです。quenelleとの関連は
別に調べなくては行けませんね。ちなみにKlossbrüheは団子汁だそう
です。「団子汁のように明瞭だ」というと、「よく判らないね」と
いう皮肉になる、団子汁は濁っているからと書いてありますよ(笑)。

臓物のコンフィ(チュール?)、どこで召し上がったのですか。


不勉強を嘆く 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月11日(日)09時29分40秒

scripsisti> 「聖なるものは偽装する」については、エリアーデの
scripsisti> 小説なんかを読むとなんとなく分かる気がします。

やはり小説を読むのが捷径ですかね。エ氏は全然読まずに来ました。
小説があるとは知りませんでした。学位論文はインドのヨガの思想
だったようで。その辺りはお読みになりましたか。インドの思想も
色々でしょうね。不佞は全くの門外漢ですけれど、あの中で仏教が
出て来たのは不思議といえば不思議です。来世を願うのと、来世を
離れるのとでは、大分様子が違う。

「偽装解除」「偽装」の概念は、引用して戴いた箇所からは今一つ
理解できませんでした。やはりさぼらず自分で読むの他はないので
しょう。「存在」を強く意識する思考を辿るのは苦手で(泣)。頭
の中が完全に「空」(笑)。

scripsisti> あぁ、まだぷれいが続くよ・・。

そろそろ一端切り上げましょうか。お歳もばれたことですし(笑)。
エスパーといえばエスパーまみとエスパー伊藤ですね。後者は名前
しか存じ上げませんけれど。

scripsisti> 山には草木がある。草木=くさき=臭き・・・

判りました。ヘウレーカ! 中井信玄の台詞だったとは迂闊。全く
覚えていません。八重に向かって「オヌル(熱)とはなんだ、イシ
イシなどと申さず団子と申せ」と叱りつけていたことは鮮明なので
すけれど。後は信虎に扮する平幹二郎が翌年(?)の「織田信長」
(ルイス・フロイスが「アテブレーヴェ、オブリガード」と言う奴)
で加納随天なる珍妙な人物に化けていたこと。典厩が討ち取られる
シーンもよかったなあ。

scripsisti> ゴー氏本人が帰朝して『ご・ら』でご確認ください。

うー焦らしプレイでしょうか。化調老師といい(畫譜四百六十一号
参照)、皆さんやりますなあ。読みたいなあああああ。

scripsisti> オランダのツボルクも上手いです。

デンマークにいた友人が、美味いものは皆無でも、麦酒はよかった、
例えば有名なブランドだと、と名を上げたのがツボ。未体験です。
納豆臭いのかー。そういえば、先程食べたセンズベリー謹製ブリチー
ズは熟成がやや進み、紀州橋本某所の便所を想わせるかほりを放っ
ておりました。

scripsisti> イカの塩辛、酒盗、このわた、ばくらい、白子、あん
scripsisti> きも、うなきもと、

白子あたりは不佞も食べます。先日函館で食べたタチポンはうまかっ
た。しかし知らない食材が目につきます。「ばくらい」「酒盗」な
ぞは想像もつきませんね。山国の家系に生まれたせいでしょうか。
海の珍味に触れたのは、大分大きくなってから。関東周辺では余り
口にしませんし。コジカさんはよい仕入先を抑えている?

scripsisti> ちびりちびりやるのにいいビールがありますよ。

時々パブに行くと頼んでみますが、それ以外は麦酒をやりません。
瓶や缶ではうまくありませんしね。次にパブ詣でしたら、何か面白
そうなものを探してみます。

scripsisti> ヒューガルデンの「禁断の果実」というのを飲みまし
scripsisti> た。美味しゅうございました。

これは何でしょうか。麦酒?


