自平成十五年六月十日第一千一百四十一号
至平成十五年六月十六日第一千一百七十号
>>台湾・朝鮮の植民地政策は四六時中反省するのに北海道だけは別なのだわー、
>うん、僕の書き込みにはそういう観点は欠けていた。指摘してくれてありがとう。
いえ指摘という積もりじゃなかったんですけど、歴史の授業中ずーっと思ってので
す。台湾朝鮮植民は留保無しに「繰り返してはならない過ち」と教わるのと同じ週
に、「北海道開拓民の苦労」が偲ばれるのですよ。もちろん「アイヌの土地を奪っ
た」事にも触れるんだけど。でもそれでいて「北海道の縄文文化を担った私たちの
祖先」とかいう話にもなるのでもう支離滅裂。
ワンダーランド北海道。
こんにちは。
>台湾・朝鮮の植民地政策は四六時中反省するのに北海道だけは別なのだわー、
うん、僕の書き込みにはそういう観点は欠けていた。指摘してくれてありがとう。
昨日、僕もアキハバラデパートの1階でたこ焼きを食べました。大阪風に外側が
かりかりしているのでなく、もてっとしているやつです。とても美味しゅうござい
ました。
この書き込み『スターウォーズ』の出だしみたいで格好いいです!
玲子さん:
ニューヨークでおいしいものって・・・何でしょうね?
アメリカに行った記念にステーキを食べました。やわらかく、かといって脂肪が多いわけでもなく、これはおいしかったです。でも高かった(うちの前のイタメシ屋で10回くらい食える値段)。
一週間の滞在で得た相当適当な印象では、レストランは格の違いによってウェイターの質が驚くほど違いました。スペインではここまで極端に違うことはないです。また、ファースト・フード店で働いているのはほとんどが黒人かヒスパニック系でした(おかげでスペイン語が通じます)。ヨーロッパよりもむしろアメリカの方が、階級社会が生きているのでしょうか。
ステーキ・ハウスで働いていたのは、なぜだか白人ばかりでした(ステーキにも階級があるのか?)。最初に出されたパンが暖めてあったので「ここはいける!」と思ったら、案の定いけました。皿をさげるタイミングが絶妙だし、テーブル・クロスが汚れてきたら途中で変えてくれました。対応が良いとうれしくなっちゃって、チップをはずもうという気にもなります。
チップは、ロンリー・プラネットの記述によると、アメリカでは15%が標準で、かなりきっちりと置いていかねばならぬそうです。10%では何か不満があるのかと勘ぐられてしまい、チップを置かないと罵られることを覚悟せねばならぬそうです。チップは難しいですね。スペインのレストランではだいたい10%くらいを置いてゆけばいいのですが、場所や場面によって異なるので、どういう場合にはどれだけ必要なのか、いまだによくわかりません。ユーロに切り替わってからチップの相場もかわっているので、余計にわかりません。チップは気前の良さを示すまたとないチャンス。さりげなく出せるとかっこうよくて気分がいいです。
ニューヨークにはデリカテッセンやファースト・フード店がたくさんあって旅行者には便利ですが、なじめませんでした。デリカテッセンに並んでいる惣菜を見ても、あまりおいしいそうじゃないんです(←ここがスペインやイタリアと違うところ)。スターバックスにもなじめませんでした。どの店も狭くてなんとなく落ち着かないし、うすうすのアメリカン・コーヒーなのは仕方ないとしても、あの紙コップに口つけて飲んでおいしいのでしょうか。なお、ここのところヨーロッパ市場を席巻しているケバブ屋は、まだ上陸してないようでした。あれうまいのにね。
で、どこに行ったかというと、タイムズ・スクエアーの近くで見つけた吉野家です。久しぶりに食ったらうまかった。牛丼を何度か自分で作ってみたことがあるのですがうまくゆかず、食べたいなあと思っていた矢先でした。日本人客は意外と少なかったですが、中国人や韓国人が多く、回転はよさそうでした。(ちなみにこちらでは日本のような薄切り肉が売っていませんが、肉を冷凍庫で固めてからスライスすると薄く切ることができます。)
