一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十五年八月十六日第一千二百九十一号
平成十五年八月二十五日第一千三百二十号

あ゛あっ! 投稿者:李世普  投稿日: 8月25日(月)00時21分30秒

しまった、タグを閉じ忘れた!

站主さん、読みにくいようでしたら、文字色のタグは取っちゃってください。


戦隊2 投稿者:李世普  投稿日: 8月25日(月)00時12分47秒

 お盆に来た台風は、一日雨が降り続いたくらいで、あまり影響はありませんで
した。まだ四国沖にあった時の降水予想を見ると、南風が石鎚山に遮られるため、
松山の近辺だけ予想雨量が少なくなっていて、なるほど高い山というのは伊達
ではないんだなと思いました。勿論それゆえに、去年のように雨が欲しい時に
台風が来ても、思うようには降らないってこともあるんですが。今年は六月に
かなりの雨が降ったので、当分渇水の心配はないようです。

> 蛇足ですが、一筆箋の常連さんには玲子@倫敦さんもいらっしゃいますよ。
あ、うっかり忘れてました。玲子@倫敦さん、すみません。

> 英語だと色々読み方がありますね。グザイ、クサイ、ザイ、サイ。
> でもグサイというのは標準発音にはないようです。

こじつけぽいとはわかってたんですが・・・
ちなみに手元の日本語電子辞書には、なぜだか「クシー」が主見出しとして登録されています。
こっちはドイツ語かフランス語経由クサイ。:-p いや、これも駄洒落のためのでまかせです。

 二代前のスーパー戦隊シリーズは「超獣戦隊ガオレンジャー」といって、何やら
動物がテーマだったようです。子供向けの絵本で見た変身後の被り物のデザインが、
古代中国の青銅器に描かれている「饕餮(とうてつ)紋」にそこはかとなく
似ていました。デザイナーが参考にしたのか、それとも三千年の時空を超えて、
期せずして似たデザインに辿り着いたのか?
<http://www.super-sentai.net/sentai/index.html>

 文芸坐は取り壊されて、跡地に建てたビルの中で新文芸坐として再起したようですが、
新装なってからはとうとう一度も行かずじまいでした。
<http://www.shin-bungeiza.com/>

> 李連傑(字あってますか)等も心得があるようですし。
> ・・・『グリーンディスティニー』の女剣士も本物ではありませんでしたっけ。


かつてのジェット・リー/李連杰(日本でも繁体字メディアでも、なぜか傑では
なく杰を使っていたような)は本物の武術家で、大陸の全国大会の「型」の部門
で、何年か続けて優勝したことがあるそうです。ジャッキー・チェンは少年時
代、口減らしのために全寮制の京劇学校にやられていたそうで、この話しは『七
小福』という映画にもなりました。(『さらば、我が愛〜霸王別姫』の最初に描
かれる京劇訓練所を、もう少し近代的にしたような感じ?)
> 『グリーンディスティニー』の女剣士というのは、美少女剣士・章子怡のことかと思いますが、
映画公開時のウェブサイトのプロフィールによると、

> 北京に生まれ11歳の時に北京舞踏大学付属中学に合格、
>全国青年ダンスコンテストで優賞。北京の中国中央演劇学院では演劇を専攻。


だそうです。伝統武術を仕込まれたのかどうかは分かりませんが、レッスンの
一環として取り入れていそう。彼女に絡む二人の女剣士のうち、若い方の楊紫瓊/
余秀蓮は八十年代の女アクションスター。カンフーアクションから現代ポリス
アクションまで、何でもこなしてます。章子怡付きの女中にして武術の師匠たる
鄭佩佩/碧眼狐狸は六十年代の武侠アクションスター。どちらも詳しい経歴は
知りませんが、アクション映画にかなり出ていますから、相当厳しく仕込まれたのでは
ないでしょうか。鄭佩佩はこの映画の役者のうちで、出来が一番よかったと
思っています。年季の差でしょうね。


寸言 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月24日(日)10時38分40秒

まことさん、よう御越し。その、なんですか、パイナップルて調べ
てみましたけど、漫画なんでしょうか。字ばかりの頁できちんと読
んでいませんです。ひょっとしてその道のプロですか。

ピアノの詩人さん、よう御越し。話題の分散については全くお気に
なさらず。というか、もっとバンバン行きましょう。管理人の野放
図を御覧下さい。本站はスキゾフレニックな展開と、超亀レスとが
売り物です。


畫譜の仕様を微調整 投稿者:夕霞堂主人  投稿日: 8月24日(日)07時06分32秒

寸法のみ変更の上、画像を表示するのがデフォールト設定(管理人
推奨モード)でしたが、これでは低速回線の方々に多大な負担を強
いる虞があり、今回テキスト表示のみの方式に改めました。接続時
間が飛躍的に短縮された筈です。

これまで通り写真を同時に御覧になりたい場合、畫譜内の表示モー
ド設定ボタンで、御希望の仕様をお選び下さい。

頻繁に更新されますので、これを機に御覧戴ければ幸いです。しか
し皆さん、美味しそうなものを召し上がっていらっしゃる(嫉妬)。


依願訂正 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月21日(木)17時07分24秒

×solority→○sorority

愚妻Ξさんは恥ずかしがって隠れています。


さっき名前を間違えちゃった 投稿者:愚妻Ξ  投稿日: 8月21日(木)16時51分10秒

まことさん、
> フランスの誇る「銃士戦隊フランス5(数字の発音がサンクじゃなく、
> ファイブなところがなんともはや...)」をご存じでしょうか>愚妻様

大変不本意ですが、何故か名前は知ってます。でも中身は全く知りませんのでご安心を。

ヒロチさん、
お帰りなさい!楽しかったようで何よりです。Malaka!の効果はいかがでしたか?


