一筆箋舊帙    一筆箋/御歸り/御問合

平成十三年八月十五日第百五十一号
平成十三年十月六日第百八十号

入手未読 投稿者:のっぼ  投稿日:10月06日(土)18時22分40秒

元夏迪さま、原稿を出されてしまったのですね。
最近、忙しいのと、学校の端末の調子が悪かったのが重なり、
しばらく書き込みを見ていなかったものですから、
先ほど、愚妻さまのほうに、
原稿が遅れていてもやさしいお言葉をかけてあげてくださいねと、メイルを出してしまいました。
余計なお世話でした。撤回いたします。
字数制限は難儀でしたね。お小遣い程度は手に入るはずですが、印税は無理でしょう、きっと。
(その連絡はあったはずですが)
将来講義の際の足しになれば、と自分を納得させるしかありますまい。

ところで、件の「古代ギリシア人」ですが、
すでに入手済みなのですが、実はまだ殆ど読んでおりません。
参考までに、古典のひげ先生は早々に目を通したらしく、
「翻訳は実にいいね〜。原文がどうなっているのか分からなくなるぐらい、
 日本語が闊達で、よくできている。」とおっしゃっておられました。
「内容は西洋史の学生から見てどうですか?
西洋史ってのがいかに危ないことになっているか、云々」ともおっしゃっておられましたが、
この点に関しましては、
過日のマリイ教授の(ひげ先生いわくナンセンスな)講演を聞いた後のことであり、
さらに(そのマリイさんからいただいた)お酒を飲みつつの話でありましたから、
いろいろなことが、ひげ先生の頭の中でぐるぐる回っていたでありましょうことも付け加えておきます。
いずれにしても、読む価値のある本だからこそ、こういう言い方をしているわけでしょうし。
人の意見ばかり載せておくのもちょっと卑怯な感じがするので、
私のほうでも、後日、目を通した上で一言書くことにいたします。

元夏迪さまに教えていただいた名古屋打ちで、現実逃避をしつつ、
何とか忙しい日々をこなしております。
一人ぼっちの京都一泊旅行は、疲労感と無力感でいっぱいでした。
知らない人とおしゃべりをする機会があったのは、よい経験でしたが、
「だってギリシャ民主政って言っても、デマゴギーな訳で、
 君の言っていることは当たり前で」
という前提の方とのお喋りでもありましたから、どこから話をはじめていいのか分からず、
一応それなりに説明はしたつもりだったのですが、
結局最後まで先方の頭をこちら側の理解に近づけることはできませんでした。
帰京して、すぐに学部ゼミ、院ゼミ、多分野交流(しかも哲学のスモーキー先生)があり、
今日からは河合と日大のお仕事です。
忙しさも一山超えたつもりなのですが、まだまだ落ち着けそうにありません。
これからも名古屋打ちで現実逃避を続けそうです。

そうそう、先日ロシアから元夏迪さまのご同輩が帰国なされました。
だいぶやつれておりましたが
(プチさまは視認しておりながらアイデンティファイできなかったようです)、
久しぶりにTNK節を聞きました。
元夏迪さまと愚妻さまとのことを改めて羨ましがっておられました。
(いや別に羨ましいって訳じゃないんですけどね、とは言っておられましたが)
愚妻さま、いい人がいたら紹介してあげてください。


マック故障、再び 投稿者:元夏迪  投稿日:10月03日(水)04時48分51秒

原稿は出しました。字数が足りずに、結構悩みました。大体、誰が
何を知りたがって読むものなのか。企画書に「後日送る」と約束し
てあった、固有名詞の表記マニュアルは届かないし、大体契約内容
も不明瞭です。「これこれの仕事を引き受けて下さい」だけですも
んね。御給料は出るのかしら。印税は入るかな。不佞もあれこれと
文献を読み散らかしましたから、相応の御褒美は欲しいな。ペレキ
ディスの研究書は、だいぶ読んでみましたよ。

そう言えば。カートリッジに訊かれました。「もう私の翻訳、読ん
だかい」。いや、訳者の方が嫌がりまして、と応じると、是非感想
を聞きたい、訳文は日本語としてどんな出来なのか、ヒミツは守る
よ、ホントだよ、だからさあ、ね。と、身を乗り出しておりました。
そこまで言われちゃ、読まねばなるまいと思いますが、取り寄せる
のが面倒臭そう……。

自分でももちろん読みますが、目を通された方(ぷちさん、針鼠さ
ん、のっぽさん辺りを特に念頭に置いていますから)の御意見も伺
いたいですね。

時に、またパソコンが変なのです。謨磐堂先生の不安を募らせる様
子が目に浮かびます。今度はちょっと厄介のなのです。既に方々で
お知恵を拝借しようとお願いをしていますが、アップルの掲示板に
投稿したものを、以下に引きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
iTuneで音楽CDを再生しながら、Eudora4.32Jで添付ファイル十六件
のメイルをLAN回線で送信しようとしていて、凍りました。

強制終了、再起動をすると、ハッピーマックから先に進みません。
アップル社のCD、NortonのCDから起動しても、ファインダーに辿り
着き、CDがマウントされた後は、内蔵ハードディスクを探してポイ
ンタが時計の状態のまま、ウンともスンとも言わなくなります。フ
ァイダー上の機能はなにも使えません。

PRAMも消しました。何度試してもダメでした。CDから起動してデス
クトップファイルの再構築も試みました。ファインダー上にはマウ
ントされていない内蔵ハードディスクの名前で、再構築が始まるの
ですが、途中でプツンと終わってしまい、後はシーンとしてしまい
ます。ポインタは動きます。

CDから起動するためにcのキーを押したまま、ファインダーまで辿り
着くと、「ああああああ」とか「っっっっっっ」とかいった「こと
えり」の窓が表示されます。毎回表示される仮名が違うのも気掛か
りです。