ニューヨークでは屋台がやたらと目につきました。しかしどこもかしこも画一化されていて、メニューもプレッツェルやらホットドッグやらで、食欲をそそるようなものがありません。どこもかしこも同じなのは、食に対するこだわりと商売根性が欠如しているからとう理由も考えられなくはありませんが、おそらくはマフィアが仕切っているからなのでしょう。ナポリあたりで、なんとなく屋台で買ってみたピザ(生地やトマトやチーズが日本のと全然違う!しかも安い!)のうまさに感激する、というようなことは残念ながらありません。
屋台の多さに驚いて気づいたことですが、スペインには屋台がありませんね。ファースト・フード店も少ないです。カフェテリアが多いし、バル(Bar)がその役割を果たしているからでしょう。バルではただ酒を飲むだけではなく、バラエティーに富んだつまみが置いてあるので、軽い食事もできます。これはスペイン人の偉大な発明で、フランスにもこういうのはないみたいです。
そういえばナポリでもファースト・フード店はほとんどみかけませんでした。屋台で売っている、あの、ピザやらパニーニやらのうまさにはかなわないからでしょう。朝早くから、ピザ売り少年の「ピッツァァーー!」の威勢のかけ声が響き渡ると、日本のとうふ屋を思い出します。ナポリはアジア的です。同じ南欧といっても、ナポリから受ける印象は、スペインからのそれとはだいぶ違います。元師匠、どうです?
以上、役に立たないニューヨーク食事情でした。
愚妻さん:
読み方にまでこだわるなんてえらい!愚妻さんの食に対するこだわりには目を見張るものがありますね。
>我が家では「豚汁」と書いて「ピッグジュース」と
>読むことにしました。
水、氷、熱湯、水蒸気、これらはすべてH2Oって呼べるんですよ。そのことを思いだしました。
てっちゃんだ!
筋肉痛って、たこ焼きの作りすぎでは?
どうぞくれぐれもお大事に。
そう言えば昼餉はフィッシュ&チップスでしたよん。
ではお休みなさい。
今日は元夏迪さんが豚汁を作ってくれました。
美味しかったです。
「ぶたじる」vs「とんじる」の闘いは未決着なので、
我が家では「豚汁」と書いて「ピッグジュース」と
読むことにしました。
>てっちゃーーーーん!
呼びました?
はいはい、たこ焼きね。
ホント、だだっ子(どさん子)なんだから・・・
あれ?あちきは「ママ」だったの?!
筋肉痛で肩から後頭部が痛い。
アルコールも控えなさいと言われました。
フィッシュ&チップス食べたい(^^;;
病室のような自房に籠もって「プレスブ」をつつき回しているのも
ナニですから、書を持って外で座って参ります。イソクラテースに
しよう。
Gustavさん、よう御越し。お久し振りです。遙か昔にお書き下さっ
た内容に、遙か後に御返事した書き込みはお目に触れましたでしょ
うか。
scripsisti> これがたこ焼きにそっくりな形をしている。
貴重な情報、有難うございます。愚妻さんとは違い、今のところ禁
断症状は出ていませんから「たこ焼きは遠くに在りて想ふもの、そ
して哀しく歌ふもの」と鷹揚に構えております。そもそもなぜアレ
は蛸なのか。常々疑問に想っていたところに、たこ焼き風ケーキの
御紹介ですから、ここは一つ抜本的に問い直してみた方がよいので
はないか、と考えています。「たこ焼きよ、あなたはなぜたこ焼き
なのですか」。沙翁の顰みに倣い、たこ焼き一箇条の提題を起草し
てみました。後はどこの扉に貼るか、誰に破門されるか、何から破
門されるか−刮目して待ちたいと思います。
scripsisti> 確かに昨今の大阪界隈では、具だくさんの大降りな
scripsisti> 「たこ焼き」も流行ってはいます
全国チェーンの「銀だこ」は、数年前から中身スカスカの大型たこ
焼きを販売しておりましたが、大阪あたりだと、スカスカじゃあ駄
目なようですね。どんな具が入っているのでしょうか。どや! こ
れが大阪名物マッタケたこ焼きや! とか? ←ちょっと偏見が過
ぎますかね。えろすんまへん。
scripsisti> 箕面(ここはひょっとすると日本で「北欧」を味わえ
scripsisti> る唯一の環境かもしれない!