フラタニティー 投稿者:愚妻  投稿日: 8月21日(木)16時45分00秒

ピアノさん、

早速貴重な情報有難う御座います。素敵すぎ。その10%というのは、金持ちWASP
だったりするのでしょうか?fraternity, solorityはそれぞれbrotherhood, sisterhoodと
いう意味のラテン語ですね。「潜入レポートby ピアノの詩人」という企画は無理
ですかね。

私の大好きなハリウッド映画にThe Revenge of the Nerdsというのがあって(邦題は
忘却。意味は「オタクの逆襲」)、フラタニティーに入れてもらえないイケてない
ダサダサの学生たちがエイリアンよろしく逆襲するという、ただそれだけの話なん
ですが、SF風の主題歌「The Revenge of the Nerds」が素晴らしいんです。映画で描
かれるフラタニティーはまさにWASPのドラッグ&乱交パーティーでした。オスス
メ!


ソロリトフラタニティ 投稿者:ピアノの詩人  投稿日: 8月21日(木)15時47分21秒

なんだか掲示板の話題を2つに分けてるようで
申し訳ないです。
本日、研究指導をしているアメリカの大学生君に
フラタニティとソロリティについて聞きました。
まずは訂正を。学生の中に、そういうのに所属
しているのは10%くらい、とのこと。
彼は真面目な学生なので、偏見が入ってるかも
しれません。で、この集団に所属するには大変
金がかかるらしいです。ここでは月に700ドル
なんか当たり前とか。飯代は入ってるらしいですが、
寮費は別らしい。しかもソロリティ(女性)の方が金が
かかるらしいです。
昔までは大学からかなりの援助を受けていた
らしいのですが、最近は全国的に問題が表面化して
きており、人気が落ちると共に予算もとれなく
なったりで解体も多いらしいです。問題というのは
金の問題もありますが、その他にドラッグ、
アルコール、デートレイプなど山積みであるらしい
のです。中には真面目な団体もあるらしいですが。
日本のサークルと似たようなもんだなぁ、と少し
思いました。以上忘れる前に報告させてもらいます。
彼も所属しているわけではないので、内情はそこまで
詳しくないみたいです。今度研究室で所属している
ヤツがいないか、さりげに聞いてみますが、いそうも
ないなぁ。大体、筋肉モリモリつけて、サーフィンを
毎日堪能していて、夜には酒場で集団で合コンしている
のが一般的なフラタニティ像らしい・・(本当か?!)。
学生のフラタニティはフリーメイソンよりはバカっぽそう
ですが、イニシエーションや選抜などはしっかりあるらし
いですよ。
ロンドンの博物館、見たかったなぁ。


ギリシャから戻る 投稿者:ヒロチ  投稿日: 8月21日(木)07時50分07秒

ギリシャから戻ってきました。暑かったけど、料理も酒もおいしかったし、大満足でした。アテネで四泊、クレタで二泊しました。アテネでは三つの島をまわる一日クルーズやスニオン岬へのツアーに参加しました。ギリシャは波が静かで島がきれいでした。こんなところで一ヶ月くらいゆっくりと過ごせたらいいだろうなあと思いました。死ぬまでに一度は行ってみるべきところですよ。

愚妻さん、のっぼさんへ:

教えていただいた表現と料理はほとんどためしました。本当に役にたちました。あらためてお礼を申しあげます。そのうち旅行記を書こうと思います。あと、考古学博物館は閉まっていました。おかげで行く手間が省けました。アハハ。

まこと師匠:

報告ご苦労。
お土産はあれで大丈夫だった?


スペイン旅行記・三日目 投稿者:まこと  投稿日: 8月21日(木)03時02分20秒

元夏迪師匠、愚妻様、応援ありがとうございます。軽いツッコミ。

豪士... 『パイナップルアーミー』でしょうか(笑)?>師匠
小さな命を守るため〜、愛と勇気の炎を燃や〜す
(私はバトルフィーバーJ派でしたが...)。
フランスの誇る「銃士戦隊フランス5(数字の発音がサンクじゃなく、
ファイブなところがなんともはや...)」をご存じでしょうか>愚妻様

ヒロチ大兄もスペインにご帰還されていると思いますが、
とりあえず三日目です。
**********************************************************************************
3.三日目(セゴビア・マドリッド編)

