一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十四年七月十四日第五百七十一号
平成十四年八月三日第六百号

日光を見ずして(以下略) 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月 3日(土)20時40分52秒

まことさん、バカンスを愉しんだようですね。Auchの語源は何でし
ょうか。まさかドイツ語ではありますまいな(笑)。ルルド(「鈍
重」と同じ綴りですが語源は……しつこい?)の聖水の件を読んで、
なぜか巣鴨のとげぬき地蔵を思い出しました。

本朝にいると、何だかんだと言ってみても、泰西の文物を無闇矢鱈
と有り難がる瘴気に毒されがちですが、現地の有様を見ると「なあ
んだ」と思うことばかりです。

「欧米では」という文句を口にすることで、民心を収攬したり、攪
乱したりして社会が動く現実に照らす限り、泰西への憧憬に一定の
効能を認めなければなりませんが、も少しシラケた眼差しを向ける
ことも必要になってくるのではないかな、などと考えています。

#そんな眼差しを向ける手合いは、なかなか洋学に手を出さないで
#しょうし、となるとなかなか輿論は革まらない訳で……。

「日光」と道破したまことさんの眼力に、ふとそんなことを思った
次第です。

身も蓋もない話は兎も角、そのルルド、なかなか好感が持てますね。
『アド街ック! 天国』辺りと相性がよさそうです。

scripsisti> Irun辺りで

この街(?)には何か仔細があるのでしょうか。

scripsisti> 『陋巷に在り』……は以前に私から元夏迪師匠にお薦
scripsisti> めしたこともあるような...

え! そうでしたっけ……(汗)。折角御紹介戴いたのにスミマセ
ン。今度こそ憶えておきます。読まねば。

#読書の幅が広いですねぇ、しかし。

scripsisti> 白川静の『字通』『字訓』『字統』を買いました。

今、当地の東洋学部の院生と『詩経』関係の書物を読んでいます。
白川氏の著作です。金石文に通暁した氏の『詩経』解釈にタジタジ
です。また同じ漢語とはいえ、我々の慣れ親しんだ古文や駢文とは
全く異質。『論語』の言語とも違うし、あれは別の言葉ですね。文
法も違うんじゃないか。という訳で、不佞も白川字書には関心があ
るのですが、如何ですか、使い勝手は。辞書としてはキワモノ系で
はないかと思うのですが。

尻窄みの『ガスコン』やら、佐藤某の著作やらとは全くの没交渉で
す。何とも世間が狭いですね、不佞。


武州青梅の街造り 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月 3日(土)09時20分17秒

鏈接を追加しました。東京都青梅市で街造りに取り組むジャーナリ
スト、舩橋(ふなばし)伸介さんの主催する青梅Style!です。

氏は安心して子育ての出来る街、豊かな人材を育む街を目指して獅
子奮迅の御活躍です。具体的な提言と、着実な実行力を拝見するに、
とても自分と同年輩の方とは思えません。

不佞の生まれた青梅での街造りは、余所の地域の街造りにも参考と
なるに違いない。そんな思いを懐きながら、舩橋氏の動静に注目し
ています。

なお、氏は日刊(!)のメイルマガジン「ヨソ者・ワカ者・バカ者
が青梅を変える」を通じて、活動を展開なさっています。上記網頁
にも掲載されていますので、一度御覧になってみては如何でしょう
か。


台風で土砂降りの酒 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月 2日(金)22時54分50秒

半月前に空振/降りに喘いでいたzhu2nei4さん、その後事態は改善
されましたでしょうか。作柄に響くだけに、お天道様には何とかし
て戴きたいものです。

台風で学校が半ドンになったり、休校になったりした記憶は殆どな
いのですが(憶えていないだけ、という説もアリ)、小学校四年生
だか、五年生の時に、凄まじい台風と遭遇したことがあります。

校庭の隅に立っていた、プレハブの物置(「体育小屋」と称)が吹
き飛んでしまいました。校庭は巨大な湖と化し、下校時に傘を開い
ていると骨が折れたり、傘もろとも体が吹き飛ばされたり(小さかっ
たんですね)。傘を断念しても、強風で真っ直ぐ歩くことは出来ま
せんでした。学校が丘の中腹に建っていたので、風害も一際凄まじ
かったに違いありません。

もう一つ、記憶に残っているのは、大学二年の時だったか、「自転
車台風」と呼ばれた超鈍速台風。グズグズと、いつまでも居座って
参りました。大学内の貧民窟(?)にある部室で何人かと燻ってい
たのが、つい昨日のことのように思い出されます。

scripsisti> 南米の某国で、首都を離れた別荘にいる独裁者に、クー
scripsisti> デタの兆しがあることを知らせる暗号が、定時の天気
scripsisti> 予報の最後に添える「チチカカ湖は土砂降り」という
scripsisti> 文句なのです。

有難うございました。そのゴルゴの背後には亜米利加合衆国のさる
機関の影が、てことになっているんでしょうか。

南米に憧れる不佞にとって、チチカカ湖は垂涎の的です。不思議な
名前、高い場所。「チチカカ湖は土砂降り」という文句に、ドンヨ
リと雲の垂れ込めた、暗い高原の湖面を雨が激しく叩く情景を思い
描き、益々憧憬を募らせています。

#先年游んだ房総半島亀山湖に一脈通じるものを感じます。

scripsisti> あ、そうか、その手があったか。

不佞も自宅で酒杯を銜むことは殆どしませんが、先日知人を招いて
愚妻さんが饂飩を拵えた時に、「久保田」の四合瓶の栓を開けまし
た。久振りの日本酒は美味しかった。自宅で呑むのもいいものだ、
と認識してしまった今後が怖い。

