一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十五年九月十五日第一千三百五十一号
平成十五年十月六日第一千三百八十号

reconnexion 投稿者:元夏迪  投稿日:10月 6日(月)20時40分02秒

Our internet connexion is scheduled for reactivation tomorrow, i.e. on 7th October in GMT.


Greetings 投稿者:Gusai  投稿日: 9月30日(火)03時02分26秒

Konnichiwa. We have a good news and a bad news. The good news is that we have finally moved into our new place. The bad news is that the apartment is in a chaotic state. There is a leakage in the waterduct in the bathroom, and the builders have spent the entire summer trying to find out what the problem is ... in vain. Until they find it out, repair it, refurbish the bathroom and then redo the carpet in the living room, we are stuck with a huge hole in the bathroom plus boxes of books remaining unpacked. Please pray this won't last until Oshogatsu.

Soredewa, mata!


撤退戦 投稿者:まこと  投稿日: 9月27日(土)20時22分18秒

現在、撤退戦を展開中です。
しんがり(スーツケース)の負担をなるべく減らすために、
衣服類は当日着るもの以外は全て放棄。書籍類は順次郵送していますが、
第一陣で10キロ超の段ボール7箱、第二陣で同量を発送しても、
まだ残りがあります。結局、帰国前日にさらに数箱送る必要があり、
総費用を計算するとフランスと日本を人間一人が二往復できそうな
勢いです。さらに複数の送別会に顔を出す必要があったりと
帰国ギリギリまで多忙な日々が続きます。


元夏迪師匠:
ありがとうございます。
私の取得したDEAというのは博士論文提出資格で、
国際的に見れば所詮修士号にすぎないので、
博士課程を続けることがいちおうの前提となります。
ただし、現在の指導教官は退官してしまうので、
その点で困っていたのですが、幸運なことに、
彼の後継者で研究室や講座を引き継ぐ先生が
今回の審査員になってくださり、
今後は(遠距離)指導を仰げることになりました。

Rodezというと南仏の司教座都市ですね。
私は訪れたことがないので、
ご報告を楽しみにしております。

愚妻様:
はげましありがとうございました。
「註だけ博士」も何やらヘボくて良い感じです。
「表紙だけ博士」号とか「謝辞だけ博士」号も取得しようかと(笑)。

ヒロチ大兄:
からかわないでください(笑)。
大兄もそろそろ帰国では?


凱旋帰国だ 投稿者:ヒロチ  投稿日: 9月27日(土)08時05分17秒

まこと師匠、良くやった!

大きな仕事を成し終えて、充実した気持ちで帰国できますね。きっと今ごろ日本では、「本場フランスで研鑚を積まれた、あのまことさんがお帰りになるらしいわよ」とのうわさで持ちきりだと俺は想像するよ。

残り少ない留学生活をどうぞ満喫なさって下さい。


とりあえず 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月26日(金)20時35分00秒

まことさん、おめでとう!


どうも 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月26日(金)20時33分49秒

十月七日あたりまでは書き込みは疎か、通信環境が復旧しそうにあ
りません。申し訳ありません。その間、ビザの関係で離英したりも
します。行き先はRodezです。


口頭試問終了 投稿者:まこと  投稿日: 9月26日(金)06時45分33秒

当初は帰国日の前日の予定だった日程が繰り上がり、
本日(25日)の10時から口頭試問がありました。
審査員二人の前で、前日までに用意した論文要旨を読み上げた後、
2時間程の議論(半分は今後のアドヴァイス)を経て無事終了。
結果は20点満点中の18点の「mention tres bien(優)」の望外の評価
(フランスでは19点以上はまず付けないので、実質最高点)。
「留学生だから」というボーナス点が加味されている気は
多分にするのですが、まあ、これで一安心。
これから本格的に帰国の準備に入ります。


近況 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月25日(木)08時23分07秒

愈々取り紛れて参りました。本日水曜に書き込みは叶いませんでし
た。今暫くご辛抱下さい。


数日内に通信が途絶します 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月24日(水)02時36分24秒

隣村グランチェスタへの道すがら、刈り取った後の麦畑が左右に広
がる平原地帯に指導教官と二人で佇む自分を見出した時には、先日
「因縁生起」に書き記したと同じか、それをしも上回る奇異の念に
打たれました。晴れた空、周囲は無人、遠くにはケム川沿いの樹木
と牧草地。大学の黴臭い演習室「別室」を去ること数万里。やはり
人生は不思議だと言わざるを得ません。

