一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十五年八月三日第一千二百六十一号
平成十五年八月十六日第一千二百九十号

今日は 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月16日(土)15時26分54秒

書き込みが出来そうです。昼夜逆転の徹夜(徹昼)遂行中ですので。

しかしまた何か一発ドカンと来そうですね、この書き込み(↓)。
ワクワクしていますぞ。


謹慎中 投稿者:針鼠  投稿日: 8月16日(土)15時21分19秒

おお、てっちゃんさん・・・
心から感謝します。


休みたいけど 投稿者:てっちゃん  投稿日: 8月16日(土)11時06分34秒

>ほんとうです。もう反省して、悪いことはしません。

と言いながら

>隙あり!えい、でこぴん!びし。

なんて書いてる。
ま、そこが針鼠さまの良いところ。

猫だましさま>
何時もお世話になっております。
今年は帰省されないそうで残念です。
またオフ会でもありましたらよろしく。


スペイン旅行記・初日 投稿者:まこと  投稿日: 8月16日(土)04時47分10秒

いぜん書きましたように、8月7〜10日にマドリッド在住の
ヒロチ大兄にお世話になり、スペイン小旅行をしてきました。
その滞在記を以下の4編に分けて、書いていきたいと思います。

1.準備〜初日編
2.二日目(トレド編)
3.三日目(セゴビア編)
4.最終日〜帰還編

滞在中は特にメモを取らなかったので、若干記憶の混乱もあるでしょうが、
その点は、大兄がギリシャから帰還された折りにでも
フォローいただければ、幸いです。
**************************************************************************
1.準備〜初日編

航空券の発券で若干のトラブル。ネット上のサイトで予約した際に
必要書類が付されたメールがMIMEコードの問題で文字化けしてました。
数回のやりとりの末、知人宅のファックスに転送してもらい、
ことなきを得ました。出発前日には散髪兼壮行会まであり、
しっかりおみやげも頼まれてしまいました(笑)。

離陸2時間前までに搭乗手続きが必要なので、10時過ぎに早々に空港入り。
この待ち時間にスペイン語の勉強をしておけば良かったのですが、
回りに座っていたのがほとんどフランス人だったので、安心しきって、
12時過ぎの搭乗までロビーで短めの論文を読んで過ごしてしまいました。
一時間半弱のフライト自体には特に問題はなく、
窓に顔を押しつけて、ひたすらフランスからスペインに至る景観の変化を
眺めていました。緑の農村地帯に慣れたフランス人からすれば、
スペインの赤茶けた大地から荒涼とした印象を受けるのは宜なるかな。

マドリッドの空港に着き、タラップを降りた際の猛烈な熱気と
ボルドーがBordeauxじゃなくBurdeosと表記されているのにビビリつつ(笑)、
ヒロチ大兄を発見。ひと安心。その場で帰りの便のリコンファームを済ませ、
ヒロチ大兄のピソへ(ちなみに空港からの地下鉄は時間通りに走ってましたし、
冷房も利いている近代的なもので驚きました)。
早速、ビール片手にイタリアンの昼食を取った後に市内観光に繰り出しましたが、
なにせ40度を超える猛暑。スペイン語のちんぷんかんぷんな解説を聞きつつ
デスカルサス・レアレス修道院を見てから、王宮を通り過ぎ、大聖堂へ、
というコースを辿る中、私の心はすでにさらなるビールの方へ向かってました(笑)。

テラスで念願の一杯を飲んだ後は、ヒロチ大兄の案内で、
マヨール広場やらデル・ソル広場やらを次々に巡り、間にショッピング・
センターまであったものですから、私の認知地図は大混乱。
後の大兄の解説によればこの日は旧市街にあたる部分を一通り回ったそうです。
最後にピソのそばのバールで軽くつまんでビールを一杯やって、初日が終了。