散漫になったけれども吉幾三 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月11日(日)09時27分30秒

左ききのコジカさん、よう御越し。

scripsisti> 仏教の本草思想?(草木悉皆成仏と同じですか?)に
scripsisti> 近い感覚だったと思います。

「本草思想」じゃありません。「本覚思想」です。自分ではそうタ
イプしたつもりだったのですが、後日読み直してみて、仰天です。
内容は仰る通り、草木悉皆成仏です。日本仏教に於ける本覚思想の
位置については、末木文美士(すえきふみひこ)氏の『日本仏教史』
(新潮文庫)に詳しく説かれています。左翼図書と漫画、推理小説
がメインの古書店で目につき、思わず手にした一冊でしたが、実に
お買い得でした。

scripsisti> >蓮といえば、周頓頤の「愛蓮之説」なんぞを思い出し
scripsisti> >ます。
scripsisti>
scripsisti>    存じ上げませぬ。とんと疎くて。申し訳ない。

ここにもタイポが。周敦頤です。頓じゃなくて、敦。検索をかけた
ら文章も簡単に見つかりました。訓読の頁は見当たらないようなの
で、我流に読み下しておきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
水陸艸木之花。可愛者甚蕃。晉陶淵明獨愛菊。自李唐來。世人甚愛
牡丹。予獨愛蓮之出淤泥而不染。濯清漣而不妖。中通外直。不蔓不
枝。香遠益清。亭亭浮植。可遠觀而不可褻翫焉。予謂。菊花之隱逸
者也。牡丹花之富貴者也。蓮花之君子者也。噫。菊之愛。陶後鮮有
聞。蓮之愛。同予者何人。牡丹之愛。宜乎衆矣。

水陸艸木之花、愛スベキ者甚ダ蕃(おほ)シ。晉ノ陶淵明、獨リ菊
ヲ愛ス。李唐ヨリコノカタ、世人甚ダ牡丹ヲ愛ス。予、獨リ蓮ノ淤
泥ニ出デテ染マズ、清漣ニ濯ギテ妖ナラザルヲ愛ス。中ニ通ジ外ニ
直ニ、蔓ラズ枝セズ、香遠クシテ益々清ク、亭々トシテ浮植ス。遠
観スベクシテ、褻翫スベカラザルナリ。予、謂(おも)ヘラク、菊
ハ花ノ隠逸ナル者ナリ。牡丹ハ花ノ富貴ナル者ナリ。蓮ハ花ノ君子
タル者ナリ。アア菊ノ愛、陶ノ後ニ聞アルコト少ナシ。蓮ノ愛、予
ト同(とも)ニスルハ何人(いくたり)ゾ。牡丹ノ愛ハ衆ニ宜シ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
字数も百二十字に満たないのでは。置き字の含意が訳出できていな
いのはお目こぼしを。

よく名文として名の挙がる文章は、今の不佞には随分と詰まらない
文章に思えました。味わう余裕がないのかも知れませんけれど、あ
りきたりの比喩と行文とで、四面四角なことを言う御仁だという印
象。弟子に二程子があり、その両師の門下に学んだのが朱熹です。
そんな関係で、朱子学全盛の世に名文の地歩を築いたのではないか
と邪推しています。

同じ儒家でも、『論語』子罕第九に見える孔子の言葉の方が遙かに
洒脱。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
唐棣之華。偏其反而。豈不爾思。室是遠而。子曰。未之思也。夫何
遠之有。

#『論語集註』の句読は「未之思也夫。何遠之有」。

「唐棣ノ華、偏トシテ其レ反セリ。豈ニ爾(なんじ)ヲ思ハザラン
ヤ。室、是レ遠ケレバナリ」。子曰ク、未ダコレヲ思ハザルナリ。
ソレ何ノ遠キコトカコレアラン。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昔の相聞歌に入れる茶々です。後代の儒家はこれを求道の喩えと説
くのでしょうが、詩経に人情の機微を見た孔子(陽貨第十七)のこ
とゆえ、一から十までシカツメらしい解釈を通さずとも良いような
気がします。ひらひらする庭桜の花に、恋人を想う。花の下で共に
遊んだ記憶を辿るのか、花の頃にはとした約束を思い返しているの
か、花に託した予祝の成就を願ってか、兎に角思うのは恋人のこと。
遠くて会いに行けずに辛い、と喞つ歌(戯れ歌かも知れませんね)
に「思っているなんていっておきながら、違うんじゃないの」と冷
やかし半分だったのではないか。「歌の前半は無意味、後半共々引
用しただけ」という『論語集註』の解釈は余りにもおかしい。