研究内容について踏み込んで意見を交換したわけではありません。
対座して、或いは伍して歩いて、言葉を交わす裡に、様々な思いや
考えが、研究を軸に整理されてゆくのが判ります。演習で史料の解
釈を闘わせる時にも指導教官、道を歩いて雑談を交わしても指導教
官です。そんな指導教官を戴くことができた身の幸せを今更ながら
に感じます。別に怒られたりはしませんでしたが(笑)、その挙措
進退を拝見して、思うところ、反省するところが多々ありました。
寧ろ叱られる方が楽だったかも知れません。

ヒロチさん、よう御越し。料理番付に様々な水準が混じってきまし
た(笑)。それもまた愉し、ですしょうか。

scripsisti> マクドナルドへの評価がなぜこんなに低いのですか?
scripsisti> たまに食べるとうまいよ。アイダホ産のジャガイモを
scripsisti> 使ったフライドポテト、僕は結構好きです。四点。

そのポテトが駄目なのです。当地のマクドのポテトも、お味の方は
本朝並なのですが、味覚を麻痺させる成分が入っているように感じ
ます。薯の内部に注入した牛肉エキスか何かのせいかも知れません
し、油が犯人かも知れませんが、兎に角食べると唇と舌にも油が付
きますね。それから半日は触覚と味覚とが極端に鈍くなるのです。
他のものもやたらと味が濃く、しかも「独自な」味というか、中毒
性のある味がしますので、敬遠しています。

当地のチップス(合衆国でフリーダムフライとか言う奴)は、味も
素っ気もない、しょーもない一品ですが、飾り気がない分、誤魔化
しもきかない。それをしばらく食べていたせいで、マックの人工ポ
テトは躰が受け付けなくなりました。味の素のような危険な味がす
ると言えば、判るでしょうか。という次第で、料理以前の点数を意
味するマイナス。

scripsisti> スイス航空機内食は零点です。

倒産してから酷くなったようですね。昔はチーズフォンデュ(どう
やって出したのでしょうか)、今はカレーなんて、誰かが言ってい
ましたよ。イベリアが不味いというのはガッカリですね。不佞は飴
玉を一つ貰ったきりでしたから、存じませんでした。

scripsisti> 日本料理に点数をつけるとすると何点になるのしょう
scripsisti> か。

慣れと贔屓目が入るので、これは難しい。個人的には十点を付けた
いのですが、万人受けするかと言えばそうではないし、賞味に訓練
を要する傾向も否めません。通に受けると言えばそうでしょうが、
トルコ料理に十点を付けるようには十点は出せませんね。六点くら
いにしておきましょうか。

scripsisti> ステキですね!

本当に。でもやったことはありません。恥ずかしい。それこそザ・
オヤヂになったような喪失感というか、達成感抜きには為し得ない
偉業ではないかと。新聞、それも出来れば東スポのようなスポーツ
新聞(一名スポエロ新聞)をばさつかせながら、注文取りの方には
目もくれずに言うと様になりそうです。達成の暁には御報告いたし
ます。

一端区切ります。これからフェイリエン嬢のお呼ばれがあります。


今朝の夢 投稿者:愚妻  投稿日: 9月22日(月)16時40分00秒

今日はバレーボールをやって汗だくになっている夢を見ました。
起きたら暖房が入っていてとても暑い。


そういえば 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月19日(金)08時36分35秒

化調老師は御元気でしょうか。また美味しそうな写真を御願いした
いものです。指導教官と畫譜とで、老師に思いを馳せました。判り
やすい頭ですね。


嗚呼 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月19日(金)08時19分20秒

明日指導教官が来剣だ……。

今日一日、夏休みの最後に溜め込んだ宿題を始末する小学生のよう
な心持ちだった。何故なのだろう。辻褄あわせに狂奔した訳ではな
く(絵日記の天気なんてトポスですね)、新学期初日に欠席するた
めに仮病の病名を考えていた訳でもないし(かつおやのび太は毎年
ぼやいていますね)。

急に神妙な心持ちになったからであろうか。後ろめたいところがあ
るのであろうか。一日図書館に籠もっていたことまでもが、何やら
勉学の格好を取り繕う方便だったのではないかと思われてくる。日
頃は無言放任とはいえ、その無言放任が重たい。指導教官はやはり
指導教官なのである。その迫力故に自責の念に駆られ、その圧迫感
故に自虐の念に苛まれるに違いない。何はともあれ明日は叱られて
来よう。……て、黌内に宿泊だからオールナイト?