熱対流分野研究会不定期報告 投稿者:愚妻  投稿日: 8月14日(木)23時13分38秒

もう賞味期限が過ぎたのも遠い昔となったtwiningsアールグレーのティーバッグ
を発掘しました(その昔、難波の客人が置いていったものです)。で、これなら
惜しくないや、と実験。カップABにティーバッグを入れ、室温の水を注ぎまし
た。何時間経ってもどちらともティーバッグの空気が抜けず、浮いたまま、とい
う結果でした。やっぱり熱に秘密があるのでしょうか。それともフレーバーが違
うと浮き沈みにも影響があるのか。茶葉はE.Breakfastより細かい可能性はありま
す。


歡迎賁臨夕霞堂 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月14日(木)11時50分42秒

しばらく一筆箋から遠ざかっている間に、新しく弊站にお見えになっ
ありすてらさん、猫だましさん、もと課長(今はヒラ)さん、よ
う御越し。該当個所でレスを差し上げた方もおいでですし、追って
一筆箋上で御返事をする予定の方もいらっしゃいますが、まずは歓
迎の御挨拶を申し上げます。

御覧の通り怠惰な管理人の性格そのままの網站ではありますが、ど
うぞ気軽にお運び下さい。忘れた頃にレスが着いたりしますので、
気長にお付き合い下されば幸いです。取り急ぎ御挨拶と、御覧の皆
様に御披露目まで。


とりなしの祈り 投稿者:愚妻  投稿日: 8月14日(木)05時18分10秒

ヴィラモーヴィッツなんかでは騙されないぞ。最初からあやしいと気付いてい
た事については、先回の投稿を参照されたい。それに、ヴィラモーヴィッツに
は父バージョンと息子バージョンがいるんだ。ブッシュ家と同じさ。真人間に
なれるように祈ってる。アーメン。じゃあ。


思ひ出すことなど 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月14日(木)01時34分47秒

今日は湿度が低く、風もあって凌ぎ易い陽気です。光線に秋の感じ
が濃やかになってきました。黌内には人影がありません。先週末に
倶楽部室で大音量のデスコをやっていたのは、今年度の名残を惜し
む会だったのでしょうか。

針鼠さん、よう御越し。札幌では御愉しみだったようで。美味しい
ラーメンに出会えたのもよかった。ラーメン所で売っている割には
「ん?」という店が少なくないし。

個人的には網走で食べた味噌ラーメンが気に入りました。網走集治
監を見物し、天都山を越え、銭湯で汗を流し、浅野厚夫扮する水戸
黄門の活躍を眺め、味噌汁と紙一重の味噌ラーメンを啜る。不思議
で贅沢な時間でした。て、一緒にいたっけね。

その後夜汽車を待った駅前喫茶「檸檬亭」はマスターが代わり(雇
われマスターだったらしい)、だいぶお店の雰囲気も変わってしまっ
たようです。元のマスターはニセコかどこかで民宿(ペンションと
言うのか)を営んでいる筈。

毎朝七時、札幌駅構内のミスタードーナツで聴いた本家版Beautiful
Sunday
も忘れがたいものでした。夜行の睡眠でどろんとした目つき、
ぼんやりとした頭で珈琲を啜りながら、幼時に親しんだこの曲に耳
を傾けるのは至福のひとときでありました。

使い捨てのボールペンの芯を取りだし、消しゴムのカスを筒に入れ、
再び芯を差し込んで上下に擦ると、消しゴムのカスがドーナツ状に
変形します。芯の部分が穴となり、芯と筒の隙間に押されたカスが
環になるのです。ミスタードーナツが売り出し中の頃、テレビコマー
シャルで「ミイースタアドオナッツ!」と連呼していました。小学
校の教室で友人同士消しゴムのカスを交換し、色とりどりのドーナ
ツを作って遊びました。虹色のドーナツ、匂い付きのドーナツ。そ
れを机の端に綺麗に並べ「ミイースタアドオナッツ!」と呼号して
いたあの頃、世界はまだ若かった(謎)。北斗神拳はおろか、ジョ
ジョのスタンドなんてなかった。

