自平成十四年二月十七日第三百三十一号
至平成十四年二月二十四日第三百六十号
昨二十三日は荒れました。明け方に雪が降り、日が出てからは晴れ
渡り、午後には一転して掻き曇り、十五時頃には凄まじい降雹。そ
れも三十分ほどでやみ、再び青空が広がる始末でした。日本の友人
に電話を掛けている間に降り始め、降り止むという目まぐるしさで
す。
論文と論文の合間を活かして、TeXでギリシア語を使う環境を構築
している中に日は傾きました。手作業が多く、指南の類も不親切で
不備が目立ち、試行錯誤の結果ようやく何とかしたらもう夜です。
久振りに外で夕飯を認めようと城裡まで足を伸ばしましたが、流石
に雹が降るだけあって、冬に戻ったような寒気でした。
土曜の夜に予約なしで出張ったお目当てのトルコ料理屋は満席、別
の心当たりに回ってみたら、ここも一杯。それでは趣向を変えて印
度料理でも、と思いながら、そちらに足を向ける途中で見付けたの
が、未知のトルコ料理屋「マルマリス」です。扉を開けて試しに空
席の有無を訊ねます。見るからに満席でダメもとでしたが、頭の鉢
が大きく張ったオジサンが、一瞬腕時計に目を遣って「大丈夫です
よ」。通してくれたのは予約席でした。予約した客が来るにはまだ
間があるだろう、と機転を効かせてくれたのですが、我々が座って
ほんの十分ほどで来てしまい、オジサンはさらに機転（？）を効か
せ、その客に飲み物を振る舞いつつ、待合室（廊下）に案内してお
りました。
そこで頼んだ品。アージル・エズメ（トマトと玉葱の微塵切りに赤
唐辛子で辛みを効かせた前菜）、アンダナ・ケバブ（羊の挽肉に香
辛料で味を付けた辛いケバブ）、コフタ・ケバブ（羊の挽肉に香辛
料を効かせたケバブ）、ヴァクラヴァ（重ねたパイ生地に蜂蜜を染
ませ、ピスタチオ粉を塗した甘味←イスタンブルの写真帖に写真が
あります）、トルコ珈琲でした。おいしかった。イスタンブルを思
い出しながら、美食の限りをつくした宵でした。
いつも愉しいボルドー便りを寄せて下さるまことさん。シカゴはや
はりキカーゴーではないでしょうか（苦笑）。そういえば昨年、当
地で一緒に勉強をした知人はエール大学（イェォと書くべきか）卒
でしたが、肩書きにmagister Yealensisと付いておりました。何て読
むのでしょうか。マギステル・イィエアーレーンシスでしょうかね。
とすると、キカーゴーで学位を取るとキカーギニエーンシス、にな
るのかな（カルターギニエーンシス「カルターゴーの」からの類推）。
当地だとカンターブリーギエーンシスが添えられます。東京ならトー
キオーネーンシス、和歌山ならウァカヤマーヌス（紀伊ならキウス
かな）……。
なお、投稿者の御要望で先回の書き込みの一部に手を入れました。
本日より一週間のバカンスに入りました。
もっとも、バカンス明けに指導教官との面談を設定してしまったので、
４月締め切りのデータベースのレポートを後回しにしたとしても、
あまりのんびりできそうにありませんが、いちおう書き込み。
元夏迪師匠。「読む方の高齢化が進んだ」というのは痛いご指摘。
帰国したら、研究室の諸氏がこちらの倍ぐらい歳をとっていた、
という「ウラシマ効果」は... ないでしょうねぇ（笑）。
制度上、こちらの新学期は10月最終週に始まることになっていますが、
大学院博士課程の場合は、多くの授業（必修）が１月開講で２月末まで、
選択授業は３月開講で４月末まで、となっております。さらに、セミナー
やら発掘現場の研修やらが、突発的に行われていたりします。
Ｇ先生の論文は... そうですか... 何も申しますまい。
ところで、「ロボコン」の居候（？）していた大山家の男の子の名前は
「まこと」で、「まここ」と呼ばれていた気が...