この「久保田」、愚妻さんが倫敦から通販で取り寄せたものです。
ワンカップの次に安かったのがこれだったそうで、ハズレだったら
料理酒にするつもりだったとか(苦笑)。

zhu2nei4さん、皆さん、美味しいお酒を召し上がってくださいね。


タムロンですか 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月 2日(金)09時03分41秒

zhu2nei4さん、ようお越し。雨は降りましたでしょうか。お忘れの
頃にレスがつくと思いますので、何卒よしなに。

scripsisti> レスが流れていたのに気が付きませんでした。チェッ
scripsisti> クは必須ですね(笑)

てっちゃん、ようお越し(て、時差ボケもよいところですが)。そ
うです。チェックは必須ですよ! ……それほどのものじゃありま
せんが(苦笑)。あ、オフ会でウィスキーを舐める際には、必ず御
連絡を差し上げますから、そちらの方は御心配なく。

scripsisti> 何時此方に来られるのかなぁ・・・先は長そうですね。

夢でなら、昨夜御邪魔したのですが。上古沢あたりから町石道に登
る斜面で、土中から首を出していたワッパに天野への道を尋ねた辺
りで目が醒めました。

#地名が判らない方、御免なさい。検索するとなんやかやと出てき
#ますから、どうぞお試しを。

シグマよりもタムロンを選ぶてっちゃんは、相当の通と見ました。
確かに描写が違いますね。タムロンにはしっとりとした艶があるよ
うな気がします(あくまで「気がする」程度のシロウトです)。い
つか、てっちゃんの御作を拝見しながら、タムロンの描写力を味わ
えたらと思います。

そう言えば、ゼンザブロニカを作っているのも同じ会社ではなかっ
たでしょうか。ゼンザブローが作ったブローニー型写真機だから、
ゼンザブロニカ。痺れます。東京都北区飛鳥山側の小さな町工場が
世界に雄飛しているだけでも最高です。

scripsisti> 500mmf8などは最悪(^^;;その玉がカビで・・・

げ。湿気ですか。もう駄目なんでしょうか……。

しかし長い玉ですね。主な用途は何だったのでしょうか。この暗さ、
ひょっとしてミラーレンズですか? 不佞は三百ミリの世界までし
か知りません。この長さでも、なかなか使い道がなくて。在りし日
の昭和天皇を撮影できた時には、持っていてよかったと思いました
が(笑)。

scripsisti> また使ってやらないと御機嫌が悪くなるかもしれません
scripsisti>

そうですね。機械が言うことを聞かなくなるかも知れませんね。そ
の一方、我らがA1は、シャッターのへたり易いことで悪名高く、あ
んまり御機嫌をとってやると、大幅に寿命を縮めかねませんし。厄
介なものですね。


知恵熱 投稿者:元夏迪  投稿日: 8月 2日(金)08時20分05秒

「ゆっくり反射雑巾」レス、若しくは遠い遠ーい谺です。

「一日十時間勉強して……作戦」のひろちさん、その後ラテン語の
方は如何でしょうか。西班牙だと実地に試す機会も多いのでしょう
か(笑)。ギリシア語も試せとの由、古代語ですか、それとも現代
語? 「美味しい店はどこですか」。ウーム、どう言いましょうか
ね。

文書とぶっつかっていると、十時間なんて無理、とお書きですが、
恐らくラテン語の文章でも、同じ感想をお持ちになると思いますよ。
まして古文書となると、知恵熱が出るのではないでしょうか(如何
ですか、まことさん)。

不佞の場合はラテン語よりもギリシア語ですが、読み慣れた文体の
ものを刊本で読んでいても、根を詰めていられるのは、そうですね、
五、六時間が限界かも知れません。古典ばかり読んでいるわけにも
行きません。近代諸語で書かれたものに手を伸ばしたり、つげ義春
の絵画を鑑賞したりもしますので、なかなかどうして、五、六時間
だって怪しいものです。大体、そんなに集中して読んでいたら、今
ごろ殆どの古典は読破しているでしょうし。

#う、読んでいないことを公言してしまった……。

金石文のギリシア語なぞは、読むだけならば直ぐ終わるのですが、
類例のない表現の意図を推測したり、研究者が破損個所に行う復原
が妥当かどうか、また文字の読みそのものの妥当性を点検するため
に碑面(の写真や拓本)を見るとなると、これまた知恵熱の世界が
開けてきます。

格変化や動詞の活用が多いせいでしょうか。脳に負担がかかってい
るのかも知れませんね。ま、そんなことを言ったら、かくも面倒な
日本語を話し、複雑な書記体系を駆使しても恬然としていられる事
実を説明できない訳ですが。

#近代欧語だと知恵熱は出ず、代わりに眠素が溜まって参ります。
#これまた、屈折がなくなったからではないか、と非科学的なこと
#を考えている不佞。

欧米言語に向いていないだけなのかも知れません。トホホ。


孔明 投稿者:zhu2nei4  投稿日: 8月 2日(金)03時23分31秒

まこと さま

> 文章が晦渋、女性のキャラがどれも一緒、

佐藤賢一氏は、文章が晦渋というか、何だか妙な書き癖がありますよね。
擬古文調というのでもなさそうだし。
女性キャラがみんな同じなのは、あまり気になりませんでした。

> 実は酒見賢一も『後宮小説』から愛読している作家です。

酒見氏は、多分今年の一月号から隔月刊『別冊文藝春秋』で、
『泣き虫弱虫諸葛孔明』という新しい連載を始めています。
こちらも仲々面白いです。


嗚呼だるい 投稿者:元夏迪  投稿日: 7月30日(火)02時28分36秒

夏バテという訳ではないのでしょうが、疲れ易くて困ります。体温
調節機能が狂い始めているせいもあるでしょう。体に熱が籠もった
感じです。

後は空から降る毒電波。いえ、別に本当に電波ではありません。紫
外線が強いだけなんだろうと思います。新疆吐魯番で五十度の暑熱
を体験した時とよく似た疲労感。体力の減退も相俟って、少々難儀
しています。養命酒の出番かな(ないけど)。