ヒロチ大兄との話し合いにより、若干の計画変更。
セゴビアに行くことにしました。

ここの目玉はローマの水道橋。総計167個のアーチで全長728m、
最高29m。スペイン最大だけあって実に壮麗。太陽の位置にこだわる
大兄ともに、絶好の撮影ポイントを求めて周囲の坂を上り下りしました。
その後、大兄のご趣味か(笑)、怪しげな黒魔術博物館を覗いてから、
もう一つの目玉アルカサル(宮城)へ。ガイドブックによれば
「ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになった」とのこと。
ミステリーツアーは開催されませんでしたが、ルーブルばりに
日本語のガイドフォンがありました。中でも歴代スペイン王・女王の座像
(プレートには在位中の事件が刻印)の飾られた「会議の間」が圧巻で、
わが研究室でも同じことをやらないかなぁ、と妄想(笑)。
付属塔の頂上部分から目にした、稠密な町並みと、城壁の外の
赤茶けた大地の荒涼とした風景の対比が、実にフランス離れしていて
(当たり前ですが...)、ようやく「スペインに来た」という実感が
湧きました。
最後の目玉は子豚料理。Meson de Candidoと言う有名レストランで、
ガスパッチョ(トマトベースの冷製スープ。猛暑にぴったり)を前菜に
子豚の丸焼き(!)を食べました。大兄の解説によれば、オーナーが店の由来
などの前口上を述べた後に、肉の柔らかさを示すためにナイフの代わりに
皿で肉を切り分けるらしいのですが、オーナーがお疲れの様子で
残念ながらパフォーマンスは見られませんでした。ともあれ、
外見はアレですが、柔らかく、鶏肉のようなさっぱりした味でなかなか美味。
これも大兄のおごり。スリムな外見とは裏腹な太っ腹ぶり...

マドリッドに帰り、大兄が「ピソに戻る」と仰るので、数時間ほど放置プレイ。
一人でスペイン・フランドル宗教絵画のコレクションでは随一のプラド美術館と、
「ゲルニカ」を所蔵するソフィア王妃芸術センターをはしごしました。
前者で、フラ・アンジェリコの「受胎告知」と
ムリリョの「無原罪の御宿り」の実物を間近で眺められて満足。
昔、西洋図像学のレポートでこの2作品をテーマにしたことがあったのです。
(マリアたんハァハァ、という訳ではありません。念のため。笑)
ついでに大兄ご所望のベラスケス「ラス・メニーナス」の写真まで撮りました。
後者では、あまり時間がなく、お約束の「ゲルニカ」をちらっと見てから、
カンディンスキーやダリ等々の現代アートの前を急ぎ足で通り過ぎました。
その後、すりが多発するというソル広場で大兄と待ち合わせ。
日本料理屋「どん底」で揚げ出し豆腐と上寿司をご馳走になりました。
久しぶりの和食に涙が出そうになったのは、わさびのせいだけじゃないはず(笑)。
全行程中、一番ハードな一日でした。


ΚΔΓ 投稿者:愚妻Ξ  投稿日: 8月20日(水)19時14分35秒

ピアノさん、
> 「私はカッパデルタガンマ出身です。」

フラタニティー(fraternity 「義兄弟の契り」?)ってやつですね。アイビー
リーグだけの制度だと思ってました。イニシエーションで獣姦が課されたりする
と聞きます。で、実際にこれをやった人は失格、というオチも(笑)。昔は本当
にやってたのかしらん。ただ当てずっぽうにアルファベータを並べているのか、
何かの頭文字なのか(コンニャク、大根、がんもどき?)、前々から知りたかっ
たんです。ご当地ではいかがですか?

フラタニティーといえばフリーメーソンですが、ロンドンに「フリーメーソン博
物館」なる施設があるそうです。しかも街のど真ん中に。妖しい。いつか必ず
行って来ます。

> いつも使われてるティーバックで確かめてから結論出したいものですね。

はい、ごめんなさい。やってみます。写真もアップしてもらいます。カップBは、
ピアノさんも御茶を飲んだはずです。そう言えば件のfortnum and masonですが、
これもmason(石工)ですね。フリーメーソンの会員なのでしょうか。


ほっとんどっく 投稿者:ピアノの詩人  投稿日: 8月20日(水)17時32分21秒

最近ホットドック、ホットんドッ食ってません。
そういえばその、グザイとかファイとかって、
こっちじゃヅィーとかフィーとかって言ってるみたいで
数式がピンと来なくて困ることが何回もあります。。。
ところでおもしろいことに、こちらはカレッジが
ない変わりに、生徒が一緒に住んでるドミトリーに
そのアルファベット3文字がアテがわれてるみたいです。
「私はカッパデルタガンマ出身です。」とか言ったりする。
そして実際に寮の外壁には3文字がデカデカと書いております。
最初聞いたり見たりしたときは、何じゃそれ、とか思ったんですけど。
昔映画を観ていて、確かにそういう表現があったときには、
特定の大学名を使いたくないからかな、なんて漠然と
思ってたのですが・・。
愚妻さん。いよいよおもしろくなってきましたね。
熱の効果と言いたいのですが、それはやはり、いつも
使われてるティーバックで確かめてから結論出したい
ものですね。研究費から落ちないかスーパーバイザー
に相談してみます(笑)。
でもそうだとすると、熱の効果があるのは小さいカップの
方ということになるのかなぁ。う〜ん。。。
透明なカップなら、インクを垂らしたりして、流れを観ること
が出来ますが、マグカップが透明なわけないか・・。
是非マグカップの写真(実際に沈んでるところがあれば、
もっと良いですが)を元夏迪さんに頼んでアップしてもらいたいものです。
想像してるだけじゃ、なんかピンと来ないもんで・・。
あ!夏休みは、もうすぐ終わりですよ!急ぐぇえぇ〜!!
私は9月に日本にビジネス出張のため一時帰国する予定です。


舊帙修正 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月20日(水)01時51分50秒

書かねば判らぬ事ですが(書かずともバレている事ですが)、舊帙
の通算がずれていたので、修正しました。まだずれているかも知れ
ません。その場合には一筆箋上でこっそり御報せ下さい。


端折りすぎた 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月19日(火)06時58分26秒

scripsi> 突如慶喜公征討軍の派遣に賛成した背後

ちょっと端折りすぎました。小御所会議では慶喜公の政界放逐を決
めただけです。征討軍の事は、いま少し時を置いて決まりました。
どうも判官贔屓で筆まで滑ってしまいます。いけませんね。


愚妻さん 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月19日(火)05時46分27秒

scripsisti> 愚妻Ξ@電磁スパーク中

『機動戦士ガンダムΖ』みたいでかっちょいいですね。符合を添え
るとそれっぽくなるのかな。『サザエさん2003 』とか。


李世普さん 投稿者:愚妻Ξ@電磁スパーク中  投稿日: 8月19日(火)00時40分33秒

> カキコ・グサイ(シンボルマークは"Ξ")の決め技ですか?