ついでに"un garcon futur"の方の「コナン」は私も見てました。
"Two-Mix"の高山みなみは"un detective"の方の声優では？＞ぷち様「接待ネタ」
愚妻様。早速、件のサイトを覗いてきました。
制作者は予想通りあの方でした。日本でそんなマニアックなことを
考える人は他にちょっと思いつきませんよね。
TEXを使えない私にも仕組みはちんぷんかんぷんですが、たしかに綺麗。
ただ、写本に使われる字体は比較的読みやすいものですし、校訂済みの刊本も
あると思いますので、わざわざソフトでトランスクリプションする必要は
あまりないような気がします。が、改良を重ねれば将来は他の文書にも
適用が可能になるかも知れませんので、期待しています。
制作者氏にメールを送るついでに、シカゴ（ラテン語名あるんでしょうか？）
やヒベルニアにも情報を流しておきます。
「水鳥」についてはバカンス明けをお待ちください（笑）。
二十二日。降ったり照ったり曇ったり、の一日でした。ドタバタ続
きの論文は昼前に出しました。日暮れ時には再び陽が射して、窓の
外の松の幹は橙に染まりました。粗い樹皮には陰翳が張り付き、一
日の終わりを感じました。
読み差しだった知友の論文を繙きながら、過去に訪ねた古墳のこと
を幾つか思い出しておりました。
ワカタケルの名を刻んだ鉄剣で有名な稲荷山古墳は、確か小学校の
遠足で行きました（中学校だったかな）。田圃の畦道や、水路のよ
うな場所を歩き回って、資料館のような場所でガラスケースに収まっ
た鉄剣を眺めた記憶が残っています。多分色々な記憶がごちゃ混ぜ
になっているはずです。もう一度、折を見て鉄剣銘を眺めてみたい。
高等学校を出た春に、近所の友人と訪ねた奈良では、投宿先にほど
近い開化天皇陵に詣でました。早目に晩を済ませ、部屋で地図を広
げながら、明日はどこを見て回ろうか、などと愉しい相談をするう
ちに見付け、これから一つ見てこよう、と闇夜の中を出張りました。
奈良の商店街からちょっと折れた路地の奥に、ひっそりと潜む陵で
す。現代人の営みを一歩離れた闇の中に、古人の眠る巨大な墳墓。
わずか数十メートル先に眠り続ける被葬者を思うと、古今の垣根も
消え失せるようで、軽い眩暈を覚えました。
そして翌日、自転車で回った明日香では、高松塚古墳、天武持統陵
を見て回り、薬師寺（？）見物の帰りには、垂仁陵にも出向きまし
た。高松塚古墳の復元模型を覗き込み、精緻に描かれた星宿図に驚
き、この瀟洒な狭い空間に、千五百年間眠り続けた人物のことを思
いました。天武持統陵では杉本苑子『穢土荘厳』で活写されたあの
人たちが、今この足の下に眠っているのだと思いました。垂仁陵に
寄り添て浮かぶ田道間守の墓を目にした時には、陪塚に入った人と、
その主人との間柄を偲びました。
てっちゃんもお書きの通り、応神天皇の諱はホムタワケノミコトで
したね。この「ホムタワケ」て、不佞には途轍もなく不思議な音に
聞こえます。恐怖のようなものをすら感じます。微かに意味が判る
ような、それでいて分節できないもどかしさが、そう感じる原因か
もしれません。スメロギの名前に留まりません。アカエミシだのム
シマロだの、タルメだの、甚だしきに到ってはクソマロだのと、古
代の人名には、不思議な力を感じます。アマノヌナハラオキノマヒ
ト（天武帝）の諱などは、人類学者が出没するような部族社会の大
酋長を連想させます。言霊めいたものでしょうか。
不思議な名前を持つ古人の入った墳墓は、当時の最新技術を駆使し
て造営されたものでしょうから、周囲の光景とはさぞかし釣り合わ
なかったでしょうね。それが「鄙びた田園部にしっかり溶け込んで」
（ぷちさん）いる。それだけの年月が流れたということでしょうか。
各地に散らばる墳墓は、既に本朝の原風景の一部になっています。
この感覚で古代を想像すると、かなりずれたものになるでしょうね。
古代の列島に暮らした人々の見た風景、その風景の中で感じたこと
に思いを馳せる度に、そのずれを考えます。これがまた愉しい。元々
歴史に興味を懐いたのも、古墳を作る連中の感性を不思議に思い、
法隆寺に封じ込められた感性に感動を覚え、己の感覚と引き比べた