皆さん御自愛下さい。


言い訳と御連絡 投稿者:元夏迪  投稿日: 7月27日(土)21時49分28秒

久振りの投稿も中途半端で御免なさい。あれも書きたい、これにも
返事をなどと欲張っています。そのためにレスが遅れていますが、
何卒御容赦を。蝸牛の歩みで書いています。

上記の「御報せ」にも同趣旨の御案内を追加してあります。書き込
みの際の参考にして戴ければ幸いです。


今日は土曜日、晴 投稿者:元夏迪  投稿日: 7月27日(土)21時25分39秒

週末、週初めは天候に恵まれました。既に秋かと懼れていたところ
に、久振りの快晴でした。一昨日、昨日、今日と黌庭で日光浴。緑
も深くなった庭木や花木を愛でました。ただ、湿度は少し高く、こ
の好天もあと二、三日ではと危惧しています。

土曜日、友人のマレー華僑の誘いで、漢族の持ち寄りパーティーに
御邪魔しました。広東、四川の家庭料理を存分に堪能し、明るい宴
席に、唐土に游んだ昔を思い出しました。

英語、普通話(標準漢語)、台湾国語、広東語、四川語、シンガポー
ルの漢語(変わった発音でした)、日本語が飛び交いました。判る
ところもあれば、判らないところもありましたが、色々な言語を頭
の中で切り替えるのが面倒になったためか、終いにはあまり気にな
らなくなっていました。

その彼らも一人欠け、二人欠け、徐々にコレッジを後にして行きま
す。寂しくなる一方です。

盛り沢山の旅行情報を下さったヒロチさん、有難うございます。尠
い日数で駆け足の西班牙行きではありますが、御地の国風を心行く
まで堪能したいと思います。

勉強に御励精の由、全く頭が下がります。不佞は……どうでしょう
か、どれくらい仕事をしているかな。少々心許ないものがあります。

……と書いていたのが十日程前、七月十六日の午前一時。その後も
晴れたり曇ったりの日々が続いています。昨日は久振りに暑くなり、
適度に湿気もあって、本朝の夏に飢える不佞には嬉しい一日でした。
十七時頃(太陽は中天でギラギラしています)狼子黌の前庭に出て
ボンヤリした後は、恰も市民プールで泳いだ日の昼下がりを髣髴し
ました。

プールから戻ると
昼寝をする。
泳ぐと不思議と
眠くなるのだ。
そんなとき、
自分はのどかな
気分になる。
−−つげ義春『散歩の日々』


といった感じでしょうか。


中望遠 投稿者:ぷち  投稿日: 7月26日(金)22時52分54秒

地獄の夏期講習中で書き込みも満足にできませんが、ご報告まで。

皆様の助言に従い、中望遠を買いました。中古です。
え〜、なんとAiニッコールF3.5 43-86mm、通称「よんさんぱ〜ろく」です。
5本ビスですので多分昭和50年代の骨董品。何を考えているんでしょうか、私。
ヤフオクで見つけて、思わず中学生の頃の憧れがムクムクと。

お値段は送料込みで7Kに納まりました。銀座の中古屋さんだと15Kですからまあまあかな。


また御礼 投稿者:愚妻  投稿日: 7月25日(木)08時00分43秒

ヒロチさん、いつも有難うございます。ガスパッチョにソーセージ、そして生ハム。とても楽しみです。想像していたらお腹が減ってきてしまいました。

フリースやセーターなど着込み、もう夏も終わりだなあ、という風情が漂う今日この頃、道産子の私ですら、夏の日差しが恋しいです。単に我が家の日当たりが悪いだけかも知れませんが。でも夜出歩くときにはユニクロの冬用ジャケットが大活躍してるので、やっぱり寒いのでしょう。ちょっとの間なら、40度も我慢できそうです。


続・三銃士 投稿者:まこと  投稿日: 7月24日(水)04時13分32秒

zhu2nei4 様。早速のお返事ありがとうございます。
佐藤賢一作品は、氏が院生時代に発表した論文も含めて(笑)、
おそらく全てを読んでいると思います。文章が晦渋、女性のキャラがどれも一緒、
なんで中年男性はみんな禿げてるの?、等々の批判に晒されてはいるものの、
蘊蓄や時代考証が信頼できるので、私は結構好きです。どちらかと言えば、
『ジャガーになった男』『傭兵ピエール』といった初期の作品が好みなのですが、
『双頭の鷲』の主人公ベルトラン・デュ・ゲクランの墓を見に、
サン・ドニ大聖堂に行ったりもしました。

実は酒見賢一も『後宮小説』から愛読している作家です。
ご推薦の『陋巷に在り』は、ようやく連載終了ですか、息が長いですねぇ。
11、12巻ぐらいまでは読んだ記憶があります。
この本は以前に私から元夏迪師匠にお薦めしたこともあるような... >師匠。
いちおう顔回が主人公ですよね。あんまり活躍してませんけれども。
この小説に影響されて、白川静の『字通』『字訓』『字統』を買いました。
なんだか、諸星大二郎の『孔子暗黒伝』が読みたくなってきました(笑)。

「アニメ三銃士」は、ジャンとかいう小僧が出てきたり、アラミスが○○だったり、
主題歌を歌っているのがのりぴーだったり(これはどうでも良いですが...)、と
かなりの噴飯もので、私は「わんわん三銃士」の方が好きでした(笑)。
ちなみに『二人のガスコン』は、最後がイマイチ尻すぼみの感がありましたが、
ロシュフォール伯爵の傷の数などの小ネタが随所に散りばめられていて、
ニヤリとさせられました。