と、どんどん脱線していますが、折角なので書き留めておくとして。
蛇足ながら、周敦頤は周恩来、魯迅(周樹人)両氏の祖先に当たる
ようですね。魯迅が二十七世、周恩来が二十八世、それぞれ別系統
の流ですが、辿れば周敦頤だとか。本当でしょうか。


郵便雑感続 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月11日(日)03時09分3秒

幸い三度誤配することはありませんでした。配達員も懲りたのでしょ
うか。どうやらそうでもないらしい。確かに局長名の詫び状は来ま
した。一つこれで御許しをと記念切手シートのような土産まで附い
ていました。それが例によって郵便受けに突っ込んであった。我々
が在宅だと判っていながら、戸を敲くでもなく、書類を郵便受けに
突っ込んで帰ってしまった。これにも大分カチンときましたけれど、
次に何か言えばその配達員(とその家族)を路頭に迷わせる羽目に
もなりかねないし、抑も懲りない配達員に哀れを催していたので、
そこでやめにしました。

都内某所のこの郵便局は、その後も色々と迷惑をかけてくれました
が、その最たるものは、函館から舅の送ってくれた蟹の扱いでした。
不在であったから、本局まで荷を取りに御越し願いたいとの通知に、
汽車に乗り、バスに乗って四十分、本局に行ってみると、冷凍すべ
き小包を常温で放置してある。保冷剤や氷は溶けている。箱はグッ
ショリ。蟹も傷み始めているせいか、匂う。そのデロデロの箱を抱
えて電車に乗るのは気が引けたので、時間はかかるけれども、自宅
の近所まで行くバスに乗る。他の乗客にも大迷惑。後日舅がこれを
聞き、苦情を言うと、何故か我々の元に某局局長名でボトル入りハ
ンドソープなるものが届いた。こんな配達だけは迅速で困りました。

不佞も高等学校の時分に郵便局でアルバイトをしたことがあります。
「この局員、大丈夫かい」という手合いが結構いて憂鬱でした。常々
主張していることですが、あの規模、あの設備であれば、一日三回
は配達に出られます。そうすれば利用者も維持できるものを、みす
みす他の手段にパイを譲り渡すとは。それでまた無駄金を投じてあ
れこれシステムを弄ったりした日には、目も当てられません。特定
郵便局やコネ採用が幅を利かせ、特定家系の専有物になっていたり
もしそうです。明治新政の砌、旧家名族に特定郵便局業務を委ねた
功が、怒鳴り込み局長のいる局のように、地域に密着したサービス
の提供だとすれば、罪の部分は、淀んだ人事にあるのでしょう。今
般の公社化がどのように響いてくるか、見物です。

時給三百六十円(後に昇給して三百七十円、だった思う)で配達し
た日々は愉しかった。ここにこんな路地があったかという発見や、
通信事業に携わる充実感がありました。朝早く、自転車で三十分は
ある本局に出勤して、前日に仕分けして置いた郵便物を局の自転車
に積み、えっちらおっちらこいで自宅付近の担当地区に戻り、山坂
の多い地区を配達して回り、終われば帰局してまた仕分け、という
だけの単純な日々でしたが、こうした作業の積み重ねで世の中が繋
がっているというのが、何よりも面白かった。