上で残る、このずれのようなものを面白いと思った辺りに端を発し
ています。ブリタンニアの寒村カンターブリーギアをとぼとぼ歩き
ながら、そんなことを考えました。
他に訪ねた古墳として、中国陝西省の秦始皇帝陵、火車で駅に停まっ
た漢武帝の茂陵、車窓に眺めた唐高宗、周武則天を合葬した乾陵、
新疆ウイグル自治区は吐魯番（トルパン）にあるアスターナ古墳が
あります。外国の古墳は本朝の陵とはまた趣が違います。不佞も古
今のずれよりも、諸行無常の摂理に目が行ってしまい、被葬者やそ
の背景に思いを致しつつ、古人に素朴な共感を寄せています。アス
ターナで見た千六百年程前の木乃伊氏を前にした時にその感は深く、
逆に車窓から眺めただけの乾陵などは、余りに巨大で（山なのです）、
「あれかあ……」と溜息をつく程度でした。
そして赤福と牛乳です。てっちゃん、不佞もそれ好きです。赤福な
ら独りで一箱くらいペロッと食べてしまいます。そして徐に牛乳を
口中に含み、一気に嚥下して癒す胸焼け。あれもまた堪えられませ
んね。て、話がちょっとずれて来ましたか？
Gustavさん
先日はご愁傷様でした。猿に襲われませんでしたか？これからは非常食を常備しておく必要があるかも知れませんね。
箕面の死体遺棄事件の捜査の行方も、興味津々で遠方から見守っております。
まことさん、
ナントの水鳥はその後どうなりましたか？ところで随分前の話ですが、写本のトランスクリプション用ソフトについて御存知ないか伺ったことがありました。件の知人は、ついに自分で作ってしまったそうです。ご興味があれば、閲覧、活用、宣伝などして下さい、との事です（多分ご本人のことも御存知かと存じます……）。ウェブで見る限り、とても綺麗な仕上がりです。ただ、機械音痴の私は、実はその効用についてまだイマイチ理解しておりません。
てっちゃんさん、
赤福！大好きです。でも通ではないので、普通に緑茶で頂くのが好きです。彩りも良し。
食べたい……。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/9336/index.html
ぷちさま：
>レスは日曜日の「週１回」のカキコまでお待ちください。
ほほ～い！！
楽しみに、お待ちしております。
その１：
ただいま本郷の生協中央食堂では550円でステーキ定食が食べられます。
お～ぢ～び～ふです。だから狂牛病も多分大丈夫です。サイコロではなく塊です。
先着100名らしいです。でも夜19時でも食べられます。シソ味です。結構いけます。食へ。
その２：
西洋史学研究室にまっくのデスクトップが入ります。これはひとえに、先日の研究室コンパで
「別室のまっくって、どんな感じ？うぃんどうずで言うとぺんⅡみたいなもんかな？」
と助手の方に問われたのに対し
「きゅ～はちです」
と即答した私のおかげです。感謝するように。
てっちゃんさま：すみません、これは事務連絡なのです。
レスは日曜日の「週１回」のカキコまでお待ちください。
ぶちさま：
>オタクネタにムリに反応していただかなくて結構です。本当に心苦しいので・・・。
>またオタクネタを書き込むと思いますが、「あ、またやってら」と無視してください。
あちきも結構オタク（汗）なんで気になさらずに。
「突っ込み」を入れたくなる、悪い性分なのです（笑）
アニメも大好きですし。
＃特に美少女系・・・（大爆）
まぁ、漫画世代というか、アニメ世代というか・・・
キカイダーや仮面ライダーに機動戦士ガンダムなどなど・・懐かしいでしゅ。
未来少年コナンなんかは傑作ですね。
>というか、仁徳陵も見に行ったことがないのです。
あちきも見に行った事ないですよ。
>私としては垂仁陵が好きです。近鉄西大寺の駅からてくてく南に歩くとあります。
>視界を遮るほどに大きく存在感があるのに、なぜか鄙びた田園部にしっかり溶け込んでます。
確か、宝来山古墳ですね。
＃違ったかな？
もう少し暖かくなったら、古墳巡りなんかしたいなぁ
旧き時代を思い浮かべながら・・・
もう一人の弟くん見てますか。
御誕生日おめでとう。
お好み焼きは上達したかい？
てっちゃんさま：
すみません、私のオタクな話に無理やり付き合わせまして。