泣き言は兎も角、畫譜では謨磐堂進士の沖縄写真と、鷺江人先生の
新疆風光が続いています。いずれも一味違う視点で切り取った光景
ですので、是非御覧下さい。

レスは後日、お叱りの衝撃から立ち直った後で(笑)。


ダウニング 投稿者:愚妻  投稿日: 9月19日(金)02時02分40秒

> そのカレッジは、英国の首相官邸のあるダウニング街に縁があるんでしょうか?

考えたこともありませんでした。下のページによれば、ロンドンのダウニング街は
お祖父さんのSir George Downingに由来、ケンブリッジのカレッジは孫のSir George
Downingが創立したそうです。手許のBlue Guide Oxford/Cambridge という本による
と、孫のダウニングさんという人は余り感心できた人物ではなく('was not an
admirable character')、遺書が余りに複雑極まる内容だったためカレッジの創建に
酷く手こずり、その間に遺産も目減りしてしまった、んだそうです。それにしては
仰々しいカレッジなんですが。創立は1800年なので、新しくはあります。

私の中では「ダーウィンとゴッチャにしてはいけないカレッジ」という位置付けです。
そういえば皇太子ハゲチャリに謁見(?)したのがダウニングでした。

http://65.1911encyclopedia.org/D/DO/DOWNING_SIR_GEORGE.htm


アドニス十四世 投稿者:李世普  投稿日: 9月19日(金)01時04分45秒

をを、懐かしい題名が。わずか数分の短編映画でしたが、上映が終わらないうち
からえらく興奮して、上映終了後も、これは凄い、これは凄い、とわけもなく口
の中で繰り返していた覚えがあります。今となっては、その時の興奮の残響がか
すかに思い起こされるくらいで、映っていたものといえば屠殺場におとなしく引
かれて行く羊たちの無表情で、屠殺の様子に当てられたわけでもあるまいに、
いったい何にそんなに興奮したのか思い出せず、ひたすら困惑しています。編集
の妙が引き起こすリズム感の乗せられたのか?でもそういう映画でもなかったよ
うな気がするし・・・

「中国映画祭」は、以前から続いていたのは、数年前の二十回目だかを区切りに
徳間/大映が手を引いて、やらなくなっていると思います。でも二十年前とは
中国映画もそれを取り巻く状況も大きく変わっていますから、いいんじゃないで
しょうか。ミニシアターでもぼちぼち掛かるし、はまっちゃえば自分で現地に
出向いたり、ビデオやデジタルメディアを取り寄せたりできますし、埋め合わせは
できていると思います。

機内食って、どんなに頑張っても、結局はレンジでチン、ですから・・・
阿川弘之だったか、弁当持参で飛行機に乗ったという御仁も。

> お父さんはケンブリッジのダウニング・カレッジ出身。
そのカレッジは、英国の首相官邸のあるダウニング街に縁があるんでしょうか?


お疲れ様でした! 投稿者:愚妻  投稿日: 9月18日(木)23時03分24秒

まことさん、

論文提出、お疲れ様でした!本当に博論レベルなんではないでしょうか。
でも「註だけ博論」というネーミングは秀逸なので、「註だけ博士」とお
呼びしても宜しいですか。

口頭試問、頑張って下さい。


論文提出 投稿者:まこと  投稿日: 9月18日(木)06時08分12秒

元夏迪師匠、ご無沙汰いたしております。

本日、論文を提出してきました。
締切が延びたと思って欲張って付け加えた部分
の収拾をつけるのに難儀したり、
指導教官が学会出席で不在だったり、
図書館の工事が長引いて文献を参照できなかったり、
等々が重なり、当初の提出予定よりも2週間も遅れました。
途中で心配になったらしい指導教官から
電話を貰ったりもしました。
で、印刷と最終チェックに丸2日間費やし、
最後に4部製本するのに2時間かかりました。
総ページ数は260ページで本文は半分強の140ページ。
残りは地図やら参考文献リストやらで埋まっています。
目次が8ページもあるのはいかがなものかと思うのですが、
パラノイアックに付けた註も921箇所あり、
「註だけ博論」と呼ぶことにしました(笑)。