元朝には出初め式があって、本局局長訓辞を戴く。その時に暖かい
缶コーヒーを持たせて貰いまして。局長曰く元朝早々御苦労である、
各家庭では賀状を御待ちである、怠りなく配達し、無事に帰局願い
たい、就いては道中も寒かろうから、せめて缶コーヒーで暖を取っ
て貰いたい。その後皆で缶をかざし、乾杯の真似事をして局を出る
のです。予算で捻出したのか、局長の小遣いだったか、偉くシケタ
賄いだよと思いましたが、今にしてみれば有難い心配りです。その
日は特に配達量が多いため、バイトを使う期間中は内勤に回ること
の多い局員も、バイクで配達に出ます。銀輪部隊、原付部隊が入り
乱れて局を出る光景も、今は懐かしい想い出です。


郵便雑感 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月11日(日)03時08分3秒

当地三日に投函した年賀状が三通、七日に舞い戻って来ました。郵
便番号を忘れずに、というスタンプが捺してあります。差出人住所
には勿論、宛先、本朝の郵便番号もきちんと書いてあります。愚妻
さんとあれこれ想像を繞らすに、詰まるところは郵便番号の問題で
はなく、郵便局員が名宛人と差出人とを取り違えたのではないか、
という結論に落ち着きました。

差出人と名宛人とが封筒の同じ面に見えますから、多少は同情の余
地もあります。しかし、それとても当地の書式に傚ったもの。差出
人欄は横長に置いた封筒の左隅、ここに印字します。宛先、名宛人
は封筒を縦に置き、本朝の書式に則って漢字縦書き。日本国○○県
と書き始めます。さらにその右、横長に置き直すと一番下に当たる
部分に、ブロック体でWAKAYAMA, JAPAN等と添え書きします。
当地の局員には縦書きも糸瓜もありませんから、封筒の向きは関係
ありませんし、抑も名宛人のスペースに収まっています。恐らくは
この部分に未知の文字がゾロゾロと並んでいて、きちんと宛先国名
を確かめず、読める部分即ち差出人欄だけを見て、配達したのでは
なかろうか。

奇天烈な推測に聞こえるかも知れませんが、これに類することは本
朝にいた時分にも経験しているので、妙に合点が行きました。その
一件は国内郵便であった分、更に質が悪かった。結婚して間もない
頃、近所の茶店で求めた紅茶を親戚に送った折の事です。紅茶の箱
を包装し、上面(というか、任意の一面)に名宛人、下面(上に相
対する面)には差出人を記します。○○県○○郡○○鶯里様。東京
都○○市○○元夏迪。箱の上下は俄に判じ難くとも(抑も上下に決
まりがあるわけでなし)、この「様」の有無で名宛人の区別はつく
はずです。これが出来なかった局員がいる。しかも同じ局員が同じ
三箱を二度誤った。

一度目は不審に思い、徒歩一分の郵便局に出向き、再送を願いまし
た。この郵便局は配達局を管轄する本局とは別の市に位置しますか
ら、直接誤配の事情までは判らない。責任もまあ、ないようなもの
です。局員も不審がりながら再送手続をして呉れました。その翌々
日、再び郵便受けには箱が二つ。ムリヤリにねじ込まれたせいで、
びっしゃげてしまっています。

勿論再送した筈の紅茶。同じ市内で翌日配達も出来ない醜態は措く
としても、ちょっとこちらもカチンと来てしまった。それで再び近
所の郵便局に出掛けます。応対に出てくれた局員が先日と同じ(と
いうか、ここの局員はみな顔なじみになっていましたの)で、こち
らが件の箱を手にしているのを見るや、顔色が変わりました。「え、
またですか……。ちょっと局長に報告します、問題ですから」。

局長はすぐに窓口に飛び出してきて、平身低頭の平謝りです。「あ、
いや、そこまでして戴かなくても。隣の市の郵便局の責任ですし」
「郵便全体の信用に関わりますから、実に申し訳ございません」。
五十絡みの紳士にやられると実に辛い。次回は間違いなくきちんと
届けさせる、これから直ちに担当者と責任者とに直談判に及ぶ筈で
あるから、そこにかけて御待ち願いたい。そう言い置いて隣市本局
に電話を掛けます。