実は常々私のオタクネタには元夏迪氏はじめ、皆様に相手をしていただいております。
これ以上被害者を増やすのは本意ではないので（←他方面から「嘘だ！」と言われそうですが）、
オタクネタにムリに反応していただかなくて結構です。本当に心苦しいので・・・。
またオタクネタを書き込むと思いますが、「あ、またやってら」と無視してください。
ところで応神天皇陵ですか。実はまだ見に行ったことがありません。
というか、仁徳陵も見に行ったことがないのです。
私としては垂仁陵が好きです。近鉄西大寺の駅からてくてく南に歩くとあります。
視界を遮るほどに大きく存在感があるのに、なぜか鄙びた田園部にしっかり溶け込んでます。
業務連絡：針鼠どん
電話いただいたそうで・・・でも私いま帰ってきたところで、これから寝ます。
今日はNoirのDVD最終巻発売日なのでついでに学校行くから、学校で会えるかもです。
（そういえばNoirの「ムイシュキン公爵」の回も買ってないや。買おうかな）
でもムリして来なくていいよ。どうせマンガ喫茶行っちゃうから。でわおやすみなさい。
>通勤ですか、大変ですね、てっちゃん。ちょっと網上で調べてみたら、
>羽曳野て応神天皇陵（だったかな）がある街なんですってね。
>陵とはあまり縁のない人生を送っているせいか、ちょっとドキドキしました。
第壱拾五代応神天皇稜で、
異称は、古事記では「大鞆和気命」、日本書紀では「誉田別皇子」
日本では第二位の大きさらしいです。
仁徳稜が日本一（誰でも知ってるよなぁ）
>「違うよ、ルパンザサードだよ御前」
>と教えられたのが十年以上前。流石に大学は違う、と思ったものです。
>で「ルパンザサード」であっていますか？
流石にと、感心するところがすごいです。
「ルパン・ザ・サード～・・・まぁかなぁ～ばらはぁ～あいつのぉ～くちびるぅ～・・・」
節は兎も角、元様、座布団三枚（汗）
針鼠様
>それにしても、ここ一連のてっちゃんさんの書きこみは鋭い。「萌え～」て、はよかった。
いつものよぉ～に、幕ぅ～があきぃ～・・・ちゃうねん！！
お褒めのお言葉痛み入ります（笑）
鋭いですか？いつもと変わらないつもりなんですけどね。
コーヒーにシュークリーム？
甘い物が大好きな私ですが、シュークリームにはやっぱり紅茶です。
伊勢の赤福には牛乳（爆）
これは真似しないほうが無難です。
私は好きですけど。
＃このところ、現在の体脂肪値はどれぐらいなのだろうか？と考え出した
＃また悩みの種が出来てしまった
意味不明の題目でどないすんねん！ホンマに！
弟くん見てますか。
御誕生日おめでとう。
元気で頑張っておくれ。
風が強く吹いていますが、濃い蔭の出る陽射しです。早春の気配が
濃かに感じられます。
通勤ですか、大変ですね、てっちゃん。ちょっと網上で調べてみた
ら、羽曳野て応神天皇陵（だったかな）がある街なんですってね。
陵とはあまり縁のない人生を送っているせいか、ちょっとドキドキ
しました。
scripsisti> だめっすよ、間違えちゃあ。「コ～ンピュ～タァに守
scripsisti> られたぁ～バベルの塔に住んでいる・・・」が、正解
ありゃ。この手の間違いが多くて困ります（？）。『ルパン三世』
のオープニングも大学に入るまで「ルパンルパーン」だと思ってい
た位で。そこで巡り会った同級生に「違うよ、ルパンザサードだよ
御前」と教えられたのが十年以上前。流石に大学は違う、と思った
ものです。
で「ルパンザサード」であっていますか？
グルメ自慢の針鼠さん。回鍋肉に米飯、シュークリームに珈琲とは
勢の限りを尽くしましたな。オリンピックで国体の精華を発揚する
一方、本朝の多国籍化は日々に新たなようですね。
不佞が初めて「回鍋肉」なるものを口にしたのは、初めて入唐した
時のことでした。甘粛、新疆から東帰して、北京の王府井大街に足
」を運び、文字通りの赤ゲットをして、草臥れた後に食した回鍋肉
のおいしかったこと。ピリッと辛くて、高温多湿な北京の夏に参っ
ていた体に元気が戻って来たのを覚えています（回族地域滞在中に
なぜ食わなんだ、という声が聞こえて来そう……）。