−七月二十二日、針鼠さん−
scripsisti> ハマーダンスを踊るシーン

乃公あの人嫌いなんだよね。いや個人的な恨みはありませんよ。踊
りの善し悪しも判りませんし(好みではないけれど)。彼が幅を利
かせていたバブル時代の本朝を思い出すのがイヤなのです。同時代
体験としても異様だったあの時期は、いま振り返ってみるに、やは
り異様としか言いようのない、爛れた空気が充満していました。そ
の象徴の一つがハマーなのですよ。言いがかりみたようなもんです
が(苦笑)。そういや「ハマー」を自称していた同級生のハマナカ
君はどうなさっていますかね。

長くなりました。纏まりもないようです。皆さんにレスを差し上げ
ようと思い書き始めましたが、仕切直しをした方がよさそうです。
ではまた後ほど。


まごころの贈り物 投稿者:針鼠  投稿日: 8月13日(水)22時19分51秒

ほんとうです。もう反省して、悪いことはしません。

心をいれかえて真人間になるために、今は正座して書見にいそしんで
います。それによると、「ムーサイ」の構造はヴィラモーヴィツによ
って諸思想がつくる「鎖の輪」に比せられたが、それはそのような並
列的静態的なものであるよりも、もっと旋回的動態的で、不可抗的な
力によって繰り出された諸思想が複数の渦巻を描きながら、しだいに
根源的独創的な思考領域に入ってゆく動きに譬えた方がいっそうふさ
わしいかに思われる、とのことです…

隙あり!えい、でこぴん!びし。

経絡秘孔の一つ荒俣を突いたから、お前はご亭主と同じ姿になれるよ。
でぶっちょによろしくな!バァイ。


針鼠さん江 投稿者:愚妻  投稿日: 8月13日(水)20時24分55秒

> ごめんなさい。もうしません。

ほんとかなー。あやしいなー。


おわび 投稿者:針鼠  投稿日: 8月13日(水)02時13分13秒

>だいたい『酔拳』or『蛇拳』ってなんですか。

ごめんなさい。このどっちかの映画に出てたせりふだと
思ったのですが、どっちか分かりませんでした。ごめん
なさい。もうしません。


福建炒飯2 投稿者:李世普  投稿日: 8月13日(水)00時46分43秒

猫だましさん
> 福建炒飯、美味しいです。確か、具の少ない炒飯に五目あんかけをかけるのですね。

あ、そうだったかもしれません。前回の投稿のあと、そういえば揚州炒飯というのもあったのを
思い出して、どちらがどちらか考えてました。揚州炒飯か五目チャーハンだったのかも。

愚妻さん
> 「シンガポール・ヌードル」なるメニューもよく見ますね。カレー味の焼きビーフン。
> シンガポールといえばカレー味なのでしょうか。

ありますあります、「星州炒米(粉)」。シンガポールというか、マレー半島には、
南インド系の住民が多いので、そのせいかと。でもそれならなぜ「馬來炒飯/米」
ではないのかってのはありますけど。


針鼠さん 投稿者:愚妻  投稿日: 8月12日(火)22時13分41秒

> お前そんなことじゃ饅頭も食えんぞ(by『酔拳』or『蛇拳』)

食えるもん。だいたい『酔拳』or『蛇拳』ってなんですか。


因縁生起 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月12日(火)01時50分12秒

些か旧聞に属しますが、七月二十二日に初めてbumps(バンプス、
衝艇)を見物しました。夕食に招いて呉れた知人の計らいで、食後
の散策に川縁を歩き、張りつめた薄暮の空気の中で力漕、遡上して
くる艇を眺めました。

耳朶に響くのは操艇の号令と、漕手の荒い呼吸、水面を打つ櫂の音。
艇は次々に眼前を過ぎり、ある艇は敵艇衝突に全速航行し、ある艇
は既に勝負を終えて、艇庫に回航する風情です。勝者は柳様の枝で
身を飾り、敗者の櫂先には疲労の色が滲み出る。勝敗の哀歓や、勝
負の気迫が伝わる一方で、眼前の光景には夢現定かならぬ頼りなさ
がありました。