海外在住で、出来ることは限られていますが、ご教示を戴ければ幸
いです。なお、マックの本体、オペレーティングシステムなどは、
全て日本で買い求めたものです。
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大体が、ケンブリッジの学期はじめというのは大変不吉である。愚
妻さんがiBookに御茶をかけたのも、年明けの学期初日で、今回も、
昨十月一日、十五夜満月にして新年度開始の日である。そして今は、
かつて御茶まみれとなり、丸々一学期間、修理に預けられて、全く
学業に役立てることの出来なかった、件のiBookから投稿している
のでゴザル。不佞の機械もそうなりそうで、ちょっとばかり不安で
あります。日本語も壊れる訳です。は〜。

そうだ、愚妻さん、誕生日おめでとうございました。


原稿が・・・ 投稿者:ぷち  投稿日:09月29日(土)02時06分48秒

1800字で書け、というのですが、今書いてみたら3000字近くを超えてしまいました。
今月一生懸命読んだあれらの文献(と言っても論文2本)は、みんな無駄になりそうです。嗚呼。
元夏迪氏はいかがでしょう?終わりました??
私はもうフテ寝します。お休みなさいませ。

追記:愚妻さま
ルーテル大は「福祉」なんて入ってなかったような気がします。少なくとも構内の看板には。

「ノワール」とは「ノワール、其は古よりの定めの名、死を司る二人の乙女」だそうです。
わかんなかったら(想像はつかれるでしょうが)こちらをどぞ。
http://www.jvcmusic.co.jp/m-serve/tv/noir/


三鷹ネタ 投稿者:愚妻  投稿日:09月28日(金)19時29分43秒

ぷちさん、

三鷹市大沢近辺では、ICU=「キリダイ」、東京神学大学=「トーシンダイ」、ルーテル神学大学=「ルーシンダイ」と略されます。ただしルーシンダイは数年前に「ルーテル福祉学院大学」とかなんとかいう名前に変わったのでは。日本の大学では早くから福祉教育に取り組んできたそうです。これらの大学が隣り合っているのは、単にキリダイが資金繰りのために(一応相手を選んで)土地を切り売りしてきたからのようです。大きな公園が二つも隣接しているのも同じ理由からです。今度は中近東文化センターもぜひどうぞ。なかなか楽しい施設です。ローマのガラス器やペルシャの陶器が素敵です。そして帰りには、三鷹市南口の「ハルピン」で小籠包をお勧めします。逸品です。紹興酒と香料の効いた熱々のスープがたっぷり入っています。ここは肉まんもおいしいのですが冬にならないとやってません。なお数年前、元来の「ハルピン」の三十センチ先に新しく「ハルピン」という同名の店ができてしまいました。どうも新しい方の店が正しい「ハルピン」のようです(おばさんが移動した。したがって味も新しい店の方がいい。おじさんは元の店にいる)。詳細は不明ですが、おだやかでない事情があることは確かです。わくわくします。おすすめです。

ところで「ノワール」ってなんですか?


とわいらいと・ぞ〜ん 投稿者:ぷち  投稿日:09月28日(金)01時15分15秒

あと25分ほどで「ノワール」の最終回が始まります。
どきどきしているので、何にも手がつけられません。
しょうがないので(?)ここに書き込むことにしました。

今日は夜6時からバイトだったのですが
予習を午前中に済ませ、午後は東京神学大に行ってきました。
エピダウロスのアスクレーピオス神殿碑文のコメンタリーがあるそうなので
川村で紹介状を出してもらって、本をコピーしに行ったのです。ゼミで使うのよ。
なんとなく南東北に住んでいるKeyな人が持っていそうな本ですけど
弁論の会をおサボりしまくっているので、彼と会えないのです。
さて、神学大は「ICUの隣だ」ということは弁論の会などで聞いていたのですが
ICUの北側ではなく、南側にあると勘違いしたため、
手前で降りずにICUの中までバスで入り、戻る羽目になりました。これが躓きのもと。
2つくらい手前のバス停まで戻ると、こっちが神学大よ、という看板を発見。
てくてく歩いていくとルーテル神学大とかゆうのを発見。
サングラスをはずして(やっぱサングラスはまずいっしょ)紹介状を出して
図書館の受付に行くと「神学大はお隣ですよ・・・」。
いかにも品のよさそうな司書のおじさんだったので、こちらは恐縮しきりでした。
しかしICUと神学大のほかにまだキリスト教系の大学が隣りあっていたとは
さすがはキリスト教徒の租界、
イニシャライズされていない無垢な人間を惑わせる何かがあるのでしょうか。

で、ようやく神学大に行ったのですが、まだまともに行きません。
何と寮の方に迷い込んでしまい、
中から出てきた女子学生に怪訝な顔をされました。
いや、別に何かを覗こうとかそういうことではないのですがねぇ。

で、何とか図書館にたどり着きました(というほどには構内は広くない)。
いい図書館ですねえ。素晴らしい・・・。いかにも勉強する環境です。
天井が高くて、机がよくて、学生が少なくて、窓がでかくて、静かで、本がやたらと多い。
本は川村から連絡が行っていたらしく、既に用意されていました。
ほんとは全コピーしたかったのですが
「黒善屋」に実は注文していることもあり、
また司書の方に最初に「著作権を守ってくださいね」と釘をさされたりしたので
著作権に則って3分の1だけコピーしてきました。
というか、基督教徒でない私でも、なんとなくあの構内では
悪いことができないような気分になったのでした。気が小さいですね、私。

そのあとに中近東文化センターに行くか、御殿下で筋トレをするか迷ったのですが
結局筋トレに行きました。胸、大切ですもんね。

はっ!「ノワール」が始まってしまう・・・でわでわ。


追記:で、バイトに行ったら、出席した学生は一人でした。とほほ。
追記その2:月末までの史料の御仕事終わんないよお、どおしよお???