という辺りで、出馬早々籠城戦を強いられたGustavさんのお腹は
満たされたでしょうか。同僚の方に調伏護摩を焚いておきますよ。
しかし凄まじい話だ……。
同僚の先生の車に取り残され、バスもなくなり、結局高槻へ帰る手段を失ってしまっ
たので、箕面の山にて一晩を寂しく過ごしました。身も心も、寒かった。猿も出没す
るこの山では、コンビニエンスストアのようなものが周りになく、しかもこの建物の
夜は、中から外へは出られるけれど、外から中へは入ることができないという「とん
でもない」作りなので、一切外出できず、お陰で何も口にすることができない夕べと
なりました。今はとても美しい朝が訪れて精神的には清々しさを得たのですが、この
激しい空腹感はどうしようもありません・・・しかし生協食堂は１１時から・・・合
掌。
たびたびごめん。「もういやだ」って洒落でも何でもない。
何度も書きこんでごめんね。
英語のスペルを間違えた。Yeah!とすべきだったんだ。もういやだ。
てっちゃん
>針鼠様を、[壁]_・)チラッと覗いて見たい
びくっ
まこと
>針鼠様の書き込みに勇気づけられています。
ニヤリ。
みんな、「どっこい負けるなロボ根性」で頑張ろう！
それにしても、ここ一連のてっちゃんさんの書きこみは鋭い。「萌え～」て、はよかった。
「コ～ンピュ～タァに守られたぁ～」もよかった。そう、「囲まれた」は「砂の嵐に」なの
である。
それはそうと、今日は学校で雑務のためのコピーをさんざん手に入れ、「イスラム復興と
ロシア・中央アジア関係」とか「中央アジアの水資源問題」とか全然読みたくもない現状
分析論文でかばんを一杯にして、その後根津から亀戸までバスに乗った。亀戸の商店街の
裏通りに飯のうまそうな店を探して、結局回鍋肉+ライスをオリンピックのテレビを見ながら
食べたよ。それから総武線ガード下にあるパン屋兼喫茶店ロワンヌに入って、寒かったから
コーヒー１杯200円と、ついでに甘いものが食べたかったのでシュークリーム一個100円を
注文したよ。美味しかったよ。
>何と言っても『ロボコン』世代です。明日のボツ論文を夢見つつ、今日もせっせと筆を運びます。
>時にてっちゃん、今羽曳野にいらっしゃるんですか。御仕事でしょうか。
私も「おいらロボット～ロボコンだい！頭は固いし体も固い～」の世代。
そうです、ナースのお仕事・・・じゃなくて、御仕事です（笑）
>どんな街なんでしょう。商店街はありますか。
>アーケード付きの商店街に弱い不佞です。不味い珈琲を飲ませる店があれば最高です。
通いでの仕事なので残念ながら、わかりません。
車の通行が半端じゃない都心です（爆）
>コンピューターに囲まれてバベルの塔に住んでいる
・・・（後略）
だめっすよ、間違えちゃあ。
「コ～ンピュ～タァに守られたぁ～バベルの塔に住んでいる・・・」
が、正解
そろそろ、おつむが破壊されて来たみたいなので、お休みします。
日の出直後は晴でした。今の空は鉛色です。明日二十日は演習で報
告、二十二日には原稿を提出です。どうにか形になってきましたが、
まだ書き漏らしや前後の脈絡が通らぬ箇所も残っています。提出日
までは気が抜けそうにありません。
一週間足らずでよくもまあ、と思う一方で、一週間足らずだからよ
くもまあ、という感じも否めません。十四日の段階でカートリッジ
に見せた粗筋とは似ても似つかぬ行論です。何事も余裕を持って取
り組まねばろくなことにはなりませんね。教訓を得るばかりで、活
かす機会がないのは、困ったものです。
どれ、仕事に戻らねば。
パール……「パールライスで金銀パールプレゼント」を連想する優
しい響きでありながら、何と残酷な言葉でしょう。ここ数年の不佞
の事ではありませんか！「出せばボツ出さねば載らぬ何事も」と口
ずさみたくなります。何と言っても『ロボコン』世代です。明日の
ボツ論文を夢見つつ、今日もせっせと筆を運びます。時にてっちゃ
ん、今羽曳野にいらっしゃるんですか。御仕事でしょうか。どんな
街なんでしょう。商店街はありますか。アーケード付きの商店街に
弱い不佞です。不味い珈琲を飲ませる店があれば最高です。
北摂から御出馬のGustavさん、ようこそ。御元気そう（？）ですね。