口頭試問はおそらく帰国前日の29日の予定(泣)。

> 次回はその辺りの分析もお待ちしております(笑)。

え〜、だいぶ「宿題」が溜まっているようですが...
「終点集落」と「研究課題」と「フランス人の人間関係」の
3テーマでしたっけ?時間があるときにでも順次片づけたいと
思いますので、しばしお待ちを。


ヒロチ大兄:
> まこと師匠がマドリードに来たときには二度も日本食を食べにゆきました。
> ふだん大家のところでフランス料理ばかり食べているので、
> 無性に日本食が食べたくなるのだそうです。その気持ちわかる。

その節はお世話になりました。
「フランス料理」と言っても、「毎日フォワグラ」と言うわけではなく、
ザウワークラウトやピザやパエリアも食べますけどね。
ただ、どうしても脂っこいのと動物性タンパク質の摂取量が多いので
(唐揚げはビールのつまみに良さそうなので...)、
週に一度はさっぱりした日本食が食べたくなります。


昨日のサーシャ 投稿者:愚妻  投稿日: 9月17日(水)19時16分54秒

3-4年ぶりのカボチャの煮付けは、私が煮方を忘れてしまったのか、煮くずれてし
まい、ショック。味は良かったんですが。でも一緒に作った煎り大豆の炊き込み
ご飯が美味しかったので、満足。ほうじ茶で炊きます。冷蔵庫から発掘したちり
めん山椒とよく合いました(引越に備え在庫整理中)。

昨日のサーシャは、彼女のアレルギーとお父さんの故郷スリランカの二本立て。
イギリスの食べ物は概して人工の添加物が大量に入っているので体に良くない。
自分はある種のチョコレート菓子を食べると落ち着きがなくなりひっきりなしに
喋り続ける(←それっていつもでは、と心中で突っ込む愚妻)。スリランカの実
家というのはそれなりの家柄なんだけど(お祖父さんは判事、お父さんはケンブ
リッジのダウニング・カレッジ出身。当時、アジア系の学生はケンブリッジに殆
どいなかったとか)、自分が掃除婦やってるなんて聞いたら、そんな不可触賤民
じゃあるまいし、と親戚一同非難囂々でしょうなあ、と他人事のようでした。そ
して昨日の最大の発見は、サーシャは44歳という事実。自分より若いかも、と
思っていた私は驚愕した次第です。長身でスタイルの良い美人なんですよ。で、
賞味四十分。


また間違えた 投稿者:愚妻  投稿日: 9月16日(火)08時10分03秒

> 今は鮭のハラミ(腹身)も美味しいです
「ハラス」でした。もう随分長いこと食べてないもので……。御免なさい。

ケンブリッジのマクドは激マズです(一番おいしいのは日本だという話も)。
蛍光灯がギンギンに光る中、眼が泳いでいるドラッグ中毒者と、アジア、ア
フリカ系のみすぼらしい服装の家族連れがぼんやりたむろしてました。そして
内装はなぜかギリシャ建築風。

焼き魚はポルトガルで食べましたけど、スペインにはないんですね。不思議!


料理ランキング 投稿者:ヒロチ  投稿日: 9月16日(火)07時29分25秒

この前のスイス航空の機内食は最悪でした。僕はブリティッシュの機内食を残さずに食べられますから、スイス航空機内食は零点です。イベリア航空のサンドイッチもいただけなかった。どこもかしこも経費削減のために機内食の質が落ちています。

アテネのインターコンチネンタル・ホテルの料理は最高でした。ここは文句なく十点。高すぎて泊まれないというのなら、メシだけを食いに行けばよいでしょう。

ここで食べたサガナキの味が忘れられず、イラクリオンのタベルナでも注文してみたら、似ても似つかぬ代物が出てきました。ここは五点。もっとも値段が違いすぎるし、比較するのは酷だ。