三千番はどなた様 投稿者:元夏迪  投稿日:09月21日(金)09時37分11秒

針鼠さん、「にっこり」が「ニヤリ」にならないように御用心、で
すぞ。「椅子はやわらかいビニール張りで、安くて、自動ドアのボ
タンを押すときに、やっぱりにっこりしてしまいます
」。心憎い筆
捌き。秀逸です。

時にカートリッジの著作はどうですか。不佞はあれを読んで唸りま
した。その後に何点か氏の書き物に目を通して思うのは、どこかフ
ランス人を思わせる思考法です。措辞や、幾分シェマーティッシュ
な構成の醸し出す雰囲気もあるのでしょうが、行文の手法、もっと
言えば、文と文との間の余白の取り方(思考の飛躍具合)に、フラ
ンス語圏の発想を髣髴します。

そういえば、先日訳者が当地にお見えになりました。「見ないでね」
と釘を刺されました。見たいなあ。

謨磐堂さん、今日目が醒めたら(今は一時半)、「エライナ」に行
きます。あそこがお気に召したようで、よかった。上記訳者の方と、
鷺江人さんともども、先週行ったばかりで、少々気が引けます。

でも、その前にユニヴァーシティ・オラターとやらを務める偉い人
(ラテン語で演説をする教員)と御昼です。愚妻さんの先生で、不
佞も御相伴に与ってきます。ちょっぴり緊張。ラテン語の練習をし
ておかなきゃ(笑)

今日の剣橋は天気雨が降ったり、曇ったり、変な陽気でした。


祝・掲示板3000ヒット 投稿者:謨磐堂  投稿日:09月20日(木)21時06分46秒

……ですが、私は3001ヒットです。(残念無念)

紅葉・黄葉の剣橋ですか……。あの美味いギリシャ料理を食べて体を温める……そんな季節なのでしょうか。


針鼠先生 投稿者:愚妻  投稿日:09月19日(水)21時50分01秒

○郎・・・。


僕の好きな店 投稿者:針鼠  投稿日:09月19日(水)03時19分46秒

こんにちは。
千葉は妙に蒸し暑い日と雨とが交互にやってきます。昨日は久々に学校に行き、
パパスでカレーを食べたり図書館で本を借りたりしました。書籍部でカートリッジの
新刊書を見て訳をチェックした後で、根津に下りて、亀戸バスに乗りました。
疲れていたせいか、途中で少し眠くなってしまいましたが、伸びをしたりして
寝ないようにして、もう暗くなった窓の外の景色を眺めていました。亀戸十三軒通りに
入ったところで、懐かしさのせいかついにっこりしてしまいました。それから、
バスを降りて、総武線のガード下にある喫茶店Loinneに入りました。ここは
パン屋さんでもあるお店で、きれいで、そんなに混んでなく、椅子はやわらかい
ビニール張りで、安くて、自動ドアのボタンを押すときに、やっぱりにっこりして
しまいます。そのLoinneで、ちょっと薄いけれど、大きなコップに入っている
アイスコーヒー200円(プラス消費税10円)を飲みました。

イギリスは暗いのですか。そうか。泣くな、愚妻よ。おまえには、まだまだ
やらねばならぬことが残っているのだから…


無題 投稿者:愚妻  投稿日:09月18日(火)20時37分14秒

紅葉が始まりました。部屋に暖房も入り始めました。ウールのロングコートを着ている人がいても違和感ありません。秋から冬にかけての空気です。憂鬱です。いっそ雪でも積もってくれると明るくていいのですが、中途半端に暖かいので雨ばかり降って暗いので、泣けます。キプロスはよかったなあと思いを馳せていて思い出ましたが、テレビでポケモンをやっていました。ギリシア語を話していました。

最近タマネギをたくさん入れたコンソメスープをよく作ります。体が暖まります。味噌の代わりにコンソメをぶち込むだけですが、おいしいのはスペイン産のタマネギだからでしょうか。粗挽胡椒を大量に入れたのが好きです。豚汁もいいですね。七味唐辛子を入れるのが好きです。


そろそろ締め切りが 投稿者:元夏迪  投稿日:09月18日(火)08時24分18秒

長く浅い浴槽の底に背中をつけるようにして、何とか全身を湯に浸
し、暖まりながら耳を澄ますと、吹き荒ぶ風の音が聞こえてきます。
松籟の趣はなく、野分の響きが耳に付きます。

転居後、共用の浴槽をほぼ独占しています。これまで共用浴場と言
えば便所付きで、自室にシャワー、便所のない住人が使用するのを
目的としたものでした。今回入居したのはフラット式といって、要
は夫婦者専用仕様の建物です。当然各戸にシャワーも便所もついて
いて、共用浴場には浴槽が一つ置いてあるだけです。他の住人はこ
れにあまり関心を寄せていないようで、目下のところ、誰も使用し
ていません。自室の隣が共用浴槽という地の利もあって、最近は人
並みに湯浴みを愉しんでおります。

月末に締め切りを控えた資料集の調査、執筆に追われる最中、遙々
御越し戴いた鷺江人さんと、昨十六日は珍しく市中でコレッジ巡錫
と洒落込みました。トリニティ黌附属礼拝堂に鎮座する石膏像群中、
惚けた表情でだらしなく座るフランシス・ベーコンは、何度見ても
笑えます。「フランキスクス・バコンは……(略)……こんな具合
に座っていたものである」というラテン語の銘文は秀逸です。ひょ
ろひょろの青二才に刻まれたニュートンには「人智を超えてしまっ
た人」と書いてあります。クイー・ゲヌス・フーマーヌム・インゲ
ニオー・スペラーウィット。本気で書いているのでしょうね。クレ
ア黌に入ったのは、今回が初めてでした。

久振りに長時間歩きました。今も足を引きずっていますので、余計
な負担もかかってか、今日十七日は、下半身がどこもかしこも軋ん
でいます。入浴工作を敢行した所以です。箱根の湯の花が効いたか、
大分筋肉痛は癒えました。以前謨磐堂先生から戴いた竹酢液もあり
ますから、我が家の風呂事情は豊かです。


のっぽさん、いらっしゃい。マリーの話は如何でしたか。ヒゲ先生、
デブ仲間を増やそうと躍起なんだね。酒瓶を嬉しそうに抱える先生
の御姿が目に浮かぶようです。指導教官には、不佞が刻苦奮励、粉
骨砕身、鞠躬如として仰せつかった雑用に邁進していると御伝え下
鞠躬如さい。

十月一日からの新年度に必要な滞在許可証を更新する関係で、一度
国外に出るのですが、片道三ポンド(五百円)の飛行機でジェーノ
ヴァに行って来ます。これも当分内緒ですよ。

「隠れキャラ」とはよいところに気が付きました。攻略には連打あ
るのみです。「名古屋打ち」の昔から、そう相場が決まっています。
狙い目は、画像部分です。他にも沢山あるかも知れませんよ。もっ
ともっと探してみよう!