その御勤め先のそばに住む従兄弟によると、辺りには高山右近や高
山マリヤに縁の深い土地柄だそうですね。不信心の不佞なんぞは、
どうしても猿と紅葉の天麩羅に走りがちで、行けません（でも天麩
羅は食べたことがありません）。歴史学徒にはあるまじき性分です
（歴史学徒ですらなかったりして）。『バビル二世』のオープニン
グを口ずさむと「ロデム変身、地を駆けろ、コンピューターに囲ま
れてバベルの塔に住んでいる、超能力少年、バビル二世……（中略）
……、怪鳥ロプロス、空を飛べ、ポセイドンは海を行け」以下リフ
レイン、で停まらなくなってしまいます。古代史専攻にあるまじき
テイタラクです。
インスペクションでナショナリストにあった「ゲラゲラ」のぷちさ
ん。「ヨムヨム」ではダメですか。不佞と御同様、昼夜逆転なんで
すね。いつまで経っても二人の時差は埋まらない。そう言えば、年
末の漫画喫茶でイタリア語を読んでいたこともありましたね。御挨
拶に顔を出したのは、随分昔のことになりました。
二週に一度の書き込みとは、随分と節制が行き過ぎ（笑）のまこと
さん。フランス（というかボルドー）ではいつから新学期なのです
か。パリにも毎年開講予告だけは出すという、挙動不審な古典学者
がいるようですが……。いや、あの、ゴットランド先生の論文です
が、些とへ、ぼかったので、どんな方なのかなあ、と。ダメですよ、
言っちゃ。
scripsisti> 某掲示板は低年齢化が進み、やや行きにくくなってい
scripsisti> ましたので、針鼠様の書き込みに勇気づけられていま
scripsisti> す。
読む方の高齢化が進んだ、という可能性はないのですか（笑）。
その書き込みでまことさんに愛と勇気とを与える針鼠さん。これ、
執筆中の論文でしょうか。これじゃボツになりますよ、と愛の鞭。
ペチッ
どうも仕事を締め切り間際になるまで溜め込んでしまう性格は今でも変わらず、寝不足
で不規則な生活に終止符を打つことはできません。学生に会えば、いつも眠たそうだと
言われる始末で、ヒーヒーなんです。とはいえ、みなさま、お元気そうでなによりです。
「歴史研究用のデーターベースをいかに構築するか」なんて題目を与えられれば、喜ん
で徹夜できますね。もっとも、地域研究ではなく歴史学のお仕事ができるならば、そん
な嬉しい話はありません。データベース構築に必要な技術的問題は利用者各位の素養に
まかせるとして、最も重要な側面は「汎用性」を確実なものとして維持することにある
でしょう。あらゆる環境を超えて人々が遍く共有できる知的資産でなければ、データベ
ースとは言えません。その「汎用性」を構築するという観点からさまざまな技術的問題
が克服されなければなりません。横柄な言い方が許されるならば、データベースくらい
は「バベルの塔」であるべきです。関係ないですが、僕の携帯電話の着信メロディーは
「バビル２世」です。
箕面の滝＆山は職場からすぐのところです。箕面の滝は大阪商人たちのちょっとした奥
座敷だったのですねぇ・・・だからちょっと隠れ家的な旅館や料亭なんかが建ち並んで
いる・・・。職場からですと水子供養で有名な勝尾寺を抜けて山を降りていくと滝にで
ます。昨秋はスウェーデン人やデンマーク人らと紅葉狩りを楽しみ、序でに箕面名物と
言われる紅葉の天ぷらを食しました。愚妻さまのおっしゃるとおりで今でも箕面の猿は
堂々と暮らしております。かつては職場のあたりでも猿や鹿、猪などが出てきたという
話を聞きますが、逼迫した財政事情にも拘わらず大阪府が進める「彩都 国際文化公園
都市」プロジェクトの結果、箕面の山は切り崩され谷は埋められ、その名前とは裏腹に
豊かな箕面の「彩」は今や昔の話となりつつあります・・・合掌。
>優しい愚妻週間は、お陰様で無事終了いたしました。