マクドナルドへの評価がなぜこんなに低いのですか? たまに食べるとうまいよ。アイダホ産のジャガイモを使ったフライドポテト、僕は結構好きです。四点。

ところで日本料理に点数をつけるとすると何点になるのしょうか。まこと師匠がマドリードに来たときには二度も日本食を食べにゆきました。ふだん大家のところでフランス料理ばかり食べているので、無性に日本食が食べたくなるのだそうです。その気持ちわかる。僕も一年目にスペイン人と一緒に住んでいるときは日本食が恋しくて仕方ありませんでした。あのころはとんかつを見ただけで感動しました。まこと師匠は鶏肉のから揚げが食べたいと言っていました。それはともかく、僕は日本料理一般はどうでもよくて、とにかくさんまの塩焼きが食べたいです。こちらでは焼き魚を食べない。そのかわりにわけのわからないソースだかクリームだかをかけて、素材が持っているうまさを消しています。なぜ素材の味を引き出そうとしないのか。僕は是非ともさんまの塩焼きを希望します。

というわけで、元師匠の表に追加すると、

・トルコ料理:十点
・インターコンチネンタル・ホテルのレストランの料理:十点
・さんまの塩焼き:十点
・南 伊料理:九点
・北 伊料理:七点
・西班牙料理:七点
・葡萄牙料理:五点
・イラクリオンのタベルナ:五点
・マクドナルドのフライドポテト:四点
・キプロス系希臘料理:五点
・British Airways機内食:一点
・Aeroflot機内食:一点
・スイス航空の機内食:零点
・イングランド料理:零点
・マクドナルド料理:−五点

となります。

さて、元師匠:

> 嗚呼乃公もしがない喫茶店に身を潜め、不味い珈琲を啜りたい。
> できれば「ホットで」とか「ブレンド頂戴」とか頼みたい。
> そのオッサン臭さがまた堪らないのさ。

ステキですね!


祝一万号 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月16日(火)04時21分10秒

既に一筆箋では二万号を祝いましたが、やはり本体(?)の一万号
突破は嬉しいものです。てっちゃん、おめでとうございました。そ
の瞬間に何をお感じなりましたでしょうか(←大袈裟)。ささやか
ながら、御祝いの印を御用意致しましたので、御覧下さい。愚妻さ
んの手料理を差し上げるのも一興ですが、御手許に届く頃には黴だ
らけになってしまいそうですから。

ハリネズミさん、阪神優勝おめでとう。不佞は南海ホークス贔屓な
ので、今はどこも応援していません。子供の頃、周りが巨人か阪神
の帽子なのに、一人だけ緑の帽子をかぶっていたら、変な目で見ら
れたものです。先程そんなことを思い出していたら、ふと王貞治氏
の一本足打法が瞼に甦り、動転しました。あれも変な打法でしたな。
それもショッキングなくらい奇抜な。


イクラ 投稿者:愚妻  投稿日: 9月16日(火)01時30分00秒

>イクラ丼食べたい!!
>けど、内陸(道央)だから無理ですね。

いえいえ!この季節は産卵のため川を上ってくる鮭を捕ってイクラを採るので
(なんて意地悪)、岩見沢なら石狩川のが食べられないかしら?その辺の人を
捕まえて聞いてみてください。人は食べないでね。

あと、今は鮭のハラミ(腹身)も美味しいです。脂が乗ったのを炭火で焼い
て食べれば、天国。こっちはイクラ丼の半分か三分の一の値段で食べられます。

今日はイギリスで始めて南京カボチャを見つけたので即買いました。Kabocha
squashといいます。オーストラリア産だそうです。カボチャの煮付け&ヒジキ
ご飯で、あっという間に「大戸屋」定食です。てっちゃんも来る?(……イク
ラ付きで)

阪神優勝ですかー。これでちっとは景気が良くなるでしょうか。


あれ? 投稿者:てっちゃん  投稿日: 9月15日(月)23時34分49秒

愚妻さま
>どちらですか?函館?
>過ごしやすいのも今のうち。もう冬支度の季節です。
>煙突を掃除したり、大根を干したり、タイヤを「履き替え」たり。
岩見沢です。
だだっ広いだけのところです。
観光地でもないし。