ヒロチさん、論文お疲れ様です。評価されるといいですね。どこか
で活字になりますか。我々の年になると、活字にならねば苦しいも
のがありますもんね。

レシピー有難うございました。玉葱の味噌汁にコツも秘訣もありま
せん。素朴な味わいを目指して下さい。

口頭試問ですか、まだまだ気が抜けませんね。頑張って下さい。


質問 投稿者:ヒロチ  投稿日:09月18日(火)01時02分15秒

スペインのヒロチでございます。
元夏迪さんに質問です。玉葱の味噌汁とは、具に玉葱を使うだけですか。それとも何か作り方にこつがあるのですか?

後輩の大塚に持ってきてもらった味噌が余っていたので、先日豚汁を作ってみました。これはうかまった。ごぼうとこんにゃくはありませんでしたが、それでもOK!

参考までにレシピーを紹介します(3,4人分)

○だし汁 5カップ
○豚バラ肉 200g
○じゃがいも 2ヶ
○にんじん 1本
○たまねぎ 半分
○白菜 適当
○味噌 大さじ3
○しょうゆ 適当
○酒 大さじ2

最後に小麦粉を小さじ1ほど水にといてから混ぜます。

論文を提出し終えましたが、口頭試問の準備が残っていて、なかなか気が抜けません。


隠れキャラ? 投稿者:のっぼ  投稿日:09月17日(月)13時49分25秒

元夏迪さま、完治おめでとうございます。
あまり期待したほどの臭気ではなく、残念でしたね。
この前、 超大型台風東京直撃の中、マリー夫妻が東大で講演した後、
打ち上げということで古典の部屋にお邪魔したとき、
元夏迪さま、愚妻さまのことが話題に上りました。
元夏迪さまの怪我のことを西洋史の指導教官氏も気にかけておられましたので、
ギプスが壊れるほど方々へ出かけているらしいので、元気である旨、お伝えしておきました。
古典のヒゲ先生のほうは、元夏迪さまが太った、太ったと、酒瓶を抱えて繰り返しておられました。
ところで、ひとつ質問があります。
本HPの剣橋の写真の中に、ひときわ暗い建物が写っているものがあります。
剣橋のどんより感をどれよりも表現していそうなこの一枚、
なんとクリックすると、好天の中、ほんわかとたたずむ公衆便所が現れます。
これはひょっとして、隠れキャラなのでしょうか?
すると、あの曇天の写真はいったいどうすれば見られるのでしょう?
気になります。


剣橋口福生活 投稿者:元夏迪  投稿日:09月17日(月)08時14分41秒

てっちゃんさん、ようおこし。そちらは台風、きつかいありません
か。剣橋は少々荒れて、一日の内に降ったりやんだり、晴れたり曇っ
たりしています。

今回の一時帰朝で、武州の実家に仮寓していた折に、紀ノ川筋から
届いた玉葱を使った「御袋の味」に舌鼓を打ちました。好物の玉葱
の味噌汁は、絶品でした。膳に上る度に、西の方に思いを馳せてい
ました。

今、手許には、やはり紀州から届いた「日清・チキンラーメン」が
沢山転がっています。近々また封を切って、和歌山を懐かしむとし
ましょうか。こんなもので懐かしむのも、妙な話ではありますが。
愚妻さんは「柿食べたーい」と叫んでいます。不佞は浜田屋の胡麻
豆腐。

オフ会には、ちょくちょくいらっしゃるのですか。行ってみたいも
のです。そう言えば、最近大垣夜行にも乗っていませんし……。


完治ですね! 投稿者:てっちゃん  投稿日:09月14日(金)23時59分35秒

こんちは。

ようやくギプスともおさらばですか?
五週間は長いですねぇ。
気温が下がると痛むかもしれませんので、お大事に。
(脅かしてどうするんでしょう?)
骨折した事がないので、わからないだけなんですけど。
普通なら、骨折する様な事をしてたのに。子供の頃・・・

日本にいらっしゃる時、
此方にお出で頂けなかったのは残念です。
といって、伺うにもちょっと遠いです。北海道は(笑)

次回の来日に期待しつつ、ご自愛下さい。
では・・・・


扉頁も二千番を越えました。 投稿者:元夏迪  投稿日:09月14日(金)23時13分03秒

十一日にギプスがとれました。触診をし、レントゲンを眺めた医師
は「五週間ですか、綺麗に治っていますなあ」としきりに感心して
いました。

感心してくれるのはいいのですが、ギプスを取るなり「んじゃこっ
ち来て、あっちの診察室」と、裸足のまま足を引きずる不佞を、あ
ちらこちらへと連れまわします。レントゲン室にも歩いて行きまし
た。治癒していなかったら、どうなっていたことやら。感心してし
まいます。

感心と言えば、ギプスを切除する際の電気鋸です。ギプスは切れて
も肉は切れないという代物です。技師の女性がスイッチを入れて、
自分の掌に刃を押し当てた時は驚きました。後ろで笑みを湛える医
師は「ほらね、五月蠅くてゴツイ機械だけど、アンタを屠殺するも
んじゃないからね」。スロータ(屠殺)なんてオトロシイ単語を使
って呉れますな、センセ。