え、何があるのですか(ドキドキ)!? ……猿が出るとか? 不
佞もお邪魔したことがありますけれど、気がつきませんでした。迂
闊。随分と蒸し暑いところだなーと思いましたが(笑)。夏負けな
さいませぬように。
scripsisti> たこ焼きを試みるには都合がよろしいでしょう…外は
scripsisti> カリっと、中はトロっと…。
ちょっと食べたくなりました。「もっとたこ焼き!」(ギョエテ)。
scripsisti> 今晩は千里中央の「北海道」という名の居酒屋でコン
scripsisti> パです…(何か愚妻様への機縁を感じて、複雑)。
如何でした。何が出ましたか。確かに愚妻さんとの因縁、じゃない、
機縁を感じますね。そういえば、キプロスの歓楽地アヤ・ナパで、
日本食堂「ホッカイドー」というのがありましたが……。
scripsisti> 私は北摂にてしかと生きております。
とにかくよろしゅうございました。御忙しいでしょうが、たまには
息抜きにお運び下さいよ。まとまりのないサイトではありますが、
デブ疑惑に悩む管理人がお持て成しを致します。
まことさん、よう御越し。
scripsisti> 論文の締め切り間近なので(100ページ書いてもまだ終
scripsisti> わらないのは、データを詰め込みすぎたせいなのですが、
scripsisti> 他にやりようもなく...とほほ。)、なかなか書き込めま
scripsisti> せんが、ちょくちょく覗いています。
なんだかもの凄い分量ですね。データってどんなものですか。お暇
になったら教えて下さいね。不佞も当地で何本か書き(潰し)まし
たけど、全部で百頁行くかなー。
scripsisti> 「終點聚落同好會の研究報告」のプレッシャーが...(笑)。
なーにそんなことは全然お気になさらず。急いては事をし損じます。
溜めに溜めて、大作(人名に非ず)をものされることを期待していま
す。
scripsisti> ヴァカンスの話題を出すのは、いかにもラテン系思考
scripsisti> ですね(笑)。
イングランドでは「ホリデイ」と言います。バカンスっぽくありま
せん。語感がショボイ。バケーションという米語も、やっぱり取っ
て付けたようなヘボさを感じてしまいます。頭の中身がカラッポ、
というか。無理に欧語っぽくしている辺りとか。別にそういうつも
りはないんでしょうけど。バカンスといえばスネ夫の四畳半島、そ
してのび太の「どーらーえもーん」です。という不佞の頭の方がが
カラッポー。
あ、蛇足ながら六月十八日水曜から六月二十二日日曜まで、ナポリ
辺り(の学会)に参ります。見かけた方は、お声がけ下さい。今回
はヘルクラーネウム(エルコラーノ)なぞにも出張ります。
「冠詞+ペリ+トン+人名対格」の抽出は終わり、目下「プレスブ」
なる音節を持つ文章を抜き出しています。「使節(プレスベイス、
プレスベウタイ)」及びその派生語形を目視で探します。検索条件
で絞り込むと、どうしても漏れが出てしまうので、絞りは最小限度
にとどめ、後はひたすら人力に頼ります。ここ二日三日は懸かりき
り。およそ己の勉強とは懸け離れた作業なだけに、遅々として捗り
ません。
大王の勅を承けたペルシアの将領が、ギリシア勢と交渉する際の仕
組みが判れば、と目論んでいます。実際の過程を究明すると言うよ
りも、シケリアーのディオドーロスなる仁がどのように描き出して