遠い異国で物珍しい風俗を目にしたからか、平たい原野に蛇行する
ケムの水面に奇異の念を抱いたからか、将たまた菫色に染まる薄暮
の空の悪戯か、自分でも説明が付きかねましたが、実に不思議な感
覚でした。御招待戴いた知人と、異郷で巡り会った縁をしみじみと
噛みしめていたのかも知れません。

八日には八ヶ月ぶりに出京しました。剣橋に逼塞していると、交際
の幅が極端に狭まり、しかも予想外の人種に出会う確率は甚だ低い。
そこへ行くと倫敦は、やはり植民地帝国の都だけあって、色々な人
が犇めいています。肌の色、出身地域によって職種に露骨な偏りも
見られます。そんな倫京に半日を送り、ふと立ち寄った雑貨屋は、
バングラディッシュ(かインド)系の店舗でした。

流石に都は夜も遅く、剣橋では五時に閉まる商家も、ここでは九時
を回ってなお活発に商売を続けているな、と思い思い周囲を見回し
ておりました。冷飲を並べる店の前で、店員が段ボールを潰してい
ます。ゴミに出す仕度をしているのでしょう。三人掛かりで黙々と
作業を続ける様に、彼らの人生を思いました。

勿論、全く見当もつきませんが、やがてどこかで土になるのだなと
思い至ると、得も言われぬ感慨に襲われました。「人間至るところ
青山あり」と一脈通じる所があるかも知れません。別世界に生きる
彼らと、日々閑文字を弄ぶ不佞の人生とが、確実に繋がっているこ
とを感じました。

世には英国を好み、態々渡英なさる人がいます。我が身を振り返る
に、格別英国好きでもない、英語は嫌悪して憚らなかった人間が、
いつの間にかケム川の畔に佇んでいたり、倫敦クインズ・ウェイの
商舗でバングラディッシュ人の働く姿を眺めていたりする。そんな
折に、これは全て夢ではないかと思います。

そうした違和感のようなものがケム川での夢現となり、そうした違
和感をものともせぬ縁起の力が、バングラディッシュ人に繋がる人
生を感得せしめるのでしょうか。渡英してからこのかた、常に身辺
につきまとう違和感をこうして言語化できたのは、この一月で最大
の収穫だったと思います。


タ―ミネーター3つまらない 投稿者:針鼠  投稿日: 8月11日(月)20時39分20秒

>CGで酔って気持ち悪くなった上に

お前そんなことじゃ饅頭も食えんぞ(by『酔拳』or『蛇拳』)


Hero 投稿者:愚妻  投稿日: 8月11日(月)17時15分56秒

実は私は途中で降参して(元夏迪さんを残して)帰ってしまいました。私は漢語
ができない上に、字幕が英語だったので固有名詞の男女は愚か人名と地名の区別
も付かず、しかも刀の名前を人の名前だと思いこんでしまい、要するに何もかも
誤解してしまってさっぱりついて行けなかったのです。そしてその前に見た同監
督のThe green tiger and the hidden dragon(でしたっけ?)はCGで酔って気持ち悪
くなった上に特に面白くもなかったので、早々と退散したのでした。やはりアク
ションはジャッキーチェン様一筋でいこうと思います。

「シンガポール・ヌードル」なるメニューもよく見ますね。カレー味の焼きビーフ
ン。シンガポールといえばカレー味なのでしょうか。茹でた鯛に焼き印……とても
まずそうです。鯛が勿体ない。コンビニの「焼きプリン」みたいなもんでしょうか。