責任者を呼びだし、事情を説明するうちに興奮したのか、文字通り
の大声で「莫迦野郎! 御客さんが今ここに来て、困って二回も来
て、なのに、アンタの所の配達担当は何やってんだよ! そいつ出
せ、いま電話に出しなさいよ。いない? 侘びに来させろ。局長名
で詫び状持たせて、本人に謝りに来させろ。いいか次に誤配して見
ろ、判ってるな? そうだよ、馘にして貰うからな。約束したぞ。
いまお客さんもここで聞いてっから。えっ判ったかぃ」。

凄い剣幕でした。その後顔を真っ赤にしたまま窓口に出て来て、再
び平謝りの後、次に誤配があれば、どうぞ仰って下さい、直ちに懲
罰を行います、担当者を馘にしますと言われました。そう言われた
ら、却って来づらくなるじゃありませんか、と思い思い引き下がり
ました。


掃除 投稿者:愚妻  投稿日: 1月10日(土)21時32分42秒

今日は曇っているけど暖かいので窓を全開にして朝から掃除。元夏迪さんは恐らく
六時頃就寝したのでまだしっかり寝てますが、遠慮なくゴーゴーやります。ザマー。

拭き掃除ついでに殺菌消毒液を浸した雑巾で窓周りの壁を掃除。前にほんのり黴が
生えていたところです。扉を閉めるのに庭に出た際、ふとご近所様は結露にいかな
る対策を講じているのか気になり、両隣をチラリと覗いてみると(ソーリー)、全
然何もしてなかった。で、例のフォッキンのお宅は壁の下の方が黴でマックロに
なっていました。ひえー。いつかの夢のよう。気が荒くなるのも黴中毒に違いあり
ません。

酒呑猫さんお久しぶりです。大変でしたね。もう落ち着かれたのでしょうか。ハギ
スについてはスコットランドで食べたきりなのであれがとりわけ美味しかったのか
どうかよく判りませんが、それはホッケのいずしの方が美味しいに決まっておりま
す。美味しいものが他にない状況におかれたからこそとても美味しいと感じたよう
な気もしております。内蔵系は余り得意ではないので意外な驚きもあったでしょう。
昨年フランスのコンクで食べた内蔵の詰め物料理は、残念ながら降参でした。新鮮
すぎて臭いがきつかった……。でもフォアグラはとても美味で、甘くてとれとれの
ウニのようでした。しかも山のように出てきました(メインで)。一生忘れません。

「アイリッシュ・ハギス」のレシピを発見。ちょっと笑えます。

http://bertc.com/irish.htm


飲み物専門 投稿者:酒呑猫  投稿日: 1月10日(土)12時28分49秒

遅ればせながら明けまして。新年早々知人の葬儀でバタバタしておりましたもので年賀メールへの
返信すらしておりませんでした。申し訳ないです&今年もよろしくです。

それはさておき横レスですが。

>元氏
クニョーデル>Knoedelです。マイスター独和によると肉・ジャガイモ・パンなどでつくる団子
だそうですが、フランスにクネルquenelleという肉(などの)団子があるので何らかの関係が
あるのかも。

>コジカさん
ツボルクはオランダではなくデンマークです。本当はツボゥとかなんとか表記すべきなんでし
ょうが、現在はカールスバーグ(カールスベァ)の傘下ですね。
ベルギービールは、深いですよ(笑) シメイもトラピストビールのひとつですが、それ以外に
も修道院ビールはたくさんあります。試したことがなければランビックという自然発酵ビール
を試すとまた面白いかと。

>愚妻さま
ニシン漬け、いいですねえ。私も食べたいです。先日まではホッケの飯寿司を食しておりまし
た。ハギス、本邦でもイマイチのものを食べられますが、本場のはやはりうまいのでしょうか。
肝はニンニク唐辛子を加えたオリーブオイルでゆっくりと煮てコンフィにしたり、燻製にした
りするのも一興です。ペーストにしたりソーセージにしたりという手もありますね。みな好物
です。


食べ物専門 投稿者:愚妻  投稿日: 1月10日(土)05時58分10秒

以前、「加工食品を再加工するのは許し難い」として「磯部揚げ」批判を展開していた
知人がいた気がしますが、「じゃこ天入りの切り干し大根」はとても美味しそうですね
(笑)。いつか御馳走してください。出前大歓迎!