いるかを点検するための作業です。
関連文献を全て漁る必要がないので、労力も知れたものですが、こ
の仁の作物というのが、またやたらと間口が広い。当時の世界史を
目指した大作で、その名も『ビブリオテーケー(図書館)』。エジ
プトのオシリス神話縁起譚あり、ギリシア通史あり、カルターゴー
の盛衰あり、そして世界帝国のローマあり。走る走る該当個所を読
む作業は、さながら古代地中海世界のパック旅行の如き観がありま
す。あれ? いま自分はいつ、どこにいるんだっけ? 前後に目を
走らせ、必要な箇所かどうかを確認します。それが苦でもあり、ま
た楽でもあり。作業が滞る所以です。
マケドニアーのピリッポス二世が斯く斯く、その倅アレクサンドロ
ス三世(大王)が然々、バクトリア方面ではこれこれの動きがあっ
て云々。そんな件に出会すと、大学院でともに勉強をした同学を想
います。ピリッポス二世のマケドニアーを研究した氏は、いまは高
等学校の教育現場に身を置いて活躍している筈ですが、教壇に立ち、
大学院の昔、そして遙かピリッポスの昔に思いを馳せることはある
のでしょうか。ひょっとすると、時々希語の作物をひろげているか
も知れません。最近は音信も途絶えがちですが、是非頑張って戴き
たいものです。
#もし御覧でしたら、いつでも御気軽に御越し下さい。
ヒロチさん、よう御越し。
−六月十日−
scripsisti> とさせていただきます。
しかと承りました。
針鼠さん、よう御越し。横レスです。
scripsisti> それが何と戦前の風景なのにカラーだ。
毎日新聞のムックというシリーズに、米軍の見た日本という冊子が
あるよ。戦後直ぐに進駐した連中が、あれこれ撮り集めた光景。モ
ノクロ、カラー取り混ぜ、印象的な写真が多かった。
故郷に帰り、敬礼する帰還兵の後ろ姿。背中の向こうには、深々と
お辞儀をする家族や近所の人々。野球の仕方を知らず、バットを日
本刀のように構えて打席に立つ少年。ポケットに両手を突っ込み、
レンズに涙目を向ける戦災孤児。日本家屋で耶誕節を迎える米兵家
族。葡萄酒色の車から降り、ソフト帽を手に巡幸先の民衆に挨拶を
する昭和帝。
いつかどこかでみたような光景が、ひとたびカラーの装いで目に飛
び込んでくると、親近感も一気に高まります。あの時代、日本各地
で「将来ノ建設」に尽力した人々の姿を目にして、不覚も涙が溢れ
そうになったよ。
戦前日本も見てみたいな。
侯孝賢監督が小津安二郎監督を紀念する映画を撮影するんですか!?
これは楽しみになって来ました。
脱線(つぃんつぃん)横レス御免なさい。まとも(?)なのは、ま
た後ほど。いやはや、興奮したものですから。
仕事したくないのでついつい逃避しちゃいます。
玲子さん、冷麺美味しいよね。私も大好きです。でも一番美味しいのは盛岡冷麺
だったりしてね。平壌にまで輸出しているらしいですよ。ただ、あれは特殊なア
ルコール加工がしてあるんで、私は食べる度に酔っぱらいます。ひっく。ロンド
ンは韓国食材店まであるんですか。すごいなあ。
先日来キムチにやみつきになってね、ケンブリッジでも買えると判明したので喜
んでたら、一昨日お掃除お姉さんサーシャに「冷蔵庫の掃除はちゃんとしてね」っ
てやんわり怒られちゃったよ。今日になってやっと分かったんだけど、あれはキ
ムチの臭いを何かが腐ってると勘違いしたんだね。……失礼な!