ヒロチさん、まことさん、
道中記楽しみにしています。スペインもフランスも暑いそうですね。御自愛下さい。


鯛の塩焼 投稿者:猫だまし  投稿日: 8月11日(月)13時05分00秒

福建炒飯、美味しいです。確か、具の少ない炒飯に五目あんかけをかけるのですね。「中華風おこげ」に似た発想です。
日清のUFOなどは、確かに「ソースがけ蒸し麺」です、味が焼きそば風という。
これを読んで、井原西鶴が伊勢を旅した時、いちどに大人数の鯛の塩焼を出すため、厨房で、ゆでた鯛に焼き印を押しているのを見て驚いた、というエピソードを思い出しました。いつの時代にも、調理時間を省く工夫があるようです。


ボルドー帰還 投稿者:まこと  投稿日: 8月11日(月)05時29分10秒

ヒロチ大兄

無事にボルドーに帰還しました。
スペイン滞在中は大変お世話になり、
なおかつ、○○力を思い知りました(笑)。

スペイン旅行記はこの次にでも、
取り急ぎご報告まで。


福建炒飯 投稿者:李世普  投稿日: 8月10日(日)23時57分36秒

 香港の一膳飯屋や弁当屋には、大抵「福建炒飯」と「星州炒飯・シンガポール
チャーハン」というのがありました。星州炒飯はカレー味、福建炒飯はシーフー
ドも入った五目チャーハン、だったかな。後は、卵しか入ってない鶏蛋炒飯、中
国ハムの入った火腿炒飯など。

 日本の即席カップ麺に「焼きそば」と称するものがありますが、湯通しするだ
けなのに「焼き」そばとは、矛盾してるんじゃないでしょうか。


 その昔、張藝謀の映画といえば、池袋の旧文芸坐や、渋谷は渋谷でも改装前の
ユーロスペースで辛気臭く見るとしたものでした。二,三年ほど前でしたか、同
監督の『あの子を探して/一個都不能少』が渋谷の文化村ル・シネマで掛かると
知った時には、思わず遠い目をしてしまったものです。そして2003年夏、今
やチャン・イーモウと呼ばれるようになった張藝謀監督の『Hero/英雄』は、全
国一斉に公開されるようです。アクション映画だって事もあるんでしょうけど、
就是我不明白、是世界變化快。

7月10日(木)01時31分25秒 付けの、元夏迪さんの投稿によると、
> ジャンルを問わず、大袈裟な所作そのものに笑いを誘われます。滑
> 空していると、それだけでもこう、グッと来ます。殺陣は飽くまで
> も殺陣ですから、見映えが大切です。その殺陣の振り付けが面白い。
> 所作が大きいのは、舞台に由来するのでしょうか。映画やテレビで
> 見ると、大変派手に見えるような気がします。


 五,六十年代に幾つかの越劇のさわりを映画に撮ったものを、以前見たことが
あります。立ち回りの軽業や武術にはジャッキー・チェンなどを彷彿させるもの
があり、香港のアクションというのは、こういう軽業と本物の武術との流れの上
に乗っているんだなと納得しました。今日び、武術や旧戯劇の訓練を受けた俳優
は少なくなりましたが、まだ影響は残っていると思います。
 アクションではない普通の演技でも、何やら芝居がかって大袈裟に見えるの
は、旧戯劇からの影響と見ていいんじゃないかと思っています。日本の映画やテ
レビでも、今どきの「自然でリアル」な演技よりも、一昔前の些か芝居がかった
演技の方が、安心して見ていられますし。


なるほど……? 投稿者:愚妻  投稿日: 8月 9日(土)18時54分11秒

皆さんお付き合い下さり有難う御座います。何やら難しい話になってしまった
みたいですね。ご助言に感謝。「熱流体分野」という言葉を覚えただけでも収
穫です。

その後室温の水でもやってみました。が、使い終わったバッグを再利用したの
がいけないのか、どうしても空気が入ってしまって、ABともにプカプカ浮いた
ままでした。むりやり空気を抜いたら両方沈んでましたが。やっぱりここは学
問の限りない進展のために、新しいティーバッグを犠牲にするべきでしょうか。
ケチなので悩んでます。