「臭うといけないから息を止めたら如何」「いやァ、職業柄慣れて
いるんですよね」などと言っているうちに、再び日の目を見た我が
左足膝下は、殆ど臭いませんでした。函館、キプロス、剣橋と、比
較的湿度の低い場所で養生を続けていたためかも知れません。昔左
腕にギプスを巻いていた時には、真夏の東京で、取れた時にはもの
凄かったものですが……。感心しました。

日本で診察を受けた際のレントゲン写真を持参して、今回のものと
比較しました。前回分のものには「断層写真(トモグラフィ)」と
いう手法で撮影した写真がありました。患部を様々な角度から連続
撮影して、断層的に観察できるよう工夫したもので、担当医師はこ
れに異常なまでの関心を寄せていました。

「これ、こんなの見たことありませんなあ。日本だとタダで撮って
貰えるの」

「読影に自信がないなー。今回のを見るとバッチリ治っているけど、
他に患部があったりしないかな、ゴメンね、念のために上司に当た
るわ」

「上司もね、いや見たことないなって。あんまり珍しいもんだから、
コピーとった。ありがと」。

と、痛く感心しておりました。イギリスの医療はちょっとね、と、
その方面に明るい知人が言っていたことの意味が、ちらっと判った
ように思いました。

とまあ、太鼓判を押されて自宅に戻ってみれば、まだ患部に体重を
かけると痛みます。腱や筋力が戻るまでには、多少の時間もかかり
そうで、暫くは大人しく養生とリハビリテーションに専心しようと
殊勝なことを考えています。

病院に連れて行ってくださった某路上観察者さんに、この場を藉り
て御礼申し上げます。


自宅に戻って見れば、アメリカの一件です。本日はこれを悼んで、
大学全体で半旗を掲げています。民主主義陣営とテロリストとを対
置する安易な物言いが幅を利かせ、声高に報復を叫ぶ声も聞こえて
きます。不安なものを覚えます。


電話番号が変わりました 投稿者:元夏迪  投稿日:09月09日(日)22時16分41秒

のどひこさん、ようこそ!アイモード一番乗り、おめでとうござい
ます(おめでたいのでしょうか?)。使い心地のレポートを是非御
願いしますね。ダラダラ書くと、小さい画面じゃ読みにくいよ、と
か。もげた踵は、再び足裏にガムテープでぐるぐる巻きにして止め
ました。キプロスで歩き回った御蔭で、またもやボロボロです。も
うじき骨折してから五週間で、そろそろギプスも取れると思います
ので、もう放っておこうと思います。でも、臭うでしょうね……。


ぺりかんさん、お久し振り。学のある方々の書き込みは、管理人の
不佞の誇るところです。なら自分も何かマトモなことを書けい、と
いう突っ込みは、乞御容赦。

串本行きは、確か突然決めたのでしたね。どんよりとした曇り空の
下、天竜川を歩いても不満が残り、十八切符も余っているから、じゃ
あ行こうか、ぺりかんさん、時刻表見て行けるかどうか調べてよ、
て感じでしたね。串本から潮岬まで歩いて往復して、随分かかりま
した。深夜に駅前の「セブンイレブン」に飛び込んで「潮岬はどこ
ですか、右?左?歩くんですけど」て訊いたら、店の小母さん、驚
いていました。

それより何より、あの旅行では、上諏訪駅構内のぬるい温泉に入る
ペリカンさんの姿が、今も脳裏に焼き付いています。もう意地でし
たね。


ペリカンさんと不佞、さらにもう一人の友人と「街道研究会」なる
秘密結社を作り、不佞がその幹事長の役を仰せつかっています。天
竜、串本旅行はその活動の一環でしたが、その後結社は休眠状態を
続けています。幹事長は独りで方々に出歩いています。日原街道が
目下のお気に入りです。街道と名の付く所なら、どんな場所でも構
いません。皆さんのお薦め街道を是非お教え下さい。


ぷちさん、うまそうです。でも、パーですね。ククク。


昨日は『地中海学研究』最新号を読みました。加藤玄氏「中世後期
南西フランスにおけるバスティドの創設」は手堅い佳篇でした。も
少し枚数があればいいのになあ、ラテン語の証書類を沢山載せて欲
しいなあ、と思いましたが、専著となる日を心待ちにしたいと思い
ます。

長田千尋氏「紀元前五〜四西紀のスピナとアドリア海を介した交易
活動」は、エトルスキーと北方との交易、東方貿易という視点を打
ち出し、新鮮でした。


キプロス日乗 投稿者:元夏迪  投稿日:09月09日(日)22時15分11秒

キプロスから戻って参りました。往復の飛行機運賃(ガトウィック
空港〜ラルナカ空港)と六泊分の宿代込みで邦貨三万円程のパック
旅行でした。現地では何をしようとお構いなしですので、指定の宿
屋では到着した三十日午前四時から午前十時まで仮眠をとり、後は
都レフコシーアの新婦宅でごろごろしておりました。

島の南部、海浜に位するラルナカの名は「骨壺」「唐櫃」を意味す
る希臘語ラルナクスに由来し、「ストイック」の形容辞を生んだス
トアー哲学の祖、ゼーノーンの故郷でもあり、深夜の機中で眼下に
広がる橙色の街灯を見遣った時には、多少の緊張感を懐きました。

降りてみれば、海水浴目当てのイギリス人が各地の空港から詰めか
けて大混雑でした。翌日海辺を通りかかると、甲羅干しに余念のな
い彼らの姿が犇めき、トップレスで談笑する女性の姿も見えました。

別の海水浴場では、薬漬けのイギリス人男女が乱交を繰り広げ、地
元の人々の顰蹙を買っているそうです。元宗主国の人間の無神経な
振る舞いも、観光立国を旨とするキプロスでは、皆じっと堪えてい
ると聞いて、ここにも「旅の恥はかきすて」がいたかと思いました。

誰のせいで南北分断が生じたのだと思っているのでしょう。トルコ
共和国にキプロス侵攻の水を向けたのはイギリスに他なりません。
ゼーノーンも骨壺も糸瓜もない彼らの痴態には、呆然とせざるを得
ませんでした。