・・・たしかに「優しい愚妻週間」は対外宣伝の面では一定の成功をおさめた。だが、愚妻政府は決して元夏迪との相互関係における構造的矛盾の解消に成功したわけではなかった。何よりも、「週間」中の特別配給の結果、元夏迪の身体的肥大化は限界の一歩手前にまで達していた。にもかかわらず、元夏迪の側で、一層の待遇改善を求める声が上がるであろうことは十分に予測できた。さらに愚妻政府にとって厄介であったのは、従来友好的関係を維持してきた在外活動家（てっちゃん、ぷち）の間に、元夏迪の現状をめぐる懸念が半信半疑のうちに広がりを見せつつあったことである。何かあらたな措置を講じることが必要であった。かくして、０２年２月某日、党中央委員会は愚妻議長の下、針鼠報告を出席者２名の全員一致で承認し、以下の秘密決定を採択したのである。「決定：「優しい愚妻週間」の完全な成功を確認するとともに、その成果をより堅固なものにするため、即刻「愚妻愛の鞭週間」を実施する。終了期限は定めず、目標数値の達成までキャンペーンの遂行を継続する」。
優しい愚妻週間は、お陰様で無事終了いたしました。
てっちゃんさん、
>え～っ、そうなんですか？
>真実は如何に？？
夢を見ることを侵害する権利は、何人と雖も持たないと思いますの
で、皆でそっと見守ってあげましょう。
Gustavさん、
御無沙汰しております。御元気でしょうか。
箕面といえば猿ですね。実は私、子供の頃は千里に住んでおりまし
た。箕面の山は、父が気まぐれで時々ドライブに連れて行ってくれ
た思い出の場所です。車酔いと闘いながらも嬉しかったのが懐かし
いです。大阪を去る頃には、猿の余りにでかい態度が問題化しつつ
あり、「猿を山に帰そう運動」が展開されていましたが、一昨年十
数年ぶりに立ち寄ったところ、相変わらず偉そうにしていたので、
密かに嬉しく思いました。
Gustavさんと何も関係ない話ですみません……。奥様にもどうぞ宜
しくお伝え下さい。
師匠、
>わたくしまだ書いてませんし。をほほほほ
オリンピック観戦でお忙しいんでしょうか（笑）……な～んて。皆さ
ん年度末を控えてますます御仕事がお忙しくなることでしょうが、ど
うぞくれぐれも御自愛下さいませ。
ぶち様
>理系分野の方だったのですね。VBは私もウインドウズに入れてお世話になっております。
>ある画像がそれを入れなきゃ動かないとか・・・必死になってDLした覚えがあります。
こんにちは、初めまして・・・じゃないですね（汗）
ＶＢをＤＬですか？
ＤＬＬがないから表示出来ないという事でしょうか？
理系分野なんて大層なものじゃないです。
自己紹介ではありませんが、一応。
プラント工場などの電気設備から、製造工場の大型機械まで
多岐に渡る、電機関係の設計などを生業としております。
ただし機械は？？？です
＃個人的には機械いじりが好きですが
元々は化学系が専門でした。
それも高校までですけど・・・
よくよく考えてみると畑違いもいいとこですねぇ（笑）
まぁ、設計と肩書きはありますが、平たく言えば「万屋家業」ですな（爆）
設計→製造→試運転→改造→サービス・・・と営業まで
なんでもござれの世界にどっぷりと沈み込んでおります。
巷では、こういうのを「盤屋さん」と呼ばれている次第でございます。
しかし、ぶち様は昼夜逆転の生活なのでしょうか？
お体に無理のない様、「萌え～」て（燃えて＝闘魂＝がんばって）下さい（大汗）
元夏迪師匠。サルウェー。遅くなりましたが、御誕生日おめでとうございます。
「おのろけ」も良い感じです。フォワグラ状態でしょうか（笑）？
Gotteland氏は助教授Maitre de conferencesとして大学院のスタッフに
名を連ねていますが、今年度はまだ授業が始まっていないようです。
ぷち様。早速の情報ありがとうございました。そうそう"Two-Mix"です。
ゲナックスとの関連は当のフランス人も良く分かっていないようでした。
「南斗水鳥拳」仏語訳は鋭意捜索中。"L'oiseau de l'eau de Nanto"
だったりして... 「拳」は"technique"程度で逃げていそう。
針鼠様。我々の出身母体（？）の某掲示板は低年齢化が進み、
やや行きにくくなっていましたので、針鼠様の書き込みに
勇気づけられています。
Gustav様。ご無沙汰です。これから入試でお忙しくなるのでしょうか。
こちらはあと少しのがんばりで、一週間のバカンスです。
もっともその間に「歴史研究用のデーターベースをいかに構築するか」
という題でレポートを書かねばなりません。とほほ...