ティーバッグの紐についてですが、そもそも安い紐無しのを使ってるので心配
ありません。ケチなので。我が家はSainsbury's、Co-op、Twiningsの辺りを行っ
たり来たりしてます。Co-opが意外に美味しい。前二つは円盤形、三つ目は四角
です。中身はenglish breakfastばかりです。

ところで昨日久々にロンドンに行って玲子さんとダックを食べてきたんですが
(うまかった!)、ついでにちょっと奮発してFortnum and Masonのティーバッ
グを買ってきました。こっちはちゃんと紐付きです。Assam superbとっても美
味しいです。……という話ではなく、紐付きでも観察してみますね。

ロンドン暑かったです。そして臭かった。東京はあちこち冷房が効きすぎだと
思うのですが、ロンドンはほとんど冷房がなくって辛かったです。特に地下鉄
はきつかった。東京の感覚で冷房対策を万全にして行ったら、思いっきり裏切
られてユデダコになりました。玲子さんご推奨のfour seasonsという中華料理は
とっても美味しかったです。福建炒飯、癖になりそう。玲子さん有難う。


浮かぶと共にアイディア浮かぶ 投稿者:ピアノの詩人  投稿日: 8月 9日(土)02時25分10秒

浮力は物体が、それを浸水させた部分の体積に比例します。
よって同じティーバッグを使えば、浸水度が等しい
状態では同じ浮力が働きます。表面張力は界面の状態
が等しければ、これもまた等しいと思われます。
ティーバッグがカップ表面と界面をもたないなら
その値は等しいはずでしょう。
そこで仮説です。
カップAの表面は大きいのですよね。この時ティーバッグ
を入れることによりティーバッグのまわりの水面は空気
接触なので、すぐに冷やされる。ティーバッグが直接
浮いている水面はティーバッグ自身の保温効果により
その水面下の水温は高い。この温度差により、対流の
現象が強められている可能性があります。
つまり、カップAの円周部分では下向きの流れが発生し、
ティーバッグが浮いているところでは上向きの流れが
発生しているのかもしれません。すると押し上げる力
が働いて、バッグが浸水しにくくなります。
カップBは口が狭いため、この対流現象が起こりにくい。
他にはティーバッグの紐が悪さしている可能性も考えられる
でしょう。カップの口の部分とかが紐を滑らなく
しているとか。紐とカップの界面も気になります。
室温の水にティーバッグを同時に入れて、観察する実験
は楽しいと思いますよ。すると温度の効果はほぼ無視できる
ので、、で、同じ現象がまだ現れれば他の要因を探さねば
ならなくなり、もっともっと楽しくなってきます。
紐については、紐を切ってやってみるのも悪くありません。
他にも実験結果によって、どんどん原因が絞られたり
新たに出てきたりすることでしょう。
なお、この辺は物理学でも熱流体分野といい、大変難しい
学問の1つなんです。実際に方程式で解ける世界はまれで、
コンピューターを使ったシミュレーションに頼って
いることの多い分野と思われます。
がんばってください。


立秋 投稿者:猫だまし  投稿日: 8月 8日(金)13時14分44秒

暦の上では立秋ですが、台風の影響で、当地はムシ暑くて大変です。焼きそば、確かにウスターソース味なので、イギリスに受け入れられる素地はあるのかも。
ティーバッグ実験、口の広いカップAでは表面張力が大きく働くので、袋を押し上げ、また水を含みにくい。Bは表面張力が小さいので袋が浮かびにくく、また水も含みやすい、ということかも知れませんね。この辺が文科系の知識の限界です。