>そして今、イクラが旬です。是非ご賞味を!(イイナー)
いいな〜イクラ。
イクラ丼食べたい!!
けど、内陸(道央)だから無理ですね。

そうそう、扉頁が壱万でした。
一寸嬉しかったりして(^^
記念品は・・・
愚妻さまの手料理でお願いします(ばき)
あ、おせち料理でもいいですよん。


non title 投稿者:ハリネズミ  投稿日: 9月15日(月)19時45分41秒

タイガース ユウショウ オメデトウ


日本の秋の旅心 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月15日(月)09時54分31秒

針鼠さん、よう御越し。久振りだね。

−九月十日、針鼠さん−
scripsisti> ぼくは萬田久子とマルシアが空中で戦うところで耐え
scripsisti> られなくなりました。始皇帝も暴走族のリーダーみた
scripsisti> いでだめです。

を、さう感じましたか。斯く申す不佞もまた然り。萬田氏よりは別
嬪かと睨みましたが(ヂロリ)。始皇帝は辰巳拓郎氏をチヨツピリ
歪めたやうな。

scripsisti> そのうちの一つ、カフエ「チャオ」に入って、450円も
scripsisti> するアイスコーヒーを飲みました。

わびしい散歩をしてきたね。そんな旅行が一番だ。針鼠さんのカフェ
ロジーは、徒歩旅行とは切っても切れない関係にある。沼田元気氏
の東京案内のようだ。相違といえば、沼田氏が結局有名カフェーに
通うことである。ボンの限界であろうか。嗚呼乃公もしがない喫茶
店に身を潜め、不味い珈琲を啜りたい。できれば「ホットで」とか
「ブレンド頂戴」とか頼みたい。そのオッサン臭さがまた堪らない
のさ。

てっちゃん、よう御越し。御無沙汰しました。

−九月十四日、てっちゃん−
scripsisti> 過ごしやすくていいですね。これで忙しくなかった
scripsisti> ら、もっといいんだけどな。愚妻さまの故郷。

あ、北海道ですか。なにか美味しい物は召し上がりましたか。また
写真を見せていただきたいな〜(こっそりオネダリ)。

scripsisti> 今日で一週間。何時まで続くのでしょう?

長いですね。しかも先が見えない御出張とは。温泉に行く機会はあ
りそうですか。


異文化 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月15日(月)09時53分01秒

ピアノの詩人さん、よう御越し。今頃は日本でしょうか。一つ皆さ
んの顰みに倣い、旅行記でも御投稿になってみては。写真も大歓迎
ですよ。久振りの本朝を満喫なさって下さい!

のっぼさん、よう御越し。今はトルコですかね。それともギリシア
かな。報告を心待ちにしていますよ。

−八月三十日、のっぼさん−
scripsisti> 「トルコ三大文明展」(@東京都美術館)……ヒッタ
scripsisti> イトとビザンツとオスマントルコのものがメイン。も
scripsisti> ちろん、日本に来ているものはごく一部なんだろうけ
scripsisti> れどやっぱりトプカプ宮殿から持ってきた装飾品関係
scripsisti> は下品すぎて、逆にすごい。

「三大文明展」ですか。苦しいですね。トルコ国内の歴史認識の一
端を垣間見せてくれるようです。相互に関係するのか、するとすれ
ばどこまで関係を認めるのか。全然関係がないという立場もあるで
しょうし、難しいですね。しかもトルコは、蒙古高原との繋がりを
も強調したい節がある。部族(と呼べるものがあれば)の歴史と、
地域の歴史と、いいとこ取りはしたいが、なかなかそれが難しい。

装飾過多に見えるのは、そういう文明圏だと割り切るほかはないで
しょう。不佞も泰西に渡った当初、どこに行っても下品な文物が目
についてゲンナリしましたが(これはギリシアやローマの彫刻など
も同様です)、そうでもしなければ据わりの悪い人たちなのだと思っ
て見るほかはないでしょう。トルコは同時代のヨーロッパの工芸水
準を遙かに超えていましたから、その下品の度合いが半端ではない
だけのことだと思います。

自分の見慣れた文明を、一歩引いてみる視点を獲得できるのも、こ
うした瞬間です。本朝歴代の文化、近代に流入した泰西の文物など
も、必然がありそうでなさそうな、そんな怪しい心持ちになってき
ます。

scripsisti> 「アレクサンドロス」の方は逆に意図が強烈すぎて恐
scripsisti> く思われました。……考え過ぎかもしれません。単に
scripsisti> 美術的影響を指摘しているだけなのかもしれません。