三銃士 投稿者:zhu2nei4  投稿日: 7月24日(水)00時19分06秒

まこと さま

こちらこそ、どうも初めまして。

いえ実は、その『二人のガスコン』を先に読んでました。佐藤賢一作品は、他にも『王妃の離婚』とか
『双頭の鷲』とか、面白く読みましたど、この辺は既にお読みでしょうか。剣豪小説、というか、小説
をそんなによく読むわけではないんですが、酒見賢一『陋巷に在り』なんか如何でしょうか。聖人君子
でなく、ごく普通の政治的人間としての孔子伝、のようなものです。ただし、十数年にわたる月刊誌連
載が最近ようやく終わったばかりなので、新潮社から出ているハードカバー・文庫共に、まだ完結して
いません。

ちなみに『三銃士』の翻訳は、手近にあった1962年初版 1987年第17版 角川文庫 竹村猛 訳の
上下二巻本ですです。カバーがアニメ三銃士のイラスト(?)なのがご愛嬌。講談社文庫版では最初の
2巻に当たります。講談社文庫版も近所の図書館にあったので、続編からはこちらに切り替えて、ゆる
ゆる読んでいこうと思います。


スペイン料理 投稿者:ヒロチ  投稿日: 7月22日(月)07時11分25秒

食べ物についてですが、とくにこれといったお勧めはありません。地方によってだいぶ差はあるものの、基本的には、オリーブ・オイルとニンニクと塩だけの素朴な(というか単純な)味付けの料理が多いです。素材の良さに頼りすぎて工夫が足りないように感じられます。スペイン人は認めませんが、フランス料理や中華料理に比べるとランクは落ちるような気がします。でも料理にはある程度の単純さが必要なのでしょう。素朴な味であるがゆえに飽きがこないとも言えるし。

アンダルシーアの名物ではガスパッチョ(Gaspacho)というトマト・ベースの冷たい野菜スープがあります。暑くて食欲がないときにはスタミナをつけるために重宝します。これは定食メニューにも入っていることが多いです。

前菜で僕がよく食べるのは、モルシージャ(Morcilla)という米の入った黒い腸詰です。これはビールとよく合います。チョリソ(Chorizo)という辛い腸詰もあります。これはスープをつくるときに使うと良いだしが出ます。生ハム(Jamon serrano, Jamon iberico)もおいしいですが、いいものはスペインでもそれなりの値段がします。メインの料理よりも前菜の方が楽しめます。

アルコールがだめなら、クラーラ(Clara)と言って注文すれば、ビールのソーダ水割を作ってくれます。こちらではガキどもでもアルコールを飲むので、ワインも水で割ったりしています。

そういえば、セビージャのスペイン広場(Plaza de Espana)はスターウォーズの新作のロケに使われました。


ルルドの泉? 投稿者:まこと  投稿日: 7月20日(土)06時53分00秒

愚妻様。「ルルドの泉」と聞いて、おそらく想像されたような
「洞窟の奥に渾々と湧き出る泉」なんてものは影も形もございません。
洞窟の手前の岩場にズラリと設置された蛇口をひねれば、「奇跡の水」が
ジョロジョロと(笑)。隣のおじさんはポリタンクにジャボジャボ注いでました。
私は健康そのものでしたので喉を潤した程度で、残りは大家さん夫婦への
おみやげにしたところ、大好評。薬を服用する際のお供として役立っています。
効果の程は... 夕飯で久しぶりにフォワグラが出てきました(笑)。
そう言えば、温泉街ばりにみやげ物屋が軒を連ねた界隈で、聖飢魔IIじゃなかった、
マダム・タッソーもびっくりの「蝋人形の館」まで見つけました。凄い町でした...

zhu2nei4様。初めまして。『三銃士』は岩波文庫版ですか?講談社文庫版
『ダルタニャン物語』全11巻は実に読み応えがありました。私も、なぜかこちらで、
佐藤賢一『二人のガスコン』と同『ダルタニャンの生涯』を読了していたりします。
一時帰国した暁には、日本の剣豪小説でも読もうかなと思っていたところですが、
何かお薦めはございますでしょうか?池波正太郎作品に手を出そうかしらん...


ダルタニャン  投稿者:zhu2nei4  投稿日: 7月20日(土)02時14分26秒

まこと さま

たまたま『三銃士』を読み始めたところだったんですが、はあ、ダルタニャンの像
なんてあるんですか。日本だったら誰だろう。うーん、思いつかない。


御礼の続き 投稿者:愚妻  投稿日: 7月19日(金)18時28分08秒

ヒロチさん、本当に色々気を遣っていただいて感謝です。奇遇がなさそうなのは残念ですが(笑)、自力で楽しんでくることにします。ところで、「これだけは是非!」というお薦めの食べ物はありますか?

我々だけなら宿の手配などしないのですが、他にも連れがいるので、ネット予約しました。世の中便利になったものです。でも旅行記を読むと、新婚旅行でグラナダで野宿した話などあって、ハイシーズンは予約した方がいいみたいです。アルハンブラ宮殿も、なんとネット予約できるんですよ!すでに手配しました(ちょっと自慢)。電話もしましたがちっとも繋がりませんでした。

実は靴・サンダルが欲しいなーと思ってます。スペインの靴が好きなんです。Rebajasが「セール」ですね、貴重な情報有難うございます(笑)。服もイギリスでは着られるサイズが全然ないので、見てみようかな。Zaraとか。後は、食糧かしら……。


まことさん、お帰りなさい。ルルドの泉ですか。高校時代に歌った賛美歌にも出てきました、懐かしい。私の中では、何となく風邪に効きそうなイメージです。風邪薬への妄連想が作用しているのだと思います。で、効果のほどはいかがでしょう?