そうなんです。闘いの海は牙で漕ぎ、悲しみの海は愛で漕ぎます。


最近また 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月18日(月)20時45分57秒

タイポが目立つようです。酷いのを一つ訂正。↓から。

×豪士→○郷士

落ち着いて文章を書く習慣を喪いつつあるせいでしょうか。反省。

#この投稿に譌はないよな、と頗る不安です。


朝っぱらという言葉はイングランドにもあるだろうか 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月18日(月)20時37分33秒

やはりいい加減な街歩きに終始した昨日でした。詳細は省略。

午後になって、生まれて初めてイングリッシュ・ブレックファスト
なるものを食べてみました。炒り卵や豆のケチャップ煮、ベーコン、
焼きトマト、臭いソーセージ(既出)、焼いたパンが、一皿にボン!
と盛ってあるシロモノで、イングランド料理の最高峰だそうです。

地味で、やっぱり塩胡椒をわさっと振らねば味が出ない。その点で
イングランド料理の資格は十二分に満たします。失敗しようのない
料理でもありますから、宿屋に行っても、余所に呼ばれていっても、
自ずと遭遇する確率は高くなろうと思われます。して見れば「イン
グランド料理の最高峰」の称号は強ち間違っていないのかも知れま
せん。素朴な味は、食べ飽きることもなかるまいか、と少々好意的
な評価もしてみました。

朝晩をしっかり取り、昼は簡素にという摂食方法は、本朝伝統の百
姓家のものと癸を一にします。按ずるに、イングランドは牧畜や百
姓の多い田舎ですから(しかも割と遠くの方まで出て働くのではな
いか)、本朝の風俗と似通ってくるのではないでしょうか。欧州辺
を旅行すると、大陸式の朝食と英国式の朝食を選べ、という宿を見
かけます。昼休みを長く取り、重い食事をする欧州人士と、朝をしっ
かりとる英国人士との習俗に配慮したものなのでしょうね。自分の
慣れ親しんだ習慣のせいでしょうか、この点では英国方式が性に合っ
ているようです(中国方式、日本方式ならなお可)。

皆さんならどちらを選びますか。

李世普さん、よう御越し。横レスです。

scripsisti> カキコ・グサイ(シンボルマークは"Ξ")の決め技で
scripsisti> すか?

その字、英語だと色々読み方がありますね。グザイ、クサイ、ザイ、
サイ。でもグサイというのは標準発音にはないようです。ちなみに
この前なくなったサダム・フセインの御子息は、当地でキュウサー
イと呼ばれておりました。

蛇足ですが、一筆箋の常連さんには玲子@倫敦さんもいらっしゃい
ますよ。

scripsisti> 「襤褸・ぽろぎれ」である。

不佞もこれでした。

目下畫譜が繋がりませんので、こちらに書くことに致します。てっ
ちゃん
、よう御越し。「強者どもが夢のあと」を拝見。高知城の銃
眼ですか。

土佐といえば山内公ですね。慶喜公擁護に御尽力の小御所会議で、
突如慶喜公征討軍の派遣に賛成した背後には、西郷吉之助氏の入れ
知恵に力を得た岩倉公の脅迫があったとか。御無念だったことでしょ
う。その後東山道軍総督の指揮下、江戸に下る征討軍には、多数の
土州兵(武士ではなく、豪士、町方の志士の類)が参加した様は、
藤村『夜明け前』第二部上にも書き留められています。

高知城の銃眼が実際に火を噴くことはなかったのかも知れませんが、
そこを透して現代の市街を眺めると、幕末維新の激震がひしひしと
伝わってくる思いです。今後も投稿をお待ちしています。身近な光
景や御出張先の風物など、何でも御気軽に。


戦隊 投稿者:李世普  投稿日: 8月17日(日)23時48分45秒

> 電磁キックだ!
それはテレビ朝陽系列で絶賛放映中の戦隊もの「イッピツ戦隊カキコンジャー」の紅一点、
カキコ・グサイ(シンボルマークは"Ξ")の決め技ですか?

戦隊ものなどの紅一点娘を一堂に集めた何かの雑誌グラビアで、
その内の一人の役の名前が「らんる」といった。
漢字変換ソフトでは「蘭留」という候補もあって、
これは北海道・旭川近郊の地名/駅名(すぐ南には比布駅がある)なんだけれど、
私の頭が最初に変換したのは「襤褸・ぽろぎれ」である。
役名とはいえ女の子の名前としてはあんまりじゃないか。


あ、かぶった 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)20時15分38秒

のっぼさん、efharistó pára pára polí!


本日曇天 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)20時09分00秒

ながら、少時町歩きをして参ります。ショヴォーィ街ではあります
が、久振りに観光客気分で歩いてこようと思います。旅行記の予定
はありません。悪しからず(笑)。

まことさん、よう御越し。

scripsisti> ヒロチ大兄のご帰還までに終わるかしらん...