ハギスというのは羊の心臓だの肝臓だの肺だのを切り刻み、腎臓からとった脂と香辛料
を混ぜたものを羊の胃袋に詰めた黒くえげつない物体ですね。「私には一生縁のない食
品だなあ」という感慨を常々抱いておったのですが、去年スコットランドに行った時に
宿で出てきた「スコティッシュ・ブレックファースト」に混じってまして、挑戦してみ
たらとても美味しかったです。ちなみにスコティッシュ・ブとイングリッシュ・ブとの
違いは、ハギスが出てくるか、イングランドのネチャネチャした不味いソーセージが出
てくるか、の一点にあるようです。スコットランドの圧勝。実は近所のスーパーにもハ
ギスは売ってるんですが(99ペンス)、あれは人が調理してくれるから美味しいような
気もして、買ったことはないです。ハギスはスコットランドの食べ物だと思ってました
が、アイリッシュ・パブにも出てくるのですか。

魚の内臓なら私も総じて好きです。函館の塩辛美味しいですよん。死んだ大叔父が良く
作ってました。実に旨い塩辛だったのですが、死因はこれの食べ過ぎではないかと疑わ
れます。スダチを絞ると最高ですね。スルメの塩辛も旨いです。歯応えがあって旨みが
凝縮されている。それから普通の塩辛をちょっとだけピザ生地にのっけてオーブントー
スターで軽く焼くとまた美味です。アンチョビ入りのフォッカッチャのような味。香ば
しい塩辛がタマランです。

最近無性に食べたいのが「ニシン漬」という北海道の漬物で、身欠きニシンと人参、大
根、それに白菜だったりキャベツだったりが入っています。秋の終わり頃に大きな樽に
デーンと漬けておくと(他にも手入れはするんだろうけど)、年末年始に丁度良く漬
かっていて、ちょっと凍り気味なのをシャリシャリ頂くのが美味しい。おわり。

http://www.scottishhaggis.co.uk


一人酒手酌酒演歌を聴きながら 投稿者:左ききのコジカ  投稿日: 1月10日(土)00時46分48秒

どうも。
最近は、自分で作った料理を肴に晩酌をするコジカです。
今日はじゃこ天入りの切り干し大根とめかぶの酢の物を肴に
「刈穂 山廃純米ひやおろし」で一杯やりました。

えーと、レス・・あ、そうか、まず、前回の補足。
思い返してみるに、ポインチー・リューとポインターン・ボシャンは実は、
期せずして結構似ているところがあるということに気付きました。何がど
う似ているのかは、ゴー氏本人が帰朝して『ご・ら』でご確認ください。

あとは、お酒関連の話か。んじゃ、恐縮ながら横レス交えて。

>お好きですね。エールは修道院で飲んだ般若湯に由来するものもあっ
>たような。

はい、すんません。無職で甲斐性なしが飲んだくれてます。件のビールは
シメイのことではないですかね。シメイにはred, blueあと、whiteだっけかな
あって、個人的には、redが好きです。銘柄を全然覚えていないのですが、イギリス
にもギネスよりももっとフルーティで香りがそこはかとなくあり、それでいて
どわーんと重く、重すぎず、ちびりちびりやるのにいいビールがありますよ。
この間は、学生時代の友人と高円寺で忘年会をやり、2次会のバーでヒューガルデン
の「禁断の果実」というのを飲みました。美味しゅうございました。
また、オランダのツボルクも上手いです。ちょっと納豆臭い臭いがしたりして。
ツボルクはギリシアでガス入りミネラルウォーターをよく目にしましたね。