話は突然変わりますが、ミノア時代のクノッソス宮殿跡(クレタ島)からエヴァンスが発掘した女神像(両手に蛇を持ってるやつ、ボストン美術館蔵)が贋作に決定されつつあるようです(下記URL)。日本の新石器時代も驚きましたが、ギリシャ考古学も大変ですね。せめて遺跡本体は本物であると良いのですが。

http://www2.bostonherald.com/lifestyle/lifestyle_trends/life04212002.htm


夏のバカンス 投稿者:まこと  投稿日: 7月19日(金)01時29分09秒

元夏迪師匠。すっかりご無沙汰いたしております。
一週間ほどバカンスをとって、ガスコーニュ地方を回ってきました。
Auch(オーシュと読みます。「アウチ」じゃないです)という町で
ダルタニャンの像を見たり、日光のようにキッチュな門前町Lourdesで
ペットボトルに「奇跡の水」を汲んだり、とかなりのお約束も(笑)。
いちおう、専門にしている小集落を巡ったりもしましたが、
寂れているか観光地化しているかの二極分化で、
研究のモチベーションにはいまいち繋がらなかったような...

あ、過去ログの公開、もとより異存があろうはずがございません。
どうぞご随意に。

愚妻様。ポルトガル・アンダルシア方面にご旅行ですか。
はるかガリシア地方にまで北上して、Santiago-de-Compostelaに
詣でるという野望はございませんか?Lourdesの数倍はすごそうです。
私の今回の旅行ではピレネー山脈を越えられなかったのが残念です。
もっとも、途中のロンスボー峠で討ち死にという可能性もあったので...

ヒロチ様。バスク地方へ北征ですか。私も今回はBayonneを経て、
Saint-Jean-du-Luzまで南下しました。そう言えば、スペイン・バスクの
San-Sebastian出身の友人がいました。料理がうまい奴でした。
「かめはめ波を撃つために空手をやっている」という少年もバスクの出身
だったような... ヒロチ様とIrun辺りでRendez-vousを、と思いましたが、
残念ながら8月下旬は私は日本に一時帰国の予定です。


スペインの旅の仕方 投稿者:ヒロチ  投稿日: 7月18日(木)05時16分16秒

の続きです。

書くのを忘れてましたが、Bar-Restauranteといって、バルとレストランを兼ねているところが多いです。カウンターの奥にある部屋(ないしは二階)がレストランになっています。レストランの方に用事があるときはパラ・コメール(Para comer=昼飯)とかパラ・セナール(Para cenar=晩飯)とか言えば案内してくれます。

ホテル:

宿代は安いです。イギリスの半額以下です。僕が旅行するときにはオテル(Hotel)ではなくて、HostalとかPensionという安宿に泊まっています。ここなら20エウロくらいでバス付きの個室がかりられます。予約などせずとも宿は見つけられますが、念のため予約はしておいた方がよいのかな。アンダルシーアのホテルの多くにはパティオがあって、ここで朝食をとると贅沢な気分が味わえます。

その他:

もしアルハンブラに行かれるのでしたら、チケットは前日に買っておくか、当日なら朝早くから並ばなければなりません。だいぶ前に行ったのでよくは覚えていません。Oficina de turismoで確認なさってください。

7・8月は値引き(Rebajas)の季節で、とくに衣服が安くなります。おしゃれ族とは無縁の生活を送っているのでよくはわかりませんが、日本ではみかけないようないかしたデザインの服が素人目で見ても安いなあというような値段で売っていたりします。商店街ではアーケードを張って日差しをさけながら買い物ができるような工夫がされていますので、時間があったらのぞいてみて下さい。

なお、

>八月の下旬にアンダルシア近辺にお出かけになるなどという奇遇・・・

はありません。あしからず。アンダルシーアには涼しくなってから調査のために出かける予定です。8月の下旬には、北の方(バスクとか)を旅しようと思います。


ヒロチさん 投稿者:愚妻  投稿日: 7月18日(木)02時36分00秒

暑い中、旅行代理店まで御足労いただき済みませんでした。大変助かりました。有難うございます。その他の貴重な情報も、感謝感激です。昼間の一番暑い時間は、おっしゃるように涼しい場所での買い物・移動にあてようと思います。参考になります。食事は、実に楽しみです。イギリスでは手に入らない蛸を食べることが、目標の一つです。私は下戸ですが、連れは御酒も楽しみにしているようです。言葉の問題は……、気合いで頑張ります。

ところでつかぬ事を伺いますが、八月の下旬にアンダルシア近辺にお出かけになるなどという奇遇はありませんか(笑)?


調査結果 投稿者:ヒロチ  投稿日: 7月17日(水)08時00分46秒

愚妻師匠:

旅行代理店で聞いてみましたが、リスボン−グラナダの直行便はありませんでした(セビージャもなかった)。

気温:

ここ数日は最高気温が30度くらいで、それほど暑くはありません。部屋の中にいれば涼しいです。涼しいなあと思って外に出てみると、直射日光がきつくて実は暑かったりして。日向と日陰の温度差が烈しく感じられます。

去年の今ごろは連日35度を越えていましたが、それでも夜になると気温が下がるので、暑くて眠れない日はありませんでした。朝の涼しいうちに窓を開けて冷気を部屋に溜め込み、気温の上昇する日中に備えておきます。

マドリードはヨーロッパの首都の中でも最も気温が高いのですが、アンダルシーアはそのマドリードよりもさらに5度くらい高いです。40度を超えることを覚悟なさって下さい。