結婚前の仕度で新婦が大童の最中、新郎は我々や希臘から来た友人
を連れて、方々見物に繰り出しました。アヨス・ラザロス耶蘇寺、
ピエリデス博物館、キモーン像付近、ハラ・スルタン・テッケ回教
寺、フラミンゴの游ぶ塩湖、ヒロキティーア遺跡(新石器時代住居
址)、カラヴァソス(同上)、コロシ城址(リチャード一世の陣屋
址に立つマルタ騎士団の駐屯所)、クーリオン城址(古典期からロー
マ帝政期まで繁栄したポリス)、英軍基地、闘争紀念館、考古学博
物館、レフカラ村、アヤ・ナパ(旗亭街)、レフコシーア城内ファ
マグスタ門、トロードス山塊、山中のカコペトリア村、エピスコピ
村、ペトラ・トゥ・ロミウ(アプロディーテーの生誕地)、パレオ
パフォス(同神の聖域)、パフォス、レフコシーア城内ドラゴマン
・コルネシオス旧居(ドラゴマンはトルコ語テルジュマンの音写、
通訳の意)、レドラ大街(南レフコシーア繁華街)、北レフコシー
=レフコシャを望むシャコラス展望台、ライキ・イトニア(下町の
風情を残す)。通りかかった名所旧跡はさらに多く、南キプロスの
大半は車で走破しました。全島で四国の半分の大きさ、さらにその
三分の二ほどの面積とは言え、遊びも游んだりという感じです。御
蔭で四十度近い灼熱の太陽に焦がされて、すっかり日焼けしました。

エジプト、フェニキア、小アジア、ギリシア、ローマ(前一世紀の
政治家キケローはキリキアー属州総督として、パフォスに滞在して
います)、ビザンツ、十字軍、ヴェネーツィア、オスマントルコ、
イギリス……。実に様々な要素の混在するキプロスが、不佞ににとっ
て最初に地中海と出会う場となったのは、僥倖でした。ギリシアや
イタリアでは、ここまで文明の交錯する様は看取できなかったに相
違ありません。

さらに運が良かった事に、一週間、ギリシア人の御家庭に暮らし、
その日常、物の考え方、言語(キプロス方言)等を具に観察する機
会を得ることが出来ました。結婚式の前後でしたので、多くの親族
が出入りし、紹介され、様々な儀式や仕来りに参加することを許さ
れ、家族並の扱いをして戴きました。新婦を嫁がせた母親と、式の
終わった晩にポツリポツリと話をする事など、旅行者では到底不可
能な体験だったと思います。

生憎と今回はギプスでしたので、十分知人に配慮して戴いたにも拘
わらず、訪問した遺跡でも具に見られなかったところもあります。
細かい村落などでも、行ってみたい場所が少なくありません。「そ
うしておけば、また来るだろ、クリスマスはどうだ」という知人の
招きを既に受けていますので、脚を治して再訪したいと考えていま
す。


再追記 投稿者:ぷち  投稿日:09月05日(水)02時27分36秒

元夏迪さま向けのおまけ。

そのあとみんなで三ノ輪駅前のドトールに入ったのですが
冷房がきつく腹を壊して、結局三ノ輪の駅でトイレに駆け込む羽目になりました。
だから天丼屋でいただいたものはみんなバーです。


どうも私のネタは「穴場死す」といい、こういうオチばかりだなあ。


追記 投稿者:ぷち  投稿日:09月05日(水)02時21分20秒

そうそう。

春の検査で「脂肪肝」との診断が出た、という話を空港でしましたが
先日血液検査と超音波検査を行ったところ、ぎりぎりですがセーフでした。
やっぱ夜間、プロテインだけで我慢してるのが良かったようです。


問題は・・・これだと腹が減って勉強できないことなんですが
まあどうせ勉強しない人間だから問題にならないかなあ。


はじめての吉原 投稿者:ぷち  投稿日:09月05日(水)02時13分14秒

私はペリカンさんのおっしゃるような「学のある方」ではないので恐縮ですが・・・。

中学以来の友人が東京都のボディービル大会で個人戦3位、団体戦優勝を飾ったので
中学以来の友人6人でお祝いのために吉原に行ってきました。
(そういえば去年のボディービル大会の終わったあとに元夏迪さんのお宅に伺ったのでした)
三ノ輪の駅から歩くんですねえ。知らんかった。
全員がいまだに大学に残っているという、人生をの〜んびり過ごしている連中
(もちろん全員独身)なので、平日の夕方に全員簡単に集まりました。

吉原といってもいかがわしい店に行ったわけではなく
「土手の伊勢屋」というところに天丼を食べに行ったのです。有名なお店だそうです。
時間がちょっと早かったのであたりを探検したのですが
吉原って周囲の街と家並みの向きが違うんですね。さすが赤線地帯。
周囲は自然に発達したのに対し、吉原は人為的に区割りされたのだろうな、と思われます。
あと面白かったのは馬肉を扱う店が多かったこと。なんでなんでしょ?

ちなみに他の連中はともかく、ボディービルダーくんと歩くのは私はあまり好きではありません。
理由は簡単、奴といると私の身体がが貧弱にみえるからです。うが〜。

で、件の店ですが、下町の上品な店、という作りです。
ドアを開けていたので秋口の涼風が入ってきて誠にいい感じです。
店の中ではとても可愛い(18歳、高校3年生と見た!)女の子が
2人給仕してくれます。「おむろ」の女の子ほどに肉感的ではありませんけど。
ビールを頼んで、板わさやら天ぷらの盛り合わせ(1800円)やらを頼んで
さらに天丼(2200円!!!)を頼みます。
天丼一杯で生協のサンマフルコースにコーヒーゼリーをつけたものが4回食べられます。
この不況の折に何ていう贅沢でしょう。もったいないお化けが出そう。