のんびりと頑張って下さい。しかしやはり目の付け所が違いますね。
不佞なぞは「ヘイ耶蘇寺」で十把一絡げで通過ですよ。流石にナポ
リの耶蘇寺の巨大さには驚き、そんなビルのような堂宇が超路地裏
に埋もれていたりするのに仰天したりはするのですが、内部の様式
に目が行くことはほとんどありませんねエ(苦笑)。

今日もどこぞの堂に入るでしょうが、創建年代ですら覚束無いまま
です。まして様式などはとてもとても。

とまれ、続きを楽しみにしています。


ヒロチさん、ごめんなさい 投稿者:のっぼ  投稿日: 8月17日(日)20時07分54秒

ヒロチさん、
もうアテネに行ってしまっているのでしょうか?
この前、大体大丈夫みたいな気楽なことを書いてしまいましたが、
愚妻さんが危惧されていたように、
国立考古学博物館は、来年の4月まで閉館みたいです。
ちょうど僕らが行った去年の秋までは開いていたもので、
あまり考えずに書いてしまいました。
ご迷惑かけてしまって、ごめんなさい。
もしもまだ行かれていないなら、
ギリシア文化省のホームぺージなどで確認をお願いします。


スペイン旅行記・二日目 投稿者:まこと  投稿日: 8月17日(日)19時08分31秒

スペイン旅行記のつづきです。
ヒロチ大兄のご帰還までに終わるかしらん...

**************************************************************************
2.二日目(トレド編)

朝八時に起床予定が、近くのビル工事が7時半頃から始まり、
物音で目が覚めました。アトーチャ駅からバスで1時間半弱で、トレドに到着。
ケルト人によってタホ河の湾曲部に建設され、ローマ植民市を経て、
西ゴート王国の首都、ムスリムの征服・キリスト教徒の再征服後に再び首都となった
(マドリッド遷都まで)この都市は、私にとって今回のスペイン行での
最重要ポイントでした。

前日に引き続き40度を超える猛暑に消耗しつつ、まずはスペイン首座大司教座聖堂へ。
外見も壮麗なら、中身も豪華なこと。エル・グレコやティツィアーノの絵が贅沢に飾られ、
宝物室には金銀の司教杖・聖体顕示台・ホスティア台・聖遺物入れや金糸で織られた
司教衣・司教冠などがズラリと陳列されていました。新大陸からかき集めた富を惜しげもなく
注ぎ込んだんだろうなぁ、と16〜17世紀がまさに「スペインの世紀」だということを
思い知らされました。フランスも革命がなければこのぐらいのものが残ったのでしょうが、
逆に考えるとこれだけ富が偏在している中で、スペインで革命が起こらなかったのも
また不思議。暑くて革命どころではない?!

その後は、城壁に囲まれた中世以来の都市特有の迷路みたいな町並みに加え、
その例外的な広さのせいで、私と同じく方向音痴だったヒロチ大兄と
二人して炎天下を延々彷徨いました(大兄によれば「こんなの彷徨った内に入らない」
とのことですが...)。まあ、これがヨーロッパ都市散策の醍醐味でもありますが。

お昼はシャコという鶏肉を食べて、ワインも飲んで満足(全行程中、食事代・
交通費とも全部大兄のおごり。ものすごく太っ腹です。私の持参した安ワインと
フォワグラで釣り合いが取れているのでしょうが...)。
大兄自身も古本屋で探求書を見つけたらしく、ご満悦のご様子。

食後は、エル・グレコ縁の家や美術館や教会などは豪快に素通りしたものの、
教会に付属した西ゴート文化博物館(展示品は大したことはありませんでしたが、
おそらく11〜12世紀のムデハル様式の身廊とフレスコ画が良く保存されてました)
はさすがに外せませんでした。ちなみに、アルカサル(王城)見学は、大兄の
「外から見るだけで充分。行く必要なし」との判断で却下(涙)。

トレドはダマスキナードという金銀象嵌細工と刀剣で有名な都市でもあり、
町中のみやげ物屋の店先にそれらの品物が溢れています。そこらの適当な店で、
ヒロチ大兄のアドヴァイスに従いつつ(笑)、おみやげに頼まれていたピアスを購入。
個人的にはチェス盤と駒の細工物が魅力的だったのですが、値が張るのと嵩張るのとで、
断念。ただ、サーベル型のペーパーナイフは買っておけば良かった、と後悔。

夕方にマドリッドに戻り、大兄の案内で市内を散策した後、
バールでタパスとビールを夕食代わりに、二日目が終了。


ブリチッシュなる会話 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)09時02分19秒

謨磐堂進士、よう御越し。

−八月七日、謨磐堂進士−
scripsisti> 酷暑お見舞い申し上げます。ここ2〜3日の日本及び
scripsisti> 台湾での報道を見ておりますと、

日華の報道、という辺りに痺れます。訪台の御予定はおありですか。
台湾の陽気はどんなもんでしょうね。面倒臭いので、最近はほとん
どあちらの網站を覗いておりませんです。

scripsisti> 今年のエウロパは過去50年で最もひどい酷暑なのだ
scripsisti> そうで、ロンドンでも35度以上というのにはびっく
scripsisti> りしました。また、南欧一帯では水不足や山火事が深
scripsisti> 刻な状況とか……。

神がかってきましたもんね。雨よ降れ、神に祈れ、なんて。

当地はこのところ涼しくなってきました。夜鍋をしていると寒いし、
日が出ても関東、関西あたりの「高原の秋」といった風情です。澄
んだ空は底が深く、刷毛ではいたようなか弱い雲、乾燥した空気に
鼻腔の奥がヒリヒリし、日向の恋しくなる冷気。