どうでしょう、強ち的外れな意見ではないのかも。法隆寺のエンタ
シスはギリシア渡りであり、シルクロードの終着站の証であるなん
て、そりゃそうかも知れませんけど「自分の祖先は最初の人類、故
に我が家は最古の家系」と言うに等しい無茶はあります。ま、具体
的に名前を出すのは控えますけど、寧楽とギリシアとを結びつけた
いお人がいて、その仁がシルクロードの重要性を声高に主張したい、
乃至したかった、ということはあるのではないでしょうか。

確かにシルクロード史観は世に広まりましたけど、今だに御説のよ
うな俗悪な展観方法が採られているとは、正直なところ驚くほかは
ありません。シルクロード贔屓の不佞にしてこの感想ですから(苦
笑)。「西洋文明の源流=ギリシア」史観を莫迦にしてかかる不佞
だから、この感想、というべきでしょうか(笑)。


エラーザ、テュルキエ 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月15日(月)08時55分32秒

ヒロチさん、よう御越し。これまた力作の旅行記を有難うございま
す。バカンスを満喫なさったようですね。今回は「希臘」、特に古
代を中心に御覧になったようですから、次回は古代と現代との間の
部分にも目を向けると面白い旅になるでしょう。て、不佞は希臘に
は行ったことがないのですけど、キプロスみたようなところで希臘
イデオロギーの揺らぎを観ていると、つくづくそう思う次第なので
す。

御食事はお気に召しましたか。ドルマザキヤを始め、トルコ料理と
の共通点にお気付きになったことでしょう。「ドルマ」というのは
トルコ語で「くるむ」という意味です。オスマン帝国末期の朝廷は
ドルマバフチェ・サラユに在りました。この「ドルマバフチェ」の
「ドルマ」が、ドルマザキャの「ドルマ」です。今度は是非トルコ
共和国で世界三大名菜と謳われるトルコ料理をお召し上がり下さい。
ギリシア料理と比べると、楽しさも倍増です。

誤解を恐れずに個人的な感想を述べれば、

・トルコ料理:十点
・南 伊料理:九点
・北 伊料理:七点
・西班牙料理:七点
・葡萄牙料理:五点
・キプロス系希臘料理:五点
British Airways機内食:一点
Aeroflot機内食:一点
・イングランド料理:零点
・マクドナルド料理:−五点

といった塩梅で並びます。不佞にとって、ギリシア料理がどこにラ
ンクインするか、検証の機会はあるでしょうか。ヒロチさん、皆さ
んの順位表は如何なりましょう。

scripsisti> ギリシャはきれいだった。世界には行くべきところが
scripsisti> まだたくさんある。スペインとかフランスとかイタリ
scripsisti> アあたりで満足しててはダメだぜ。

akrivÓs!(仰る通り)

時に超人ハルクとは何ですか。


スピリッツ 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月15日(月)06時56分15秒

まことさん、よう御越し。旅行記お疲れ様でした。論文の方は如何
なさいました。

−八月二十五日、まことさん−
scripsisti> おそらくご存じの『マスターキートン』『YAWARA!
scripsisti> Monster』等々も同じ作者が描いています。

YAWARA!』は時々読みました。『スピリッツ』でしたか。『コー
ジ苑』の「ノック〜ン、ジュッテーム」なんていうのもありました。
高等学校の時、道場に読み終えた雑誌が溜まっていまして。『スピ
リッツ』の愛読者がいたのでしょう。それをパラパラ捲っていまし
た。

『キートン』は読んだことがありません。名前は勿論聞いたことが
あります。大学に入った頃でした。丁度『ちびまるこちゃん』のア
ニメーションが始まって、ナレーションが変わっているらしい、面
白いよ、と紹介された声優がキートン山田。御蔭で二人はゴチャゴ
チャです。

#大学の同級生には『踊るポンポコリン』を十八番にする美声の持
#ち主(男)もおりました。

それは兎も角、浦沢直樹氏でしたっけ。まだ書いていたのですねー。

scripsisti> やがて、大家さんの娘とその元彼と(元彼の)彼女と
scripsisti> いうフランスらしい複雑な人間関係を持つ一行が(笑)、
scripsisti> 大家夫婦とともに海水浴から帰宅。