気温が体温を超えるとさすがにしんどくなりますが、それでも1時くらいまでならなんとか外を歩くことができます。気温がぐんぐんと上昇し出すのは午後の4時ころからです。この時間に外を歩いている人はいません。ホテルで昼寝するか、冷房の効いたデパートでお買い物をなさるとよいでしょう。8時をまわって気温が下がり出したら夕涼みにでかけ、そのあと食事ということになりましょう。

食事:

昼飯の時間は2時頃です。定食(Menu del dia:第一の皿、第二の皿、デザート、パン、飲み物)を食べるのが一般的です。外食するスペイン人のほとんどはこれを食べています。値段は5〜10エウロくらいです。せっかくなので、テラス席の出ているところでお食事なさるとよいでしょう。

夜は、簡単にすませるならバル(Bar)で。コップ一杯のビール(cerveza)はuna cana(ウナ・カーニャ)といって注文します。カウンターのつまみを適当に指でさせば取ってくれます。一皿分をracionといい、小皿をtapaといいます。複数人でシェアーするならラシオンでもかまいませんが、少しつまみたいだけならタパで頼むべきです。そうすればいろいろなつまみが食べられますから。つまみによってはラシオンでしか頼めないものもあります。これはメニューに書いてあることもあるし、書いてないこともあります。

カウンター(barra)とテーブル(mesa)で値段が異なる場合があります。これはテーブルに置いてあるメニューに明記されています。その場合は、テーブル席では一品につき0.3エウロくらい高くなります。テラス席だとさらに高くなります。

店がこんでいるかどうかは味には関係ないと思います。カウンターに並んでいるつまみがおいしそうに見えたらそこで食べてもOKです。

レストランは9時を過ぎないと開きません。予約はした方がよいが、しなくても大丈夫でしょう。ミシュランに載っている店ならまず外れはないでしょうが、一番確実な方法は地元民に聞いてみることです。若い人になら英語でも通じます。ろくにしゃべれもしないのに習った英語を試したくてうずうずしているガキどもがたくさんいます。ラテン語とかギリシャ語で聞いてみるという手もある。面白がられるかも。

ワインは産地別に格の違いがあります。リオハがDenominacion de origen calificadaといって最も格の高いワインです。その次のランクはDenominacion de origenといいます。また熟成の年数でも違いがあり、2年くらいねかせたワインをcrianzaといい、さらにその上をreservaといいます。高そうなものを頼んでもよいですが、ハウスワイン(vino de casa)でも十分においしいと思います。そういえばナポリで飲んだワインはうまかったなあ。


空振/降り 投稿者:zhu2nei4  投稿日: 7月17日(水)01時23分15秒

風と俄雨を持ってきただけで、台風は四国の南方海上を東へ行ってしまいました。
まあ来ないときはこんなものです。四国山地を越えた高知は大雨なんですが、
この壁は結構越え難いようで。
でもまあ、来ても来なくても困り者だし、現実の罹災地域の手前、不謹慎ではありま
すが、それとは別にその昔、台風襲来は、子供心に妙な昂揚感をもたらしたもので
す。いや、単に学校が早引けたり休みになったりするからか。

> ゴルゴの暗号は、どういう意味ですか。

南米の某国で、首都を離れた別荘にいる独裁者に、クーデタの兆しがあることを知ら
せる暗号が、定時の天気予報の最後に添える「チチカカ湖は土砂降り」という文句な
のです。で、ゴルゴ13は、偽の放送を流して鉄壁の防御システムを誇る別荘から独
裁者をおびき出し、ヘリか小型ジェットに乗り込むところを「ズギュゥーーーーン」。

> どんなお酒にあうのかな(アレ?)。

あ、そうか、その手があったか。いや、実は盆暮れの親族集合時を除くと、我が家は
父親を筆頭に一家そろって殆ど酒を飲まないもので、何もない日に家で酒を呑む、と
いう発想が仲々沸かんのです。


muchas gracias! 投稿者:愚妻  投稿日: 7月15日(月)18時54分26秒

詳細なお答え、本当に有難うございます。助かります。やはりリスボン・アンダルシア間は、穏当に飛行機にしようと思います。いつかゆっくり時間をかけて、バスの旅行もしてみたいです。途中であちこち立ち寄るのも楽しそうですね。いずれにせよ、バスや電車が定刻通り出発してくれるのは、嬉しいことです。さすが先進国。タクシー、というのも貴重な情報です。よいことを聞きました。ここの所ずっと涼しいので(昨日の最高気温22度、久々に温かい日でした)、いきなりアンダルシアに行ったら辛いだろうなあ、と今からへばっていたところでした。大分気が楽になりました。また何か思いついたら、宜敷御願いします。

zhu2nei4さん、イラン情報も有難うございます。結構あるものですね。どちらも綺麗なページでした。イランいいな。私もひょんなことから、イランの通販の本屋さんを見つけました。CDやタイルも買えるらしいです。問題は、買ってもペルシャ語が読めないことです。

どうでもいいんですが、先日銀行で危うく20ポンド誤魔化されそうになりました。先方の数え間違いだったのですが。一回のろのろ数えて、あとは秤で目方を量って終わりなんです。絶対20ポンド札が一枚余計なはずだ、とこちらがなんぼ主張しても、「ちゃんと数えました」の一点張り。翌朝電話で謝ってましたが、お客様センターに苦情メールを送りました。イギリスの会社は、社員教育がいい加減な割には、(あくまで自社が損害を被らない限りにおいて)消費者の苦情には敏感に反応するようです。最近苦情を言うのが楽しくって、困ります。

http://www.bookcityiran.com/bookcityeng/default.asp


とりあえずのお答え 投稿者:ヒロチ  投稿日: 7月15日(月)07時30分32秒

愚妻さん:

お答えします。

スペインとポルトガルの国境をまたぐのは意外と面倒なのです。

マドリード−リスボンの直通電車が夜行一本しかないというのは本当です。去年マドリードにやってきた後輩の大塚君は、この電車に乗ってリスボンへと旅立って行きました。昼間の旅なら、国境のバダホス(Badajoz)で乗り換える必要があります。直行便のバスがあり、本数は多くて便利ですが、へとへとになること間違いないでしょう。

電車で三時間というのはマドリード−セビーリャのことではないでしょうか(あの距離を三時間で走れるわけがない)。マドリード−セビーリャ間はAVEという新幹線が走っています。これは本数が多くて速い。乗る価値あり。

スペインは鉄道よりもバス網の方が整備されています。長い距離だとしんどいが、5時間くらいまでならバスの方が快適で便利です。時間は両方とも正確です。今までいやな思いをしたことは一度もありません。(この点ではイギリスより進んでる)

二年前にポルトガルへ行ったときには、セビージャからバスでウエルバへ行き、一泊したのち国境を越えてファーロへ行き、そこから北上してリスボンに入りました。セビージャからリスボンへ直接向かうことも検討しましたが、電車の直通はなくて、バスの直通はありましたが10時間くらいかかるのでやめました。リスボンからの帰りは、国境をすこし越えたところにあるメリダ(ローマ遺跡の街)に一泊して、マドリードに戻りました。バスにしても電車にしても、リスボンからマドリードに一気の行くのはしんどいです。途中で一泊するとかなり楽なのですが。

街についたらまず最初にツーリスト・インフォメーションに行くことをお勧めします。ここだったら英語が通じます(あとはホテルかデパートくらいしか通じない)。まず地図をもらって、次にバスや電車の時刻を確認しておいて下さい。バスは行き先によってターミナルの場所がことなります。

時間がもったいなかったらじゃんじゃんタクシーに乗ってください。スペイン語がわからないと多少ぼられるかもしれないが、それでも十分に安いです。市内をまわるだけならせいぜい10エウロくらいでしょう。メーター表示以外にも特別料金が加算されるので初めてだとわかりにくいかも。

飛行機は、それ以上マイナーなところはありません。残念でした。でも旅行代理店で聞いてみます。

では寝ますのでまたにします。


質問 投稿者:愚妻  投稿日: 7月15日(月)02時08分18秒

ヒロチ様

お久しぶりです。ご親切に感謝します。質問、あります!

一。リスボンからアンダルシア入りの予定です。短期間の旅行なので飛行機を使わざるを得ないなあ、しかもマドリッド経由かなあ、と腹を決めつつあります。大手の航空会社は大体見たと思うのですが(Iberia, Spanair, Air Europe, TAPなど)、直行便を飛ばしているようなイケてるマイナー航空会社を見落としている可能性はあるでしょうか?可能ならば最も交通の便の悪そうなグラナダに飛びたいのですが……(現時点では、Iberia Airでマドリッド経由でグラナダ入りする予定)。マラガ便も考えましたが、マラガそのものには用がないので却下しました。ちなみに、グラナダ、コルドバ、セビージャと、JTBのパックツアーのような旅程です。

二。マドリッドまでリスボンから鉄道を使うことも検討しました。が、スペイン側のHPもポルトガル側も調べたものの、夜行が一日一本走っているだけ、という無情な結果が出ました。いまだに半信半疑なのですが、本当なのでしょうか?数年前に旅行した友人は、昼間特急に乗った、三時間くらいだった、と言います。

三。電車、飛行機は大体定刻通りに出発・到着する、と信じて良いですか?

四。やっぱり英語は通じないでしょうか……?

五。おまけ。昨晩ヒロチさんの大学から来たばかりのマリアちゃんという可愛い女の子に会いました。ヒロチさんを知ってますか、と聞きましたが、知らないそうです。

お手数お掛けします。宜敷御願いします。


愚妻拝


かめら対がめら 投稿者:てっちゃん  投稿日: 7月14日(日)15時52分41秒

レスが流れていたのに気が付きませんでした。
チェックは必須ですね(笑)

>てっちゃん、針鼠さんと杯を傾ける暁には、この御酒を持って行き
>たいものです。その際には、他の方の御参加も大歓迎ですよ! ね、
>お二方。
旨そうだなぁ、楽しみだなぁ、何時此方に来られるのかなぁ・・・
先は長そうですね。

>同じA1使いのてっちゃんの御意見も伺いたいところです。
御意見なんて大層なものではないですが、
50mm前後の玉はポートレートに最適と考える程度です。
28-80mm/f2.8-4使い道が一番多いのではないでしょうか
元さんが仰る様に、お手ごろ価格ですし。
ただ、F4の暗さは致し方ないかも。
だから出来る限り大口径を選ぶのがいいですね
自分は視力がものすごく悪くて、暗い玉を扱うのは一苦労します。
500mmf8などは最悪(^^;;
その玉がカビで・・・

個人的にはシグマよりタムロンの描画が好みです。
(すべてタムロンでトキナーが一本)
まぁ、お金がかかる趣味ではあります。

そういえば、随分長い事カメラを触っていません。
最後にシャッターを切ったのは、2年程前でしょうか。
また使ってやらないと御機嫌が悪くなるかもしれませんね。

誰か時間下さ〜い!!