上の書き込みを戴いた翌日に倫敦に出ました。その日はイヤにまた
暑く、久振りの汽車が矢鱈と飛ばすものですから、ヒヤヒヤもので
した。よく揺れましたよ。また「ポターズバー」站で脱線、横転す
るのではないかと気が気ではなかった。

倫敦の汚れた空気は実に臭い。鼻毛が五ミリは伸びました。その一
方で紳士淑女が過多に塗せる香水の揮発性質までが、不佞にデリケェ
トな鼻腔を悩ましめ、頗る弱りました。本朝の帝都は倫敦の数倍の
人口を擁し、周囲を山地に囲まれながら、遙かに空気が澄んでいま
す。元正なぞは山の中かと間違うばかりの大気です。

膨大な自家用車、業務用自動車のエンジン規格が厳格で、街に緑も
多く、何とか呼吸可能な空気を維持しているに相違ありません。蛇
足ながら、今始終している狼子黌は、街外れで、隣はもう村ですか
ら、大気が甘い。本朝の山村を髣髴する香気を湛えています。将来
懐かしく思い出すことでしょう。

時に御投稿戴いた那須行の折は如何でした。山上は涼爽だったこと
でしょうが、やはり黒磯辺りは

scripsisti> とんでもない蒸し暑さになっておりまして、余りにも
scripsisti> モワ〜ンとした湿気に、すべてのヤル気を抜き取られ
scripsisti> そうな気分

だったのですか。


老頭児戯言 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)03時44分43秒

李世普さん、よう御越し。台風災害はありませんか。

−八月四日、李世普さん−
scripsisti> 東南の方角に兵乱の徴しである火星が出現し……運気
scripsisti> の変わるのを待ちますか。

宰相をすげ替える程度で運気が変わるでしょうか。こういう場合、
改元して時空の再編を試みるのが古来の慣わしではありますまいか。
それでうまく行かねば易姓改革ですが、本朝のすめろぎには姓があ
りませんのでこれは理論上不可能。さりとてカクメイで世が平らぐ
という幻想はすでになく、ここは一つ、精進潔斎、ローマ法王だの
イマームだのが力説して已まない神頼みの雨乞いのと、前近代的手
法の限りを尽くすほかはありますまい。幸い本朝はこの方面の伝統
が脈々と息づいております。上下左右各宗東西打ち揃って開運を祈
りましょう。

scripsisti> しかし、天声人語あたりが嬉しげに枕に取り上げそう
scripsisti> なネタだなあ。

本当にね。火星は合衆国大統領で、その尻馬に乗ったどこそこがど
うのこうのってね。最近負けの込んでいる朝日ですから、その手の
古典芸能をフルに駆使して、是非とも頽勢を建て直し、社旗の旭日
の如き輝ける世界雄飛を試みていただきたいものです。ここは一つ、
精進潔斎(以下略)。意地悪が過ぎました(笑)。

−八月十日、李世普さん−
scripsisti> 日本の即席カップ麺に「焼きそば」と称するものがあ
scripsisti> りますが、湯通しするだけなのに「焼き」そばとは、
scripsisti> 矛盾してるんじゃないでしょうか。

学生時代にだいぶ御世話になりました。特に教養課程時代には駒○
寮明瞭三○の窓から湯を捨て続けたものです。捨てた後には草も生
えない、恐るべきお湯でしたね。産業廃棄物なんて言ったりして。
李世普さんは何を召し上がっておいででしたっけ。

scripsisti> 張藝謀の映画といえば、池袋の旧文芸坐や、渋谷は渋
scripsisti> 谷でも改装前のユーロスペースで辛気臭く見るとした
scripsisti> ものでした。……是我不明白、是世界變化快。

御同感です。その後文芸座の建物はどうなりましたでしょうか。

scripsisti> 香港のアクションというのは、こういう軽業と本物の
scripsisti> 武術との流れの上に乗っているんだなと納得しました。

そうでしょうね。李連傑(字あってますか)等も心得があるようで
すし。昔の映画には中国剣の達人やら何とか拳の使い手やら、兎に
角本物が沢山出ていました。その分容姿は今一つでしたが、顔であ
れば化粧やつけ眉毛、髭でもの凄い形相にしてしまえばオシマイ。
躰の動きが実に早かった。『グリーンディスティニー』の女剣士も
本物ではありませんでしたっけ。ま、その人が飛行するから余計お
かしく見えるのですけれども。

scripsisti> 日本の映画やテレビでも、今どきの「自然でリアル」
scripsisti> な演技よりも、一昔前の些か芝居がかった演技の方
scripsisti> が、安心して見ていられますし。

これも同感。「自然でリアル」を狙った(つもり)のトレンディド
ラマ、特に山田太一系のそれ(を! 欧文脈だ!)は酷いですね。
大根が自然を装うから実に滑稽。トレンディドラマ流自然派演技と
も称すべき、醜悪な挙措進退が茶の間を席巻したのには閉口でした。
ほとんど見ませんけれど、目につくから余計に閉口。無理のなく躰
を動かすには、大変な稽古がいるという当たり前のことが疎かにさ
れているのは、個性教育と一脈通じるところがあると看做す不佞は、
頑固な反動主義者でしょうか。