次回はその辺りの分析もお待ちしております(笑)。


アドニス十四世は 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月15日(月)06時35分10秒

タジク映画でした。参照先の情報です。


異国の映画、映画の殺陣 投稿者:元夏迪  投稿日: 9月15日(月)06時32分48秒

李世普先生、よう御越し。

−八月二十五日、李世普先生−
scripsisti> 今年は六月にかなりの雨が降ったので、当分渇水の心
scripsisti> 配はないようです。

その後御地の水事情は如何でしょうか。貯水は充分ですか。水を輸
入するに行き、台所の水圧が異様に低くて驚いてから間がないだ
けに、何よりも渇水が心配です。

scripsisti> 文芸坐は取り壊されて、跡地に建てたビルの中で新文
scripsisti> 芸坐として再起したようですが、新装なってからはと
scripsisti> うとう一度も行かずじまいでした。

おや。往年の常連としては、寂しいものもありましょうか。実は不
佞、文芸座で映画を観たことがなかったりします。通りかかって、
その風情に驚愕しただけです。

あの頃は映画代ですら惜しかった。日本の映画館は取りすぎです。
取らねば立ち行かない事情も判りますが。ジリ貧ですね。

中国映画祭なんて、まだやっているのでしょうか。もうないのかな。
メジャーになりましたしね。イベントが続いていても、そこそこ木
戸銭をせびれるようにはなったでしょうから、足が遠のきそう。

そういや二匹目の泥鰌じゃありませんけど、中央アジア映画祭なん
て企画がありまして、一昔前の話になりますが、グルジア映画(だっ
たと思う)『アドニス十四世』と、カザフ映画(ではなかったかも
知れない)『In spe』(希望の裡に、とでも訳すべきでしょうか)
を見に行きました。中野でした。

『アドニス十四世』がものの数分で終わってしまい、拍子抜けした
記憶があります。カザフの方は、人間の内面の葛藤、みたような主
題を扱っていました。共産圏だからこそなのかも知れませんが、こ
れまた拍子抜けしたように思います。言葉は悪いかも知れませんが、
神経衰弱系青年実存小説をクドクドと読み聞かせられるような心持
ちがしました。今、グルジアやカザフスタンでは、どんな作品が出
来ているのでしょう。

今は邦画を浴びる程みたい気がします。

scripsisti> かつてのジェット・リー/李連杰(日本でも繁体字メ
scripsisti> ディアでも、なぜか傑ではなく杰を使っていたような)

何故なんでしょうか。異国情緒を醸し出すから、とか。まさかね。

確か『阿羅漢』に出ていたのではありませんか。李氏の腕前には、
子供心ながら吸い込まれました。他の出演者も武術大会の優勝者が
チラホラいて、撃剣などは殊に迫力がありました。

本朝の俳優では、滝田栄氏の居合が有名です。帝国陸軍用戸田流で
すから、伝統的な居合とは、大分趣を異にするようですが。それで
も撃剣の名に相応しい太刀筋を見せてくれるかも知れません。

#しかし松平健の上様贔屓な不佞。紀州の血でしょうか。

scripsisti> 『グリーンディスティニー』の女剣士というのは、美
scripsisti> 少女剣士・章子怡のことかと思いますが、

あ、違います。紛らわしい書き方をしてしまいました。済みません。

scripsisti> 若い方の楊紫瓊/余秀蓮は八十年代の女アクションス
scripsisti> ター。

こちらの御婦人です。マレー華僑で普通話に苦労したという方。本
物のようですよ。

媼役の方もその筋では有名だとは、寡聞にして存じませんでした。
確かに鬼気迫るものを覚えましたが、てっきりメイクや役回り故の
不気味さかと眺めました。しかし言われてみれば、刀捌きは見事で
した。大河ドラマ『信長』の加納随天(平幹二朗)とは、一味も二
味も違いましたもんね。……少し古いネタでしたか(苦笑)。


あらまあ 投稿者:愚妻  投稿日: 9月15日(月)00時53分16秒

てっちゃんさん、

どちらですか?函館?
過ごしやすいのも今のうち。もう冬支度の季節です。
煙突を掃除したり、大根を干したり、タイヤを「履き替え」たり。

そして今、イクラが旬です。是非ご賞味を!(イイナー)


一筆箋/御歸り/御問合

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