天ぷらの盛り合わせは、シシトウ、レンコン、エビ2匹、キス2尾、貝柱のかき揚でした。
レンコンが秀逸です。さくさくした瑞々しい歯ごたえが実に素晴らしい。
日本人に生まれてよかった。
板わさのかまぼこもおいしかったです。久しぶりにおいしいかまぼこをいただきました。

天丼が来てびっくり。どんぶりの直径の倍ぐらいの長さのアナゴの天ぷらがのってます。
他にも海老のかき揚とかイカの天ぷらとかいろいろのっかっています。
蓋なんかあって無きが如しです。
御存知のように私は日頃夜間にはプロテインしか口にしないので
油っこい天ぷらはかなり腹に堪えました。
私ですらそうなのですから、他の連中は食べるのに四苦八苦しています。
ボディービルダーくんだけは涼しい顔をして「次は馬肉かなあ」と嘯いています。こらこら。

ま、それはともかく、とても美味かったです。ありがたや。
また日本に戻ってきたら、たまにはこんな店に愚妻さんを連れていってあげてね。

メールで出すつもりだったのですが、こっちに出しちゃいました。長文失礼。
こんなの読んで喜ぶのって、元夏迪氏と針鼠氏ぐらいなもんでしょうねえ。

追記:帰り道で「キャバクラ情報喫茶」という看板を見つけました。
表には「無料!」と書いてあります。
「情報喫茶」というカテゴリーが存在することを初めて知りましたし
何が無料なのかもとても気になります。やはり下町は謎が多い。


このあいだはお会いできず・・・ 投稿者:ペリカン  投稿日:09月02日(日)10時10分22秒

ごぶさたしております。
この掲示板に投稿するのも、ずいぶん時間が空いてしまいました。

先々月21日の大分での結婚式のおりは、お会いできず、大変残念でした。
久方ぶりにいろいろお話しできるかとも思ったのですが・・・。

ケンブリッジの生活はいかがでしょうか?とはいえ、このホームページを見ていると、学のある方ばかりの投稿内容が多く、いったい何を話しているのか、時としてわからないことがしばしばです(苦笑)。
小生も栃木に来て、6年半が経とうとしています。
転勤がある、ある、と言いつつ(あるいは言われつつ)、なかなか環境が変わらないでいる今日このごろです。

新規事業の立ち上げのため、しばらく現場へ出ずっぱりとなります。
労働集約産業のつらいところです。

そういえば、6月末くらいの投稿に、中山道を歩いたときのことが書かれていました。
あのときですが、確か、大垣夜行(当時)に乗って、東京から名古屋まで行き、そこから中央線で中津川か落合川まで行って、歩いたように記憶しています。
帰りはやはり、中央線で塩尻まで北上し、そのあと小淵沢、甲府、高尾と戻ってきました。
当時、小生は千葉県に住んでいましたので、武蔵野線に乗り換えて新松戸でおりたとき、中学時代の友人とバッタリでくわしてビックリした思い出があります。
大学入学前であり、楽しい旅のひとつとして、今も心に残っています。

翌年は、新宿から中央線の夜行で上諏訪まで行き、飯田線に乗り換えて天竜峡などを散策、その後豊橋、米原を経由して、新大阪から再び夜行に乗って和歌山県の串本まで行き、潮岬までテクテク歩きました。
岬はくもりで、夜明けのシーンを見ることができなかったのが残念でしたが。

それからもう、10年が経つんですね・・・。
月日の経過は早いものです。
(ちょっと思い出に浸ってみました。)

長々と駄文を打ってきましたが、このへんで。
奥様にもよろしくお伝えください。


いってらっしゃい 投稿者:のどひこ  投稿日:08月29日(水)20時43分37秒

ギリシャ、いってらっしゃーい。くれぐれもお気をつけて。
iモードからアクセスしてみました。そのうち使った感じをご報告します。たぶんPCからすることになるでしょう。
とれた踵、どうなったんでしょうか。


一週間留守にします 投稿者:元夏迪  投稿日:08月29日(水)19時39分56秒

友人の結婚式で、これからキプロスの首邑、南レフコシーア(ニコ
シア)に参ります。初めての地中海は、何色に輝いているでしょう
か。

少々興奮しています。ガトウィックなる辺鄙な空港まで汽車に乗る
のも、向こうのラルナカ空港に午前一時着という非常識なダイヤも、
あまり気にはなりません。

本日二十九日、剣橋は快晴です。


暗い空と明るい天と 投稿者:元夏迪  投稿日:08月28日(火)22時55分41秒

謨磐堂さんからの御要望がございました。以下の番地を御覧下さい。

  http://xixia.at.infoseek.co.jp/phototypica/gloomy1.html
  http://xixia.at.infoseek.co.jp/phototypica/gloomy2.html
  http://xixia.at.infoseek.co.jp/phototypica/gloomy3.html

劍橋日乘總覽の頁からは辿れません。皆さんに御覧戴いた頃合いを
見計らって削除致します。お早めにどうぞ。


本日二十八日、剣橋は快晴です。骨粗鬆症対策には適度の運動と、
日光浴が不可欠だそうで、天気の許す限り黌内を徘徊するように心
懸けています。

沈鬱な光景を上網するだけでは詰まらぬと思い、庭を回って写真を
撮り、掲載することにしましたので、どうぞ御覧下さい。途中で勤
務中の門衛長氏が不佞どもを撮影してくれたのは、よい紀念になり
そうです。

ベンチの写真を掲載したのは、帰朝した友人諸氏、またこれから帰
朝する方々に御覧戴けたらと思い、撮影したものです。懐かしい光
景ではないでしょうか。


引っ越してから冷水しかでなかったシャワーに、漸くお湯が通うよ
うになりました。内線は来ていないし、勉強机に椅子はないしで、
他にも色々とおかしな事が起きています。件の門衛長氏も驚いてお
りましたが(門衛諸氏はこうした日常事務も管掌しているのです)、
追い追いに解消するものと思って、のんびり構えていようと思いま
す。