鰹のたたきに懐う 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)03時00分57秒

てっちゃん、よう御越し。

−八月二日、てっちゃん−
scripsisti> 最近は小康状態ですね。
scripsisti> 昨日まで夏風邪でダウンしてました。
scripsisti> 死ぬかと思いましたよ。

一難去ってまた一難、困りましたね。その後全快なさいましたか。
遅ればせながら御見舞申し上げます。

scripsisti> 先週末、高知へ小旅行に行って来ました。
scripsisti> 鰹のたたきは美味しかった。

いいですね。よさこいにはすこし早かったのかな。今年は広末涼子
嬢も地元の町内会の一員として踊ったようですよ。

鰹のたたきは、江戸時代にステーキを食べたくてしようがないオラ
ンダ人がに、本朝では牛食いは不可能で困った挙げ句閃いた代替食
だと聞きました。真偽の程は不明ですが、今や郷土料理の雄のよう
な顔をしてすましているから面白い。鷺江人さんが畫譜に写真を載
せて下さったのを見ても、立派な和食です(鷺江人さん、有難う)。

当地に来る前、アルバイト生活に追われている時、昼ご飯は大抵餡
パンでした。余裕のある時には立ち食いの「小諸蕎麦」で掻き揚げ
蕎麦、乃至天丼屋「丼丼亭」で四百九十円の天丼。でもまあ、初年
度の低所得時代にはそれもかなり厳しかった。で、給料日直後のよ
うに、懐がだぶついている(失笑)時だけ、足を運んだ定食屋が四
谷「炭膳」と言いましてね。そこで八百円の定食を食べるのです。

おかずは巨大な刺身(魚は選べます)か、鰹のたたきでした。それ
からというもの、鰹のたたきを見聞きする度にその頃のことを思い
出すのです。勤務中にギリシア語の書き物を読んだり、学会報告の
仕度をしたりして、実に不埒な職員でありました。一緒に勤務した
上司なぞは珍しいものを見るような顔つきで、黙っていてくれまし
たが、普通ならまず馘ですね(汗)。

−八月十六日、てっちゃん−
scripsisti> 休みたいけど

あれ、御盆も休みなしですか。何とか躰を休めていただきたいもの
ですが、不佞では代わりにならないでしょうし、代わりになっても
大体↑のような勤務態度では、馘になってしまう(苦笑)。それで
てっちゃんに累が及んだら洒落になりませんです。

scripsisti> 何時もお世話になっております。
scripsisti> 今年は帰省されないそうで残念です。
scripsisti> またオフ会でもありましたらよろしく。

ああ、てっちゃんは猫だましさんとお会いになったことがあるので
すね。いいなあ。不佞もオフ会に行きたい。紀州方面で猟官活動を
しようかな。……と思っていま調べたら、そんなことを出来る状況
にないようです。ヤレヤレ。


見直せば食べ物絡みの話ばかり 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)02時01分51秒

まことさん、よう御越し。横レスになりますが。

−七月二十七日、まことさん−
scripsisti> 考えてみたら、マドリッドはプラド美術館と日本料理
scripsisti> 屋「どん底」しか知りません。

こゆいですね。そちらのレポートも是非御願いしたい。今回の旅行
記、楽しみにしています。先日の不佞の駄レスへの御返事でしたら、
終点集落同好会(仮称)研究報告と同様(笑)、おいおいで結構で
す。

猫だましさん、よう御越し。ティーバッグ問題は益々紛糾してきま
した。幸い(?)不要のティーバッグが出て来たようですから、飽
きない限りは愚妻さんが飽くことなき探求を続けるに相違ありませ
ん。

−八月四日、猫だましさん−
scripsisti> 「焼きそば オーストラリアで大人気」……社長は韓
scripsisti> 国系の人

オーストラリアには韓国朝鮮人乃至朝鮮系豪人が多いと聞きますね。
世界各地に朝鮮人街があるように、相互扶助の伝統が海外起業を容
易にしているのでしょう。

当地で通う東洋食品店「オリエンタルストア」にある日本食材も、
その大半が朝鮮系企業の輸入品です。キッコーマンのような、在欧
支社がある企業の商品以外はまずこの部類です。キャラメルコーン
やらなんやらのコピー製品が見られるのもその御蔭(笑)。どうせ
なら本家ロッテの菓子でも置けばよいのに。そういえば銘菓ひよこ
騒動はどうなったのでしょう。

−八月四日、猫だましさん−
scripsisti> 「中華風おこげ」

一頃しきりと取り沙汰されました。最近は如何でしょうか。当地で
sizzlingと称し、人気を博しています。じゅうじゅう言うのが豪
勢に聞こえるようです。……ひょっとすると「中華風おこげ」を誤
解しているような気がしてきました。

scripsisti> ゆでた鯛に焼き印を押しているのを見て驚いた

これは何とも。御伊勢参りは山出しよと足元を見たのかも。しかし
西鶴翁はこれで驚いてはいけません。陳凱歌監督、張芸謀撮影の映
画『黄色い大地』(西紀千九百八十四年)には、陝西の貧農の婚礼
が出て来ます。御馳走に出てくる魚のあんかけ。主人公が箸を付け
る。魚は木製。そこに餡をかけた飾りだった……脱線でした(汗)。

伊勢に行ったことがありません。是非参拝したいものです。

蛇足ながら、猫だましさん、メイルアドレスには極力捨てアドレス
(フリーメイルの類)をお書き下さい。↑の消息にも書きましたが、
当掲示板内に検索ロボットが不正に侵入していますから、何かの拍
子で御手許にジャンクメイルが舞い込む恐れがあります。一通や二
通ならばともかく、スパム攻撃に曝されないとも限りません。