さて、酒といえば肴ですが、イカの塩辛、酒盗、このわた、ばくらい、白子、
あんきも、うなきもと、肝系大好きのコジカです。

横レス失礼しますが、クニョーデルズッペ。これ以前『美味しんぼ』で読んだ
気がします。気のせいかも知れませんが、やっぱりレバー嫌いの子供対策だ
ったようなな(私の記憶はあまり当てにならないので話半分でおねがいします)。
で、レバーで思い出したのですが、以前、新宿のアイリッシュ・パブで「ハギス」
を食べました。脅し文句ほど、酷くないというか結構いけてる味でしたが、ゴー氏
、愚妻氏はやっぱりダメですかね。もっとも、新宿のは大分手加減している可能性
も否めませんけど。

あと、やっぱり横レスですがアメリカへのドイツ移民の話興味深く読ませて
もらいました。それで、アメリカ人大好きのハンバーガーも語源は、ハンブ
ルグというのを、むかし、モグタンとおねーさんが解説していたなぁと思い
出した次第です。駄レスですいません。

>コジカちゃん
>> 83年ぐらいらしい。僕が5才の頃だね。
>意外にお若いんですね。

あぁー、おねーさんのツッコミが怖いよぅ。
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


ロイヤル・ヂュウチイ 投稿者:愚妻  投稿日: 1月 7日(水)02時57分48秒

先日一時帰国した際、行き帰りの飛行機で元イギリス王室執事、ポール・バレル氏が
王室での日々の思い出を綴った著作を読んで以来、俄王室ミーハーになっている訳で
すが、今日の「デイリー・ミラーズ」の一面の見出しは「Diana letter: it was Charles」
だそうです。自分を交通事故で殺そうという陰謀が存在する、とダイアナが生前バレ
ル宛の手紙に書いたことが右の著作では公にされたわけですが、新聞社が独断でその
陰謀がチャールズ皇太子であったことを今日公表しちゃったそうです。ますます興味
深い。ハゲチャリと私たちはもうマブダチなので、今後の展開が気になるところです。

コジカちゃん
> 83年ぐらいらしい。僕が5才の頃だね。
意外にお若いんですね。


明けても与太話 投稿者:左ききのコジカ  投稿日: 1月 6日(火)19時16分10秒

明けましておめでとうございます。管理人氏はじめ、住人(?)の皆様、
本年もよろしくお願いします。

なんか猛烈に書き込みが進んでいて、ちと驚きましたが与太話のつづきというか
レスを。

>時に「聖なるものは偽装する」とは何かの章句でしょうか。措辞か
>ら察するに泰西の書き物のようです。「偽」よりも「擬」を当てて
>「擬装」としたいところですが、真偽を重視するのは泰西の癖です
>から。この「偽装」の原語は何なのでしょう。

エリアーデからの引用です。「偽装」の言語。すいません。邦訳しか持
ってないもので分かりません。深く考えたことがなかったのですが、
camouflageでなく、disguiseだと思い込んでおりました。

「われわれは、それら(シンボル、神話、イメージ)を偽装し、ずたずたに
切断し、その価値を下落させることはできても・・」(『イメージとシンボル』
p.14)

なんかからすると、擬装よりも、偽装の方がいい気がします。だから、厳密に
言うと、拙の蓮の開花への「気づき」を蓮の偽装解除と考えるのは、不適当で、
ご指摘の通り、仏教の本草思想?(草木悉皆成仏と同じですか?)に近い感覚
だったと思います。
「聖なるものは偽装する」については、エリアーデの小説なんかを読むとなん
となく分かる気がします。

>蓮といえば、周頓頤の「愛蓮之説」なんぞを思い出します。

存じ上げませぬ。とんと疎くて。申し訳ない。

>scripsisti> 「ナナコSOS」っていう、アニメがあったんですぅ。
>
>なーんだ(爆笑)。
>
>冗談はさておき、いつ頃の番組ですか。テレビ局は。ひょっとして
>埼玉テレビの名作「十万石饅頭」の如き、アニメならぬスチルの番
>組(=紙芝居)だったり?