そんな訳ですので、当方は目下、電話の発信はおろか、着信も出来
ません。悪しからず御了承下さい(笑)。どうも電話に祟られてい
ますねー。


訂正 投稿者:愚妻  投稿日:08月28日(火)17時57分34秒

>南の窓の前には杉の巨木が立ちはだかり[元夏迪 8/25]

「松」です。


陰鬱なる剣橋 投稿者:謨磐堂  投稿日:08月27日(月)09時59分32秒

元夏迪殿、無事御帰剣おめでとうございます。長旅の疲れは癒えましたでしょうか。
剣橋の陰鬱な光景……といえば、私は真冬のそれしか見たことがありませんので、是非晩夏の「グルウミイ」な光景も見てみたいものでごわす。
というわけで、よろしく。

 それにしても、この掲示板にアイモウドからアクセスする人は果たしてどのくらいいるのでせうね。(未だにケエタイ持ってない謨磐堂でした。笑)


i モード対応 投稿者:元夏迪  投稿日:08月27日(月)07時15分44秒

皆さん、お気付きでしょうか。掲示板「一筆箋」は本年八月二十三
日付(だったかな)でiモード対応になりました。その意味するとこ
ろが判らぬままに対応させてみました。対応した皆様、どうぞ御活
用下さいませ。

今回帰朝して、存外多くの方々にこの掲示板を御覧戴いていると知
りました。更新すると数字の減る怪しいカウンターを信じれば、既
に伸べ二千五百人近い方々に御越し戴いている事になります。とす
れば、世に時めく「アイモード」を導入して、大方の便を図るのが
管理人の責務かと、愚にも付かぬ事を愚考した結果です。御嗤い下
さい。

昨日は快晴、気温も二十九度まで上がったのが嘘のように、本日は
英吉利曇です。そんな言葉はありませんが、そうとでも名付けたく
なるような天気です。低く垂れた濃淡のない雲の幕、そして雨が降っ
たりやんだり。友人が隣村グランチェスターまで出してくれた舟の
上、途中からは傘の下でした。ギプスは脛の辺りで折れるし(患部
を覆う部分には支障なし)、その下に付けて貰ってあった自慢の踵
はもげるしで、滅入りそうな一日でしたが、船遊びは大変愉しく、
もうじき別れる邦人諸氏とのんびりした時間を過ごすことが出来ま
した。

拙頁を御覧の方から「剣橋て案外天気がいいんですねエ」との感想
をよく戴きます。「天気のいい日のものを選んで上網しているンで
すよ」と答えていますが、考えてみれば、陰鬱な英吉利曇を撮影し
た写真がありません。そこで本日は敢えて寒々とした光景を数葉撮
影して来ました。あまりに暗い風景ですので、多少躊躇いもあるの
ですが、御覧になりたいという方がおいでのようでしたら上網致し
ます。御希望の方は御報せ下さい(笑)。


もっと北の国から御礼です 投稿者:元夏迪  投稿日:08月25日(土)20時12分23秒

十九日に帰剣致しました。窓際に席を取った往路では、北極圏を飛
行中、寒くて歯の根も合わぬ思いを致しましたが(内窓に罅が入っ
ていたせいでしょうか……)、復路は機体中央に着膨れて座り、至
極快適に過ごすことが出来ました。これで脚が自由ならね、と思い
もしましたが、それは詮無き話です。

御見送り戴いたぷちさん、針鼠さんに、この場を藉りて御礼申し上
げます。研究生活に復帰なさるぷちさん、墨東に沈潜する針鼠さん
の書き込みも、心より御待ち申し上げております。

二十四日は再び寮内の引っ越しでした。ピアノの詩人さん、某路上
観察者
さんの御二方に御手伝いを戴き、大変助かりました。これま
た御礼申し上げます。

新しい部屋は南北に窓のある二階です。これで黌内全ての階を制覇
することになります。南の窓の前には杉の巨木が立ちはだかり、梢
から一時陽が射すだけで、これまでの二部屋に比べれば、日当たり
は格段に劣ります。しかし淡い陽射しは落ち着いた風情を湛えても
いて、故井上靖氏『天平の甍』の一節を想い出します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[遣唐留学僧]普照には阿育王寺の生活が、長い唐土の生活の中で
一番ぴったりと気持にあったものであった。殊に帰国することが決
定し、乗船の日の来るのを待つ間のこの地の明け暮れは心身共に満
ち足りたのびやかなものであった。五十歳にすぐ手が届こうとして
いる普照には、長安よりも、洛陽よりも、揚州よりも、刺激の少な
い静かな貿[旁にはおおざと]山の地の方が好ましかった。由緒あ
る、併し、現在は寂れている小さい寺も好きだったし、そこの廃園
に降る陽の光も、そこの竹林を揺がす[ママ]風の音も好きだった。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
自室の佇まいを表現するのに、「廃園に降る陽の光」は打って付け
だと思っています。最初の三階部屋は明るく、狭く、飛行機の操縦
室をを連想し、次いで一時住んだ一階の部屋は湿気が籠もり、白壁
の続く廊下に潜水艦を髣髴し、今回は廃園です。「心身共に満ち足
りたのびやかな」気持で帰朝の日を待てるよう、精々頑張りたいも
のです。

今回一時帰朝に際しては、豊州、武州、総州、渡島の各地に住まう
皆様に、一方ならぬ御世話になりました。改めてこの場で御礼を申
し上げます。紀州の皆様にお会いする機会こそ逃してしまいました
が、来年以降を心待ちにしております。

大分、函館の写真を上網致しましたので、是非御笑覧下さい。不慮
の事故で、函館の写真には洋館や耶蘇教会建築が抜け落ちておりま
すが、なかなか面白い被写体ですので、いずれ機を見て撮影できれ
ばと考えています。武州も同様の理由で上網叶いませんでした。


ああよく働いた。 投稿者:ぷち  投稿日:08月15日(水)22時47分00秒

ということで明日から研究生活に復帰予定です。
あくまで予定ですけど。


一筆箋/御歸り/御問合

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