最近私の食べたいのはイカ刺です。函館でイカの初競りがあったと北海道新聞で
読みました。今年は期待できるんだそうです。食べたいー。
ところでたこ焼きの鉄人と言えば、やっぱりてっちゃんママですね。
てっちゃーーーーん!
まことさん。はい。たこ焼にも激しく執着していますが、どちらかというと食べ物一般に
執着してしまう性質です。
ヒロチさん、NYに行かれたんですね。私も来月行く予定なのですが、NYうまいもの情報
ご存知でしょうか?
最近、私の執着度の高い食べ物といえば冷麺です。近くの韓国食材店で買いこみ、
つるつるやっています。愚妻さん、元夏迪さん、たびたびの自慢モード恐縮です。
次回剣橋におもちします。
鱧たべたい。
写真の下にAebleskiverのレシピも付いていました。美味しそう!で、種にはベーキング
ソーダが入り、かつ「フォーク又は編み針でひっくり返す」んですね。「編み針」とい
う辺りにスウェーデンを感じるのは偏見でしょうか?種は粘度が高そうだし、特に技術
は必要なさそうです。帰国した暁にはたこ焼き器で挑戦してみます。
ところでGustavさん、コンパの前に睡眠できるんでしょうか?ご家族で御自愛下さい。
Aebleskiver焼き器(何と読むのでしょう?)は、元々はどうやって使うのですか?
そのケーキはふくらし粉など入るのでしょうか?それともたこ焼き同様、鉄串で
クルクルやってあの丸い形を作るのでしょうか。そしてお味は?写真がとても美
味しそうなので……。でもたこ焼きなら、私はやっぱり古典的な一口サイズを火
傷しながら食べるのが好みです。
千里中央の「北海道」、何が出てくるのか興味津々です。熊の丸焼き笹の葉風味?
本当に日が長くなりました。
10時で外がまだ明るい。
夏がやってきました。
針鼠どの:
>ヘロウ。
「ヘロウ」と来たかい。
>・・・これはすごく楽しみだ。
俺もなんだか楽しみになってきた。
まこと師匠:
>論文の締め切り間近なので・・・
書き込みしてる場合じゃないぜ!
>私も秋まで残るつもりですので、7〜8月のいつかにでも
>お言葉に甘えて、お邪魔させていただきます。
いつ来てもいいよ。
ワインは銘柄なんてわからないから適当でいいです。5ユーロくらいので充分じゃないでしょうか。
このまえニューヨークでヌーベル・キュイジーヌ系のレストランに行ったのですが、もってきてもらったワイン・リストの銘柄が知らないものばかりだったので、ボルドーなら外さないだろうと思って注文したら、やっぱり外しませんでした。
ちなみにここのウェイトレスはみな美人でしかも立ち振舞いが上品でした。一緒に行った友人の解説によると、おそらくブロードウェイの役者がここでバイトをしているのだろうとのことでした。なるほどと納得したものでした。もちろん食事もおいしかったです。
速やかなご回答に恐れ入ります。さすが!その通りでございます。ここで私は大切なことを触れることを忘れておりました。元夏迪様ご指摘のページにある写真から、容易に推察されるように、Aebleskiverは、確かにその形状はたこ焼きに瓜二つであっても、その大きさが若干たこ焼きよりは大きい。Aebleskiverについての私の数少ない体験(マルメー(かつてはデンマークの町…エーアソン海峡の橋がかかってからは、もはや国境など意味をなさない地域でもある!)と箕面(ここはひょっとすると日本で「北欧」を味わえる唯一の環境かもしれない!)とで二度ばかり食しただけですが…)から言うと、おおよそ大人の男性の握り拳を二三まわり小さくした程度の大きさ。確かに昨今の大阪界隈では、具だくさんの大降りな「たこ焼き」も流行ってはいます(「たこ焼き」概念も時代とともにかわるのでしょう…)が、しかしながら伝統的なイメージに即した「たこ焼き」の大きさには合いません。とはいえ、陶製よりはこの鉄製の器具のほうが、たこ焼きを試みるには都合がよろしいでしょう…外はカリっと、中はトロっと…。