追記：
仕事ネタが多くなっておりますが、事務連絡。
飲み会の席で師匠に伺ったところ、あの昨年9月締め切りのI書店の仕事は
「今年中には動き出すのではないかしら。あなたたちの原稿も私のほうに回ってきてないわよ。
わたくしまだ書いてませんし。をほほほほ」
・・・だそうです。
てっちゃんさま：
理系分野の方だったのですね。VBは私もウインドウズに入れてお世話になっております。ある画像がそれを入れなきゃ動かないとか・・・必死になってDLした覚えがあります。
Gustavさま：
いや「異様」じゃないでしょ。いつものことです。
近況報告：
先週はバレンタインデー。でも私の話なんかしても面白くないでしょうからやめます。
『冠』だめです。現実逃避気味。で、フラ語とイタ語に逃げてます。逃げ道になってないよぉ。
私の平凡な日々：14時ころ起床、23時ころまで時々気づいたように『冠』を読んでます。
それから身だしなみを整えて0時3分津田沼始発御茶ノ水行きの最終電車に乗ります。
行き先はマンガ喫茶「ゲラゲラ」。御茶ノ水駅前にできたんです。980円深夜コースで粘ります。
そこで4時20分ころまでマンガを読んでます・・・嘘です。一応イタ語読んでます。
なぜかマンガ喫茶で勉強すると集中できるんですよね。3時間以上一度も離席しなくてもOK。
4時30分お茶の水始発津田沼行きの始発電車に乗って5時10分に帰宅。
その日の訳文をコンピューターに入れて、留守録していたアニメを見て、おやすみなさい。
今週のスクープ
金曜日にインスペクション（研究室所蔵書の整理）の打ち上げコンパがありました。
助手の方に懇願されて（私はあの方に懇願されると断れません）仕方なく行ったのですが
そこで我らの師匠曰く
「わたくし、いつもオリンピック見ておりますのよ。俄かナショナリストになりますの」。
・・・そうか、オリンピック、やってたのか。というか、↑この師匠、なんとかしてください。
針鼠様へ
>仕事が多いのは、本当に大変ですね。体にはくれぐれも気をつけて下さい。
ありがとうございます。
>僕も色んな所から雑務がまわってきて、それぞれの発注元も恐ろしく
>無責任だったりして、ため息をついています。
そうそう！！そんな場合もありますね。
昨日と今日、言う事が全く違うとか、
電話だけで大事な内容を伝えようとするとか・・・ｅｔｃ.
言葉通り処理するのが「おっくう」になって来ます。
ホント書面で出してほしいと感じる今日この頃です。
ショッピングセンターで徘徊（失礼、散歩ですね）されている針鼠様を、
[壁]_・)チラッと覗いて見たいと感じている私です（笑）
針鼠様、皆様、お体にはくれぐれもご自愛下さい。
大阪は羽曳野よりお祈り申し上げます。
元夏迪様、北摂の山並より謹んでご挨拶申し上げます。こちらの掲示板
へお邪魔するのははじめてとなります。過去ログを拝見すると何やら「
異様」な盛り上がりを見せる箇所もあり、いまやすっかり箕面の山に引
き籠もり北狄の言葉を教授するだけで手一杯の身共には、実に新鮮に映
りました。お元気な様子でなによりです。北摂の冬は、かの北狄の故地
に比すればはるかに凌ぎやすい筈なのですが、某の齢以上の風雪に堪え
かの大震災をも生き延びた寓居の隙間風に身を震わせながら、春はまだ
かと過ごす日々でございます。何卒ご自愛くださいますよう。
てっちゃん様へ
たしかに少しだけ春が近づいているという感じがしますね。とくに、
五時半でもまだ日が沈んでしまってはいないのを見ると、そういう気が
します。仕事が多いのは、本当に大変ですね。体にはくれぐれも気をつけて
下さい。僕も色んな所から雑務がまわってきて、それぞれの発注元も恐ろしく
無責任だったりして、ため息をついています。マリンピアへの大好きな散歩も、
毎日は出来ないといった具合で、やれやれです…（註：マリンピアとは稲毛
海岸駅前のでかいショッピングセンターで、その中に田舎にしては大き目の
本屋がある）。それではまた。