お見舞い返し・中間報告 投稿者:愚妻  投稿日: 8月 7日(木)17時42分23秒

謨磐堂博士、
お暑う御座います。実は昨日は我が家でさえも暑かったです。勉強机に直射日光が
当たって意識が朦朧としてきたので、ベッドの上でゴロゴロしながら勉強しました
が(寝室は涼しい)、やっぱり捗りませんでした(気づいたら寝てた……)。でも
夜になると涼しいので寝苦しいということもなく、本州の夏に較べると過ごしやす
いことには違いありません。アスファルトの照り返しやエアコン室外機の影響も
微々たるものだし……。東京のあの暑さは自業自得というやつですよね(と道産子
は思う)。皆様どうぞ御自愛下さい。

さて、ティーバッグ実験ですが、その後も思い出しては観察・実験ごっこしてみた
ところ、どうもカップAの場合は「ティーバッグの空気が抜けにくい→浮く」とい
うことのような気がしてきました。最初はABどちらの場合もティーバッグが空気を
含んでぷかぷか浮いているのですが、しばらく放っておくと、カップBだけ空気が
抜けて沈んでいるようです。なおこのティーバッグをカップAに入れると、やはり
沈むことが確認されました(当たり前か)。そうすると次の疑問としては「なぜ
カップAでは空気が抜けないのか」という事になる訳ですが、なんででしょう。


酷暑お見舞い 投稿者:謨磐堂  投稿日: 8月 7日(木)11時33分08秒

 元夏迪先生&愚妻さま、酷暑お見舞い申し上げます。ここ2〜3日の日本及び台湾
での報道を見ておりますと、今年のエウロパは過去50年で最もひどい酷暑なのだそ
うで、ロンドンでも35度以上というのにはびっくりしました。また、南欧一帯では
水不足や山火事が深刻な状況とか……。
 ただ、8月に入ってからの日本国内も、とんでもない蒸し暑さになっておりまして、
余りにもモワ〜ンとした湿気に、すべてのヤル気を抜き取られそうな気分です。今週
の月曜日は、確か群馬で39度近くになったとか……。
 うーん。湿気だらけの日本の酷暑と、そんなに湿気てないエウロパの酷暑、どっち
が良いかと聞かれたら、私は迷わず後者です。はい。(それほど蒸し暑いの苦手)
 とはいへ、設備面でいろいろ問題があるといわれている英国の鉄道では、暑さでレ
ールがゆがんでしまう可能性を考慮して、列車のスピードを落としているそうで。そ
れでもかなりグニャっと曲がって列車が脱線してしまいそうな雰囲気がありますから、
英国内のご旅行はどうぞお気をつけくださいませ。


焼きそば…… 投稿者:愚妻  投稿日: 8月 6日(水)04時13分01秒

夏休みの宿題にまだ手を付けていない愚妻です(汗)。今年の夏は寒いと
思っていたら、それは日当たりの悪い我が家だけで、実際には記録的に暑
い夏なのだそうです……。昨日久々に長時間外出したら、暑くて倒れそう
になりました。

猫だましさん、
オーストラリアには行ったことがありませんが、シドニー辺りはもともと
和食が美味しいと聞きました。トンカツや寿司など、東京より安いし美味
しい!と知人が絶賛していました。そのような素地があるのも成功の一因
かもしれません。

翻ってイギリスを見れば、japanseが付加価値ではあるけれど、和食が根付
いているかと言えば、甚だ疑問……。ただし焼きそばのような大雑把な味
のものならチャンスはあるのかも知れません。ウスターソース発祥の国で
すし(笑)。それに中華の炒麺の持ち帰りは既にポピュラーです。

ケンブリッジにも数件japanese noodleなるもの(実際には多国籍)を食べさ
せる店があり、結構賑わっているようですが、一度だけ入った時に頼んだ
パッタイがケチャップ味で憤死しそうになりました。饂飩、ラーメン、焼き
そばの類も一様に不味そうでした。でもイギリス人は皆「美味しい」と言い
ます……。客層はニューエイジ系の若者に特化しており、皆一様にNikeのス
ニーカー着用だったのが印象的でした。

イギリスのアジア系ビジネスは華僑とインド系が独占しているような印象を
持つのですが、韓国系は参入する余地があるのだろうか、という疑問もあり
ます。

私はどちらかと言えば、鰹のたたきが食べたいな……。>てっちゃん!