感想 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)00時34分34秒

ヒロチさん、よう御越し。旅行記拝読。バスクは遠い世界です。

−七月二十四日、ヒロチさん−
scripsisti> バスク語で答えてきた。わかるかっつーの。

うーん、折角西班牙にいるのなら、バスク語を勉強しなきゃ損、と
思う不佞は貧乏性ですか(笑)。西語なら正直どこでも出来るし、
ヒロチさんは十分習得なさっている訳ですし。西班牙国内だと、却っ
てバスク語教材が見つからないとか、そんなことはありますまいね。
そういえばラテン語は如何なさいました。

scripsisti> バスクはテロで有名なので、危険なのかといえばさに
scripsisti> あらず。一般的に自治意識の強い土地ほど治安は良い
scripsisti> のであり、サン・セバスチャンもその例にもれず、夜
scripsisti> でも一人歩きができるくらい安全だ。

それはバスクがテロをしないからでは(汗)。自治意識と治安の善
し悪しの相関関係については、判断を留保しておきます。反証を思
い出しそうですので。

−七月二十四日、ヒロチさん−
scripsisti> 暑くて、排気ガスが立ち込め、息苦しい。旅の興がそ
scripsisti> がれる。

この件が一番よく書けていると思いました(済みません)。旅の興、
現実の猥雑さ、その落差に気がつく瞬間を十全に活写していると思
います。つげ義春の文章に連なる筆法とお見受けしました。作意な
らぬ、率意の賜なのかも知れません。

全体を通して拝見するに、バルを渡り歩く旅でもあったようですね。
ヒロチさんのバル愛好は、これまでの御投稿に既に明かですが、今
回の作品は一層その色彩が深まったのでは。不佞もアンダルシーア
でバルをチラリと覗きましたが、確かにあれは独自です。似たよう
なものはどこの世界にもありますけれど、美味そうな惣菜が並んで
いるのは、何と言っても西班牙バルです。

−八月二日、ヒロチさん−
scripsisti> 写真をバッチリ撮ってくるぜ!

ギリシア旅行記ともども、御写真を楽しみにしていますよ。カロ・
タクシジ(道中御無事で)。


旅心 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月17日(日)00時08分30秒

結局三時間も寝てしまった。寝ぼけ眼で時差ぼけレスをば。

ピアノの詩人さん、よう御越し。ホットドッグライフをエンヂョーィ
しておいででしょうか。独逸製の本格ソーセージなんて勿体ない。
ハッデァーグにゃやっぱりメリキャェンなソーセージです。嗚呼、
またあのジャンキーな食品が恋しくなってきた。

李世普さんがちらりとお書きの「中国ハム」(火腿)で中華ソーセー
ジ(火腿腸)なぞも恋しくなってきましたが、百発百中で当たった
んですよね、アレ。「え? 食べたの、ソーセージ」なんて、現地
の人にさえ呆れられるソーセージとは一体……。青海省ゴルムド
敦煌へのバス道中は、弁当代わりに持参したこいつの御蔭で大変
愉快なものになりましたよ。

熱流体物理学の御紹介、面白く読みました。

−八月九日、ピアノさん−
scripsisti> シミュレーションに頼っていることの多い分野と思わ
scripsisti> れます。

その場合、どうやって体系化するのですか。大雑把な傾向を描写す
るだけでは、なかなか物理学で応用が利かないような気もするので
すが。大雑把でも構わないような数式で表現するのかな。

のっぼさん、よう御越し。

−七月二十四日、のっぼさん−
scripsisti> ニヤリおじさんは僕のまわし者ではありません。

そうですか。「ニヤリ」といえば榎本漫伯のゴッキイですもんね。
でものっぼさんがゴッキイ関係者であっても、あまり違和感がない
ような気もします。勿論『えの素』消滅に就いては承知しておりま
すよ。

実践的なギリシア観光指南ですね。今回の御予定はどんな塩梅です。

−七月二十八日、のっぼさん−
scripsisti> 古代の劇場で観劇するのも楽しいかも知れません

再現劇ですから注意が必要ですけれど、それはそれで愉しいでしょ
うね。キプロスはクーリオンなるローマ遺跡(ギリシア遺跡と呼ぶ
べきなのかなあ)があって、海沿いの断崖の上に劇場を設えてある
のです。観客席から舞台を見れば、背景は中空。遙か彼方には水平
線。そんなところで見た出し物は、中身を問わず(笑)、よい紀念
になるだろうと思いました。今年は再訪が叶うかな。

scripsisti> ギリシア(エギナ)の鳩はエフハリスト−(ありがと
scripsisti> 〜)と鳴いていましたよ(これ、ほんと)。

真顔でギリシア人に尋ねたら、爆笑されてしまった(泣)。

scripsisti> ギリシア語は愚妻さんので十分でしょうか。

ポス・ト・レーネ(これ、なんて言うの)も必要ですかね。後は、
便所の表示を読めるようにしておきたい。「アポホリティーリオ」
「トゥアレッタ」辺りでしょうか。文字のハードルがある上に、綴
りと発音がずれているので……あ、これは古代語を使わねば関係あ
りませんか。フランス語と同じですものね。

一端区切ります。


かかったな 投稿者:愚妻  投稿日: 8月16日(土)18時40分08秒

針鼠め、油断したな。電磁キックだ!

てっちゃん、正義のために協力してくれて有難う。


一筆箋/御歸り/御問合

inserted by FC2 system