皆様、私は北摂にてしかと生きております。今晩は千里中央の「北海道」という名の居酒屋でコンパです…(何か愚妻様への機縁を感じて、複雑)。遅ればせながら、ご挨拶まで。
これですな。
デンマークにはAebleskiverというケーキがあって、これがたこ焼きにそっくりな形をしている。そして、もちろんそれを焼くためにはAebleskiver専用のPanがある。ヨーロッパに在住のたこ焼きを愛する方々は、デンマークまで足を伸ばしてそれを入手されることがよろしかろうと思う。
元夏迪師匠。大変ご無沙汰いたしております。
論文の締め切り間近なので(100ページ書いてもまだ終わらないのは、
データを詰め込みすぎたせいなのですが、他にやりようもなく...とほほ。)、
なかなか書き込めませんが、ちょくちょく覗いています。
「終點聚落同好會の研究報告」のプレッシャーが...(笑)。
ヒロチ大兄。6月になるとヴァカンスの話題を出すのは、
いかにもラテン系思考ですね(笑)。
私も秋まで残るつもりですので、7〜8月のいつかにでも
お言葉に甘えて、お邪魔させていただきます。
ボルドーワインの銘柄にご所望はありますか?
ソムリエの友人に相談して決めても良いですが、
10ユーロも出せば、けっこう良い物が飲めますよ。
玲子様。はじめまして。関西出身の方のたこ焼き・お好み焼きへの
執着はすごいですよね。前に「まことさんちに、エスカルゴ焼く道具
あらへん?」と聞かれ、よくよく尋ねてみたら「たこ焼き作りたくて
しょうがないねんけど、道具がなくてな〜」とのこと。
フランスの一般家庭にもそんなものはなく(エスカルゴなんて食べませんし)、
結局、「骨董市で探してみるわ」ということになりました。
たしかに形は似てるような気もしますが、オーブン調理用の
陶器製エスカルゴ焼き器で、上手く焼けるんでしょうかねぇ...
ローマは一日にして成らず、と申します。
針鼠さん、へいいらっしゃい。
NHKのシリーズは、前に似たものを見た覚えがあるよ。一部は同じ
映像かも知れない。札幌オリンピックなんかも映ってました。ドッ
サンコの私としては、多くの先人の苦労の上に今日の北海道がある
のだわー、という感慨半分、台湾・朝鮮の植民地政策は四六時中反
省するのに北海道だけは別なのだわー、という不思議半分で見たの
を思い出します。
今日はPeter Burianというアメリカの悲劇研究者の報告に出席しまし
た。予告ではソフォクレスの悲劇がお題だったので楽しみにしてた
んですが、あっさり変更したらしく、エウリピデスの悲劇とアリス
トファネスの喜劇でした。別にいいんですけどね。
ギリシャ悲喜劇がいかにアテネ民主政という言説空間の一部を占め
ていたかという、特に新しいこともない話だったんですが、何より
興味深かったのは、「民主政」の語で理解される内容が、アメリカ
人とイギリス人で全然違う事を再認識できたことです。「民主政=
絶対善」というアメリカ人の前提を、イギリス人はちっとも共有し
てない、というか馬鹿にすらしてる気がします。で、質疑応答の最
後の方は滅茶苦茶になってしまって、ヘンダーソンという汚いオヤ
ジの典型みたいな人(ラテン文学者)がエリザベス女王の似てない
物真似をし始めて止まらなくなってしまったりして、ちょっと報告
者に同情しました(とても笑えたけど)。報告者にそういう背景が
見えていたのかまでは、分かりませんでした。彼の問題関心は元々
ケンブリッジの古典学のそれを引き継いだものなので、何故話が噛
み合わないのか当惑していたような気がします。