焼きそば 投稿者:猫だまし  投稿日: 8月 4日(月)20時59分30秒

たこ焼き味のポテトチップスで思い出しました。日本の新聞に「焼きそば オーストラリアで大人気」という記事が出ていました。シドニーのオフィス街に店(持ち帰り専門)があり、昼食時には列ができているとか。5種類の麺、10数種類の肉・魚介類・野菜、4種類のソースがあり、客が指定すると、コックがすぐに調理してくれるそうです。社長は韓国系の人で、同国内で寿司・中華など52の店を展開。「来年にはヨーロッパに進出する」とか。イギリスでウケるでしょうかね?


walker's crisp 投稿者:愚妻  投稿日: 8月 4日(月)18時22分32秒

walker's crispというのがイギリスで一番メジャーなポテトチップスで、私は
salt and vinegarという酢&塩フレーバーがお気に入りです。酸っぱくて癖に
なります。カルビーでも出ないかしら。

さて、先日新登場のフレーバーのセットが出たので早速買ってきました。
Tikka masala (インド風カレー味)
Chinese Spareribs(中華風スペアリブ味)
Sweet and Sour (中華風甘酢あん味)
最初のは期待通りのカレー味。二番目のはカルビーのバーベキュー味。一番
予想がつかなかった三番目の甘酢味は、なぜかたこ焼きスナックの味がしま
した。

そしてこの三つは、Great British Take Away! なんだそうです。Britishという
のは実に便利な言葉ですね。


凶星? 投稿者:李世普  投稿日: 8月 4日(月)00時26分00秒

 遅れる梅雨明け、豪雨、地震。天変地異が続くし、
そもそも年明けからきな臭い事態が続いていると思ったら、
夜半、天象を観ずるに、東南の方角に兵乱の徴しである火星が出現し、
かつてないほど輝いているではないか。
この上更に戦乱が起こるようなことにならねばよいのだが。
景気も悪いし、いっそのこと宰相の首でもすげ替えて、運気の変わるのを待ちますか。

 まあつまり、この八月には火星と地球との大接近が見られるのだけれど、
これまでにないくらいに接近しているのだそうです。
ある専門家の計算によると、五万七千年振りだとか。
夜中まで待たなくても、22時頃にはもう見られると思います。
惑星なので、点ではなくて赤い縦長の楕円形に見えます。

 しかし、天声人語あたりが嬉しげに枕に取り上げそうなネタだなあ。


準備 投稿者:まこと  投稿日: 8月 3日(日)04時55分46秒

ヒロチ大兄


マドリッド行きの準備のために、ボルドー市内の老舗の日本料理屋(昨年、閉店)
のオーナー(日本人)から、『地球の歩き方・スペイン』を借りてきました。
料金表示がペセタという少し古い版なのですが、これで少し勉強しようと思います。
その折りに、オーナーと持ちネタの交換しました。ボルドーに東郷平八郎や
西郷従道が立ち寄ったとか、トリノの聖骸布はダ・ヴィンチが偽造したとか、
ピレネー山麓の被差別部落の話だとかで盛り上がり、あっという間に数時間経ちました。
こんなに日本語を話したのは久しぶりでした。

> 冷たいビールが待ってるぜ

噂に聞くマドリッドの治安の悪さに畏れ戦きつつも、これを楽しみにしています。


元夏迪師匠。お返事はマドリッド旅行記の前後にでも。


ぼんさん簪 投稿者:てっちゃん  投稿日: 8月 3日(日)00時15分55秒

>てっちゃん、よう御越し。痛みの方は全快しましたか。
>最近はどこかにお出かけになりましたでしょうか。
最近は小康状態ですね。
昨日まで夏風邪でダウンしてました。
死ぬかと思いましたよ。

先週末、高知へ小旅行に行って来ました。
鰹のたたきは美味しかった。


一筆箋/御歸り/御問合

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