あぁ、まだぷれいが続くよ・・。「ななこSOS」でした。エスパー
でした。検索してみました。
http://www.iscb.net/mikio/9811/19/
↑を参照いただけると。83年ぐらいらしい。僕が5才の頃だね。

>scripsisti> どちらというほどでもないんですが、「草木」のある
>scripsisti> ところです。
>
>うーも少しヒントを下さい。これじゃあ判らん。

山には草木がある。草木=くさき=臭き・・・これねぇ、確かNHKの
大河ドラマ『武田信玄』の中で、中井貴一が言ってたと思う。

ポインターン・ボシャン。解説お手間かけました。っうか、知らないYO!
(残りは後日に続く)。


クニョーデルの綴りや如何 投稿者:元夏迪  投稿日: 1月 5日(月)02時37分16秒

ピアノの詩人さん、よう御越し。レバーは……焼き鳥あたりで勘弁
して戴きたいという程度。臓物一般にあまり強くはありません。コ
ンソメに浸してあってもダメだろうなあ。モツ煮辺りはあまり気に
はならないんですけど。っていうか、好きですね。

scripsisti> 兄貴からは1時期「内臓君」って

……兄上結構センスの良い方ですね。そのまんまといえばそのまん
まですが、なかなかそんな命名は出来ないものですよ。そういえば
まことさんも臓物が好物だったような。


狂牛病真っ只中! 投稿者:ピアノの詩人  投稿日: 1月 4日(日)15時55分14秒

そうです。あの玉みたいなのをクニョーデルって呼んでる
みたいです。レバーは何だったか・・豚ということにして
おきましょう(本当か?鶏かも)でも、あのスープ、そんなに
レバ臭くないんですよね。まあ、私は焼き鳥でもレバーは
好きな方なんで、参考になりませんね。結構、内臓大好き
なんですよね。兄貴からは1時期「内臓君」って呼ばれて
ました。ひどいもんです。。


クニョーデル 投稿者:愚妻  投稿日: 1月 3日(土)21時08分2秒

ピアノさんおめでとうございます。横レスですが、レバーはダメです。私も好きこの
んで食べる方ではありませんが。以前食べやすいようにとコチュジャンとニンニクと
胡麻油で鶏レバーを煮たらば、一口だけ食べて拒絶反応を起こしていました。それな
りに美味しかったのに。だいたい好き嫌いが多すぎるんです。クニョーデルっちゅう
のは写真に見えるクニョっとした練り物のことなんでしょうか?何のレバーでしょう?
食べ物といえば豚の足のグリルHachseをケルンのビアホールで戴きましたが、ドイツ
人の知人母娘はとても気味悪がっていました。お父さんだけ嬉しそうに食べてました。
因みにこのお父さんは何でも美味しそうに食べる人で、函館に遊びにいらした時には
朝市で買った毛ガニ(塩茹してある)をいきなりその場でかぶりついて召し上がって
おいででした。市場のおじさん、おばさんも呆気にとられてました。面白かった!

「畫譜」でヒロチさんがお書きの通り、アメリカ人の25パーセント近くが「ドイツ系」
だそうで、「ドイツ系」が何を意味するのかは措いておいても、それなりにドイツ的
な振舞いの作法というのがアメリカ社会で一スタンダードになりやすかったという事
はあるのかも知れません。まあ階級やら性格など、他にも多くの要素があるのでしょ
うし、もはや色々と分かちがたく入り混じっておるのでしょうが。私もアメリカは主
に中西部と西部をちょっぴりしか知らなかったので、初めて東部に行ったときは人々
が余所余所しいので驚きました。今にして思うとアングロサクソン的なのかしらん。
でも一番驚いたのは、先日久しぶりに帰国したら、日本に非常に無礼な人が沢山いた
事です(苦笑)。いい大人なんだからぶつかったら一言謝りましょうね、オジサマ。


一筆箋/御歸り/御問合

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