暑いときこそ勉強を! 投稿者:ヒロチ  投稿日: 7月14日(日)03時30分03秒

6月の半ばに調査のためにイタリアへ行きましたが、マドリードに戻ってみると、いきなり35度を超えていて、こりゃかなわん、夏だし勉強休んでダラダラ過ごしちゃおうかなあと思いましたが、ためしに2日ほどダラダラしてみたところ、暑すぎると休んだ方がかえってしんどいことがわかり、やっぱり勉強を続けることにしました。

いまは、朝8時半に家を出て国立歴史文書館へ行き、2時頃に家に戻ってきて飯を食って1時間半ほど午睡し、5時半頃に国立図書館へ行き、9時前まで勉強しています。われながらよくやるなあと思いますが、午睡を挟んでいるのでさほどしんどくはありません。冬や春は暖房が効き過ぎていて、半袖でも暑かったくらいで、なかなか勉強に集中できませんでした。逆にいまの時期の方が快適です。帰宅するときでもまだ外が明るいので、すがすがしく一日を終えられるというのもあるし。

春先に「1日10時間勉強してバイトや雑用や就職して忙しいやつらに差をつける計画」を始めましたが、どうやっても9時間にしかならず、仕方ないので寝る前の1時間をラテン語の勉強にあてて無理やり10時間にしていました(←これやるとすぐに眠くなってよく眠れるから)。しかし文書館に通い出してからはそんなことどうでもよくなってやめてしまいました。文書の解読は根気のいる作業で、6時間も続けるとへとへとになって、他に何もする気がなくなってしまうからです。

7月に入ってからは文書館が午前中で閉まってしまうので、文書館での勉強は4時間半だけしかやっていませんが、へとへとになる前に切り上げることができるので、午後も勉強ができます。夏になってから勉強の効率が上がりました。

次回はスペインの旅の仕方について書き込みしますが、愚妻さん、何か質問ありますか?


そうだ、 投稿者:元夏迪  投稿日: 7月14日(日)01時54分40秒

ゴルゴの暗号は、どういう意味ですか。


それは心配 投稿者:元夏迪  投稿日: 7月14日(日)01時50分05秒

zhu2nei4さん、ようお越し。密柑山の方は確かに心配。台風直撃で
も困りますが、こればっかりは人間の都合でどうにかなるものでな
し。周代に猛威を振るった天神「有旻」のことが、チラと頭を掠め
ます。紀州、武州、相州辺の方々は御無事でしょうか。

scripsisti> 小振りの鯵の丸干しを火に焙ったものは、上京前から
scripsisti> 我が家の食卓の定番でしたが、それが相も変わらず小
scripsisti> 皿に山盛りになっていて、食事の度ごとに二尾三尾と
scripsisti> 食しています。

干物とは無縁の国に起居するせいか、実はこれが一番羨ましい。さっ
と炙って戴くのは最高ですね。どんなお酒にあうのかな(アレ?)。

何気ない描写がいいですね。御両親様と召し上がる食事は格別に美
味でしょう。

scripsisti> 春先になるとイカナゴをよく食べていました。丸ごと
scripsisti> 湯がいたものに醤油を少々絡めて頂きます。

ぬー、ますますもって羨ましい。不佞は佃煮しか食べたことがない
かも知れません。醤油はどちらのものをお使いですか。色々美味し
い銘柄がありそうですね。

#玉筋魚て小女子と同じものなんですね。初めて知った……。

イラン情報、有難うございました。これからチョット探検してみま
す。随分と色々なサイトを御存知ですね。不佞の見習って、ますま
すサーフィンに精進したいと思います。面白い情報があったら、ま
お願いしますね。

#一つ目のサイトは「アングリア・ポリテクニク大学」ですね。当
#地の市民プール脇にある学校です。愛媛のzhu2nei4さんから教え
#て戴くイラン情報が、こんな身近で発信されていたとは。今更な
#がらに「情報化時代」という言葉を噛み締めています。


愛媛は空梅雨 投稿者:zhu2nei4  投稿日: 7月14日(日)00時30分39秒

「(地名)は土砂降り」という文句を目にすると、すわ何かの暗号か、と思ってしま
うわたし。(cf. ゴルゴ13)台風が、も少し北に振れてくれるとよかったのです
が。飲み水は心配ないけど、蜜柑山がね。次の台風に期待。

> 最近はどんな魚を召し上がっているのでしょうか。
> そして心おきなく、お魚グルメのリポートを(←心の底からシャウト)。

グルメと自慢する程いい魚は食べていませんが、親元に戻ってから、食べる機会だけ
は格段に増えました。地元の魚屋の大将に気に入られているようで、行商に来るごと
に戸口までやって来て、母親は何がしか買って、或いは押し付けられているようで
す。あんなに高いもの、要らないのに、とぶつくさ言いながらも買わされた平目は、
ムニエルにするような芸もないようで、その日のうちに刺し身になって胃の腑に収ま
りました。いつぞやは、これはどうやら舶来ものでしたが、殻の差し渡し十センチは
あるお化け浅蜊を押し付けられて、塩焼きとバター焼きにしてみたものの、一同グロ
さに流石にたじろぎながら、どうにかこうにか食べきりました。お味の方も、大味で
いまいち。ほかにも、小振りの鯵の丸干しを火に焙ったものは、上京前から我が家の
食卓の定番でしたが、それが相も変わらず小皿に山盛りになっていて、食事の度ごと
に二尾三尾と食しています。また、今年は季節を外して食べられませんでしたが、春
先になるとイカナゴをよく食べていました。丸ごと湯がいたものに醤油を少々絡めて
頂きます。芸も何もない食べ方ですが、何とも言えず美味しいものです。来春が待ち
遠しい。

愚妻さま、元夏迪さま
こんなサイトは如何でしょう。最後に訪ねたのは二ヶ月ほど前ですけど。
http://isfahan.anglia.ac.uk/isfahan.html
http://tehran.stanford.edu/


一筆箋/御歸り/御問合

inserted by FC2 system