これまで同じような話をアメリカ人がする度に、セミナーでボコボ
コに叩かれていたんですが、そういう事なのねー、と実感。
じゃあね。チアーズ。
不佞が先にレスをしてよいものだろうか。悩ましい。
ヘロウ。愚妻さん、元気?先日見るともなくテレビをつけっぱなしにしていたら、
各都道府県の記録映像をまとめて流すNHKのシリーズで、北海道をやっていた。
開墾の苦労は戦前だけでなくて戦後にも(引き揚げ者によって)引き継がれたこ
とがよく理解できた。そのうち映像がカラーになって炭坑閉山で村の人々が最後
のお祭りをやるというので泣いていて、みなそれから各地に散らばって行き、札
幌がでてきてもうビルの工事がどんどん進み地下鉄も出来て、何という努力がな
されたものよと昔の人の労苦を偲んだ。
さらにテレビをつけっぱなしにしていたら、番組が終わってからも古いフィルム
が流れて、それが何と戦前の風景なのにカラーだ。あわててボリュームを上げる
と、番組の宣伝で、今NHKでは古いカラーフィルムを全国また世界各地から集
めているという。連合軍のフィルム(空襲を上から撮ったもの)が多いらしいの
だが、国内で当時のアマチュアが撮った文字通り貴重なフィルムも、かなり捜索
が進んでいるという。そのとき流れたものでも、昭和10年代の日比谷公園の情景
とか、結婚式の花嫁さんだとかが、やっぱりカラーで出てくる。こういうフィル
ムをもっともっと集めて、夏に特別番組を流すのだという。これはすごく楽しみ
だ。
じゃあね。
愚妻様:
旦那様の体型はお変わりございませんでしょうか?
食べ物ネタに便乗して。
最近はよくサラダを作ります。
材料:
レタス、クレソン、その他もろもろのサラダ用の葉っぱ
にんじん、たまねぎの千切り
マッシュルーム、オリーブの実、半熟たまご、アンチョビ
ツナ、トウモロコシの缶詰
アスパラガス、パルミート(アスパラガスに似てるやつ)
トマト、アボガド(肌にいい)
など
塩・こしょう、オリーブオイルとワインビネガーをぶっかけ、最後にパルメザン・チーズを削ってふりかけます。
これだけの材料を入れるとけっこうカロリーもあるんですよ。香料や素材を少しずつ変えてゆくと飽きることがありません。これにパンとチーズとワインがあれば他は何もいりませーん!(チーズと言ったらケソ・マンチェーゴ。高いけどうまい。ケンブリッジに行く機会があれば持ってゆくんだけどなあ・・・)
まこと師匠:
ボルドー・ワインをマドリードまで持ってきてくれない?(秋まで滞在の予定)
お礼に僕のピソの真ん前にあるイタリアン・レストランでご馳走するよ。ここの自家製パスタは最高!安くてうまいんだ。ティラミスもいけるよ。
玲子さん、
思い遣りのある友達を持った自分の幸運を思うと、涙が止まりません。
有難う。一生忘れません。悔しいけど、たこ焼き羨ましいです。
ママンのたこ焼き食べたいなー。
かくいう私は先日華僑カナダ人に餃子の皮の秘訣を教わりました。
ちぎったときに「ブチッ」という位の堅さが必要なんだそうです。
こないだ一緒に作った皮は柔らかすぎたみたい……。ごめんね。
はーい。また食べ物の話題失礼いたします。
先週ロンドンでたこ焼き食べました。あかし焼きも食べました。
そしておでんも食べました。ごぼう天も、はんぺんも食べました。
あー、愚妻さんにたべさせてあげたいとおもいつつ、たらふく食べました。
お友達の駐在員のお宅でご馳走になったのですが、神戸市灘区出身の彼は、
どこに赴任になろうとも常にたこ焼機をつれていくそうです。
ヒロチさん、
党の極秘決定に係わるので余り大っぴらにはできないんですが、詳しいことは『講座世界の歴史』に記載がありますのでご参照を。暗号は、「20020218針鼠」です。